完全見切り発車の作品です。
ご笑覧ください。もし良ければ感想などお待ちしております。
戦え。
戦え。
戦え。
全ての選ばれし者、人類最後のマスター『達』よ。
ワタシはキミらの希望を見たい。
絶望に打ちひしがれてなお、本当に人は立ち上がることができるのか?
なんの力もない一般人でも、本当に世界を救う事ができるのか?
では、誰が1番その役に相応しいのか?
ワタシははやく、それを見たい。
「はっ!?」
目を、覚ました。
「ここは・・・?」
辺りを見回す。どーみても極寒の大地ですね。北極?南極?よくわかんないけど、まぁどう見ても雪山ですよね?くっそ寒いです。
「はぶっくしゅん!!」
ヤバい。なんか知らんがこれはヤバい。これは確実にスタンド攻撃を受けている。さっきまで自分の部屋で友達から勧められたアプリ『FGO(フェイト・グランドオーダー)』をダウンロードして、さぁやるぞ!って気合を入れた瞬間、世界が暗転した。気がつけば、なぜか雪山にいる僕。季節はとっくに夏だったはずだ。なんでこんな世界に自分がいるんだ!?
とりあえず、目の前にはなんかわかんないけど、でっかい建物がある。とにかく入るしかない。こちとらTシャツ短パンの部屋着仕様なんだ!
「す、すみません!!開けてください!」
『ようこそ、人理継続保障機関 フィニス・カルデアへ』
「へ?」
『御名前を』
「か、
『入所シークエンスに移ります。それまで、シミュレーションをお楽しみください』
「は、はいぃぃいいいいい!!?」
なんだそれ、なんだそれ!?
すぐに入れてくれないんかい!こちとら凍死寸前だっつーの!シミュレーションだかなんだか知らんが、一刻も早く屋内に入らんとマジで死ぬ!
「ちょっ!そんなのいいですから、とにかく中に入れてくださいよ!」
『入所登録が完了しておりません。そのまましばらくお待ちください』
あ、終わった。この無機質な受け答え。絶対融通の利かないAIタイプだ。二次元とかだったら、もっと違う出会い方をしていれば、僕らはきっと仲良くなれたはずだ。自信は無いけど。
てゆーか、周り、吹雪いてきてない?フバーハとか使いたい。あ、あれはブレス耐性だっけ?吹雪ってブレス扱いになんのかな?
そんなどーでもいいことを考えていたら、当然、ちょいぽっちゃり体型で中背の僕の体温はどんどん奪われていくに決まっている。知ってるかい?脂肪は熱しやすく冷めやすいんだぜ?つまり極寒の地では早く凍死しやすいってことさ・・・。
あぁ、気が遠くなる。上代ユウの目の前は真っ白になった。文字通り。
ポケモンやりてー。
つづく