ソードアート・ディファレント   作:ルイ/Lui

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SADTS

原作:川原礫

考案、作成:Luikon

【注意!】

・IFストーリー注意
・キャラ崩壊注意
・ストーリー崩壊注意
・この作品は思いっきりキャラを載せているパクリ作品ですが、ほぼ自己満足作品です

ご了承ください


ソードアート・ディファレント 6 –Tragedy Story-

チャプター6 –俺は独りじゃない–

 

第22章 –友であること–

 

ここは浮遊城のアインクラッド第50層主街区《アルゲード》。

俺は無意識の中歩いていたらしく、いつの間にか近くの宿屋で寝ていた。

俺はこの層の主街区へ向かっていたのだが、その道中でギルド《風林火山》のリーダー《クライン》と出会った

彼はかつての友で、俺が初めてこのゲームのシステムをレクチャーした人物だ。

──そして今は、そのギルドメンバーと共にこの宿屋に泊まっている

 

現在の時刻は6時50分。

昨日不意に目覚めて、睡眠時間が短くなっているが、総合的に見れば睡眠時間は取れているので問題は無い

というより、狩りに行かずあのメッセージの人物を探しに行っている時点で、問題しかないのだが。

 

さてと、と何気ない掛け声で自分を動かす。

昨日は《風林火山》のメンバーに守られながら歩いてきたらしく、お礼をしなければならない──そこまで俺は弱くはないのだが。

そんなことを考えつつ、俺は《風林火山》のリーダー《クライン》がいる部屋の前で止まる。

深呼吸をし、手を伸ばし、コンコンとドアをノックする(そんなことしなくても、ここで声を掛ければ良いのだが)。

 

キリト「クライン、いるか?」

 

俺は一声かけ、相手からの返事を待つ。

──しかし、いくら待っても来ない。

留守なのかなと思いつつ、待っていると──

 

「お、キリの字じゃねぇか」

 

不意に妙な名前と同時に話しかけられる、しかし聞き覚えのある声だ。

俺は振り返り、彼の名を呼ぶ。

 

キリト「...なんなんだ、その呼び方は──クライン」

 

クライン「──良いじゃねぇか、あだ名で」

 

...昨日までの気迫はどこに行ったのか分からないほどの呑気なこいつが、彼──《クライン》である。

先程説明した通り、彼はかつての友だ。

まさか第50層の主街区へ向かう途中で出会うとは思わなかったし、なによりも生きていたことに驚きが隠せないが、最も驚いたのは、彼のギルド《風林火山》のメンバーが、誰一人として欠けなかったことであり、これには敬服せざるを得ない。

 

クライン「──で、何の用だよ?」

 

その声で俺は我に返り、本題へと移る。

 

キリト「えっと...何、お礼を言おうと思っただけさ」

 

クライン「お礼ィ〜?」

 

クラインは訝しげにこちらを睨むが、すぐに表情を戻し、言葉を放つ

 

クライン「どうしたんだよキリの字、お礼なんて」

 

クラインは困ったように問うてくる。

 

キリト「いや、ここまで守ってくれたんだろ?お礼はしなくちゃなって思ってさ」

 

クラインは少しポカンとしていたが、立ち直り口を開く。

 

クライン「...まぁいいか、ありがとよ、キリの字」

 

まだそのあだ名を言うか と思ったが、口から出る寸前で飲み込む。

俺は「あぁ」とだけ返し、自分の部屋へ戻ろうとしたのだが、その寸前でクラインに止められ、俺は振り返り「なんだ?」とだけ返す。

 

クライン「あ...いや、何、ただ少し思うことがあってだな...」

 

キリト「思うこと?」

 

クライン「あぁ...なぁキリト」

 

クラインはあだ名を忘れたのか、或いは真剣な話をする為にわざと外したのか...それは分からないが、彼は話を続ける、俺はその話に耳を傾けた。

長くも思える沈黙の中、彼は漸く口を開く。

 

クライン「...もし、何かあったなら、本当に言えよ」

 

キリト「...」

 

クラインは、気付いている。

何の事までは分からないだろうが、俺の心境を気付いているのだろう。

だからこそ、慎重に言葉を選んでいる。

そして、漸く出た言葉が、それだった

俺はこれだけしか言えない

信用していないわけではないが、今はこれだけしか言えないのだ。

 

キリト「...ありがとう」

 

それだけ伝え、俺は自分の部屋へと戻っていったのであった。

 

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第23章 –迷いの古城(ラビリンス)–

 

今の時刻は丁度午前7時。

いつもなら特定の場所で狩りの真っ最中

だが今はそれをしていられないほど、気になっていることがある

それは、昨日からあるIM(インスタント・メッセージ)のことだ

 

(IM、通称インスタント・メッセージとは、DM(ダイレクト・メッセージ)とは違い、名前のスペルを覚えていれば送れるメッセージのことだ、但し条件があり、その1つが、同じ層にいないと送れない、というデメリットがある

また、文字制限もあり、DMのように長文を送ることが出来ないのが難点なのだが)。

 

このメッセージの内容にはこう書かれていた

 

『キリト』

『元気にしてるか?』

『突然だが、キリトに会いたい』

『ここの主街区の転移場で待っている』

 

...とだけ書かれている。

文字制限もあるため、こうなってしまうのは仕方ないのだが、差出人の名前も無いため特定しにくい

そもそも俺は悲しいことにフレンドが壊滅的に少ない。

べ、別に泣いてなんかないぞ、本当だからな。

 

...コホン と咳払いをし、邪魔な思考を1度停止させた。

そして目の前の事に集中する。

 

この文章を見るからに、"主街区"というのはここ第50層《アルゲード》のことを指している。

1度だけ有効化(アクティベート)する為に行ったことがあるのだが、未だに街の道を覚えきれていない。

一見、古城に見える主街区なのだが、どうにも集落のようにも見える。

薄茶色、だが濃茶色とも言いきれるカラーの家々があり、同じ風景で何とも把握しづらい。

ただ1つ言えるなら、マップを使わなければ、主街区へ行くことも、出ることさえも許されない状況になったのは確かだ。

 

そうなってしまった為、少し向かうのに躊躇ってしまうが、差出人が分からない以上、気になって仕方がない。

...これもゲーマーとしての性...だと思う。

 

ふと目線を動かし、現在の時刻を見てみる

すると『7時35分』と表示されていた。

 

キリト「...あーだこーだ言ってても仕方ない...か」

 

色々考えていても、一生答えに辿り着かない気がしたので、ここでもう一度思考を停止させる。

 

俺は手馴れた手つきでメニューウィンドウを操作し、宿屋から出る準備を進める。

そして最後の準備を終え、ウィンドウを閉じたところで、大切なことを思い出す。

もう一度メニューウィンドウを開き、ホログラムキーボードで奴に感謝の言葉を述べる。

...するとすぐに返信が帰ってきた

 

キリト「...ったく」

 

俺は半分呆れながらも、ウィンドウを閉じ、宿屋の入口へと向かう。

宿泊代は泊まる時に支払っているので、大丈夫だろう。

 

キリト「...行こう、会いに」

 

宿屋のドアを開き、俺は主街区《アルゲード》へと向かった。

 

クライン『──もういいって、あ、でも今度狩りに手伝ってくれよな』

 

...とだけDMには記されていたが、それっきりDMは来ていない。

 

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____________

 

宿屋から出ると、町の陽気なBGMが聞こえてくる

現時点での最前線ではあるが、それでも人は多い。

それ故に様々な会話が聞こえてくるのだ。

それで驚いたのがある、それが──

 

『ねぇ...知ってる?あのギルドのこと』

『ギルド?』

『うん、私もよく知らないんだけどね?いるんだって...』

『...何が?』

『──殺人鬼が』

 

──その会話が、俺の脳内に焼き付いていた。

興味がある、だが、このデスゲームで殺人を行うのは、正気の沙汰ではない。

 

──つい最近噂になった殺人ギルド...通称《ラフィン・コフィン》。

黒ポンチョを着た男達が運営するギルド。

最近うちの攻略組のところにも話題が上がった程だ。

何れ調べる必要があるが、今はそれどころではない。

問題が出来たのだ。

 

キリト「...不味い、迷った」

 

...やはり、マップ無しで記憶を頼りに行ってはいけないな...。

 

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第24章 –ところで、あなたはどこにいるの?–

 

マップを駆使し、ようやく主街区へと辿り着いた俺は、IMの差出人を探し出すことにした

が、ここで重大なことに気付く

 

キリト「...そういえば、ここって確か有効化(アクティベート)済んでたよな...」

 

我ながら馬鹿だったと思う

しかし、かつての友人に出会い、殺人ギルド《ラフィン・コフィン》の噂に気が付くことが出来たため、まだ良かったのかもしれない

そう考えれば、結果オーライだ。

 

気を取り直し、俺は捜索を続ける

だが、迷宮とも言えるこの層で、どうやって探し出そうか...と悩んでいると、目の前に「ピコーン」という電子音を鳴らし、点滅しているボタンがあった。

これはIMのボタンである、ということは、何者か分からない差出人からもう一度メールが来た可能性がある。

俺は手馴れた手つきでメニューウィンドウを操作し、IMのボタンを押す。

 

キリト「──これは」

 

『よぉ、キリト』

『俺はこの層で店を営んでいる』

『詳しいことは後で話す』

『ここにこい』

 

...という文章と一緒にURLが貼られており、それをタップするとマップが表示された。

 

キリト「...ここに来いってか」

 

そこに表示されていたのは、この転移門からそう遠くない場所にあり、曲がり角の右にあるらしい

このIMの差出人はこの層で"店"を営んでいるらしいが一体誰だろうか...

 

キリト「というか転移門じゃなかったのか...とりあえず向かってみよう」

 

俺はメニューウィンドウを閉じ、マップに表示されていた場所へ向かうことにした──のだが

 

ピピッ

 

この電子音が俺の脳内に響いた。

この音は、フレンドに送れるDM(ダイレクト・メッセージ)だ。

 

DM(ダイレクト・メッセージ)とは、IM(インスタント・メッセージ)とは違い、指定のフレンド、ギルドメンバーといった様々なプレイヤーに送ることが出来るメッセージのことで、IMにあった制限がない。

なので長文を送ったり、画像を貼り付けたりと、色々なことが出来る。

 

...ヤバい。

それだけが、それだけの言葉が俺の脳内を廻る。

だって、その差出人は──

 

アスナ【ねぇ、あなた今何処にいるの?】

 

...アスナだからだ。

 

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第25章 –聞き覚えのある声–

 

キリト「不味いな...」

 

咄嗟にそんなことを呟いていた

──俺は第50層《アルゲード》の主街区にいるという謎のIMの正体を突き止める為、アスナがDMで呼び出されたタイミングを見計らって宿を出て、そこでクラインに出会った...そこまではいいのだが、まさかここでそのツケを払うことになるとは思わなかった。

 

アスナが用事を終えて《スウェントの町》に戻ってきた可能性がある

そこで俺がいないことに気付いたかもしれない

アスナは《索敵スキル》を入手していなかったはずなので、俺を見つけるにしても時間がかかる

だが、それも時間の問題だ

もし、仮にだ、仮にアスナが《索敵スキル》を持ったプレイヤー...或いは俺と同等のスキルを持つ相手なら、見つかるのもそう時間がかからないだろう

しかし、DMを見た時点で相手には既読がついているはずだし、ここで既読スルーするのは何か違う気がするし、それに後が怖いので何かしら返信をしなくてはならない。

しかし何と送ろうか...嘘を伝える?いや、もしそれで先程の《可能性》がある限り、あまり有効とは思えない...本当のことを話す?いやいや...それはそれで怒られてしまうな

...あれ?詰んでないか?これ、どの道怒られるような気がするんだが...

 

そうこう考えているうちに、また一通のDMが届く

 

アスナ【ねぇ、聞いてるの?】

 

...ここで取るべき行動はひとつ

──なんか返信しよう

 

キリト【第50層の主街区《アルゲード》にいるよ】

 

そう返信すると、すぐに帰ってきた

 

アスナ【分かった、今からそっちに向かうね】

 

...エ?あれ??こっちに来るの??

しかし、ここは古城のような景色で、周りはほぼ同じ薄茶色のような濃茶色の家々。

転移門を使ってくるならまだしも、それでもこの中から探し出すのは至難の業...だと思う

 

──さて、俺がやるべきことは2つある

 

ひとつ『IMの正体を突き止める』

ひとつ『アスナと1度合流する』

 

前者は、俺1人がやるものだと思う

もし何かの罠なら、アスナを危険に晒すわけにはいかない──《彼》のようにはなってほしくないから

後者は...まぁ...自業自得だな、ウン。

怒られ覚悟で行くしかない、それに少しなぜ出かけたのか、理由も気になるしな

 

キリト「と、なるとだな...」

 

必死に脳内を巡らせ、今やるべきことを組み立てて行く

そうして、遂に答えを見つけた

俺が今やるべきことは──

 

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___________________

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アスナ「...どこにいるのかな」

 

私は、現在キリトくんを探していた

その理由は数分前に遡る──

 

アルゴさんとの会話を終え、《スウェントの町》の宿に戻り、キリトくんと今回のことについて話そうと思ったんだけど、なぜかそこにはいなかった。どうやら出ていったらしい。

 

さっき、安否確認の為に第1層にある《黒鉄宮》まで戻って、『K』から始まる名前を探し始めた

そこにはちゃんと他プレイヤーの名前と《Kirito》が刻まれていて、《Kirito》には死亡した証の線は無かった。

生きている。

それだけ分かったことが大収穫だ。

そして私は約半年前に見慣れたウィンドウを操作し、《DM》ボタンを押す

そしてフレンドの中から《Kirito》を探し出し、そこに【あなたはどこにいるの?】と聞く、既読は付いていたが、中々返信が来ないのでもう一声送る。

【聞いてるの?】

しかし今回も既読がついたまま、もう一度送ろうとした途端、キリトくんから返信が来た。

 

【第50層の主街区《アルゲード》にいるよ】

 

と帰ってくる。

私は

 

【分かった、今からそっちに向かうね】

 

とだけ返し、第1層の転移門に立ち、声をあげる

 

アスナ「転移!《アルゲード》!」

 

蒼いポリゴンが私の視界を覆い被さる

数秒もせず、視界が戻った。目の前に映っていたのは同じ色と建築物が立つ、まるで古城のような景色だった。

 

──そして今、私はキリトくんを探していた

キリトくんに言いたいことは何個かあるけど、まずひとつ、これを言わなくちゃならない

 

アスナ「...説教の続きね」

 

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何故だろうか、今凄く悪寒がしたのだが

...気のせいでありたいな

 

──さて、俺がすべきことはひとつ

 

『IMの正体を突き止める』ことだ

 

これでアスナに間違いなく怒られることは確定した

もう後戻りは出来ない

そしてIMに記されていた場所...URLに貼られたマップを見ていた。

転移門からそう遠くないらしいが、ここ本当に大丈夫なんだろうか

明らかにヤバめな雰囲気を醸し出しているのだが

 

キリト「...ま、行ってみなきゃ意味無いよな」

 

──明らかにヤバめな雰囲気を醸し出している道を少し緊張しながらも、俺は歩み出す

ここの角を曲がり、3つ先の角にある...らしい

人通りも少ないし、そもそも黒いローブを着ている人物がいる

まぁカーソルがNPCの色なのでプレイヤーでは無さそうだ。

 

...そしてさっきから後ろから気配がするのだが、気のせい...ではないよな

相手は《隠蔽スキル》を使っていないのか、それとも俺の《索敵スキル》がハイディングしたのか

気配は1人

詳細なことはあまり分からない、もっと詳細なことを調べるには《索敵スキル》の熟練度をあげる必要がある

現在は600、もっと詳細なことに必要な熟練度は800。

残り200だが、性能をあげるためには《索敵スキル》の熟練度をあげるにはもっと使うか、《索敵スキル》のクエストを進めるしかない。

 

...しかし、未だについてきているのだが、これは気付いてほしいのだろうか?しかし、ここは圏内、仮に俺を殺しに来たのなら圏外まで誘導する必要がある

圏内は決してダメージを受けないし、モンスターが入ることもない

ならば、情報収集が目的だろうか?

──少し後ろを見てみようか

 

キリト「」バッ!

 

...後ろには何もいなかった、しかし《索敵スキル》は『気配1』と認識している

...余程の反射を持っているか、あるいは運が良く隠れられたか

 

...それはそれとして、俺は3つ先の角の家に着く

そしてひとつカマをかけてみることにした

 

キリト「...そこにいるのは誰だ!」

 

...仮にいなかったらそれはそれで恥ずかしいが

するとひとつ影が現れる

そこから出てきたのは──

 

キリト「...アスナ!?」

 

アスナ「...ごめん、着いてきちゃった」

 

___________

___________________

________________________

 

俺はアスナに話を聞き、なぜここにいるのかを説明してもらったところ、転移門で探しに来た時、俺が謎の道へ進むのが見えたらしい

そこでこっそり着いてきたところ、俺にバレた...ということらしい

ある程度の理由は分かったので、俺も現在のことを説明する

するとアスナは

 

アスナ「...分かった、でも私もいく」

キリト「ダメだ、罠かもしれないんだぞ」

アスナ「その罠かもしれないメッセージに従ったのは誰よ?」

 

...これにはぐうの音も出ない

 

キリト「...分かったよ、行こう」

アスナ「分かればいいのよ」

アスナ「...で、その場所ってここなの?」

キリト「あぁ、ここだ」

 

...店の名前を見る限り《故買屋》のようだ

俺はドアノブに手をかけ、捻って開ける。

 

「いらっしゃい」

 

少しダンディな声...いや、聞き覚えのある太めの声が、店を開けると聞こえてきた

 

キリト&アスナ「...エギル(さん)!?」

 

エギル「久しぶりだな、2人とも」

 

______________________________________

 

おまけ –ファイル1–

 

《α》『こんにちは〜、いやこんばんはかな?それともおはよう?』

 

《β》『どっちでもいいです早く進めてください』

 

《α》『こらこらβくん、そんなカッカするなよ〜』

 

《β》『無性に殴りたくなってきたんですがどうしたらいいんですかね』

 

《α》『ごめんごめん笑』

 

《β》『...ホントに殴っていいですか?』

 

《α》『あっ...ちょ...ゴメンナサイ』

 

《β》『...もういいです、早く本題に移りましょ』

 

《α》『そうだな、さて本題だけど...』

 

《α》『前にこれは世界革命が起きるレベルの研究だと言ったよね』

 

《β》『そうですね、少し盛ってるような気がしなくはないですが』

 

《α》『いいの、いいの、細かいことは気にしなーい』

 

《β》『良くないですから!』

 

《α》『...あっ!やばい!もう時間が無い!』

 

《β》『は!?ちょっ、早く簡潔に残してくださいよ!?』

 

《α》『えっとね、もう俺たちの時代では次世代へと移ろうとしてるの、そこの土台が既に揃ったってとこだね』

 

《β》『そんなとこですね』

 

《α》『んじゃ、俺寝ていい?仕事終わったし』

 

《β》『...』

 

《α》『そんな目で見ないでくれよ助手く〜ん...』

 

《β》『誰が助手ですか!?』

 

おまけ –ファイル1– END




今回のお話は、《クライン》と出会った後のお話です─あだ名を付けるほど陽気なやつ──だったが、本当の事に気付いていたのだ。
キリトが答えたのは、ただの一言『ありがとう』。
IMの在処を掴む為、主街区の転移場に向かうが、過去に迷ったことがあった為、少し躊躇っていた──。
殺人ギルド《ラフィン・コフィン》の噂が立ち、何れ調べる必要がある──そしてその奥で現れたのは《エギル》だった。

次回 チャプター7 –お前は誰だ?–
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