No Orphan's Sky ~異世界オルガ外伝~   作:Easatoshi

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 今週は二本立て!


第31話

 

 力を尊ぶ彼らが力で敗れ、マクギリスの後押しとペコリーヌの料理により、胃袋さえ捕まれた自由の声のならず者どもが、一転して鉄華団を受け入れるのは至極当然の事であったのかもしれない。

 こちらが驚くほどすんなりと、鉄華団の面々を受け入れる姿にこちらが恐縮しかねない勢いだったが、それは仲間内に見せる彼らの気さくな態度により、すぐに打ち解ける事となった。

 して、ジュリエッタとガエリオにより鉄華団の面々は闇市を案内されながら、その混沌とした独特な市場に度肝を抜かれることがあった。

 当然禁制品などの曰く付きな売り物もある一方で、真っ当な物や意外な物も高値で取引されることがあり、キャル達がクリーチャーに襲われた時に腹いせに持ってきた『幼生コア』等は意外と高値で取引され、思わぬ副収入となった。

 なんでも精錬すればナノマシンの原料や、あるいは無毒化すれば食材にもなり得ると説明され、それを聞いたペコリーヌが一瞬渋ったような面持ちになったことは記憶に新しかった。

「……でも、ジュリエッタさんやガエリオさん達も無事で良かった。 こっちの世界じゃオルガさん達も一斉に行方不明になって大騒ぎになってたんです」

「心配を掛けさせてしまいましたね、みほ。 私達にしても、まさかこんな事になるとは思いもよらなかった」

「完全に青天の霹靂って言うか……目が覚めたらまた宇宙だったもんな。 皮肉にも、こっちの世界に飛ばされてから、俺達が元々は別の世界の人間だった事を思い出したんだよなぁ」

 そんな中でみほは、戦車道の試合において面識があったガエリオ等と話が弾む内に、急に異世界に送られて双方が混乱していた事実を知る。

 

 戦車道なる、旧式の戦車を使って戦車戦を行う競技が大々的に行われるみほの世界。 その世界においてオルガ達は異世界から来訪した人間というアイデンティティを持たず、むしろガンダムのあるオルガ達の世界と互いの文化が最初から混じり合っていたような、言わば完全なるクロスオーバーを果たしていたようだ。

 

 それ故にオルガもその世界で転生を果たした際には、再度の異世界転生を果たすまでは元からこの世界の住人であったと信じて疑わない節があったようで、それはここに居るガエリオとジュリエッタも同様だった。 無論、彼らを静かに見守るマクギリスも同様なのだろう。

「でも、二人が元気そうで何よりですね。 この事実を早くお姉ちゃん達に話してあげたいなあ」

「ああ、貴女の姉は私と同じ黒森峰の……」

『西住 まほ』、だったかな? 何にせよ無事を報告出来れば言う事は無いんだがな……と、ここがモジュール屋だ」

 

 ガエリオはこのステーション内唯一の、アップデートモジュールを扱う商店のテントに一同を案内した。

 中は雑然といびつな形状の部品という部品が露天に並べられており、周囲の雰囲気もあって怪しさが立ちこめる異様さを醸し出していた。

「ほ、本当にここで良いのだろうか」

「IS用のパーツがあるかも、ってつい言っちゃったけど……」

 不安げに呟くは、ここを案内して欲しいとガエリオ達に告げたラウラとシャルロットであった。

 

 全てではないが、異世界からの転移の際にアトラスシステムにアップグレードされた二人のISは、技術体系的にこの世界におけるエクソスーツと宇宙船を足して二で割ったような代物となっており、装備出来るモジュールも双方の物を流用出来る等一定の互換性を持っている。 

 その為彼女らは自力で自らのISに、エクソスーツ用と宇宙船用のアップデートモジュールをいくつか転用して性能の向上に成功しており、同様の……それどころか、これまで貿易を行ってきたビスケットやみほ達が言うには、正規のモジュールと比べ独自のチューニングが施されているらしい、非公式な強化モジュールがこう言った場所には並ぶ事があるらしいと聞いて少なからず関心があった。

 しかしいざ現物を目の前にして、その上にこれまたうさんくさい素振りの4つの目玉を持つ爬虫人類、露天商のゲックが奥から姿を現すのを見て、ラウラ達は無意識につい身構えてしまう。

「huhdweul;l;vfdmkz?」

 こちらの姿を見るなり飛び出した言葉は、どうやらゲック語だったようだ。

「……言っておきますが、皆が私達の言葉に会わせてくれるとは限りません。 ゲック語で喋って下さい」

 ジュリエッタの無慈悲な言葉に意欲をくじかれそうなりながらも、シャルロット達はゲック語を理解出来るオルガとテイオーに通訳をお願いした。

「お願い二人とも」

「分かったよ」

「……大丈夫カナー?」

 二人はゲック語で闇商人と思わしき店主に声をかけた。

「「fiejwokswqolpwsl?(ジャマするぜ?)(おじゃまするよー?)」」

「jduewijikddkeisqiwidwj! jfiwjeidekdwqoswqkoqoq!」

自由の声、謹製、モジュール! 品質保証、ナシ、仕様書、ナシ、自己責任……ええ……」

ewijdweijisk?(いや、アンタの売り物だろ?) iwdjiwdkklnnzm,,?(まさか一切合切謎って話じゃねぇだろな?)

「jijidwodklqwos,oell///:/x!」

「……知らない、出所も不明、だって……ワケワカンナイヨー……」

 オルガとテイオーは項垂れた。 闇商人のゲックが売る商品とその謳い文句に、あらためてここが秩序の及ばぬ場所だと言う事を再認識させられる。

 特に相変わらずゲック語なら単語レベルでの理解が出来るテイオーは、完全に会話をこなせるオルガ共々身も蓋もないゲックのセールスを前に、ただただ後ろにいた仲間達に振り返るなり引きつった笑みしか浮かばなかった。

「……一応、こう言った非正規のモジュールを実装して事故が起きたという報告はありませんよ。 ()()()()()()

()()()()()()()では?」

 意味深に言うジュリエッタの言葉に異議を申し立てるのはラウラだった。 彼女は自分の専用機であるシュヴァルツェア・レーゲンのシステムアップデートに余念がなかったつもりなのだが……いざ話を聞いてみようとして肝心な部分がぼかされると、本当にこのモジュールを購入すべきか否か躊躇してしまった。

 曰くこの程度のやりとりは軽いジャブらしいのだが、それで不安を煽られる辺り慣れていない初心者はお断りな代物なのだろう。

「第一、ボク達普通のモジュールすらあんまり買った事無いからね……」

「最高クラスのモジュールと良い勝負するよね、この……うさんくさいの」

 テイオーとシャルロットは、提示されたモジュールのお値段を見てため息をついた。

 その価格『435』と書かれ、対してオルガ達は一日辺り約『8,000,000』……『クレジット』と呼ばれる通貨を稼いでいるが、この世界の基準においては決して少なくない金額らしかった。

 

 しかしながら、この商品はその通貨で購入出来るとは言っていない。

「hudjiejkwoakso435jiwjiejwiek! dijiesjieklsk--!」

「……これに『ナノマシンクラスター』が435必要ってか」

びた銭一文、まからないってさ……」

 そう、金銭として出回っているのは何もクレジットに限らず、オルガの言うナノマシンクラスターと呼ばれる、文字通りナノマシンの集積物を通貨として利用する場合もあった。 これらは通常出回るクレジットに対し貴重で集める手段が限られている事から、全体的に桁数が少ない。

 今し方シャルロットが発したように、435ナノマシンが必要ともなれば、この世界においては最高級なモジュールが買えてしまうほどの単位なのだ。 決して持っていないわけではないが、今の手持ちだと多くても2~3個買うのが限度であるため、それほどのナノマシンを投資する価値があるかは決めかねていた。

「さっきの幼生コアっての、取っといた方が良かったかも知れないわね……」

「そうですね……1つくらいはあったほうが良かったと思いますね「アンタに任せたら食べちゃうでしょ?」

 ぼやくキャルやペコリーヌだが、売ってしまった物は仕方がない。

「kmgoewkokcls,」

「早く決めてくれ、だとよ」

 いずれにせよ今ここで買うか買わないか、判断をせっつかされてる以上は悩んでいる暇などなかった。

「オルガ、僕達の為に無理しなくっても「はぁ、わかったよ。 ……hijdwijwdikosk、lkallaklkfknzk(物は試しだ、一つだけ頂くぜ)

 オルガはナノマシンクラスターの納まるペレットを、物々交換で商人に手渡した。 別に良いと言いかけたシャルロットを遮っての購入に「買うんだ……」と彼女がぼやいたのは言うまでもない。

「lixziekdolwksloep!」

毎度あり! だって……本当に良かったのダンチョー?」

 人柱を覚悟でうさんくさいモジュールを購入したオルガに向ける、テイオーの眼差しは怪訝なものだった。

「こりゃスーツ用か……ま、安全かどうかは使ってみりゃ分かんだろ」

 オルガはその視線を気にする事無く、購入したモジュールをインベントリの中に仕舞い込む。

「……結構ピンキリですからね?」

「言うまでもないかもしれんが、一度つけたモジュールは完全に分解しないと外せない。 いらないから他人に譲渡して使い回しは出来ないんだぞ?」

「わーってるよ……いざとなったら俺が人柱になるさ」

 ジュリエッタやガエリオの忠告にオルガは苦笑しながら答える。 そんな彼の様子に非公認モジュールに興味のあったラウラや、彼の無鉄砲な部分を恋人としてよく知るシャルロットは不安げな表情を浮かべた。

((簡単に人柱になっていいのか(な)……?))

 そう言いたい気持ちをぐっと堪えて、一先ずは彼の判断を信じる事にした。

 

 

 

 

 その後、貨物船の襲撃などの仕事を斡旋されそうになったり、気づかないフリをしないと色々と面倒になりそうな裏の世界を垣間見たオルガ達は、少し早いが宇宙ステーションをおいとますることとなった。

 自由の声のステーションのほぼ全員が、出発するオルガ達を見送りに来ている中、オルガは宇宙船……その後部を眺めていた。

「……あのミニチュアバエルとほぼ同じぐらいのサイズだな」

 オルガはジュリエッタからの贈り物……もとい返却物として、USGケリオンの後部に牽引されたコンテナの大きさを確かめつつ呟いた。 ミニチュアバエルとは、あのマクギリスのアジテーションを垂れ流しにしていた、スペシャルウィーク曰く某す○ざんまいポーズの模型である。

「あのバエルのミニチュア像は宇宙の至る所にばら撒いたそうだ。 見かけたら回収してスクラップにするなり好きにしてくれ」

「ガエリオ!」

「……あれのせいでカルタ様が資源集めに奔走する羽目になったんですからね。 後で貴方に逆エビを掛けてやるって息巻いてましたよ?」

 ジュリエッタからの言伝にマクギリスは身震いした。 どうやらマクギリスには、熱いお灸を据えられる事になりそうだ。

 

「――――んんっ、それでオルガ団長。 話だが」

 気を取り直すようにマクギリスが咳払いをすると、真剣な面持ちで話を切り出してきた。 それは恐らく、先程ペコリーヌによって遮られたあの話の事なのだろうが――――。

「あんた等は個人的に嫌いじゃない。 だが一緒になってアトラスと対峙するって話は首を縦に振れねえ……正直分からねぇ事が多すぎて決めかねてんだ」

「……ふむ」

 オルガの答えにマクギリスは腕を組む。 オルガにも至極真っ当な言い分がある。

 現時点においても実態のつかめていないアトラスやセンチネルに対し、自分達と共に戦えと言われても困るのが当たり前である。 ましてや腐っても相手はこの世界の秩序を保っていると言われる存在だ。 これではギャラルホルンがアリアンロッドと呼ばれる最大勢力と対峙した時と変わらないのではないか? そう言った疑念がオルガの胸中にはあった。

 日和見と言うつもりは無いものの、しかし正体さえつかめていない相手と事を起こすつもりもわざわざ無く、そう簡単に決められないと言うのがオルガの偽らざる本音だった。

「まあ、そう簡単に決められるわけでもあるまい。 ……君とて二度と鉄華団の仲間を失いたくはないだろうからな」

「……すまねえ。 悪いが、暫く考えさせてくれ」

 マクギリスの物言いに、オルガとガエリオ、ジュリエッタまでもが気まずそうに顔をしかめる。 ()()()()に関わったものとして、複雑な感情がこみ上げているのが見て取れるようだ。

「どうしたのダンチョー? もう出発の準備は出来てるよ?」

 先にケリオンに搭乗していたテイオーが心配そうに声をかけてきた。オルガは一瞬だけ振り返ると、テイオーの頭を撫でてケリオン内に戻るよう言いつけた。

 その様子にテイオーもそれ以上は何も言わず、大人しくコックピットへと戻る。

「じゃあな、また会おうぜ」

「ええ。 オルガ・イツカ、ご武運を」

「近い内にまた基地を訪れさせてもらうよ」

 

 そう言って別れを告げるジュリエッタとガエリオだが、いざ出発とケリオン内へ入ろうとした際、マクギリスがオルガを呼び止めた。

「待ちたまえ、オルガ団長……これを」

 マクギリスはオルガに何かを投げ渡した。 それは何らかのコードとオルガの顔写真が挟まった小さな冊子だった。 コレは何かと問う間もなく、マクギリスの説明が入る。

『偽造パスポート』だよ。 規制区域内の星系への渡航履歴はならず者との関与を強く疑われる。 それをステーションコアに認識させるだけで、君達の背後関係はシロになるという寸法だ」

「おまっ……」

 思わず絶句するオルガ。 いくら何でも用意周到すぎるだろうと思ったが、どこで誰が見ているか分からないリスクを鑑みれば、マクギリスの気遣いはむしろ妥当とも言えた。

「……大事に使わせてもらう。 サンキュ」

「幸運を、オルガ団長」

 オルガは軽く手を振ると、ギャラルホルンの面々もそれに応じてくれた。 挨拶を見届けるとケリオン内に戻りハッチを閉める。

「待たせたな皆、イサリビに戻った後は元の星系に帰ろう」

「そうだね。 色々あって疲れたよ」

「ですね」

「帰ったら晩ご飯の準備しないとですね! いっぱい食料分けてもらったから、ペコリーヌさんのお手伝いしてちゃっちゃと作っちゃいましょう♪」

「うへぇ! スペちゃんまだ食べるの!?」

 スペシャルウィークの底なしの食欲にドン引きするテイオーだったが、そんなテイオーの肩をタカキがポンと叩く。

 思わず振り向くと、タカキは黙って首を横に振った。 どうやら彼もテイオーと同じく、スペシャルウィークの胃袋に恐れをなしているらしい。 そんないつものやりとりに頬を緩ませるオルガは、宇宙船を発進させイサリビへの帰路についた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 イサリビへ帰還後、この星系から離脱すべくハイパードライヴを起動。 ワープ航行を開始するとハンガーに置いたままのジュリエッタに渡されたコンテナに向かった。

 ハンガーへ到着すると、鉄華団の面々の大半がそこに集結していた。

「おう、お前等もいたのか」

「オルガさん。 うん、さっきあの人からもらったコンテナって何だったんだろうって」

「でもオルガに渡されたコンテナだから、勝手に開けるわけにも行かなくって」

「ボク達ダンチョーが開けに来るだろなーって待ってたんだよ!」

「ハハッ、お見通しかよ」

 みほやシャルロット、テイオーからの期待にせっつかされるように、オルガはコンテナのコンソールを入力する。

 特にロックなどはかかっていないと言われていた為、オルガとしても中身が気になると思っていただけに手間がかからないのは有り難い所だった。

「そう言えばオルガ団長、ファリド先生はともかくあの二人は確か……」

「ああ。 本人もそう言ってたが元は敵同士、だったぜ」

 ラウラからの問い掛けにオルガの脳裏に過るのは、かつては敵として立ちはだかったジュリエッタとガエリオの二人だった。

 鉄華団と対峙したギャラルホルン、その内のアリアンロッドなる艦隊率いる敵側のエースとして活躍したのが、彼ら二人だった。 尤も、直接相対したのはここに居ない相棒の三日月で、元の世界においてオルガ自身が面識を持った事は殆ど……むしろ皆無だった。

 しかしながら、マクギリスと張り合ったガエリオや、それに及ばずとも立派に立ち塞がり、何よりも彼女自身も自負する悪運の強さによって遂に表向き三日月を討ち取り、鉄華団に引導を渡す形となったジュリエッタの存在など、立場上致し方がないとは言えオルガにしてみれば苦汁を飲まされた相手には違いが無いのだ。 無論、後者がそれを成し遂げた際には既にオルガは元の世界とは別れを果たしていたのだが。

 

「兵士ならその立場で敵味方が決まる事はままある……だが、複雑な気分じゃないか?」

「まあな。 だが、もう昔の話だ。 味方として一緒に旅をした事だってあるしよ、そんなもんだと思うぜ」

 オルガは今更掘り返す必要も無いと思っていた。 立場故に命のやりとりをして、奪われた側が相手を憎む事もあっただろうし、自分達も経験がある。 だがそれも過去の話だ。 異世界の旅で死んだはずの仲間達と再会は果たせたし――――そう考えていると、解放シーケンスを実行していたコンテナの蓋が遂に開ききり、積み荷の全貌が露わになる。

 

 ハンガーの外気に曝されたその中身に、この場にいた誰もが息を呑んだ。

 オルガも彼らが、ジュリエッタやマクギリスが口にしていたその粋な計らいをようやく理解し、ふと頬を緩ませた。

 

「それに……わだかまりを無くしてぇ気持ちは向こうも同じだからよ」

 

 そう、鉄華団の一度目の終焉を飾った……ガンダムバルバトスの頭部がそこに入っていたのだから。

 

 ジュリエッタ自身が討ち取った悪魔の首を彼女自身が手放す……その行いには確かに、全ては過去の思い出になったというメッセージが含まれていたのだ。

「ミカ……!!」

 思わずラウラはその場に膝を曲げて座り込んだ。 その目尻からは涙が滲んでいる。 無理もない。

彼女にとってガンダムバルバトスは、ラウラの『嫁』にしてオルガの相棒、三日月・オーガスの象徴なのだから。

「これが、三日月さんのバルバトス……の首なんですね」

「そうだよ。 基地に帰ったら、バルバトスの頭部をくっつけてあげないとね。 いつか三日月が戻ってきた時の為にもね」

「確かに、もう一仕事ですね……また頑張らないと」

 

 その頭部を惜しみなく返還した彼らの心意気を、オルガは確かに受け取った。

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