本格派バンドRoseliaの練習はいつも過酷である。
「しゅわーしゅわ♪♪」
「友希那危ない」
危ない歌詞を歌う友希那に突っ込んだリサ。
「いい演奏ですね、るんってします」
「紗夜熱でもある?」
Roseliaのギタリスト水色の髪に凛々しくカッコいい顔立ちである、
「皆さん……真剣に演奏してください……」
「燐子はなんでNFOの曲弾いてるの? しかも楽譜じゃなくて輪廻とのツーショット写真見てるよね?」
別の曲を弾きながら愛しき弟とのツーショット写真を譜面台に置いてガン見してる白金燐子にツッコむリサ。
「もっと知りたい知りたい過剰なLife♪♪」
「あこ、ここダンス部でもスクールアイドル部でもないから」
同じ羽丘のダンス部でRoseliaのドラム担当。紫色の髪と高校生ながらも小柄な魔王様。宇田川あこがスクールアイドルしていることにツッコむリサ。
もう一度言う。Roseliaの練習は過酷である。
「「「「しゅわしゅわ! どり☆どりーみん! shout!」」」」
「もうやだこのバンド。輪廻助けて。後竜に会いたい。ルナ、紗夜止めて」
Roseliaの練習は過酷である。(3回目)
♪♪♪
「今日もるんってくる演奏でしたね。ズババーンってします」
「今日は日菜と紗夜が入れ替わってるのかな?」
「日菜は撮影です」
「知ってるよ」
日菜というのは紗夜の双子の妹で、
「燐子、輪廻の写真頂いていいかしら?」
「これ寝てる時の輪廻です。見て下さいこの可愛らしい寝顔! 最高ですよね!」
「私だったら襲ってるわ」
「あこも襲いたいです」
「おい待てそこの犯罪者予備軍共」
「リサ姉怖い」
「あこもだよ。というか踊らないで。休憩して」
「虹色パッション♪♪」
「歌うなぁ!」
Roseliaの休憩も過酷である。
「リサ! もっと激しく!」
「それ前にファンの人から誤解されまくってたからやめてね!? アタシには竜っていう彼氏がいるからさ!」
「紗夜、るんってしなさい!」
「ギュイイーンって演奏しちゃうよー! いや湊さん!? 私は日菜じゃないです! というか最近日菜とルナが仲良すぎて妬ましいわ!」
「ただの嫉妬で笑う」
「燐子! 辛辣過ぎよ。後、楽譜ちゃんと見て! 輪廻の写真見ながら完璧に弾くのはやめなさい!」
「グヘヘ……輪廻可愛い……仕方ないけどここまでにしますね……っしゃ! やってやるわ!」
「りんりんキャラぶっ壊れてるよ」
「あこ! もっと周りの音聞きなさい! 一人だけ早いわ!」
「あこだけガチダメだし!? ……輪廻さんから教えてもらったドラマーの必殺技を使います!
「輪廻が何でドラムのことが分かるのかはさておいて私も少し早いわね……最後はフィニッシュでしっかり行くわよ!」
「「「「はい(うん)!」」」」
「「「「「しゅわしゅわ! どり☆どりーみん! shout!」」」」」
「さぁ、始まりました今週もRoseliaのRADIO SHOUTのお時間です」
「今日もリスナーと盛り上がっていくよー!」
「「「……あれ?」」」
Roseliaの練習は……うん。過酷である。多分。
♪♪♪
俺は姉さんが今日いないのでピアノ弾きたい放題してた。亡くなった王女に捧げるセプテットの舞とか、竹破り飛翔博麗とか、最近ナイフ・アンド・ナイトとか弾けるようになったけど、もう少し弾きたいな。
「やっぱりセプテットの舞安定だな弾きやすい」
「……さて、あこ早速あれ使ってくれてるかな。俺がピアノ動画でよくやってる右と左の音を同時に聞く応用のやつ」
あこがこの前周りの音をしっかり聞きたいって言ってたので右と左と後ろと前でスピーカー置いて違う曲を数秒聴かせて曲名を当てさせる特訓させたけど、上手くいってるかな?
『輪廻さんありがとうございます! 上手くいきました!』
「テレパシーすんな!? どうやってんだ!?」
輪廻は5のダメージを受けた。上手くいって良かったね。