かりちゅまより吸血鬼らしい爵銀龍の幻想入り 作:クロマ・グロ
~地底~
ガイアデルムという古龍との対決を決め、その準備に時間を費やしてから2日がたった。
とりあえず天界の連中に関しては自分達の力だけで十分だと抜かすアホが多かったので一度私とアルトゥーラでズタボロにしておいた。
冷静な判断を下していたお守り役みたいな奴もいたがそいつらは使えてる奴らが基本アホな為に戦わざるを得なくなっていたので半殺しにしておいた、一人衣玖が混ざってたからなんかやけに強かったけど。
とりあえず天界の連中には私一人すら全員でかかっても倒せないようでは勝ち目はないと伝えてあるので協力を取り付けるのは割と楽に終わった。
しかし桃の帽子をつけた『比那名居 天子』というバカがアルトゥーラに対して喧嘩を売っていたが……………あっさりボロ雑巾にされていた。
とはいえアルトゥーラの攻撃を数発直撃しても耐えるその頑丈さはさすが天人と言った所なのだろうか。
まぁ能力持ちだったけどアルトゥーラのドラゴンバレットって名前のブレス貰って追撃を数発入れられてあっさり行動不能にされてたわね………能力封じってホントにずるいと思うわ。
ただアルトゥーラからすればバレット系統の5属性のブレスは私達でいう通常弾幕に近いらしい、大技も各種属性で複数あるらしいので一発試しに見てみることにした。
だが…………
力の把握もしたかったからやって貰ったが軽く後悔した。
翼にエネルギーを貯めて自分の頭上に巨体なエネルギー玉を生成して飛ばす技が多いらしく、その翼から放たれた灼熱の火球『フィアムトゥーノ』の威力はすさまじかった…………。
私の弾幕の威力ではどれも火力不足によりこの火球を相殺する事が出来ず、結局奥の手の夢想天生を使ってなんとか避けることが出来たが死ぬかとおもった…………。
まぁそんなわけで他にも妖怪の山は交渉はあっさり終わって協力を取り付けることが出来て地底は元々協力的だったのであっさり協力を取り付けられた。
そして今度は最近地底の自宅にラージャンと共によくいる萃香の協力を得るためにあいつの自宅に向かっていた。
「萃香~?いる~?」
「ウホッ?」
そしてドアを叩いて萃香を呼んだら萃k………ラージャンが家の扉を開けて出てきた。
萃香の自宅は体の大きさなど関係なく入りやすくなるようになっており、ラージャンはすっかり萃香の家の住人となっていた。
そしてラージャンに案内されてリビングに案内された。
ラージャンはどうやらお茶をいれてくることになっていたようで、台所へとラージャンは向かっていくのだった。
そして別の部屋からだらしない格好で片手に酒を持ってもう片方の手で腹を掻いてるおっさんのような萃香だった。
「なんだい?霊夢じゃないかい、今日はどうしたのさ。」
「あー、あんたに手伝って貰いたいことがあるからそれを頼むために来たのだけれど…………さすがに私もそれは女としてどうかと思うわよ?」
「固い事言わないでくれよー。」
そして私の目の前にお茶が置かれる。
「ありがとう、って割と美味しいわねこれ。
あんたいつの間にそいつに家事とかを覚えさせ…………ッ!?」
私はお礼を言ってそのお茶を口にして以外と美味しかった事に驚く、そしてラージャンの方を向いていつこんなこと覚えさせたのか聞こうとした…………したのだけれど思わず噴き出しそうになってしまい無理矢理飲んでいたお茶を飲み込んで喉に詰まらせかけていた。
むしろよく噴き出さずに居られたわね………危なかったわ。
そして私は萃香を問い詰める。
「ゴホッ!?ゴッホゴホッ!?なんで…………なんでこいつがピンク色のフリフリのエプロンしてるのよ!?
お陰でお茶が気管に入って軽く詰まったじゃない!?
なんなの!?全力で何笑わせに来てるのよ!?」
「アッハハハハハハハハ!!!!いやぁー、さとりの趣味で選ばせたエプロンがナイス過ぎるねぇ。
狙いどおりお茶を飲んだタイミングで笑いを起こさせたよ。」
「コホッゴホッ!?ふざけんじゃないわよ!?」
似合わないにも程があるでしょうが!?
むしろ一週回って逆に可愛く見えてきたわよコンチクショウ!?
「はー、笑った笑った。
とりあえず用件はさとりから聞いているよ。
私としてもこの幻想郷を荒らされるのは面白くないし同胞も一人被害に会っているから協力は惜しまないよ。
んで?状況としてはどうなんだい?」
「はぁ、とりあえず妖怪の山、地底、天界の三つに協力は取り付けたわ。
人里はさすがに自衛して貰うしかないから選択肢には入れられないし幽香に関しては太陽の畑がほぼ確実に無事で済まないのを聞かせてあるから割と楽に交渉出来たわ。
メディスンとチルノとかについてはとりあえず人里側に回って貰ったわ。
さすがに慧音だけだと不安もあるから。」
「さすがだね、例の兵器についてはどうだい?」
「そっちについてはまず時間も資材も足りないから撃龍槍っていうのが修理して再利用、移動できるようにして準備してあるわ。
巨龍砲も同じ理由で移動可能にして修理してあるわ。
バリスタと大砲はそれぞれ10個が限界ね。
時間が兎に角足りないわ。」
「そうか…………勝てるのかい?」
「勝てる勝てないじゃなくて勝つしかないのよ。」
絶対に負けるわけにはいかないのよ、博霊の巫女としても、幻想郷の人間としてもね。