かりちゅまより吸血鬼らしい爵銀龍の幻想入り   作:クロマ・グロ

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libra0629さん。
☆9評価ありがとうございます!!

これからも皆様に楽しんで貰えるようまだまだ書いていきますのでこれからもよろしくお願いします!

さて、今回は手記からなぜ断裂群島のモンスターがほぼ絶滅したのかが明かされます。

はてさてどんな事が書いてあるのか。


静か過ぎる島の真実

 

 

~紅魔館~『図書館』

 

断裂群島から戻ってきた霊夢と魔理沙は、一度紅魔館の図書館に訪れ、そこで手に入れた手記を解読して貰うためにパチュリーに協力をして貰っていた。

 

そしてパチュリーは解読が終わった後紅魔館の全員に対しても説明しておきたいと言った為、今は美鈴やメル・ゼナ含めた全員が集まっていた。

 

なおメル・ゼナは魔法を使ってぬいぐるみのようなサイズになり、フランドールに抱えられていた。

 

 

「まず最初に言っておくけどこれは手記というよりメッセージと言った所ね、これにはなぜあの断裂群島と呼ばれる場所から大型のモンスターが殆ど居なくなったのかが書かれていたわ。」

 

「やっぱり本当なら大型のモンスターが大量にいる場所だったのね………」

「えぇ、まずあの断裂群島という場所は元々海流が激しすぎて調査が進まなかった海域に存在した群島らしいわ。

そしてそこには昔滅びた文明の遺産が大量に残っていて文化的な価値も多かったようね。」

「それが行けるようになったから調査に来た者達がいたということ?」

「えぇ、最初は探検家達による調査隊くらいしか居なかったらしいのだけど情報が旧大陸と呼ばれる人が多く住む大陸に流れた影響でどんどんその秘宝や文化的な遺産を狙った者達が訪れていたようね。

違法なトレジャーハンターとかも多数来ていたのもあって一時期無法地帯になりかけていたみたいだけどそこはしっかり規制がされていたみたいね。」

 

そしてパチュリーの言葉に魔理沙が何か引っ掛かった

 

「違法なトレジャーハンター?探検家達も秘宝とかを持って帰っていたんだよな?なにが違法だったんだ?」

「簡単よ、探検家達は歴史的な財産としてその秘宝を保存するために持ち帰っていたけれどトレジャーハンターはその秘宝を盗んだり遺跡を荒らしたりしてその遺産を勝手に売り払おうとしていたのよ。」

 

そしてパチュリーは続けて言う。

 

「どうやら人同士の対立も結構あったみたいね、秘宝の取り合いとかも結構頻繁に起きてたみたいだし何より人が多くなって大型のモンスターによる被害も出ていたから討伐依頼も多かったらしいわ。

それに何よりも特殊種と呼ばれるモンスター達はこの群島の固有種と言っていい特別なモンスターばかりだったみたいだから見かけたらハンターが何人も群がって狩られたみたいね。

ただ最大のミスとしてこの狩猟が何度も行われていた期間はまだ龍歴院や古龍観測所などのモンスターの個体数を監視して種の保存の為に狩猟の制限をかける機関がまだ設置出来て居なかったのよ。

その影響でどのくらいの個体数がいるか全く把握出来ていない状態で被害を出している特殊種の狩猟、報告されていない個体の密猟が行われてしまったようね。」

 

そして霊夢がここで疑問を出す。

 

「だけどそれだけで簡単に絶滅するものなの?あそこの生き物の少なさはハッキリ言って異常だったわよ?」

 

「そこなんだけどね、討伐自体は被害を出していた個体のみに絞っていたみたいでハンター達も絶滅させては行けないと分かっているから問題無かったのだけれど密猟が最大の原因で特殊種が完全に絶滅まで追い込まれたみたいね。

 

ただこの絶滅が不味かったようね。

 

たまたまこの島に来ていたライダーという存在がその存在に気が付いたみたいなのだけれどこの群島にはとある古龍が眠っていたらしいのよ。」

 

「まってパチェ、ライダーとは一体なんなのかしら?」

 

「そうね、私も情報が少なくて完全に把握してる訳では無いのだけれどハンターとは真逆の存在ね、ハンターが狩りによって弱肉強食の世界でのモンスターとの共存をする存在とするならライダーはモンスターを育み、共に生きる事で共存する存在と言った所ね。

乗り手という風に表される事も多く、モンスターの背に乗って共に狩りをしたりもするようね。

 

そしてその古龍はライダーによってその存在が伝承に残されていていままで一体しか確認されていなかった古龍なのだけれど二体目がいたみたいね。

 

その古龍の名はアルトゥーラ、破滅の翼の伝承に残るかなり大きな力を持った古龍ね。

 

ただその個体は伝承に残る個体程力を持ってなかったようで凶光化という力は持っていなかったみたいだけれどアルトゥーラは生まれる時に大量のモンスターを食らうようね。

 

ライダー曰く特殊種や古龍がアルトゥーラの目覚めを押さえていたと見られていて目覚めたアルトゥーラは島の大型モンスターを密かに大量に食らっていたみたいね。

それに気付かなかったハンター達はそのまま狩猟を続けて最後には大型モンスターの殆どが食らい尽くされてしまったようね。」

 

「ね、生まれる時に大量に食らうっておかしくない?」

「そこなのだけれどどうやらアルトゥーラの幼体は大蛇のように複数の頭を持っていてその複数の頭部にある口でモンスターを大量に食らってエネルギーを貯めて羽化するみたいね。

 

 

そしてライダーは限界まで力を使って戦ってなんとか致命傷を与えてタマゴの状態にまで弱らせる事が出来たみたいだけどその被害は甚大で最終的に人々は断裂群島の環境復活させるために撤退して言ったみたいね………それからかなりの年月が立って忘れられたという所ね。

 

 

そしてこれはこの手の最後にあるメッセージよ

 

『このメッセージを読む者よ、願わくば貴方がモンスターとの絆を結ぶ者であることを願う。

この群島に眠るアルトゥーラをどうか滅ぼさないでやってほしい、あのモンスターはただ生まれようとしていただけなのだ。

私は殺す事は出来なかった………

絆石に導かれてそれを手にした者よ、アルトゥーラとどうか絆を結んでくれ、一度羽化したアルトゥーラは甦る際にまた大量に食らうことはない、今は体を修復してるだけだ。

どうか心優しき者がこの絆を結んでくれることを強く願う。』

 

以上よ。」

 

 

そして皆は霊夢が持ってきていた石と霊夢本人を交互に見つめるのだった。

 

 

「なっ!?なによ!?なんなのよ!?」

 

 

 

 

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