かりちゅまより吸血鬼らしい爵銀龍の幻想入り   作:クロマ・グロ

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どうも、いつの間にか東方二次創作日間総合評価順で二番目にこの作品が出ててびびってるマグロです。
正直こんな伸びるとは思わんかったw
これも皆様のおかげです。
それとコメントはどんな些細なものでも良いのでどんどんください、出来るだけ全部返答しますし今後の励みになります。
それでは今後共よろしくお願い致します。


古龍の力

博麗 霊夢side

 

 

 

「・・・以上が私達が現状あの龍について知り得ている事よ。これで満足かしら?」

 

 

私は現在、紅魔館のレミリアの部屋にてあのドラゴン、いえ爵銀龍メル・ゼナについて色々と説明を受けていた。

あの龍が幻想郷にとって害になるかどうかというのもあるのだが、話を聞いていて確信したのだけれど大妖怪クラスの力を持つ存在が召喚されたとあればさすがに放置は出来なかったからだ。

 

 

「ええ、ありがと。しかし魔理沙は今回とんでもないことしでかしてくれたわね。」

「全くよ、お陰でこっちは軽く騒ぎになったわ。」

「そうね、魔理沙には後で罰を与えておくからそれで許して頂戴。

それと気になっていたのだけれど門の近くにずいぶんと衰弱して倒れていたあの迷惑天狗はどうしたの?」

「あぁあれ?私もどこに捨てるべきか迷っててね。

どうもメル・ゼナが寝ている時にパシャパシャパシャパシャ写真取って安眠を妨害したみたいなのよ。

それで怒ったメル・ゼナが捕まえてあの蛭擬き、いえ、八雲 紫が言うキュリアという生物を群がらせて一斉に吸血すると同時に毒を注入。

それによってあの粗大ごみが出来たのよ。」

「はぁ…………後で永遠亭に捨ててくるわ。」

「ありがとう、こちらとしても助かるわ。」

 

そして私はメル・ゼナの近くで『幻想郷縁起』を編纂する為にあの龍に質問したりメモを続ける阿求とその辺に転がっているマスゴミを回収する。

 

阿求には道中私が聞いた情報をある程度教えておいた。

また行きたいなんて事言われても面倒だしね。

そしたら阿求ったらかなり興奮した様子で今すぐにでも『幻想郷縁起』を編纂したそうにしていたわ。

 

それと拾ったマスゴミは永遠亭の上空から捨ててきた。多分屋根を破るでしょうけど直すのとかはあの天狗に押し付けるだろうし問題はない。

射命丸には良い薬ね。

 

そして私は神社への帰り道、レミリアから聞いたあの龍の力とその仮説を思い出していた。

 

 

 

 

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「霊夢」

 

レミリアは頬にお菓子の粉が付いてはいたけれど真面目な顔をして話を切り出した

 

「なにかしら?」

「一つ忠告しておきたいことがあるのよ」

「忠告?」

 

「あの龍が持つ力についてよ。

メル・ゼナか操るのは龍属性と呼ばれる深紅の雷。

効果としては封印の能力があり、龍属性を持たないものがこれによる攻撃を受けすぎるとしばらくの間能力を封印されるらしいわ。

そしてその龍属性とは命を凝縮した力、食物連鎖によって生まれる命そのもののエネルギーだそうよ。

まぁこれもあのスキマ妖怪から聞いた話だからどこまでが本当なのかはわからないけど、メル・ゼナとやりあうつもりなら気をつけておきなさい。」

 

深紅の雷…………

そういえばあの時迷惑天狗は飛んで神社に来ることはせずにわざわざあの階段を上がって来ていたわね………

それにあの深紅の雷とやらに纏わりつかれていたから飛行能力が使えなかったと見るべきなのでしょうね

 

 

飛べなくなるということはおそらく一度でも直撃すれば私に勝ち目は無いでしょうね。

そうなるともしメル・ゼナと戦うなら夢想天生ですぐに勝負を決めないと不味いでしょうね。

 

「それに加えてこれを見て頂戴」

 

そう言うとレミリアは一つの絵巻を出した

 

 

 

その絵巻には白かった部分が黒く染まり、紅い部位が深紅になったメル・ゼナと思われるものが描かれており、その周囲には深紅の雷と深紅の輝きを持ったキュリアが描かれていた。

 

「メル・ゼナはおそらく攻撃以外にも自身の強化へと使えるのでしょうね、ただこれは龍属性だけじゃなく他の生き物から奪った精気を一気に消費してると私達は見ているわ。出来れば戦って欲しくは無いのだけれど試す必要があるのでしょう?」

 

「・・・そうね、力が大妖怪クラスと分かった以上は一度試す必要があるわ。

放置することは出来ないもの。」

 

「そう………なら油断しないことね。」

 

 

 

 

 

 

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かりちゅまside

 

 

 

 

 

幻想郷は全てを受け入れる………

しかし受け入れるまでに一度異変を起こし、それを解決させる必要がある。

これは私達も通った道だ、だが私達はあの時は勝てるという驕りがあったから起こしたと言っても言い………

 

だが実際の所あの博麗の巫女には誰も勝つことが出来ない、異変を解決する最強の存在、妖怪の賢者とされる者達ですらあの巫女が本気を出せば勝つことは出来ないのだから…………

 

だが私が危惧してるのはそれではない………

私が見た運命は……………

 

 

キュリアに纏わりつかれ、その肉体を紅く発光させ凶暴化する妖怪達による百鬼夜行………

 

 

もしこれが本当にあのキュリアによって引き起こされるなら…………

 

そのすぐ近くにいる私達も例外では無いかも知れないわね…………

 

 

 

 

しかしそのもう一つ見えた運命ではキュリア達が一ヶ所に集う様子があったがその元にはメル・ゼナではなくさらに巨大な4本の腕を持った悪魔のような龍がいた。

 

あれは一体…………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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