遊戯王GXアフター幻魔を統べるもの〜金髪爆乳お姉さんハモンとショタの日常〜   作:kiakia

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第十話 常識人な宇里亜せんせー

 デュエルアカデミアでの不純異性交友は言うまでもなく御法度。例えばキスをしている所を見つかれば厳重注意として咎められるのは確実だろうし、キスでさえそのレベルなのだからそれ以上となるとそれこそ退学処分も有り得る行為と言えるだろう。

 

 

 

 決闘者として腕を磨いている彼らはあくまで学生であり、親元から離れた環境で過ごしている生徒がハメを外してしまう可能性は決してゼロではなく。また教師側もそうならないように細心の注意が必要となっている。

 

 だからこそデュエルアカデミアに於いてはSEX=決闘と揶揄されるように恋人達は性的欲求を決闘で昇華させる必要があるのだが、無論生徒達も考えたものでバレなきゃ犯罪じゃないと言わんばかりに隠れて『レッツ⭐︎不純異性交友⭐︎』と励むもの達も無論存在しているのだが、才賀はその辺りの隙は甘過ぎたと言えるだろう。

 

 

 無論彼にとってのハモンはあくまで相棒で恋人では無いのだからそういった意識が薄いせいもあるのだが、それでも完全にアウトだった。

 

 そんなわけで才賀は宇里亜の尋問によりあっさりと口を割ってしまうのだが、それを聞いた宇里亜は思わず絶句した様子であった。

 

 

「うーん……ねぇ優等生君」

 

「はい」

 

「……君、下手な恋人以上の事ハモンにしてるって事まず自覚しよっか?」

 

 

 正座の状態で足の痛みに堪える才賀を見て、この大人しそうな少年が普段からどの様な生活を送っているのか?と言えば、正直に彼はゲロった。それはもうゲロった。

 

 やれハモンは定期的にバニーガールやメイド服でコスプレをして誘惑してくるだとか。やれいつも食事はあーんして貰ってるだとか、やれ一緒にお風呂に入って背中を流して貰ったとか。挙句には夜寝る時はベッドに潜り込んできて手を握って貰ったり、子守唄を歌って貰っていると聞いて宇里亜の顔は引き攣り始める。

 

 

(えぇ……あのハモンが?自分を利用する奴らなんて滅べばいいっ!って言ってたあのハモンが?何そのラブコメ漫画みたいなの!?)

 

 

 誰よりも、耐えようとしていた自分や諦めていた青いのとは違い、誰よりも幻魔である自身を好き放題利用しては力に溺れていた悪人達に凄まじいまでの殺意を抱き、呪詛や怨みを常に口にして世界なんて滅びればいいと言っていた彼女が?

 

 それが今では目の前の少年とSEXとキス以外の事は全てヤると言わんばかりに大胆にアプローチしている事実に驚愕を隠しきれない宇里亜はいっそ彼女をこの場に呼んでやろうか?と一瞬思ったが、目の前でイチャつかれても反応に困るだけだと気が付き自重する事にした。

 

 洗いざらい暴露をし終えた才賀はと言えば、まるで死刑宣告を待つ囚人の如く項垂れた状態で正座をしていた。おそらく彼の脳裏には退学の二文字が大きく浮かんでいるのであろう。

 

 

「ふぅ……とりあえず分かったわ。ハモンのあのバカ……ラビエルと違って何してんだろ?って見守ってたけど何ショタ相手に盛ってるのよぉ…」

 

 

 それだけ、過去の詮索こそしないがハモンが目の前の少年に重い好意、いや愛情を向けるだけの出来事があったのだろうと納得すると氷をたっぷりいれたオレンジジュースを口にする。水で薄まりつつもキンキンに冷えた感覚が喉を通り過ぎて行くと一息つくと、どうしたものか?と頭を悩ませつつ彼女は才賀に話しかけた。

 

「……一応言って置くけど、まず部屋に女の子を連れ込んで同棲するってだけでアウト。一緒にお風呂も、添い寝もスキンシップももちろんアウト。アウトもアウトのロイヤルストレートフラッシュなんだからね!もうっ!」

 

「はい……」

 

 

 反論のしようが無い程に罪を犯した身としては素直に聞き入れる他ない。退学になるのは確定事項だろう。ハモンとの同棲は兎も角、せめて外でいちゃつくのはやめた方が良かったなと後悔の念に苛まれる少年に宇里亜は教師として判決を下す。

 

 

「退学ね……普通は退学だよ。そう、普通ならね」

 

 

「えっ…」

 

 

 目を丸くして驚いた様子の才賀に宇里亜はその小さな身体に見合わない余裕を見せた大人の態度で微笑みを浮かべて言った。

 

 

「確かに不純異性交友でそれだけの事をしてしまえば、君は本来なら退学だよ?でも……生徒手帳を開いて見て?」

 

 彼が生徒手帳を開くと宇里亜はとある項目のある部分を指差す。そこに書かれていた生徒同士の不純異性交友を禁ずるという項目の下に書かれた特記事項と言う部分に目が止まり、彼女は呟く。

 

 

「はぁ……ここって、生徒同士の不純異性交友は禁じてはいるけどそれだけなんだよね……つまり、カードの精霊であるハモンと優等生君をアタシは罰する事は出来ないんだよねぇ……」

 

 

 その瞬間、彼女の一言によりそれまで才賀の中で渦巻いていた疑念が爆発し、目を見開く。それまでは聞き違いだと思っていた、しかし明確にハモンがカードの精霊である事を……三幻魔の一角である事を知る教師の言葉を遮って口を開く。

 

 

「この校則やっぱダメだって。部外者とかせんせーが生徒と恋仲になってしまうケースもあるのに全く!スポンサーの人なんかはそこら辺興味が───」

 

「えっ、えっと……何故、宇里亜先生はハモンがカードの精霊だと?クロノス先生から聞いたんですか?」

 

「えっ?クロノス先生になんか伝えたの!?」

 

 

 

 クロノス先生は他の先生達に何も伝えていなかったのか?ハモンの為に偽造の身分を用意してくれた事は知ってはいるが、どうも教師への連絡は怠っていたらしいと彼は宇里亜に全てを伝える。

 

 

 実際の所、彼女が鎌をかけている可能性もあるのだが、優等生とはいえ未だ10歳である少年がまともな交渉が出来るはずもなく、全てを包み隠さず喋ってしまうのだった。

 

 そんな彼を見つめながらオレンジジュースを一気に飲み干した彼女はグラスを置くと、少しだけ考え込む様にして腕を組み、沈黙の時間が訪れると彼女は口を開いた。

 

 

「あの古代機械狂いはさぁ…!もっと早く言ってよぉ…!せんせー同士で情報伝達をしないわるーい教頭せんせーには後で1000回魔界の足枷でボコボコにするとして……うん、そうだよ。アタシはハモンと友人というか……まぁ、お仲間?かな?」

 

 

 長い前髪を弄りながら苦笑い気味にそう告げると、警戒心を孕んだ瞳でこちらを見つめてくる才賀に笑みを向けると、ゆっくりと口を開き、彼にこれを見て?と自身の右手を見せつける。

 

 次の瞬間、ボッと音を立てて彼女の手のひらから小さな火の玉が現れる。ゆらゆらと揺らめく炎が熱を持つが、それを宇里亜は一切気にもせずに才賀の前に突きつける。

 

 トリックを疑う彼はじっとその火の玉を眺めるが、種も仕掛けも見当たらない。やがておもしろそうな顔で彼女は火の玉を部屋にあったロウソクへと近付けると、あっという間に火が移り部屋の明かりとなる。仮に火を使ったマジックだとしても、こんなに自由自在に火を浮かべて自在に操る事は難しいだろう。

 

 

「ハモンだって雷をバチバチさせてアピールした事くらいあるでしょ?これで信じてくれたら良いんだけど……」

 

 

 その光景を見た才賀は目を丸くして驚いているが、その様子を面白そうに見つめた宇里亜は再び椅子に腰かけると才賀に向かって微笑みを向ける。

 

 

 

「三幻魔……かつてデュエルアカデミアで二度にも渡って生徒達を苦しめた封印から解き放たれた3枚の闇のカード。そのカードの精霊の一人がハモンであり、もう一人の名はラビエル。そして、アタシの本当の名は───」

 

 

 

 ───『神炎皇ウリア』そのカードの精霊が人間に転生した姿だよ。

 

 

 

 

 

 

 

 次元を巡る異世界での戦いの後に、次元の狭間に捨てられた三幻魔たちの末路はそれぞれ違うものであった。

 

 長い年月をかけて次元の狭間を放浪し、ゴミ捨て場に捨てられて心優しい少年に出会った者。

 

 人の身体に転生し、学生としての日々を過ごしつつも記憶を取り戻した故に人でもなく、デュエルモンスターの精霊達からも爪弾きとされる半端者な自分について悩む者。

 

 

 そして、ラビエルよりも最も早く次元の狭間の漂流から抜け出し。人の身体に転生し、二十年以上、人類社会に馴染もうと努力をしてきた者。

 

 

「それが、人々を苦しめた『神炎皇ウリア』の末路だよ。実際色々と苦労したけど……まぁ君に言うべき事じゃないかな?ごめん、今の言葉は忘れて」

 

 

 明るい様子で先程まで話しかけてきた教師は、一瞬嫌な思い出を蘇らせたような顔をしたがすぐにいつもの陽気な雰囲気に戻ると笑顔を才賀に向けた。しかし、そんな彼女の言葉に少年は疑問を抱いたのか、思わず問いかけてしまった。

 

 

「……いつから、気がついていたんですか?」

 

 

「君とラビエルとのタッグデュエルの所辺りかな?ってその顔だと白瀬ちゃんがラビエルの転生体だと気がついていなかったようだね?」

 

 

「ちょ、ちょっと待ってください!?えっラビちゃんも幻魔で……えっ…えぇ!?」

 

 

 

 目の前の教師が実はハモンと同じく三幻魔の一角であり、さらに自身の友達であるラビエル使いのラビちゃんまでもが三幻魔の一人であった。あまりの衝撃に動揺を隠しきれないのか何度も口を開閉させ、宇里亜の言葉を飲み込めずにいる才賀。

 

 もはやこの部屋に呼び出された理由すらも忘れる程に混乱の極みにある少年は、頭を抱えながら机の上で項垂れると宇里亜がそんな彼に対して口を開く。

 

 

「あー……ラビエルは君にずっと隠してたのか。ごめん、また後であの子に謝らないと……それはともかくとして、そいっ!」

 

 

 最早脳のキャパシティをオーバーし、半ばパニックになっている才賀に近づくと、彼女達はその小さな手を彼の頭の上に乗せる。優しく頭を撫でていると、彼女の能力の応用なのだろうか?まるでポカポカとした日差しに包まれているかのような感覚を覚えながら、次第に才賀の心は次第に落ち着きを取り戻していく。

 

「……色々と知らない事実をネタバレされて、混乱してるとと思うけどごめんね。既に優等生君が知っているのかな?って前提で話しすぎちゃったかな……大丈夫。教師として、大人として、何よりハモンに優しくしてくれた君をアタシは傷つけない。君の味方だから安心して…ね?」

 

 穏やかな声音で語りかけるように告げると、精神が落ち着いてきたのを確認した後に手を離すと再び椅子へと座りなおす。しばらく黙り込んだ後でゆっくりと息を吐くと、落ち着いた様子でこちらを見つめてくる彼に笑みを浮かべて見せた後で、改めて彼女は話を切り出す。

 

 

「まず一つ、ラビエルに関しては……本当にごめんなさい!!あの子が隠していた事を先に暴露するのはダメだったかな……?彼女が自分の口から、君に幻魔であると言わない限りはこの話は忘れて、今まで通り仲良くして欲しいな。お願いできる?」

 

 

 宇里亜は深々と才賀に向かって頭を下げるとそう頼み込むが、それに対して彼は小さくコクリと首を縦に振ると静かに頷く。

 

 あのラビちゃんが、一般的には不良扱いをされてるが、本当は物静かで、ぶっきらぼうだがとても優しい女の子であるラビちゃんが、ハモンと同じく三幻魔の1人だった。その事実は宇里亜先生が幻魔である事以上の衝撃であったが、彼女がその事を隠している以上詮索する訳にはいかないだろうと判断する。

 

 あくまで才賀にとってラビちゃんは友達だ。例えどんな過去や秘密があってもそれは変わらない。友達が口にしたくはない過去を無闇に詮索すべきではなく、何よりも彼はラビちゃんとの信頼関係を壊したくはなかったのだから。

 

 

「きゃは⭐︎うんうん♪良い子良い子♪じゃあ質問の続きからだね。時間は幾らでもあるから答えてあげるからね?」

 

 

 

 

 その後、才賀は宇里亜に様々な事を聞き続けた。

 

 

 何故?ハモンとラビエルに接触したのか?と言えばまだ接触はしてないと答えてくれた。

 

 

 いつから観察をしていたのか?と聞けば、タッグデュエル以外は定期的に二人に目をつけて気づかれない様に様に観察をしていたと正直に答えてくれた。

 

 

 ハモンと仲がいいのか?と聞けば、幻魔同士は仲良しという程じゃないがずっと一緒に過ごしてきた姉妹の様な関係であり、腐れ縁の様な関係であると答えてくれた。

 

 側から見るとそれは教師と生徒の個人授業の様な光景であっただろう。彼女の説明は分かりやすく、時に冗談を交えながら会話を進めていき、やがてポツリと宇里亜は呟く。

 

 

「……本当に、ハモンの事を大切に思ってるんだね」

 

「当たり前です。僕はハモンのマスターですし……今までずっと、ずっと、苦しみ続けてきたハモンが幸せに生きていけるように僕が出来ることはしたいんです」

 

 

 その瞳は真っ直ぐであり、偽りなど一切感じさせない真剣なものであった。

 

 

(ハモンがちょっと羨ましいかも……もっと早く、アタシも、君見たいな男の子と出会っていれば……)

 

 

 

 宇里亜は一瞬、控えめにいってあまりいい環境では無かった自身の過去やトラウマに想いを馳せつつ静かに目を閉じる。彼は本気でハモンの幸せを願っており、世界を恨んでいたハモンもまた、それだけ幼い彼を信頼して、少しずつ変わっていったのだろうと。

 

 目を閉じれば広がるあり得たかもしれない世界。暗い部屋の片隅で膝を抱えて疼くまる自身に少年が手を差し伸べ、恐る恐る手を取る自分。そして二人は友情を育む中、淡い恋心を抱き始め、結ばれる未来。そんな夢物語を思い浮かべると自然と頬が緩んでしまう 

 

 

(……ふふっ、10歳児相手に何妄想してんだろ……でも、いいなぁ……)

 

 

 同胞であるハモンが掴んだ幸せに、思わず宇里亜は羨望してしまう。教師となり、過去と比べれば満ち溢れた日々を送っているが、それでも拭えない寂しさが時折襲ってくる。全てを委ねたい、全てを曝け出したい。

 

 

 そんな相手が存在するハモンにほんの僅かな嫉妬を感じつつも、『三幻魔』ではなく『大人』として目の前の少年と向き合わなければならないと、自身の頬を叩いて気持ちを切り替える。

 

 ハモンが元気そうの事実は彼女にとっても嬉しいが、ハモンのマスターへの距離感は明らかに異常である。最も世界を憎悪していた彼女だからこそ、その反動で甘々になったのかも知れないが、あくまで二人は男女である事を忘れてはいけないと。

 

 

(ハモンの幸せを願うんなら優等生君も全部受け入れたらダメだよ!ダメな所はダメって言わなければ……もしかすると……)

 

 

 彼女はその想いを伝えるべく、才賀に向かって口を開こうとする。11歳となった少年の横に、お腹を含ませたハモンが困った顔をしているだなんて未来を作り出してはいけないと。あくまでデュエルアカデミア在学中は少しだけ我慢をして貰うしかないと、それがきっと二人の幸せに繋がるのだからと彼女が告げようとした瞬間、

 

 

 

 

「…………え?」

 

 

 

 

 突如として、部屋の中に警報音が鳴り響く。

 

 

 けたたましく、けたたましく、けたたましく。

 

 

 耳障りで、不快で、不安を煽るような音は止まらない。

 

 

 まるでそれは、この学園内に何かが起きたと言わんばかりに。同時にパリンと窓にヒビが入り、ガラスが割れる音が鳴り響き、微かに世界が揺れていく。

 

 

 地震としては小規模なものであるが、明らかに異常な現象であった。

 

 

 そして次の瞬間、ドクンっと才賀の中で心臓が大きく跳ね上がる。それは突然の事で何が起こったのか理解出来ないと言うのもあったが、それ以上に彼の頭の中には明らかに自身のものとは別の感情がフラスコからビーカーに溢れる水の様に流れ込んでくる。

 

 

 怒りと羞恥、そして微かな暴力的欲求。様々な感情が混ざり合い、まるで濁流のように才賀の脳内に流れ込む。だが才賀はそれに飲まれる事はなく、逆にそれを冷静に見つめていた。

 

 

 何があったのか?誰に対しての怒りなのか?本来彼はそれを知る術がない。だと言うのにこの不可解な事象の要因を何となく理解してしまう。

 

 

「……ねぇ、優等生君?」

 

 

 窓ガラスに更にヒビが入り、カタカタと地面が揺れる中で宇里亜は溜息混じりに才賀に声をかける、ウンザリと呆れた表情を浮かべながら。

 

 

「お説教はまた今度ね!それとキミには二つ選択肢が用意されてるわ」

 

 

 宇里亜は先程までの言葉が、出来事が全て頭から吹き飛ぶ程に真剣に才賀を見据える。それは教師としての責務を果たす為でもあったが、同時に値踏みをするような眼差しを向けている。

 

 

「一つはちょっとヤバい事が起きそうだから地下シェルターに逃げる選択肢……教師としては勿論こっちを選択して欲しいけど……無理よね?」

 

 

 宇里亜の問い掛けに対し、才賀は首を縦にも横にも振らずにただ黙って彼女の言葉に耳を傾けていた。既に部屋の外では避難を促すアナウンスが流れており、生徒達の声や悲鳴までもが聞こえてくる。

 

 

「僕はハモンのマスターですから。それで先生。二つ目の選択肢は?」

 

 

 デュエルディスクを構えつつ彼はサイドデッキからカードを数枚取り出すとデッキの上から一枚ずつ確認してかは上に乗せていく。こんな状況だと言うのにヤケに慣れている……いや、まるで予想していたかの様な動きに宇里亜は一瞬疑問に思うが、今は緊急事態だ。

 

 正直に言えば生徒を巻き込む事は避けたい。だが、彼は覚悟を決めており、どうしようもない程に真っ直ぐで強い意志が宿っている。恐らく彼はいついかなる時と備えを忘れていなかったのであろう。幻魔の、降雷皇ハモンのマスターとして10歳とは思えぬ程の貫禄と風格が備わっていた。

 

 

(全く……こんなに覚悟決めてくれるマスターを心配させるってあのバカ!バカバカバカ!!後でワンダー・ワンドで1000回叩いてからお仕置きタイムなんだから!)

 

 宇里亜は心の底からハモン『達』に怒りを覚えながらも才賀に向かって笑みを向ける。

 

 

 可愛い生徒がここまで覚悟を決めてくれたのだ。ならばもう自分も覚悟を決めるしかないと、自分の命を懸けて彼を護ると。

 

 

 

「そう、ね。じゃあアタシについて来て!」

 

 

 

 ────大喧嘩してるであろう、ハモンとラビエルを止めるために。

 

 





Q三幻魔の性格は?

A基本的には

ハモン
マスター大好き♡常にマスターの事しか考えてない♡それ以外は最も幻魔の中で自身を利用する者達に深い憎悪と殺意を抱いていたが、マスターとの触れ合いの中でそれらの感情は薄れていった。ラビエル曰く五月蝿い女。

ラビエル
基本的には大人しいが口と態度が悪くて不良枠。若干喧嘩っ早く脳筋な節がある。人間達に馴染もうと努力はしているが、自身のアイデンティティに悩み中。他の幻魔達からの評価は自身が常識人であると勝手に思ってる脳筋。後に天界蹂躙拳で温泉を引き当てるとか当てないとか。

ウリア
最も早くこの世界に転生したらしく人としての人生経験はラビエルより多め。だが色々と苦労して来たが為にタッグフォースで登場するウリアちゃんと比べると少し落ち着いた性格に。元々は一番天然な性格だったらしく、ハモンとラビエルからはアホの子扱いされてる節がある。


Q 宇里亜先生の事はバレてないの?

Aクロノス先生も含めて誰にもバレておらず、ラビエルと同じく宇里亜もウリアデッキを使いこなすが、オリジナルのウリアは絶対使わないと言わんばかりにデッキから外していた。ちなみにクロノス先生が倒された時は別の用があったらしく、タッグ試合で始めてハモンとラビエルの存在に感づいた宇里亜先生であった。

Qハモンって偽装とはいえ学生の身分もあるし退学の危険性があるのでは?

A 宇里亜先生もそのことを指摘しようとした途端にラビエルとハモンが大喧嘩をしたので保留に。少なくともウリア先生の指摘以降イチャつくのも落ち着くでしょう。

Qクロノス先生は?

A奴さんぶっ倒れてシェルターに運ばれたよ


デュエル回は

  • もう少しだけ見てみたい
  • ラブコメメインでイチャラブ優先
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