遊✩戯✩王 HX -HololiveNext-   作:どらごん

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ポケカ始めました
いや、趣味って大事
これで4つめのカードゲームというやばさ

まぁとにかくどうぞ


4枚目 登校だ!同行だ!

 

 

デッキが光り輝いた静かな夜もう1つ事件が起きていた…

 

 

 

 

「くそ…なんで俺はこうも勝てないんだよ…!」

1人の男がゴミ箱を思い切り蹴りあげた方に

「お困りのようですね。」

黒いローブで体を隠し顔は真っ黒な仮面で覆われた者が目の前に立っていた。

「んだ、お前?今の俺は負けて腹立ってんだよ、あっち行け…たく、」

男は謎の人物を無視して通り過ぎたが、

「残念です。山原 双、あなたにこの『さいきょう』のカードを渡そうとしたのですが。」

最強(・・)のカード?…」

男は最強という単語に食いつき振り返えり怪しげな者に問いかけた。

「そのカードを使えば俺は勝てるのか?」

「それは、山原双貴方次第です。このカードをDケースに入れデュエルディスクにはめ込んでください。」

すっと1枚のカードを向けた

「ん、あぁつかなんで俺の名前…」

男はカードを貰いカードを見た後に顔を上げ問いかけたが

「ん?あれ、あいつどこ行った?ま最強のカード試したかったけどま、いいか。」

謎の人物は消えていたが男は言われた通りカードをケースに入れディスクにはめこんだ

「…んだよ何も起きないじゃねぇか、ったくつま

『ダークウェブ起動』

Dケースが黒く染まりデュエルディスクからドスの効いた声で知らない音声が流れた。

「は?なんだ?うっ、あっ、ぐっ、がぁぁぁぁ!」

1筋の黒い光が全てを包み込んだ影で

「さて。どう動きますかね。」

1人闇の中で不敵に笑っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ

「んん……ん、」

鈍い音を上げながら目覚ましを止め遊詩は制服に腕を通す、一応自由らしいが式の時はブレザーの制服を着るらしい

「ん…あれ?ん、あれ??ねくたいむず…」

ネクタイが思うようにできずスマホで調べぶっ格好ながらも結んでみた

「まっ、いっか…」

軽く朝食を食べ外に出ると広場に小さな少女が昨日と同じようにムスッとした表情で立っていた

「やっと来たか貴様」

「あぁ、ラプラスさん、おはよ」

ラプラス・ダークネス、彼女は遊詩の同級生であり更に同じ寮に住んでいる。

「にしてもなんで僕を待ってたんだ…」

階段をおりながらボソッと呟くと

「それは私から説明するよ」

降りきった所で階段の近くにある101号室の扉が開いた。

「高嶺さん、おはようございます」

「待ったかね?って遊詩くんネクタイ曲がってる」

そう言うと遊詩のネクタイを掴み慣れた手つきで直し始めた

「えっ、ちょあ

「動かないで揺れるから」

遊詩はいきなりの出来事に驚いた、近くに歳上のお姉さんがネクタイ直すシチュエーション、髪からする甘いシャンプーの香り男子高校生の心拍数をあげるには十分すぎた

(いや近い近い近い近い近い!!)

「よし!これで大丈夫!今度ゆっくり教えるからね」

ぽんと直したネクタイを叩き満足気ににこっと笑う高嶺ルイに対し

「アッアッアッアアリガトゴザイマス」

頭が完全にパニックになり遊詩はカタコトで返事した

「じゃあラプと一緒に学校頑張ってきてね、私はこれからクロヱをお風呂に入れないとだから…はぁ…2人とも行ってらっしゃい」

そう笑顔で送り出し101号室に呆れたような顔で戻っていった

「アッアッアッアアリガトゴザイマス」

なお遊詩は顔は赤くなりカタコトでしか喋れず完全に壊れていた

「ダメだな、こりゃ…」

 

 

 

 

 

 

遊詩がなおりラプラスと2人で学園まで向かって行く最中ふと

「というかなんでラプラスさんはなんで俺を待ってたんです?」

学園までは一本道で徒歩5分で着くが何故わざわざ待っていたのか疑問に思った

「それは幹部…高嶺ルイがラプ明日遊詩くんと一緒に行きなよってうるさいから…」

「あぁ…何となくわかった気がする…」

遊詩は、昨日今日の高嶺さんの立ち回りを思い出していた

(高嶺さんはなんというかみんなの母親のような立ち位置にいるよな…そう本人から絡んでくるしネクタイも…)

遊詩はネクタイを直された時の事も思い出し再び赤くなってきた

「なんだ貴様顔赤いぞ」

「イヤ、そんなことは、というか他の人はダメだったんですか?沙花叉さんは風呂がどうとか」

ラプラスに思い出して顔を赤くしているのがバレたらバカにされると思い顔を振り否定し新たな話題を振った

「あ〜、新…沙花叉は昨日風呂入れって言われたのに入らなかったから怒られ今洗われてるだろ」

 

 

同時刻101号室浴室

 

「帰ってきたら入るからー!やだ〜!」

じたばたと暴れるさかまたを抑え

「昨日もそう言って入らなかったのはどこの誰かなと!」

 

そう言ってルイ姉はバシャァァとさかまたの頭の上からお湯をかけ手にシャンプーをつけ泡立てわしゃわしゃと髪を洗い始めた

 

 

 

 

「ナーホーネ!」

「あと2人は学園推薦と部活推薦だから先に向かってる」

後のふたりは優等生なんだ…

「推薦ってかなりすごい事だよな、あの寮に2人も…」

遊詩は驚き、目を見開くと

「一応2人について軽く説明すると学園推薦は博衣こより、入学試験筆記は満点試験デュエルもパーフェクトデュエルらしい」

「パーフェクトデュエルってライフ一切減らされずに勝った…ってコト?!」

遊詩は更に驚き声を上げた

「声がでかいぞ貴様…試験デュエルは一応簡単に設定されてたろ…んでもう1人は風真いろは、剣道での推薦だったな」

顔も知らないがかなりの優等生2人ということだけは遊詩にも伝わったようで納得したような顔していた

「部活推薦か、部活何に入ろうかな…」

これからの学園生活を想像している遊詩に対し

「入るなら剣道部はすすめないぞ」

とラプラスは釘を刺してきた

「え、なんで…その風真いろはさんがいるから?」

「いや、風真は関係ない。剣道部のエースの豪覇 勝がかなり厳しいんだ…しかも勝負に勝利以外は価値無しとか言うらしい」

勝負に本気な人は少なくないがどれ程本気なんだろうか聞こうとした所で

「さ、着いたぞホロアカに」

いつの間にか校門の前にいた

「いつの間に…」

「吾輩は吾輩のクラスに行くから貴様も自分のクラスにいけ」

じゃと言いながら手を振った…

 

 

「いや、なんでまだいるんだ…」

手を振ったが遊詩も全く同じ方向にすすみ、2人並んで廊下を歩いていた

「そりゃ1年だし教室近いんじゃ…」

「はぁ…貴様クラスは?」

ラプラスはため息を着きながら空気を和ますためか会話を振った

「あ、大丈夫ですよ、もうつきましたから」

「え、いや待て貴様…まさか」

ピタリと遊詩は1ー2に止まり、慌てながらラプラスも同じように止まった

「僕のクラスは1ー2なんで、じゃあまた…

「吾輩もだ」

遊詩が後にしようと手を振りながら教室に入ろうとしたらラプラスが遊詩の言葉を遮った

「えなんて、」

「吾輩も1ー2だ…」

遊詩はこの時、ラプラスと俺は腐れ縁になりそうだと悟った

 

 

 

 

 

 

 

 

今これを見たな!これでお前とも縁ができた!

袖振り合うも多生の縁、共に踊れば繋がる縁

ドンブラザーズのお出ましだ!




今日のカード紹介
「今日は、吾輩も使っていた強制脱出装置!モンスター1体を手札に戻すというシンプルな効果だが、相手の妨害から、自分のモンスターを守るのに使える便利なカードだ!」
「けど他に紹介するカードもっとあるでしょ、なんで強制脱出装置?」
「作者のお気に入りカードだ」
「えぇ…」
「貴様らも、吾輩のように使いこなしてデュエルを有利に進めるがいい!」

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