かりちゅまより吸血鬼らしい爵銀龍の幻想入り   作:クロマ・グロ

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さて、そろそろライゼクスの招待判明しますけどまぁさすがにタイトルやら今までのやつでライゼクスの正体が分かってきましたねw

ただ今回を区切りに百鬼夜行組も進んでいきますのでお楽しみに


青き雷の主

 

 

~紅魔館~『門の前』

 

 

チルノ達と別れて飛び続けてようやく紅魔館が見えてきた。ライゼクスも途中で起きたみたいで今は抱えながら飛んでいる為かはしゃいでいる。

 

とりあえず門の前に降りて門番に話をしに来たのだが……………

 

 

「……………zzZZZZ……………寝てません………寝てませんよ~…………zzzzZZZZ………」

 

門番はいつものように鼻提灯を作って寝ていた。

やはり門番の意味がない。

 

「あのー?おーい、起きてくださーい!」

「きゅーー!!」

 

そして私とライゼクスは起こすために頬を何度も叩いてひっぱたいてを繰り返したが起きる様子がない。

仕方ない………

 

「ライゼクス、尻尾に電気溜めれる?」

「きゅ?きゅー!(ビリビリビリ)」

 

そしてライゼクスは先端が二又に別れた尻尾の先端に電気を貯めて軽く放電を始める。

何故か電気の貯まっている尻尾が青白く光っているようにも見えるがとりあえず今はスルーして私は帯電していない尻尾の根元の方を持って門番の顔面に近付ける。

 

「きゅーーー♪」

 

ライゼクスは今から何が起こるのだろうとはしゃぎながら尻尾を私に委ねる…………そして……

 

「ぎにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ!?!?!?!?!?!?!?

目が!?目がぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!?!?!?!?」

 

その眠っている両目に突き刺して電撃を集中砲火する。

そして門番はどこぞの大佐のような断末魔を上げて顔を手で覆って転げ回る。

心なしか目から煙が出ているようにも見える。

 

「きゅーー♪きゃっきゃ♪」

 

ライゼクスは門番の中国の反応を見てとても楽しそうにはしゃぐ。

そしてまた尻尾に電気を貯めて…………

 

ブスリッ!

 

「アーーーーッ!?!?アババババババババババババババババババ!?!?!?!?!?!?」

 

その尻に突き刺して電流を流し始めた。

そして門番は野獣のごとき雄叫びをあげて感電する。

 

そしてピクピクと尻を突きだしながら痙攣する門番、美鈴の姿にライゼクスはとても楽しそうにはしゃぐ。

 

「きゅー♪きゅーきゅーーー♪」

 

そして電気を軽く貯めた尻尾で美鈴を何度かつついたりてし遊んでいると紅魔館からメイドがやってきた。

 

「美鈴~?また仕事サボって寝てないでしょうn…………おや、貴女方は……」

「あ、やっと話せる人が来た。

門番の美鈴さんが寝てて起こそうとしたんだけど結局こうなっちゃったんだよ。」

「はぁ………本当に懲りないわね。

蛍の妖怪のリグル様で間違い無いでしょうか?」

「うん、そうだよ。

今日はこの子についてここにいる魔法使いのパチュリーさんに聞きたくてやってきたんだ。」

「パチュリー様に………となるとやはり?」

「うん、この子もメル・ゼナってドラゴンと同じ世界のドラゴンみたいただ大ちゃんに聞いたら普通の子とは何か違う特徴を持ってるって聞いて本をいくつも読んでるパチュリーさんに話を聞きに来たんだ。」

「きゅ?」

 

私は話をするために門番で遊んでいたライゼクスを抱えて撫でながら用件を伝える。

そしてメイドの咲夜は少し考えた表情をしながら。

 

「かしこまりました、少々お待ちください。

パチュリー様に確認を取って参ります。」

「分かりました。ライゼクス?この人が戻るまで遊んでていいよ。」

「きゅーー♪」

「アッ!アッ!アッ!………アーーーーッ!?!?」

 

そしてライゼクスは門番に尻尾を何度も突き刺して電流を流し、とても楽しそうにはしゃいで遊んでいた。

そして私はそんな様子を見てとても微笑ましく眺めて癒されていた。

それにしても綺麗な翼だなぁ。

 

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~紅魔館~『図書館』

 

紅魔館地下にある大規模な図書館。

そこでは一人の魔法使いがモンスターの生態等を調べて、知識を蓄えていた。

そんな中、後ろに一人のメイドがいきなり現れる。

 

「パチュリー様、貴女様にお客様が来ております。」

「客人?モンスター関係かしら?」

「はい、子竜を連れていて貴女様にその竜について聞きたいとのことです。

何でも聞いていた通常の種とはなにか違うとのことです。」

「成る程、特殊個体ね………確かに私案件ね。

それと例の傀異化したっていう妖怪、あれからどうなっているか分かるかしら?」

 

そして咲夜は難しい顔をして言う。

 

「………増加傾向にあるようです。

最近は人里に傀異化した妖怪が襲う件数が増えているらしく、このままではそろそろまずいかと。」

「……………そう、上白澤 慧音に一体モンスターを召喚させて従わせた方が良さそうね。

このままでは人里が崩壊しかねないわ。」

 

「ではこの書物を彼女に?」

「ええ、お願い。最悪あの夫婦使えば制御出来ると思うから手形ですぐにでも召喚するように伝えて渡して頂戴。」

「かしこまりました。それではお客様をこちらに連れて参ります。」

 

さて、特殊個体ね…………

自然に入ってくる個体含めて最近召喚されるのは通常種より遥かに強いモンスターばかりね………

 

百鬼夜行までもうそんなに時間が無いかも知れないわね………

 

 

そしてパチュリーは天井を見る………そこには一匹のキュリアが飛び回っていたのだった。

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