プロの陸上選手に勝ったウマ娘のトレーナーに憑依した男が、実力主義の学校に行く準備する   作:ブラックマッハ

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妹と櫛田の賭けとトオル対山雲刑事の体力テスト勝負①50メートル走と未来対櫛田の勝負①握力

 前回約束した体力テストについて話そうと思う。

俺が準備体操を終えて、先生の話を聞いていた。聞きながら足の調子を確認するために両足の膝を触った。

 確認した結果、予想通り絶好調だったので安心したが、山雲刑事はどうだろうか。前の方で座っている山雲刑事を見たら、自信満々の後ろ姿を見た。これは期待出来そうだ。天気も快晴でグランドもいい感じだった。

(俺をどれだけ楽しませてくれるのだ。俺は今日も絶好調だ。圧勝してやるぜ。)

とその時の俺はそう思った。

 長い先生の話を終えて、水分補給の時間になった。そろそろ体力テストの決着をつける時が来たようだ。

 そう、1年に1回の俺にとっての宝塚記念がもうすぐ始まるのだ。

 『さあ観客席は騒がしいぞ。今スタートしました。

  一番人気オグリキャップは7番手から8番手良いところにいます。

  此処から物凄い末脚で先頭まで届くのか楽しみなウマ娘です……』

 騒がしくてつい、頭の中にあるレースを始めちゃたのだ。それにしても何故騒がしいのだ。

 (逃げウマ娘でもいるのか?だからウマ娘は此処にはいないよ。)

 俺は深呼吸して落ち着き冷静になった。

 何故騒がしいのか聞き込みに行こうとしたら「賭け」と聞こえた。

 ギャンブルは良くないと思うのだが、俺は関係ないだろう。未来ではないだろうからな。それでも心配性な俺は、とてつもなくヤバい賭けをしないといいと願った。

 (まだ小学生だから、純粋な優しいお願いだろう。きっとそうだよね。……まさかね)

「どんな願いでも一つ叶えるそうだよ。流石に暴力は無理だろうけど」

(…純粋な小学生程怖いもの知らずとは…一瞬思った。それは気のせいだと思ったら本当のことだって。俺の野生の勘が当たらないで欲しかったのに当たったよ。最近の小学生は怖いよ。)

 きっと先生がそんな危険な言葉教えてしまったのですね。他人事のように思っているが、実際他人事だしな。気持ちを切り替えたのだ。

 そんなのんびりしてる俺が信じられないみたいな顔をした女子が急に現れた。

 彼女は幼稚園のブラコン計画のリーダー的存在の都治ちゃんだ。

 未来にブラコンの洗脳された最初の被害者であるからリーダーに都治ちゃんはなれたのだ。そんな被害者を出す未来のブラコン計画はどんどん広まっているそうだ。

 その頃には彼女達の兄達全員が未来に惚れてるなんて、ブラコン共は知らずにな。

 だが安心しろ。ブラコン計画の女神である未来が救うからな。

 その未来も気がつかないうちに解決している。

「ねえトオル、未来が今話題になっている賭け勝負をしてるみたい。」

これは又予想外な展開だぞ。大抵未来のせいだから仕方がない。

 (どうするつもりなんだ未来は。予想外の事を元々するけど、何故賭け勝負を挑んだ

理由はなんだ。…単純に俺のため…それとも遊びなのか。分からない。

 賭け相手は誰だ。もしやこれで勝ったらブラコンにさせる。それなら納得だ。

 いつもの未来の事だが。)

「賭け勝負の相手は誰はなんだ」「櫛田」

まさかの即答で心を読まれた気がした。

(まさか心読まれた。馬鹿な偶然そうなっただけだ。もしや俺から聞かれる質問の内容が分かってる。彼女は俺の予想通りならヤバい。まぐれだと思うがな。)

 櫛田か。あんまり作戦としては良くない。メンタルが闇の方向にいかないといいのだが、流石に攻めすぎた。負けた方が相当の精神的ダメージは受けるだろうなと、俺は予測した。

 さて何故彼女の要件はこれだけじゃないような気がした。何故なら後ろでこっそり山雲刑事が隠れているからだ。もしかしてだけど聞いてみるか。

「都治ちゃんと山雲刑事てありえないが聞くけど、付き合っているの?」

もしそうだとしたら面白いでしょ。

 大人の女性が好きな山雲刑事は都治ちゃんにその大人の色気を感じた事になるのだよ。反対に都治ちゃんは山雲刑事の事を睨まれたから考えませんよ。都治ちゃんにね。

 (又心読まれた。なんで読まれるの。無の境地の顔でにいるのに気がつかれるなんて凄い)

「そんな訳ないでしょう。こんな男らしくない人好きになれない」

 (本人がいる前に言うのは辞めてあげて。可哀想だけど裏で言うよりはましかな。)

「僕だってこんなブラコン女と付き合いたくないね。一生彼氏出来ないだろうしね」

 (君も言わないで。彼氏が出来そうにないは賛成だけどね。彼女が可哀想だ。)

「なんですって。私はずっとブラコンでいるかもしれないけど、彼氏は作るから」

全力で否定しながら首を横に振る。首を全力で振る事によって都治ちゃんの長い赤い髪が左右に揺れる。

 まさかあそこまで否定するとは予想外だった。だが気になった所があったのだ。

(まさかブラコンを辞める可能性はあるんだ。そっちの方がいい。ブラコンを辞めればモテるからもったいないと思っていたからな。)

「すっかり忘れていたが何か俺に用があるのか?」

「そうだったはね。私と山雲君と2対1で賭けしない。体力テストで。一つでも勝てたら勝ちでどうかな。長座体前屈は無しでどう?」

「のった。その賭けやろうぜ」

 ……ついなんの賭けかもしれないのに、やろうと言ってしまったが大丈夫だろうか?

 (妹も同じ感じで賭けをしたのだろうか?それも聞いておけば良かった。これだからさ賢くない俺はダメなんだよ。)

後悔した俺にどんな賭けかを都治ちゃんに教えてもらった。

「賭けで叶える願いは行きたい場所に一緒に行くでどう?山雲刑事はそうしたいて」

「いいぜ。」

軽い賭けで良かったが何処に行くつもりなんだ。俺はあそこに連れて行こうと思った。これは秘密だ。

「じゃあ頑張ってね。いつまでも私に頼らないでよ。山雲刑事」

そう言い都治ちゃんは元の場所に戻り、俺らも座っていた所に戻る。

 その後グループになって行動するのだが、賭けをする相手と同じグループだった。そう、櫛田と未来は同じグループで、俺と山雲と都治ちゃんが同じグループだった。勿論グループの人数はもっといるぞ。だが今回は関係がない。

 まず最初にする体力テストは50メートル走だ。これ負ける可能性が高い種目だ。

 

すまないが体力テストを終えた俺が何故50メートルが遅いのか説明する。

 理由を説明しよう。スタートは苦手ではないのだが、50メートル走のみ必ず出遅れてしまうので自信がないのだ。50メートルは出遅れたら負けてしまう、そう俺は決めつけていた。

 そんな俺はとても怖がっていて、待ってる間毎回集中力が抜けていた。

 もし俺はある事に気がついていれば…もっと速く走れたのだ…!!

 それが「今回の体力テスト」で分かる事なのだ。

 嫌本当は元々知っていた事に、同じ考えをだと思わなかったのだが後で分かる。話を戻すがこのまま話を続ける。

 

さっきも話をしたが、今俺の足はブルブル体が震えている。嫌体全体が震えてる。手が左右に

凄い勢いで震えてる。今の俺は震えてる勝負したいくらいだ。今はそれだけ余裕がある。ちょっとやってみるかね。せっかくだから実況いれて20回の勝負。

「さあスタート。今最も震えてるのは両足だ。ここで逃げた。もの凄い回数だ。

 だが両手の震えも凄いぞ。だがここで追い込んでくるのは首が来たグングンとスピードを上げて先頭まで届くのか。腰が震えてはいるが、震えてる回数が足りない。

 これはやはりこのまま足の震えの回数に負けるのか。だが失速してるぞ。

 両手の震えはついていけない。

 なんと残り4回のタイミングで首が並んだ。首が抜かした。首の震えの回数は凄い。

 今ゴーール勝ったのは首の震えだ。もの凄い震えの速い回数で20回戦で1着に首の震えがきました。最後は一気にバテた所を狙って回数が増えて勝ちました」

少しは興奮しただろうか。だいぶヤバい程ネガティブだからしてみたかったのだが。

そんな思考はこんな感じで最悪の気分である。

 (もうだめだ。もう終わりだ。運動での人気はなくなった事ないけど、今回でなくなる。

 せめて100メートル走ならよかったのにな。それなら勝てるよ。妹はどうしてるのかな?

 もし探して見つかってカッコ悪いところだけは見せたくない。やっぱ無理だ。)

そんな感じのが永遠に走るまで続くのだから、困ったものだ。走ってる時は自信満々の俺だが結構気にしているのだぞ。

 遂に俺の番になった。右隣には山雲刑事がいて俺は真ん中にいる。俺とは違い自信がある。

 スタートする時間になった。「ヨーイドン!」

 俺は当たり前のように出遅れてしまい加速は出来ないそう思った時だ。

 俺は幻聴が聞こえた。「ドスン」そんな響を感じた瞬間あり得ない程加速した。

 その時の俺は笑っていた。俺の永遠のライバル兄弟が迫ってくる音がした。

もっと俺は走っていたかったのだが、気がついたら俺はゴールしてしまった。

 出遅れていたはずなのに気のせいで、5秒99という有り得ないタイムでゴールした。

 (初めてこんなに気持ちよく50メートル走を走れた。最高!!

 結局あの音絶対化け物兄弟が俺に迫ってくる音なんだけど、あれなんだ。

 まさか彼女が…そうだったのか…!?)

これも秘密だから教えない。

 

 リレーを終えた俺は先生に、水分補給の許可をもらってに行くと、握力をしてる妹がいた。迫力があり穏やかな未来からは想像がつかない程凄かった。

 カッコいいと初めて未来を見てそう思ったが決して俺は声以外ブラコンではない。

たまたま未来がカッコよく見えただけなのだ。それより結果はどうだ!?

「記録なんと両手36キロジャストピッタリ。可愛い顔してこれが小学1年生かよ」

36キロか凄いな。中学生レベルのトップの満点だぜ。これは櫛田の負けだな。

次は誰だ櫛田か。さてどうする櫛田はうんと強く握ったがどうだ?

 結果は聞くまでもなく、やはりオーラが、未来とは桁違いに違う。

結果は右が19キロで左が17キロである。

この勝負未来の勝ち。

「何見ているのかな」

「ただ水分補給してるだけだけど、都治ちゃん」

体力テスト②に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

喜怒哀楽の山雲刑事にヒロインは必要か?

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