かりちゅまより吸血鬼らしい爵銀龍の幻想入り 作:クロマ・グロ
☆10評価ありがとうございまぁぁぁぁぁぁあす!!!
皆様のコメントや評価がとても励みになっています。これからも平日は毎日お昼の12時と午後5時、自分の休日は毎日12時の投稿となりますのでこれからもよろしくお願いします。
今回はメル・ゼナの回になります、幻想の力を吸収しつつあるメル・ゼナはいったいどうなるのやら。
それではお楽しみください
~紅魔館~『中庭』
満月の夜、紅魔館の中庭に怪しく光る深紅の龍がたたずんでいた。
その佇まいは吸血鬼とも呼ぶべき佇まいであり、その周囲には吸血鬼が眷属を従えるのと同じように、体色と同じ深紅に発光し、翼を持ったヒルのような生き物『キュリア』が力を主に捧げるように龍の首や腕へと止まり、力を注ぐ。
そしてその龍である爵銀龍メル・ゼナは、受け取った力を馴染ませるように体を震わせる。
そしてその龍の周囲の者達は考え込んでいた。
「あの運命が見えてからメル・ゼナには私とフランの血を与え続けているけれどなかなか『~程度の能力』や吸血鬼の性質、そして妖力が産み出される様子は無いわね………」
館の主であるレミリアは呟く、幻想の力がなかなか宿ることの無い現状に。
「仕方ないと思うわよ、本来妖力はかなり長い年月取り込み続けなければ力を取り込む事は出来てもそれを生成出来るようになるのだし。」
そしてその力に馴染もうとするメル・ゼナはその力と己の翼を広げ初め、龍の力で段階的に段幕として展開を始める。
そしてメル・ゼナの翼は虹色の光を放ち、その腕や首はさらに深紅の輝きを増した。
「ッ!?ようやくね、とはいえ目覚めた力を完全にモノにするにはもう少しかかるはずよ、それまでじっくりと力を馴染ませなさい。」
そしてレミリアの隣にいる妹のフランドールは楽しそうに言う。
「ねぇねぇお姉さまー!メル・ゼナも私達みたいになるの~?」
さらにパチュリーがカリスマ(モドキ)をかりちゅまに変えるべく追撃をする。
「貴女達みたいにというかもうすでに貴女達より吸血鬼らしいと思うけれど?」
そしてカリスマ(モドキ)はかりちゅまに変化して………。
「うっさいうっさいうっさい!!!う~☆さくやぁあ!」
そしてかりちゅまは心の底で認めている為か否定せず、自身の従者に助けを求める。
しかし………。
「ゴシャ!ギガゴザクゥ!」
従者である咲夜はそのあまりのかりちゅまにやられてしまい、妙な武器のような断末魔を上げながら口と鼻から大量の血を吐く。
どうやら今回は忠誠心が口と鼻から出たようだ。
「ちょっと咲夜ー?大丈夫?」
そして心配そうにかりちゅまの妹であるフランドールはその顔を覗き込むがそれはもはやトドメだった。
「ゴフッ!?我が生涯に一片の悔いはありません…………ガクッ」
「咲夜!?咲夜ぁぁぁあああ!?!?」
フランドールは常人では首が千切れる勢いで首を振らせて起こそうとするが咲夜は幸せそうに眠っていた。
「あーあ、もうめちゃくちゃね?」
「いえ、めちゃくちゃにした原因はパチュリー様に………イエナンデモアリマセン。」
そしたらメル・ゼナは軽くジト目を向けるが意味がないと理解している為かすぐに溜め息をついてキュリアを咲夜が大量に吐き出した吐血後に向かわせて掃除兼吸血させる。
咲夜はカリスマ(モドキ)がかりちゅまになる度に大量に吐血するか鼻血を出していた為、もはやメル・ゼナは慣れていたのだった。
_________________________________________________
そして翌日、いつも通り騒がしいマスゴミ………いや、いつもよりも騒がしさを増したバカラス共によって叩き起こされるメル・ゼナ。
そして今回の起こされ方は顔面に新聞を叩きつけられて起きていた。
「ウッキャァ!ウキャキャキャキャ!!」
今回はマスゴミの手伝いをしていたビシュテンゴ(原種)こと柿之助によって顔面に新聞を投げつけられていたのだ。
そしてもちろんこれにメル・ゼナは軽くキレており、いつも以上に力を込めて仕返しをしようとしていた。
その時ちょうど手にいれた力を使うために深く息を吸い込み、喉に龍の力と新たな力を注ぎ込んで咆哮する。
「ギュァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」
「あややややや!?あやぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!?!?!?!?」
「ウキャ!?ウキャァァァァァァアアアアアア!?!?!?」
そして放たれた咆哮はまるでブレスの如く暴風をメル・ゼナの正面から飛ばしてマスゴミ達に直撃させて吹き飛ばしていた。
メル・ゼナは咆哮と共にダメージを与える龍咆哮を習得したのだった。
そして試しに自分の翼に力を込めればとてつもない風圧により、黒い風が吹き荒れる。
メル・ゼナは古龍としての覚醒をさらに先に進めたのであった。
スミマセン今回はちょい短めになります。