ダンジョン大好きダンジョンマスターが理想のダンジョンを作るまで 作:一一生寝てたい一
あれからしばらくロムニ様と煮詰めて、ダンジョンのおおよその形が決まった。入口に大きめの広場を持ってきて、そこから三つのルートに分岐する。一本道では拡張がしにくい。
にしても、
「探せばあるもんですねぇー・・・。『ダンジョン学入門』」
「ああ。それだけニンゲン側でもダンジョンの研究が進んでいるのだろう」
「んー・・・?そうなんですかね・・・?」
なにかダンジョン作成に役立つものがないかとアイテムの欄を見ていると『ダンジョン学入門』と書かれた本を見つけたのだ。一冊100DP。著者はハク・ラヴェリオ。今はこれを一冊だし、口にだしてロムニ様に読んでもらっていた(俺にはこの世界の文字は読めなかった)。
中身を知るに、確かにこれは人間側から見たダンジョンだ。『安全地帯』の話や『変異体』、ダンジョン内でのアイテムのおおよその復活期間やダンジョンそのものの多様性などが書かれている。これによって一口にダンジョンといっても様々な種類があることが分かった。
特に大きかったのはダンジョンに価値を持たせる方法が載っていたことだ。
ようはお宝である。お宝の数や貴重さがそのままダンジョンの価値になる。特に参考になったのが、必ずしもそれがアイテムでなくともいいという点である。つまり、ポーションの材料になる薬草や鉄鉱脈なんかをダンジョン内に配置すれば、それもまた一種の『お宝』なのだ。これは目から鱗だった。調べてみると、ポーションの材料となる薬草の畑なら、ポーションそのものを出すよりも遥かに安く済む。
複数に分岐したルートの先、それぞれに異なる薬草畑を設置する。設置する薬草畑もすでにメニューの欄から見つけてある。アカザ・キハダ・セキショウなど、元の世界でも使われていた薬草はこの世界でもそのまま使われたり、ポーションの材料として使われたりしているらしい(説明欄にそう書いてあった)。
一つの畑で1000DP、一回設置すればたとえ根っこから取り切られても勝手に生えなおす。どうなってんだダンジョン。
それとは別に、入口広間正面のルートから通じる広間からさらに掘り進め、ダミーコア(5000DP)を置くための場所を設置する。このダミーコアのおかげで今回のダンジョンでしくじっても即座に死ぬ可能性は減った。そのため今回のダンジョンの危険性はかなり低く、試験的なものとして作る方向性になっている。
「これでダンジョンそのものを焼き払われたりする可能性は下がりましたかね?」
「少なくとも価値がある限りは大丈夫だろう」
畑三つとそれらを設置する広間に入口大広間とお互いをつなげる通路。デザインはダンジョンの中身に合わせて木々が四隅や壁に埋まるようにして生えてる『森林ダンジョン』を選択する。加えて明かりのために『夜空(3000DP)』を配置する。『昼間』でないのはスケルトンが日の元だと弱体化するからだ。しめて30000DPなーり。残り約120000DP。
スケルトン1体100DP。これを100体。他の魔物は一度見送ることになった。これもダミーコアによってある程度の安全性が確保できたからだ。それに加え、俺も含めたガチャ10回分で計20000DP。残り約100000DP。
ちなみにスケルトンに関してはすでに出して後ろに並ばせてる。いやぁぼろ布を纏った人骨がこうも並んでると一種壮観ですらある。そしてガチャ結果は、
「ゼリー4匹、ゴブリン2匹。あと最下級魔法のスクロール3個・・・。いやぁ運ないですねロムニ様」
「言うな」
ガチャは結果からみればとても渋かった。碌なものもないどころか元が取れる物がそもそも一体も出てきていない。ゼリーを触るゴブリンの姿に若干癒されるがそれだけである。
・・・ゼリーと言えば、ロムニ様が出して強化したゼリー子。あれに約500DPもかかっている。そのくせして少し触れば潰れて死にそうな気がする始末。モンスターの強化は絞ってやった方がよさそうだ。
「ん・・・?ロムニ様、設備にこんなのありましたっけ?」
「なんだ?」
「このモンスタースポーンってのなんですけど」
そうやってガチャ結果の確認などしていたら、ふとさっきまでなかった項目が追加されてることに気づいた。ロムニ様に話を通してから中身を確認してみる。
「『モンスタースポーン:スケルトン』・・・。一個10000DP・・・。結構しますけど、説明を見る限り定期的にかつ無限にモンスターが湧くみたいですね」
「みたいだな。次からはスケルトンを召喚する代わりにこれを使おう」
「あ、魔法の欄見てて知ったんですけど、『サモンスケルトン』のスクロールを出すのはどうです?200匹以上は実質タダですけど?」
「それは考えた。だが、継続時間も同時使役数も分からないのに20000DPは出せない」
どうやらすでに一考したあとだったらしい。これはちょうどいい。ロムニ様の魔法への興味が薄い間に初級魔法のスクロールをもらおう。
「ロムニ様、最下級魔法のスクロールはこっちでもらっても?」
「いいぞ。好きに使え」
「ありがとうございます」
やったぜ。案外あっさり通って安心した。そういえば強化の項目には該当モンスターやダンジョンコアへの魔法付与もあったか。見た感じDPは向こうの方が安そうだったし、必要になったらそのときそっちから取るのだろう。
なんにせよ、これで必要なモンスターは一通り出し終わった。ダンジョンの見取り図もおおよそ完成している。となると次にやるべきなのはダンジョンへのモンスターの配置。それが終わったらその次にやるのは罠の配置。
「ダンジョン公開は近いですね」
「そうだな」
「人間やってきますかね」
「来なければその時考える」
「賢い」
話しながらも作業を進める。ダンジョンコアを隠すため、別途隠すための小さな空洞を今ダンジョンコアが置かれている、ダンジョン改造化予定地点から少し離れた地点に掘る。しめて7000DP。残り約83000DP。ダンジョンに置くためのダミーコア購入。通路代含めて残り約77000DP。予定通り三つの薬草畑の草花に隠れるようにダンジョンコアの機能でスケルトンを配置していく。このスケルトンというモンスター、知性はないが故に死んだふりをさせても物音ひとつさせず気づきにくいことこの上ない。ちなみに火に強いモンスターは焼かれてから設置を考えることになった。これを三つの通路に5体ずつ、三つの広間に5体ずつ、計30体。残りは補充用に残してある。そして罠だが、
「設置できそうなのは『蔓の罠』と?」
「あとは『落とし穴:草木』くらいか」
「それ以外の罠は役に立つものが少なそうですしねぇ」
一通り見て回った結論がこれである。他にも色々あるのだが、強力なものは往々にして高い。
『ワープの罠』なんぞ一個10万DPもする。誰が使うんだこんなの。もっと上のダンジョンか。そんな訳で、草木だらけのダンジョンに設置しても問題なく、効果を出せそうでかつ安めの罠というとそれくらいしかなかった。ちなみに蔓の罠はその中にも種類がある。足を引っかけて転ばせるだけのものから、首を吊って殺しに行くものも。当然殺意が高ければ高いほど高くなる。そんな中設置できるのは足を引っかけるのと腕に絡みつくもの。とはいえ、これだけでは碌に効果は期待できない。なら設置しないことにしようと話し合って決める。
「・・・こんなものだろうか」
「大分殺意が低いように見えますね。結局設置してるのはスケルトンだけですよ」
「そこはある程度加減しているからな。ダミーコアのおかげで保険もある。多少は余裕を見せても大丈夫だろう」
「DP、大分余りましたけど」
「予備に備えておく。ダミーコアがすぐさま割られるようなら拡張にでも使う」
「では?」
「ああ。いよいよ」
―――ダンジョンのお披露目だ。
「ああーだりぃ・・・」
「そう言うな。こんな木っ端依頼でも誰かがやらなきゃ困るんだ」
「それは分かってるけどよー。もっと輝かしい依頼が欲しいぜ俺は」
俺の名前はナリタ。ティターヤ村で冒険者をやってる。といっても、ランクは最低から二つ上のEランク。ティターヤ村にはあまり大きな依頼が来ない関係上、ランクが上がる機会にも恵まれにくいのだ。
そんな俺たちは今村から少し離れたところにある森まで来ていた。この森に多く散布している薬草を取るためだ。これも年がら年中張り出されている依頼だが、その地味さから進んで受けたがる者は決して多くない。そんな訳で、結局誰かが貧乏くじを引くようにしてやる羽目になる。それが今回俺たちだったのは不運だったが。
隣で頭の後ろに腕回してサボってやがんのは相方のクウコウ。ティターヤ村で共に育った我が悪友だ。ランクは俺と同じE。一緒に上がろうななんてお互いに言いあってるが、隙あらば抜け駆けする気なのもお互い様だ。
「ん?」
「どうした?」
「いや、ここになにか変な階段がある」
「なんだこりゃ」
薬草を探して木々の間をかき分けて進んでいたら、ふと周囲から浮いた石階段があることに気づいた。ここら辺に来るのは半年ぶりだが、前来た時は見なかったような気がする。
「入るのか?もしダンジョンとかだったらどうする?危険じゃねぇか」
「平気だろ。いざとなりゃ武器もある」
ガシャガシャと腰に吊った剣を触る相方。まぁ確かに武器があればなにかあっても対処できるか。
地下に続いてるだろうその奥は、不可思議な光に照らされているのが見える。
「・・・入るか」
「もしダンジョンならギルドの方に報告しなきゃならねぇしな」
「これがダンジョンなら情報代が出るかもな」
そんな会話をしながら階段周りに罠がないか調べる。以前見つかったとあるダンジョンでは入口に即死級トラップがあったらしい。である以上、こうして入口を調べるのは当然だ。
「罠なしっと。中入るか」
「そうだな。お前先な」
「前俺だったろうが。次はお前が先に入れよ」
ちっと舌打ちしながら中に入っていく相方。まったく油断も隙も無い。
左右に時々設置してある明かりを頼りに、階段を下りていく。
「ずいぶん地下深くに位置してるんだな」
「結構でかめのダンジョンなのかもな。お宝も期待できるか?」
「おい。少しでも危険を感じたらすぐに撤退するからな?」
「へいへい。お前のビビりはいつまでも治らねぇなぁ」
「うるせぇ。慎重っていうんだよこういうのは」
数分ほど降り続けてやっと終わりが見えてきた。階段が途切れて代わりに明かりが見えてくる。
「なぁ、あの光なんか変じゃないか?」
「ん・・・?」
先に降りているクウコウがなにやら言い出した。俺の位置から見える限りではそんなに変なものは見えない。
「どう変なんだ?俺んとこからはなにも見えないぞ」
「こんな地下深くにある空洞の割には明るすぎる」
言われてもう一回階段の先に目をやる。確かに、こんな地下深くにある割には妙に明るい気がする。ここまでの階段の明かりには松明が使われていた。その明かりは心もとなく、自前で持ってきていたランタンが無ければどこかで躓き転んでいたかもしれない。
しかし、階段のその先。わずかに見える空間から漏れる光はもっと広域に降り注いでいるのが分かる。
そのまま二人して無言で降りていく。
階段が途切れ、光の源である部屋を二人で覗く。
「なんだこりゃぁ・・・」
「すげぇ・・・。なんつう広さだ・・・」
そこには『夜空』があった。月から落ちる光が辺りの木々を照らし、幻想的な世界を構築している。とてもここが地下深くとは思えない、まさしく絶景に思わず見とれる
「ここ地下だよな?」
「そのはず・・・ダンジョンだな」
「で?どうするよ?」
「決まってるだろ?調べるんだよ」
こんな光景を見せられて帰るような奴は冒険者として決して大成しないだろう。俺たち以前に入った痕跡が見えない以上、このダンジョンには間違いなく手の付いていないお宝が眠っている。それを見つけて持って帰れれば一足飛びに上位ランクに上がれるかもしれない。
「入るぞ」
「あいよ」
相棒が先頭となって部屋の中に一歩踏み入る。
変わらず頭上からは洞窟の中にも関わらず月光が降り注ぎ、辺りを照らしている。その明かりを頼りに周囲を見渡し、何一つ見落とすまいと目を凝らす。動くものも罠もないことを確認して、やっと警戒を解く。
「とりあえずなにもいなさそうだな」
「相棒。この部屋、一見して外みたいに見えるが、実際には壁に蔓が生えているからそう見えるだけだ」
「なるほど。ということはやっぱ洞窟なんだなここ」
「そうは見えねぇけどな」
罠もなくモンスターもいないとなれば次は探索だ。ダンジョンであれば最奥にダンジョンコアがあるはずだが、最奥を目指すよりも宝を見つけて持って帰った方が手軽に益を得られる。
「とりあえず、ここからつながっているのは三か所みたいだ」
「入口含めれば四方向に道があるのか。どっちからいく?」
「入口正面はなんとなく嫌だな・・・。奥につながってそうだ」
「なら横からいくか」
相棒と示し合わせて左の道の先を調べることにする。出口に罠が無いか調べ、道の先へ進む。
少しして、通路の先に明かりが見え始める。
「あれも月光か」
「みたいだな。どうやらこのダンジョンは全体が夜に覆われているらしい」
「洞窟なのにな」
軽口を叩きながら明かりが見える方へと足を進める。この通路も蔓や蔦に覆われている。ダンジョンでなければこんな光景は考えられない以上、やはりここはダンジョンなのだろう。
通路を抜けると、そこにはさっきの部屋と同じような部屋があった。草木か生えているのも、壁が蔓や蔦に覆われているのも同じ。どうもこのダンジョンは同じような部屋で構成されているらしい。
「さっきの部屋と同じか?」
「そうらしい。・・・ん?おい相棒。この草、薬草じゃねぇか?」
「あん?・・・本当だ。もしかしてこのダンジョンの宝はこれか?」
「そうかもな。薬草の生るダンジョンなんてのもあるんだな」
「これじゃランク上がんのは期待できねぇなぁ・・・」
「でもま、ちょうどいいだろ。入口に置いてきた籠ここまで持ってきて薬草摘もうぜ」
「そうだな。そうすっか」
いったん入口まで引き返し、薬草摘み用の籠を持ってくることにする。
少しして、持ってきた籠の中は薬草でパンパンになっていた、が。
「薬草の量が多すぎるだろ。籠の中に収まらねぇぞ」
「このくそ広い部屋全体に薬草が分布しているからなぁ・・・。よっと」
中身がたっぷりと詰まって重くなった籠を背負う。周囲を見渡せばまだまだ大量の薬草が残っている。
「しかし、こんだけの量をポーションにでも加工すればめちゃくちゃ儲かるだろうな」
「俺らには技術がないけどな」
本当にもったいない。これだけの薬草を全部ポーションにして売り出せれば相当稼げるのは間違いない。少なく見積もっても金貨5枚相当はある。ポーションにせずとも金貨2枚くらいは稼げるだろう。とはいえ、これ以上は持っていけないからとりあえず放っておくしかないんだが。
「相棒。そっちも積み終わったか?」
「おう。さて脱出・・・?」
「なんだ?なにか聞こえないか?」
「ああ。骨の積み重なるような変な音がっ!?」
「相棒!スケルトンだ!草むらの中に隠れてやがった!」
「わかってる。武器は?」
「ロングソードしかねぇ!打撃系はない!」
「逃げるぞ!」
突如湧いた数体の動く骨―――スケルトンに囲まれる。スケルトンは強さとしては下の下だが、骨であるため切りにくく、また突きにくい。倒すなら打撃が一番なのだが、あいにくそんな備えはお互いにしていない。そうなってくると残るのは逃げの一手だ。こっちは薬草さえ持ち帰ればいいのだから、わざわざ戦う必要性もない。
包囲の一角、比較的薄いところに目星をつけ、相方に目で合図を送り突撃。寄ってくるスケルトンにロングソードを振り回して威嚇しつつ突破する。そのまま来た道を戻り出口を目指す。
幸いというべきか、階段までの間に他に障害は存在しなかった。来た道がなくなっているということもなく、無事階段までたどり着く。
後ろを振り向くと数体のスケルトンが最初の広間にたどり着くところだった。動きは大分鈍いらしい。前を行っていた相方が振り向く。
「相棒!持ってきた松明であいつら燃やしちまうってのはどうだ!?」
「馬鹿!せっかく見つけたダンジョンを壊す気か!?」
「でもこのままだと地上まで追っかけられるぞ!」
「ダンジョンの魔物は外まで出てくることはほとんどない。それよりこのダンジョンの情報をギルドまで持ち帰ることを優先するべきだ!」
「・・・クソッ!わかったよ!」
相方のクウコウは普段蛮勇のくせに、なにかあると判断能力をあっさり失う。あのスケルトンの速度を見るに俺たちが脱出するまでに追いつかれる可能性は大分低い。突然加速されるようなことがなければ平気だろう。ダンジョンが燃やされた程度で壊れることは実際にはないだろうが、それはそれとして復活には時間がかかる。丸ごと燃やせば次探索できるのがいつともわからない。それに、一度全壊したダンジョンは直った時には丸っと様変わりしていることもある。燃やしてしまえば情報料ももらえない可能性がある以上、それを認めるわけにはいかない。
階段を駆け上がり、地上を目指す。下からはカタカタと骨の音が反響して響いてくる。だがやはり足は速くないらしい。徐々に音が小さくなっていく。ほどなく地上が見えてきて、音が聞こえなくなっていることに気づく。どうやら逃げ切ったようだ。先に外に出た相方に続いて飛び出すように脱出する。
「はぁーはぁ・・・疲れた・・・」
「スケルトンがいるとはなぁ・・・。見た感じは植物系ぽかったけどなこのダンジョン」
「見た目と出てくるモンスターが違うのは珍しいよな、高く売れるんじゃないかこの情報?」
「出てきてもう金の話か?業突く張りだなお前・・・」
「そりゃお前もだろ!」
相方と顔を見合わせげらげらと笑いあう。生き残ったなら次は金勘定。実に冒険者らしい。
「とりあえず、村まで戻って換金だな」
「依頼分差っ引いたらどれくらい残るかね?」
「さて・・・、銀貨10枚分くらいはあるんじゃねえ?」
「それと依頼料で合わせて銀貨12枚分か!このダンジョンのランクが決まったらまた来ようぜ!」
「入れたらな」
本来なら今日一日森の中を駆けずり回って薬草集めて銀貨2枚の儲けのはずだったが、気づけば6倍にも膨れ上がっていた。思わぬ幸運に顔がにやける。出来れば明日明後日もこのダンジョンに入りたいが、まずはギルドに報告しなくてはならない。んで報告するとギルド側で探査が入る。それと聞いた情報でダンジョンのランクが決まる。それまではギルド関係者以外はダンジョンには入れない、入ったことがバレればギルドから罰則が与えられる。流石にそれは避けたい。それは相方も同じはずで、そうなると次このダンジョンに入れるのは探査が終わった後、およそ3週間後くらいだろうか?
「とんだ儲けだ。今日の晩飯は少し豪勢にするか」
「いいねぇ!酒もいれようぜ!」
相方と談笑しながら帰路につく。今日はいい夢が見られそうだ。
しばらくは書き溜めを1~2週間周期で投稿します。