「パワローダー先生はいるか?」
「俺がパワローダーだ。確かヒーロー科の煉極弘だっけか?ケケケ」
「俺の発明バカな幼馴染が迷惑をかけてるから行きつけの和菓子店で和菓子を買ってきた」
「アイツの幼馴染か⁉︎まさかお前も…」
「はい、入学するまで毎回彼奴の開発失敗に巻き込まれてたんだ」
「そうなのか⁉︎」
「幼馴染がこれから迷惑かけるから胃薬と頭痛薬も大量に買ってますので必要なら言って下さい」
「お前はどうなんだ?」
「アイツのおかげで胃痛と頭痛に悩まされてる」
「お前も大変だったんだな…」
パワローダーは煉極に同情した
個性把握テストから翌日、弘達は普通の授業を受けた。
というのも、午前中は必須科目の英語や国語も勉強する。まあ内容は普通だが....
そして午後の授業、待ちに待ったヒーロー基礎学
皆が今か今かと待ちわびていると廊下の方から走る音が聞こえてきた。
「わ〜た〜し〜が〜!」
「(このデカイ気は)」
「普通にドアから来たぁ‼︎」
猛々しい声が響いてくるとともにドアが開かれそこからオールマイトがシルバーエイジコスチュームを着て現れた。
「すげぇ!オールマイトだ!先生やってたって本当だったのか!」
「あれはシルバーエイジ時代のコスチューム....!」
「画風違いすぎて鳥肌が....」
他の人達はスゲェ!スゲェ!と言っているが弘は
「(あのホラ吹き野郎みたいに喧しいが奴よりまだマシか)」
弘が嫌っているホラ吹き野郎(サタン)と似た感じをしたが奴よりはマシだと考えていた
「私の担当はヒーロー基礎学!ヒーローの素地を作る為に様々な訓練を行う科目だ!当然、単位は最も多い。そして今日の訓練は、これ‼︎」
そう言うとオールマイトは何処からかプラカードを突き出す
「【戦闘訓練】!」
「「「おお〜‼︎」」」
ヒーローと言えば、ヴィラン退治。いきなり『個性』を存分に振るう事が出来る環境に放り込まれると知り、興奮しない筈が無い
「そしてそれに伴ってこちら!」
オールマイトの合図と共に壁の一角が突き出て出席番号を振ったケースを入れた棚を露にする。
「入学前に送ってもらった個性届と要望に沿ってあつらえたコスチューム!着替えたら順次グラウンドβに集まる様に!格好から入る事も大事だぜ、少年少女!自覚するんだ!今日から君達はヒーローだと!」
『はい!』
皆はそれぞれのコスチュームケースを持ち、更衣室に向かった。
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グラウンドβ
「ここがグラウンドβか…市街地だな」
弘のコスチューム
前世で着ていたノースリーブのトレーニングスーツ
「先生! ここは試験の演習場ですが、今回も市街地演習を行うのですか?」
「いや、2歩先を進む!真の賢しいヴィランは闇に潜む…という事で!これから、ヒーローチームとヴィランチームに別れてもらって2対2の実践訓練を行う!」
「基礎訓練も無しに?」
「その基礎を知るための訓練さ!ただし今回はぶっ壊せばOKのロボじゃないのがミソさ!」
「勝敗のシステムはどうなります?」
「どんな内容ですか?」
「また、相澤先生みたいに除籍処分とかあるんですか…?」
「チームとはどのように別けるのでしょうか?」
「このマントやばくない?」
「くぅぅ…聖徳太子ぃ…⁉︎」
質問が多いなか一人だけ全く違う事を言っていた。
「えーっと…」
おもむろに懐から何かを取り出し…
「(カンペかよ…)」
「いいかい?状況設定はこうだ!ヴィランチームが核を所有、これをヒーローチームが解体するという設定だ!️」
(((((設定がアメリカンだな‼︎)))))
「ヴィランチームはこれを時間制限まで守るか、ヒーローを拘束することで勝利!ヒーローチームはヴィランを捕まえるか、ビルのどこかにある核を触ることで勝利だ!コンビ及び対戦相手はくじだ!」
「適当なのですか⁉︎」
「飯田…プロは他事務所と急造チームを作るからそれだと思うぞ」
「なるほど…先を見据えた計らい!失礼いたしました!」
そしてクジの結果は
煉極弘&夜嵐イナサ
「夜嵐とか…」
「よろしくッス!煉極‼︎」
「おう(やはりこいつはカカロットと雰囲気が似てるな)」
弘は夜嵐イナサと同じチームになり夜嵐がライバルのカカロットと似た雰囲気を出すので密かに懐かしさを感じたのだった。
そして順調に戦闘訓練が進んだ
「時間が余ったね…よし煉極少年と夜嵐少年チームは私と対戦だ‼︎」
「お、オールマイトと対戦ッスか⁉︎」
「ほぅ…(ワクワクしてきたぜ)」
時間が余ったので弘と夜嵐はオールマイトと戦う事になった
次回予告
時間が余りオールマイトと対戦する事になった煉極と夜嵐…かつてのライバルと似た雰囲気を出す夜嵐に懐かしさを感じながら弘はどう連携するのか?
次回
戦闘訓練後編!煉極(ベジータ)&夜嵐vsオールマイト