飛べ『烏』   作:羊の執事さん

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 ここはどこだ?

 

 どこまでも続く何も無い真っ白な空間、ここはまるでアニメに出てくる転生

 

 

「その通り!転生の間さ!いやー最近の人間特に日本人は理解があって助かるよ」

 

 転生の間という事は私は死んだのか

 

「そうだよ、残念ながら君の命はあの時終わった」

 

 そう私はあの時見た烏に見とれて…

 

「車に轢かれたと、ほんとに間抜けな話だねぇ」

 

 全くもってその通りです

 

「そんなにしょんぼりしないでよ、これから君を転生させてあげるんだから、転生の手順なんだけど転生先はランダムな世界に行ってもらう」

 

 ありがとうございます

 

「いやー感謝されることをするのは気持ちがいいねぇ、よしそんなに礼儀のある君に特典をさずけよう!ただし一つだけね後そんなに強い特典は無理だから」

 

 それでは転生先の世界の一般常識が欲しいです

 

「一般常識、そんなんでいいの?持っとこう王の財宝(ゲートオブバビロン)とか一方通行(アクセラレータ)の能力とかそんなんじゃなくていいの?」

 

 転生先はランダムなんでしょう?日常系だった場合にそんな危ないもの持ってても困るじゃないですか

 

「確かに!他の人間は皆こんな戦闘系の特典ばっか選んだから、そういうのを選んでくるんだと思ってた、よし追加で君には向こうの世界で優秀とされる体をあげよう」

 

 ありがとうございます

 

「いいのいいの!さてこの扉を抜けたら君は転生できるよ、君の第2の人生今度はあんな間抜けな死に方はしないでね」

 

 ははは、気をつけます…

 

「よろしい、あっそうそう君の向こうでの名前は烏水(うすい) (つばさ)になってるから」

 

 分かりました

 

「それじゃあ行ってらっしゃい」

 

 行ってきます!

 

ペカー!!

 

 

 

 

「ここが尸魂界(ソウルソサエティ)死者と死神の住む世界………ん?もしかして私また死だことになってるのか?」

 

 

 転生した先が死者の世界とは中々矛盾が起こってる気もしなくもないが、まぁこうして生きている?みたいだし良いとするかね

 

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

 尸魂界(ソウルソサエティ)での生活は貧しいながらも上手くいっている、体が子供のように小さくなって不便であったが仲の良い仲間もでき、お互い支え合いながらの生活している

 

 

 

「おーい翼今日はどのくらいとれたん?」

 

 こいつはギン、銀髪糸目の私の仲間、ちなみに今は山で食べれる物を採取した帰り

 

「こんなもんだ」

 

「かぁまた負けた、ほんまどこ探したらそんなに取れるんか知りたいわ」

 

「そこら辺を満遍なく見てたら取れるぞ」

 

「いやいやそんなことあらへんて僕も満遍なく見てるつもりやけど翼の半分くらいしか取れてへんし」

 

「そんなものなのか、それより早く帰ろう乱菊が心配する」

 

「そやな」

 

 乱菊はもう1人の仲間でオレンジっぽい髪色をした活発な少女だ、私はギンと乱菊の3人で一緒に暮らしている

 

「はよ来な置いていくで」

 

 っとこのままでは置いていかれてしまうな、早いとこ追いつくとしよう

 

「すまない今行く」

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

「なんやあれ?あの死神今僕達の家から出てこうへんかったか?」

 

「あそこは確かに私達の家だったはずだ、急ごう何かあったのかもしれない」

 

「そやな」

 

 何も無いことを祈りながら家の扉を開ける

 

「乱菊!?」

 

 ギンが叫ぶ、まぁ無理もない家に帰った私達が見たものは荒れた家の中に倒れ伏す乱菊の姿だった

 

 

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