かりちゅまより吸血鬼らしい爵銀龍の幻想入り   作:クロマ・グロ

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正直半分が妖怪となって大幅に肉質も強さも変化したガイアデルムをそのまま冥淵龍ガイアデルムという扱いにするのもどうかと思ったので亜種として扱おうか迷ったのですがどちらかといえば特殊個体の方が近い感じがしたのでそちらの扱いで今回のラスボスであるガイアデルムをストーリーに組み込もうと思います。

さて、今回は本格的にガイアデルムとの戦闘となりますが第一形態はゲーム的な肉質で表すならば各種属性肉質は0、妖力も0で霊力と魔力、神力が10、物理肉質が通常個体より5高い状態となっている感じです。(第一形態は)




VS幻想を喰らうガイアデルム 第一形態

 

 

 

~断裂群島~『対巨龍迎撃用決戦機動要塞キューカッパー内部』

 

 

「ギャォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」

 

幻想を喰らう龍、ガイアデルムは咆哮を自身に付着している妖力結晶の力を乗せて放つ。

これにより咆哮が起こった後に一度妖力による衝撃波が発生し、周囲を凪払わんとする。

そしてそのあまりの衝撃に再度『インジェスティオーネ』により『ルーチェ』の準備をしていたアルトゥーラは飛行が安定しなくなり、インジェスティオーネを中断して防御姿勢となる。

 

『ぐぅぅぅううううう!?』

 

他のモンスター達は決戦場の地面に深く爪を食い込ませる等をしてなんとかその衝撃に耐えており、霊夢達はモンスターにしがみつく事でなんとか衝撃を防いでいた。

 

そしてガイアデルムが自身の右側の翼脚を振り上げ、その巨大な爪に付着している結晶に力を込める。

それによりさらに巨大で全てを切り裂くかのような妖力による鉤爪が形成される。

 

「っ!?全員!あいつの横に移動するのよ!正面は危なすぎるわ!!」

 

霊夢はその勘によってガイアデルムが最も苦手とする戦闘スタイルを作り、左右から挟み込むように分散する。

 

こうなるとガイアデルムはどちらかに狙いを定めるしかなく、片側を攻撃しようとしてる間にもう片方から攻撃を受けるしかなくなるのだ。

 

だがそれは通常個体ならばである。

 

ガイアデルムは自身の真下にその翼脚を叩きつけ、爆発を引き起こし四方に巨大な亀裂を入れてそこから妖力による弾幕を大量に発生させた。

 

「まずい!モンスター達はこの弾幕を避けきれない!?

夢符『二重結界』!!!」

 

霊夢は自分のスペルを発生させてモンスター達にとっての死角となる真下からの攻撃をなんとかカバーする。

 

しかし横からの弾幕は防げないはずなのに何故か被弾する様子がなかった………そしてよくみてみると。

 

「ごっつぁんDEATH!!!」

 

妃蜘蛛式ゴリアテが大量の蜘蛛糸が中に舞っており、それによって横からの弾幕を防いでいた。

 

 

そしてゴリアテ人形は全力の突っ張りの反撃により右の翼脚の結晶を破壊することに成功する。

 

とはいえ完全な粉砕までは出来ぬ模様で日々を入れるのが限界だった。

 

「背中借りるぞ!アオアシラ!!!」

「グォォォオオオオオ!!!!」

 

そしてヌシ・アオアシラが勇儀を背中に乗せることで勇儀から身体強化のサポートを受けて全力の『シャケハントクロー』を放ち、とどめに正拳突きによる強力な一撃で左側の翼脚の結晶を粉砕する。

しかしその限界以上の力を引き出した代償は大きく、ヌシ・アオアシラの爪が欠けてしまう。

 

「ちっ、こうなると拳で戦うしかないね、まぁ、もともと切り裂ける程あの鱗と甲殻は柔らかくは無さそうだったから仕方ないか。」

「グォウ…………」

 

そしてヌシ・アオアシラは修行によって獲得したステゴロでの戦闘で結晶を殴り続ける。

しかし強化した『シャケハントクロー』によって大きな亀裂を入れての正拳突きによる一撃でようやく粉砕出来るほどの強度の為思うように破壊が進まない。

 

ガイアデルムは煩わしそうにし、体を回転させて尻尾による凪払いを行う。

その動きに全員があわせて回避し、永琳を背中に乗せたナルガクルガ希少種とその後ろにラージャン二頭が続く。

 

そしてナルガクルガ希少種はガイアデルムの尻尾から背中に乗り移り、尻尾のトゲを発生させる。

 

「ナルガクルガ!尻尾のトゲを下半分だけにして上のトゲだけ引っ込められる?」

「ギャオウ!?」

「割と無茶なのは分かってる、でもお願い!」

「ギャオウ!!」

 

そして尻尾のトゲを上半分だけ引っ込めて永琳はそれを確認してから萃香とナルガクルガ希少種に合図を送る。

 

「ナルガクルガ!飛び上がって叩きつけて!

萃香!巨大化お願い!!」

 

「そういうことか!!

鬼神『ミッシングパープルバワー』!!!

ラージャン!!」

 

「ウホォォォォァオオオオオオ!!!」

 

これによって巨大化したナルガクルガ希少種による尻尾が背中にある巨大な妖結晶へと叩きつけられる、しかし巨大な分かなり強力な妖力の障壁があり、それに防がれたがさらにそれに合わせてラージャンが飛鳥文化アタックもといローリングアタックをその尻尾に仕掛ける。

 

これにより二重での衝撃が加わり、妖力による障壁を貫き背中にある巨大な妖結晶に大きくヒビが入る。

 

「嘘だろ!?これでも砕けないのかい!?」

「いいえ!まだよ!ガランゴルム!」

 

「グォォォオオオオオ!!!!」

 

ガランゴルムは咆哮し、すでに溶岩を纏った拳で地面を殴って爆発させ、大きく跳躍する。

 

そして狙いに気付いた永琳はナルガクルガ希少種を退避させ、それによりがら空きになった妖結晶にその溶岩を纏った拳が叩きつけられた。

 

大爆発を起こし、結晶は破壊される。

 

しかし………………。

 

「ギャォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」

 

ガイアデルムが咆哮によって全員の動きを封じながら大量の妖力弾を放つ。

 

咆哮によってまともに動けなくなり、至近距離にいたガランゴルムはこれに直撃して吹き飛ばされる。

 

 

いくら攻撃を受けようともその巨大な龍の歩みは止まることを知らない。

 

これが今幻想郷を混乱に陥れている脅威なのだと全員が認識を改めたのだった。

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