No Orphan's Sky ~異世界オルガ外伝~   作:Easatoshi

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第52話

キリトと別れたのは丁度2週間と少し前だろうか。 あのスペースアノマリーでの邂逅を果たし、そして再会を約束した後にそれぞれの旅路へと戻っていった。

 あの時は何時でも鉄華団の拠点に遊びに来いと、そこで改めてキリト達を鉄華団の団員として迎え入れようと能天気に考えていた。 しかしそれがまさかこのような死臭漂う採掘船内で、明らかに憔悴しきった状態の彼と邂逅する事になろうとは。

「どうしてここに……?」

 オルガは呆然とした様子でそう問いかけると、キリトは参ったなと言わんばかりの表情で頭をかいた。

「……その前に、治療薬や酸素なんかを持ってるなら分けてくれないか? 不躾だけど、身体とスーツがもうガタガタなんだ」

 あ、ああ……少しだが持ってる」

「助かる」

 弱々しく告げるキリトのスーツは、よく見れば至る所が擦れたり切り傷のようなものが見当たり、これでは気密を保てる状態にないのが、薄暗いトイレ内に辛うじてついている照明の光からようやく見て取れた。 と、言うのもキリトのスーツは元々が黒い上に、血と思わしき液体の跡が時間経過により黒ずみ……恐らくは大半が返り血だろう、それらがスーツの状態をより判り辛くしていた。

 命のやりとりを経験しているものの、ゲームというフィルターが存在しないこの場で随分と修羅場をくぐり抜けただろうと、オルガはキリトのスーツのバックパックに、医療用ジェルのカプセルカートリッジを接続しながら思った。

 

 

<テクノロジーをリチャージしました>

 

「……オルガと分かれて直ぐだ。 先立つ物も必要だろうって、宇宙ステーションに立ち寄って手頃な仕事を探してたんだ。 そしたらこのUSG石村が、このイージスⅦを採掘するにあたって臨時の作業員を募集していたんだ。 かなり大規模な採掘になるから、マルチツールの使い方に心得のある奴を大量動員するって聞いて……俺はアスナに留守を任せて船に乗り込んだんだ」

「アスナはここに居ないのか……」

「ああ、今となっては不幸中の幸いだったよ……だが問題はここからだ」

 オルガは続いてソジウムの詰まったカプセルを突き刺し、危険防御システムを復旧させる。

<テクノロジーをリチャージしました>

「この船、年季も入っている船だけど、採掘の規模に掛けては今だ右に出るものはいないんだ。 ……当然さ、コイツはプラネットクラッカー。 惑星の表面から地殻を引っぺがしてレアメタルを採掘する代物だ」

「随分豪快ってか、乱暴なやり方だな」

「下手すりゃ星系の重力バランスが崩壊しかねない訳だからな……で、このイージス星系ってのが曲者でな」

 オルガの応急処置を受けながら、キリトは一呼吸置いて告げた。

「募集の要項で書いていた星系とは違っていた。 ここはこの近隣星系に展開しているヴァイキーンの正規軍が厳重に封鎖してる、禁足地らしい」

「……それって違法採掘じゃあねぇのか?」

 キリトは無言で頷いた。

「そんな場所にこんな船を持ち出してまで何を大規模に採掘するんだってコトで、乗ってから俺らみたいな雇われどころか、正規の石村クルーまでもが困惑した。 だけど自前の船を宇宙ステーションに預けたままで逃げ出す事も出来ないし、疑心暗鬼でも作業に従事するしかなかった……そして大惨事だ」

「何が起きた……?」

 神妙に問い掛けながら、次は酸素入りのカプセルを接続するオルガに対し、キリトは苦虫を噛みつぶしたように答えた。

 

<テクノロジーをリチャージしました>

 

「……採掘していたイージスⅦの地殻から奇妙なオブジェが見つかった」

「そこから船員の一部が錯乱し始めて、互いに攻撃し合ったり自傷したりと、徐々に正気を失い……艦内の混乱も収拾がつかなくなった頃――――――」

 

 

 

「あの凶悪なエイリアンが現れたんだ」

 

 

 

 そう語るキリトの瞳はどこか虚ろで、どす黒く塗りつぶしたようなそれはハイライトが失われたようにも見える。 オルガは息を呑んだ。

「はっきり言って最悪だった。 あいつらは次々に現れては混乱するクルー達を殺しまくって、俺も手持ちのツールを使って何とか逃げ延びてきた」

「オブジェ……まさかそれが、連中を呼び込んだ原因なのか?」

「恐らくな……これが、オルガと分かれた1ヶ月間の記録だ」

 ひょうひょうとした様子を装おうとしているが、ため息をつきながらの重々しい口調からは、どれほどの苦労を乗り越えてきたのかが如実に感じられた。

 それと同時に、オルガは今の会話に違和感があった。

「ちょっとまて、()()()だと?」

「……ああ、つい2週間ほど前までアスナと毎日1回連絡を取り合っていたんだ。 そこから通信障害が出たけど、毎日の習慣で無線への呼びかけは欠かさなかったから間違いはない」

「俺がお前やアスナと別れたのは2週間と少し前だった筈だぞ?」

 困惑するオルガの質問に、キリトは首を傾げているようだった。

「スペースアノマリーであったのは2週間前じゃねぇか、ペコリーヌがアスナと競ってあそこのクルーやウチの団員巻き込んだの」

「ああ、覚えてるよ。 ()()()前だ、間違いない」

「??」

 困惑するオルガだが、キリトは自信を持って言う。

「悪いが、時間についてははっきり1ヶ月前だって断言出来る。 通信ログもあるんだ……オルガこそ、その2週間分のズレは一体何していたんだ?」

「……それは」

 混乱が収まらないオルガだが、自身に起きた出来事も含めてキリトに出来る限りを打ち明けた。

「拠点を兼ねた貨物船への襲撃にブラックホール……それは災難だったな。 だとしたら、ワープした後で2週間昏倒していたか、あるいは時間を飛び越えたか……だな」

「そんな簡単に時間的なズレが説明つくのか?」

「当てずっぽうだよ。 そう考えておくしか俺も説明のつけようがないって事さ」

 キリトは首を横に振った。

「だよな……まあ、今はそこまで重要な事でも無いか」

「そうだな。 さ、身体の方も少しはマシになってきたみたいだ。 助かったよ」

 注入した医薬品と、生命維持システムや危険防御システムが機能したのだろう。 スーツの自己修復が働き、表面上の傷やスーツの破れはいつの間にか修復されているようだった。 キリト自身もヘルメットのバイザー越しであるが、復帰した生命維持システムに内蔵されたハーモナイザーの効果により、少し血色が良くなったような印象を受ける。 目つきは変わらず疲れているような伏せ見がちであるが。

 

 どうやら優れた科学力は、心の傷までも癒やしてくれた訳ではないようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「つまり、自分をここに追い込んだ海賊と共闘して、船を修理する事になった訳か……難儀な」

「お互いそう思ってるだろうよ」

 怪我の治ったキリトと行動を共にしながら、オルガは廊下を警戒しながら歩きつつUSG石村に来る事になったいきさつを話していた。 センチネルに襲われ、海賊にも襲われ、そして今はエイリアンに……踏んだり蹴ったりな彼の境遇にキリトは同情を禁じ得ないようだった。

 そして、大きな2枚扉の前で立ち止まる。 入り口の電光掲示板にはフライトデッキ、奇妙な怪物との初遭遇にして、石村の洗礼を浴びせた凄惨な殺人現場に戻ってきていた。

「ここだ、目の前で海賊の内2名が身体を貫かれたりして殺された」

 オルガは扉を開ける。 目前に広がるは散らばった手荷物に加え、おびただしい血痕と弾痕。 つい先程にここで起きた出来事のすさまじさをありありと物語っていた。

「酷いな……」

「生き残りが今俺が通ってきた道を逃げて、俺はあの血まみれのガラス張りの向こうからこの場を離れたんだ……ん?」

 ふとオルガは、この部屋の違和感に気付いた。

 部屋にあるのはさっきよりも一層散らかった手荷物に、壁や床、天井の至る所に開けられた弾痕とゲックやヴァイキーンの血痕。 窓にも飛び散って視界を覆い隠した痕跡はその時に起きた状態のままだ。 しかし、同じくらいあるべき筈のものが見当たらない。

 

「……死体が、無ぇ?」

 

 オルガは呆然としたように、キリトにそう呟いた。 あれだけ貫かれ、切り刻まれた無惨な死体が残っていなかった。 まるで、申し訳程度に片付けたのかのように。 その他の痕跡はそっくり残しておいて。

「一体どこに行きやがった? あんな無残な遺体が跡形も残ってないなんて……」

「……まさか、連中の仲間入りをしたって言うんじゃないだろうな?」

 キリトの考えに、オルガは身震いを隠せなかった。 それはオルガの脳裏にもよぎった、遺体に何らかの方法で寄生し襲ってくる……と思われる未知の存在。 しかしそれは過去の記憶に基づく想像でしかなく、確固とした確信がない考えだった筈。

「おい、まさか本当に死体が……?」

「……今ふと思い出したよ。 俺が最初に倒したモンスターの事」

 オルガは恐る恐る目線を隣のキリトにずらした。 ヘルメット越しで顔色は分からないがキリトは、今までにないくらい沈んだ声色だった。

「変異して顔も崩れちまったが、ちょくちょく俺と食事を共にしていたヴァイキーンだった。 豪快だが気さくな奴で、地球人種の俺だろうとお構いなしで――――「キリト、やめとけ」

 話を進める度語気が強くなっていくキリトに、オルガはそっと首を横に振った。

 彼の目の前で起きて、そして処断した惨劇は想像を絶する地獄絵図だったようだ。そんな経験をして正気を保ち続けられる人間はそうそう居るまい。 嫌な記憶を蒸し返さない為に、強引に話を打ち切るしかない。 そんな意図に気付いたキリトが、はっとしたようにオルガを見つめた。

「宇宙船ドックに行けば船の修理に必要な部品が手に入る……さっさと修理してこの地獄から抜け出そうぜ」

「……そうだな」

 気を取り直し、オルガは入り口である宇宙船ドックに踵を返した。 スキャナーのあった出入り口を通り抜け、広々とした空間に柵で仕切られた通路を引き返す。 道中にはやはり、壊れた宇宙船の残骸が所狭しと転がっていた。

「……随分と多いな。 石村になかった船がいくつかある」

「ああ、それにさっきは気付かなかったが……この船、全部()()()()()()()()()()()()()()()()()

 敵に追われていた段階では気付けなかった事だが、よく見ればこの船の残骸は全て石村に入ってきた時の方を向いており、恐らくは争乱の際に脱出出来なかった船ではないだろうというのが見て取れた。 しかし、それ以上に重要な情報が、この残骸の山の中に見て取れた。

「……この船!?

 キリトが、残骸の中に何かを見つけたようで、しばらくそれを眺めた後に声を張り上げた。

「冗談だろ!? コルベール先生の船だ!」

「!」

 キリトの口から出た言葉にオルガも驚愕した。 その名は勘違いでなければ、以前転移した事のあるハルケギニアがトリステイン魔法学院に勤める、頭の輝ける中年教師のものだったはず。

「お、おいキリト……その名前、まさか頭の眩しい」

「ああそうだ! 魔法世界の出身なのに科学技術にとても精通してて、隣に桃色のウェーブがかった長髪の女の子を連れてる――――」

「ルイズか!」

 オルガは額に手を置くようにヘルメットのバイザーを押さえた。 以前そう言った話をキリトから聞かされた時、なんとなしに彼らの存在を思い浮かべていたが、まさか本当に彼らがこちらの世界に来ていたとは。 と、なれば人捜しをしているというのは、恐らくは……。

「……オルガにとっても知り合いだったんだな。 この間の鉄華団のメンバー見ても思ったけど、交友関係が広かったんだな」

「まあ、な。 それよりもコルベール先生がここに来てたのなら、船の中を探す必要があるかもな」

「だな。 直ぐに脱出できると思ったらそうもいかないか……いずれにせよ、今俺達がやるべき事は」

 キリトが振り向くと、オルガも同じ方向を振り返る。 視線は通路の先、オルガの乗ってきた大破したUSGケリオンに向けられた。

「ああ、シンギュラリティコアの確保だったな」

 仲間達から譲り受けた船の変わり果てた姿に、オルガは一瞬気落ちしそうになる。 決してそれ自体は特別な船ではなかったが、丹念に整備もされそこそこに旅路をともにしたとあってそれなりに愛着も湧きつつあった宇宙船が、メチャクチャにひしゃげ変わり果てた外部装甲を晒し、しまいには部品取りの為ここに置き去りにすることに。 げんなりするのも無理らしからぬ事だった。

「……落ち込んでる暇はねぇな。 さ、必要な部品を取っちまおうぜ」

「そうだな」

 

 気を取り直し、キリトと共に再度ケリオン内に戻っていく。 入って直ぐの十字路の右奥……機体の後ろ側に、リアクターとハイパードライブの内部アクセスハッチがあった筈だ。

 自動扉を開けメンテナンス室に入ると、室内も運転席同様壁の中に収められていたコードがむき出しで火花を断続的に吹き散らすなど、酷い損傷であることが窺える。 そして正面の壁、その腰の高さ程にあるハッチを2人して身をかがめ、キリトがそれを開けると目的の物は見つかった。

 紫に輝く丸いコアを中心に、Yの字を描くように3本のロッドが突き刺さるような形状の部品。 ハイパードライブの座標計算をになう構成部品、シンギュラリティコアがそこにあった。

「こんな形の部品だったんだな」

「ん? オルガは実物を見たことなかったのか?」

「ああ、整備はうちの優秀なのに任せっきりなもんでな……自分で修理した時でもここはイジった事無かったもんでな」

「そうか。 まあ、普段はここを触るような機会はそうそうないだろうから――――オルガッ!?」

 言われるまでもなく、オルガもキリトも同時にその違和感には気づいた。 背を低くするオルガ達の全身を覆う背後からの影、そして殺気を感じた。

 咄嗟に横っ飛びで緊急回避した二人の眼に飛び込んできたのは、今にも獲物を仕留めようと毒針のような物を突き立てながら飛びかかってくる、サソリのようなの姿のバケモノだった。

 

「「なんだコイツは!?」」

 

 二人は同時に飛びかかってきたその攻撃を避けると、バケモノの針はリアクターの回路に突き刺さる。

 現れたバケモノは腕から釜の生えた連中同様、ヴァイキーンのなれの果てとも言える姿だった。 ただ違いがあるのは顔が崩れている共通点はあるが腕には変化は起きておらず、下半身が消失し代わりに一本の巨大な長い槍に変質しているという所であろうか。 地を這うようにして槍と化した下半身をもたげるその姿は、初見の通りサソリを思わせるようなシルエットに見えた。

 奇襲を仕掛けてきた新手を前に、咄嗟にプラズマカッターを引き抜き対応しようとするが、敵の方が一足早かった。 元が足だったであろうその槍は非常に力強い動きで突き刺さった刃先を引き抜き、手早くなぎ払うようにそれを室内に振り回す。 武器を失う訳にはいかないとオルガはギリギリで身を引っ込め回避に成功するが、しかしキリトはそうはいかなかった。

 部品を引き抜き両手で持ったまま跳び退いたことが災いし、姿勢を崩してしまったキリトはシンギュラリティコアを前に掲げたままだった。 振り回された刃先の先端が掲げられたコアをなぎ払い、回路に深刻なダメージを与えてしまう。

「しまったッ!!」

 コアは深々と回路を切断され、演算装置も粉砕。 ただのガラクタと化してしまった。

「クソッタレッ!!」

 最悪なタイミングでの乱入者に激怒したオルガが、再度プラズマカッターを構え直し数発叩き込む。 狙いは槍と化した下半身、その付け根。 金属部品を切断する為の

それは有機物であるバケモノの身体を容易く切断する。 攻撃手段を失ったバケモノは数回の痙攣のうち、すぐさまその全機能を停止する。

 荒げた息を整えながら、壊れたシンギュラリティコアを持ったまま呆然と座り込むキリトに視線をやった。

「キリト……それは直せそうか?」

「ダメだ、演算装置ごと切り裂かれた……石村の設備では直せない」

「そんな……」

 オルガとキリトは互いに顔を見合わせ、落胆の色を隠せなかった。 シンギュラリティコアが無ければ海賊船の修理は行えず、星系からの脱出をすることもままならなくなるからだ。

 そして、彼らをどん底にたたき落とすような出来事が更に起こることを、ケリオンの無慈悲な緊急アナウンスが告げた。

 

 

<警告。 ハイパードライブのオーバーロード。 直ちに最小安全距離まで待避して下さい>

 

 

「「!?」」

 一瞬の間を置いて、開かれたままのハイパードライブの内部ハッチから炎が上がった。 コアを抜かれて不安定になっていたところに加え、現れたバケモノが槍を振り回したせいでむき出しの基盤がズタズタに、致命的なダメージを被ってしまっていたのだ。

 異常事態を察知したオルガはキリトを起こすと身を翻し来た道を戻る。 出入り口であるハッチを開けようと十字路に来たところでそれは起こった。

 

 

ハイパードライブの爆発が。

 

 

 

「「ぐああぁぁぁぁぁああああッ!!!!」」

 

 

 

 二人して爆風に煽られ、ケリオンの運転室まで押し出されたばかりか、キャノピーをぶち破って宇宙船ドックの通路まで叩き出されてしまった。 数回転がり手すりに叩き付けられるが、エクソスーツの優秀な防御力により肺の中身を押し出され、むせ返る以外のダメージは受けずに済んだ。

「キ、キリト……無事か?」

「オルガこそ――――ああっ!?

 炎に包まれたケリオンのハイパードライブは更なる大爆発を起こす。 その爆風はケリオンの後ろにも駐められていた宇宙船をも巻き込んだ……そう、あのハモンド達海賊らが乗り込んできた複数の宇宙船も。 反物質と三重水素を詰め込んだ宇宙船は言わばそれ自体が巨大な火薬庫だ。 次々と膨大な熱量に晒されて誘爆し、全ての船が大爆発を起こしながら宇宙船ドックに崩れ落ちていく。

「ふ、船が……!!」

「全部ぶっ壊れちまいやがった……!!」

<オルガ、そこで何が起きてるんだ?>

 絶望に打ちひしがれた様子で火葬される宇宙船の数々を見送るオルガらに、ハモンドからの通信。 困惑するハモンドらの顔がホログラムディスプレイに投影され、オルガは苦々しい表情で無線を返す。

 

 

 

「ケリオンが敵の襲撃で吹っ飛んだ。 あんたらの船も誘爆してな……クソッタレッ!!

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