ダンジョン大好きダンジョンマスターが理想のダンジョンを作るまで 作:一一生寝てたい一
「・・・売れましたね」
「怪しまれてはいたが、売れたな」
ランさんが冒険者と接触してからの一部始終を見ていた俺たちは、そろいもそろって同じような感想を漏らす。怪しまれてはいたが、売れた。しめて300DPの儲けだ。
「買うもんですね。明らかに怪しいですけど」
「おそらく、冒険者ギルドに報告するのに使うんだろう」
「あ、なるほど。そしたらどうでしょう?買いに来る人間増えますかね?」
「さて、どうだろうな。危険性がないというのは今回の一件で証明できると思うが・・・」
「・・・ロムニ様、俺考えたんですけど」
「無理やり奪い取られに来た時の対処法だろう?」
「そうです。ロムニ様はどうお考えで?」
「三体くらい、5,000DPほどつぎ込んでスケルトンを強化するつもりだ。なにかあればランとそいつらで鎮圧する」
「なるほど」
悪い考えではないように思える。スケルトンも強化すればそこそこの戦力になるはずだ。そいつらに前衛を任せて後ろからランさんが援護する。ランさんの実力がいまいち俺にはつかみきれないが、そこまで悪い作戦には思えない。
「どうせならスケルトンも一段上の奴にしませんか?1,500DPでスケルトンウォリアーにできますけど」
「いいな、そうするか」
「じゃさっそく」
そう言ってメニューを開き、善は急げとスケルトンウォリアーを召喚する。召喚に4500DPに強化分で合計9500DPだ。残り約22100DP。スケルトンウォリアーはスケルトンの上位種に当たるモンスターで、最初から鋼でできた金属鎧を纏っており、そうでいながらスケルトンよりも遥かに高い膂力(骨なのに)を誇るこのモンスターは、その重量ゆえの速度の低下というものをほとんど感じさせないどころか、スケルトンよりも素早く動ける・・・らしい。ここまでの説明は全部メニュー様の説明文とステータス欄の受け売りだ。ただ、実際に召喚されたスケルトンウォリアーからは一種の圧のようなものを感じるあたり、結構ほんとのことなのかもしれない。
「おおー・・・。こう、なんというか、戦士って感じがしますね」
「だな。いい戦力になってくれそうだ」
「こいつらには名前は付けないんです?」
「わざわざつける必要もないだろう」
そうやって召喚されたスケルトンウォリアーを並ばせてロムニ様と一緒に眺めていると、帰還したランさんから声がかかった。
「ただいま戻りました。無事取引成功しましたわ」
「お疲れ様です。ここから見させてもらってました」
「あら、そうでしたか。こちら銀貨になりますわ」
「確かに」
「冒険者との商談、うまくいくものですね」
「そうだな。今後のいい稼ぎになりそうだ」
「今後も買ってもらえるなら、ですけどね」
「問題ないだろう。今回ので危険性はないということが向こうにも伝わったはずだ」
「今後も買ってもらえるといいですわね」
「そうですねえ」
「さて、さっそくスケルトンの強化しましょう」
「そうだな」
なにもさておき、お楽しみのスケルトンウォリアーの強化である。各々さっそくメニューを開き、目の前のスケルトンのステータスを開く。攻撃力や防御力といったおおよそのステータスが現れ、次に強化可能なステータスが表示される。
「ええと、腕力脚力等の身体能力、スキル、魔法がありますね」
「魔法は駄目だな。元々の魔力が少なすぎる」
「ですね。となるとスキル・・・も駄目だな。高すぎます」
「安い『スラッシュ』でも1000DPか。でも無しではなくないか?」
「えぇ、それなら基礎ステ上げた方が良くないです?」
「さっそく意見が分かれましたわね」
「というか知能ってないんですね」
「ゼリー子の時はあったぞ。種族の問題か?」
さっそく意見が分かれた。俺としては、ランさんを補助する以上、基本ステータスを上げた方がいいと思うんだが。
「ロムニ様はなんでスキルを取らせたいんです?」
「いざというとき、頼りになる技は一つは持っておくべきだ。スラッシュは少し頼りないが・・・」
「むむむ・・・」
向こうもまともな意見をぶつけてきた。こうなってくるとお互いどっちかが譲らない限り、水掛け論になりかねない。さてどうしようか。・・・そういえばこの場にはもう一体いた。
「ランさんはどう思います?それ次第で決めましょう」
「いいだろう。ラン、忌憚のない意見を頼む」
「あら、私ですか?・・・ええと、そもそもなんでスケルトンウォリアーを強化しようと?」
そうかそういえばそこからだったか。
「いえ、ポーションを無理やり奪いに来る輩が出たらどうしようかという話をしていてですね。なら鎮圧用の強化スケルトンを事前に作っておこうと」
「ああ、なるほど」
事情を理解したランさんがうーん、と顎に指をあてて考え始める。見た目がいいのでそんなあざとい動作も様になるのがすごい。
少し考えて、結論が出たのか顎から指を離す。
「そうですわねぇ」
「どっちだ?」
「私としては、ユーマさんに賛成でしょうか?」
「む・・・それは何故だ?」
「私の代わりに前に出てもらう訳ですから、やはりスキルよりも基礎的な部分が優れている方がいいかと。火力は後ろから私が支えられますし」
「俺も同じ意見です」
「そういうものか・・・わかった。そっちでいこう」
ロムニ様からも同意が得られた。若干納得は行ってなさそうだけど、必殺技とか好きなんだろうか?なら次は―――。
「どの項目を強化します?俺としては耐久面がいいと思うんですが」
「耐久面ですか・・・。私としてもそれがいいと思うのですけれど~」
「なんです?なにかあるんです?」
「ロムニ様の顔をまったく立てない、というのもいかがなものかと~・・・」
「ああーなるほど」
「・・・私はかまわないぞ。そもそも意見が食い違っていたわけだしな」
「そんなこと言って。すねてるじゃないですか」
「いやすねてはない」
そうだろうか?どこからどう見ても若干不機嫌になっているように思えるんだが。まぁ2:1で意見を潰されれば不機嫌にもなるか。ここは少しご機嫌取りをしておこうかな?
「ロムニ様はなにか他の意見あります?」
「露骨な優しさだな・・・だがそうだな」
今度はロムニ様が顎に手を当てて考えだす。こちらも少しして答えを出す。
「やはり攻撃力を強化したいところだな。というのも別に好みだけで語ってるわけではない」
「と言いますと?」
「戦闘において、一気に火力で叩き潰す、というのはそれだけで戦法になるほど強力なものだと私は思う。それゆえの提案だ」
「なるほど。ロムニ様は短期決戦が好きなんですね」
「まぁ、そうなるな」
なるほど。そういえばロムニ様って紫色の大剣持ってるし、もしかしたら攻撃よりの戦士だったりするのかね?まぁ戦闘経験はないんだろうけども。それだとずっと隠れて生きてきたというのと食い違う訳だけだし。
「私としても、攻撃力を強化する方向性もいいとは思いますわ?」
「ふーむ、ランさんもこう言ってますし、筋力上げますか?盾も持ってますし、防御力の強化にもなるかと」
「・・・なんか気を遣われまくっていて嫌なんだが、ここで断るとまるで子供だな。ありがたく提案に乗らせてもらおう」
「じゃあ500DPくらい筋力強化に使って、あとはどうしましょう?一体あたり1333DPくらい使えますけど」
「あと833DPか。何を強化する?」
「魔法は駄目、となると残るは・・・体力ですかね?この場合の体力って、どれだけ攻撃受けたら死ぬかを指すんですかね?それともどれだけ動けるかを指すんですかね?」
「多分両方じゃないか?単純な生命力強化という意味合いもあると思うぞ」
「なら体力でいいんじゃないですかね?せっかく強化したのにあっさり倒れられても困りますし」
「ふむ。なら残りはそっちに割り振る・・・でいいかラン?」
「ええ、私もそれでいいと思います」
そういう訳で、スケルトンウォリアーの強化内容もおおよそが決まった。そうなると早速やろうかとなる訳で、ロムニ様がメニューを開き、強化を振り割る。
「さて、どれくらい強化されたか・・・そうだな。私が試そう」
「え?ロムニ様戦うんです?」
「打ち込ませるだけだ。わざわざ戦力を潰そうとは思わん。強化したスケルトンに打ち込ませて試してみる」
「面白そうですわ。私も魔法の試し撃ちがしたいところでしたの。その後で試させていただいても?」
「いいぞ」
マジか。戦力を潰さないようにって、ロムニ様、そんなに強い自信があるのか。そういえば最初にあった時、俺殺されそうになったっけ・・・。ダンジョン作るのが予想外に楽しくて忙しくて忘れてた。実際どのくらい強いんだろうか?
そんなこんな考えている間にロムニ様が軽く衣服を整え、大剣を軽々と構えて・・・いや待って待って
「ロムニ様、そのドレスで戦うんです?」
「なにかマズいか?」
「マズいというか、衣服が切れたらどうするんです?もったいなくないです?」
「・・・それもそうだな。その可能性は低いと思うが、念のため着替えるか」
そう、ロムニ様は初めて会った時からずっとドレス姿である。肩回りがすらっとしていたり、裾が少し短かったりで運動も出来るよう気を遣った造りになっているようだが、それでもドレスだ。なにかあったらもったいないのは間違いない。そうだなここは―――。
「どうでしょうロムニ様?俺が運動用の服を出しましょうか?」
「む・・・そうだな・・・」
「服?私たちが出すのではだめですの?」
「ああ、どうにも知っている範囲でDPで出せる物が変わるらしくて。俺は運動用の服も知っているので、出そうかと」
「ああ、そういうことでしたか」
「わかった、任せる」
「うぃっす!」
さて、残るは俺がなにを出すのかだが―――もちろんすでに決まっている。そう、ジャージだ。一回でいいからロムニ様みたいな整った美しさを持った人に着てみてほしかったのだ。
まぁその前にジャージがメニューの中にあるのかどうかだが、メニューでジャージを探すと―――あった。上下セットで50DP。これなら買っても大丈夫だな。
「ありましたありました。ロムニ様これです」
「む、これか」
「なんというか・・・動きやすそうではありますけど・・・」
「安物感が否めないな」
「まぁそこはお許しを・・・動きやすくはありますから・・・」
「それはそうかもしれないが・・・まぁいいか」
許された。結構個人的な嗜好が混じっていたのだが、許された。許されたったら許されたのだ。
あ、そういえば靴とか出した方がいいのだろうか?今のロムニ様はブーツを履いているのだけど、あれで動けるのだろうか?
「ロムニ様、靴も出しましょうか?それで動けます?」
「動けるぞ。もともと運動性の高い服装だったしな」
「そうですか。じゃあとりあえずそのジャージ一式だけで」
「この服はジャージというんだな」
そういうとドレスに手をかけるロムニ様。そのまま脱ごうとして―――!?
「待ってくださいロムニ様!俺向こう行くんで!」
「む、どうした?」
「・・・ああ、そういえばそんな特性もありましたわね」
「ラン、なにか知っているのか?」
「ニンゲンの間では異性の裸を見るのは小恥ずかしいもの、とされているのです。それでしょう」
「む・・・そうなのか。それはすまなかったな」
「い、いえ・・・じゃあ俺は向こう見ときますんで」
考えてみたらこの空間、トイレの仕切り(40DP)くらいしか隠れられそうなところなかった。そうなってくるとその後ろに隠れるしかない訳で。
「俺この後ろにいるんで、着替え終わったら教えてください」
「わかった」
そう言ってそそくさと仕切りの後ろに隠れる俺。・・・いやぁ驚いた。
それから少しして、
「終わったぞ」
「あ、着替え終わりました?」
どうやら着替え終わったらしいロムニ様から声がかかった。そろそろ仕切りの後ろで魔法の練習でも始めようかと思っていたところだったのでちょうどよかった。さて、仕切りの後ろから出て、実際に見てみた感想だが。
「・・・おぉ」
「どうした?」
「いや、俺ここまでジャージを着こなしている人初めて見ました」
「そうか?」
そう言ってその場でくるりと一回転するロムニ様。どこから見ても完璧な着こなしっぷりに思わず感嘆のため息が出る。
「さて、服も整った。さっそく始めよう」
「あ、もうです?自分はなんかすることありますかね?」
「特にないが・・・。せっかくだ。そこで見ているといい」
「そうですね、そうさせていただきますか」
「ロムニ様。私はなにかありますの?」
「ランも特にないな。私の次に魔法の試し撃ちでもしたらどうだ?」
「じゃあそうさせていただきますわ」
「あ、じゃあ俺も」
そうして安全のためにそれぞれ離れた位置に陣取る俺とランさん。最初はロムニ様の実力でも見学させてもらっておこう。
そうしているうちにスケルトンウォリアーの前で、どこからともなく大剣を取り出したロムニ様がそのまま左腕一本で軽々しく構える。
「さて、どこからでもくるといい。私の身は心配するな」
そうスケルトンウォリアーに言い聞かせるが、スケルトンウォリアーに動く気配は無い。どうにもなけなしの知性が主に攻撃することをためらわせているらしい。スケルトンには知性はないが、スケルトンウォリアーには戦略を考える知能があると説明文には書いてあった。戦略的には主=指揮官に攻撃するのはあり得ないということだろうか。
「攻撃してこないな。仕方ない、『命令だ、攻撃しろ。』」
そうやって命令されたスケルトンウォリアー達がやっとのことで動き出し、ロムニ様に切りかかる。その速度は俺が思っていたよりもはるかに素早く、互いの距離、およそ5メートルほどを一瞬で埋めてしまう。
「!ロムニさ―――」
「ふむ。やはりまだ遅いし軽いな」
咄嗟にロムニ様に避けるように言おうとした(間に合ってなかったが)俺の目の前で、軽々とスケルトンウォリアーの一撃をその大剣で受け止めるロムニ様。そのまま鍔迫り合いに持ち込まれるも。
「み、微塵も押されてない・・・」
「スケルトンウォリアーが手を抜いているようには見えないのですけど~。すごい膂力ですわね」
そうやっている間に二体目のスケルトンウォリアー、三体目のスケルトンウォリアーが横から切りかかるも、一瞬剣を引いてから一気に押し返し、そのまま弾き飛ばしたロムニ様はその勢いのまま右、左と大剣を振るいスケルトンウォリアーの剣をはじき返す。そしてすぐさまバックステップで距離を取る。
「ふむ・・・。今のでおおよそ分かった。『攻撃を止めろ』」
「あれ?もういいんです?」
「ああ。もうわかった」
「なら結果は後で聞くとして、次は私たちの出番ですわね」
「あ、そうか。そうなりますね。といっても俺は『ウォーター』と『ウィンド』の試し撃ちですけど」
「私もそんなものですわ~。どちらが先に行きます?」
「どっちでもいいんじゃないです?俺が先に行きましょうか?」
「ならお願いしますわ」
なんとなしに先方を頂いたので、お先に前に出る。ロムニ様と打ち合ったままの位置でたたずんでいるスケルトンウォリアーを三列に立たせ、自身はその前に立つ。
「行きます。『清浄なる水よ、出でよ―――【ウォーター】』」
腕を前に出し、簡易的な詠唱を唱え終わる。すると、
「・・・」
「手のひらの先から水が出てるな」
「勢いと量はありますけど、敵に向けるものではありませんね~」
言いたい放題である。いや俺も正直これはしょぼいと思うけど。どう考えても魔法の威力ではないというか、なんに使うんだこれ。
「ってあれ?ロムニ様」
「・・・」
俺が困惑に身を打ち震わせていると、ロムニ様が近づいてきて、手のひらを皿代わりに水を受け止め飲み始める。
「・・・ふむ。普通の水だな。今度からポーションを作るときはこれで水を出せ」
「あ、なるほど。それが知りたかったんですか」
考えてみたらポーション作るのにいちいち水出してたもんな・・・それ以外にも食費もちょっと浮くか?とはいえほとんど誤差みたいなものだけど。
「次は『ウィンド』ですね。ロムニ様離れててください」
「んむ。わかった」
そう言ってふたたび離れていくロムニ様。それを確認して魔法を使う。
「『そよ風よ、吹け―――【ウィンド】』」
こちらも簡易的な詠唱ののち、魔法が発動する。しかし、その結果は俺が思っていたのとは全然違ったものだった。
正直、他の最下級魔法と一緒で、『ウィンド』も大した威力を持っているとは思っていなかった。
「っ!?」
「おわぁ!?」
「あら~」
結果、一瞬吹き荒れた嵐のような風によって、スケルトンウォリアー三体が仲良く吹き飛ばされてそのまま壁にたたきつけられる。ガシャガシャ音を立てて起き上がるのを見るに、大きなダメージは無かったようで安心した。
「今の・・・最下級魔法ですよね・・・?」
「すさまじい威力だったな・・・」
「まぁ、今のユーマさんの魔力なら当然ではないでしょうか?」
「・・・ん?それはどういうことだ?」
「どういうことって。もしかしてお二人には魔力が見えないのですか?」
「お前は見えるのか?」
「ええ。ユーマさん、結構すごい魔力持ってますわ?」
「ふーむ?なんでしょう?アルラウネの特殊な体質とかですかね・・・?」
どうやらランさんには俺の魔力が見えるらしい。先程の『ウィンド』が明らかに強力だったのもそのためだとか。俺にはよくわからないけど、ランさんがそう言うならそうなんだろう。なにせ魔法に関しては俺よりも詳しいはずなんだし。
「ふーむ・・・。なんでしょうか?いつもマナポーション作るのに魔力使ってるからそのせいですかね?」
「かもしれないな。・・・今度から私も混ざるか」
「いいですねぇ。効率が上がる」
「さて、最後は私ですわね」
そう言って今度はランさんがスケルトンウォリアー達の前に立つ。変わらず三列に並ぶスケルトンウォリアー。これなにか指示出し直さないと並び変わらないんだろうか。
「行きます―――詠唱省略、『アーススパイク』!」
魔法が発動すると同時に、スケルトンウォリアーの足元がボコりと盛り上がる。そこから真っ白の杭が飛び出てくるが、それを事前に察知したスケルトンウォリアー達に避けられる。
しかし、そこまでは読んでいたのだろう。間髪入れずにランさんから魔法が飛ぶ。
「詠唱省略―――『アースシャワー』!」
魔法が発動すると同時に、真っ白い石礫のようなものが避けた直後で身動きのできないスケルトンウォリアーたちに突き刺さる。その勢いのまま吹き飛ばされるスケルトンたち。俺の時と違って骨の所々に傷がついており、明確なダメージを負っていることがわかる。
「まぁ、こんなところでしょうか?」
「流石。詠唱って省略できるものなんですね」
「ある程度魔法に習熟すればできるようになりますわ。ユーマさんもすぐできるようになると思いますわよ」
「そうだといいんですけど・・・」
「さて、これで試運転は完了したな」
ロムニ様が締めのために言葉を発する。
「傷ついたスケルトンたちに関してはしばらく放っておけば治るはずだ。ランの魔法に関しては今見た通り、威力、技術共に十分に戦力になるだろう。スケルトンたちも、前に来た三人組が相手でもやりあえるはずだ」
「これでやっとこさダンジョンも安定・・・しますかね?」
「安定するといいですわねぇ」
お久しぶりです(初手正座)。
いやぁスプラは楽しいですね(焼き土下座の構え)。
次の投稿は頑張って早めるから許してください・・・。