最近ロックマンゼロを始めて書きたくなったので書いてみました。続くかどうかは気力次第ですが…、頑張れるだけ頑張ろうと思います。
気が付いたら目の前に銃を持った青いロボットが複数いた件。
更に言うと背後に金髪の少女がいる。何でこんな事になってんの?俺は確か学校が終わったから夕飯まで部屋のベッドで昼寝をしていた筈なんだけど…。
「ゼ、ゼロが…、復活した…」
ゼロ?俺はゼロなんてカッコいい名前じゃなくて……ってあれ?名前、何だっけ?やばい、全然思い出せんから沈黙しか出来ねぇよ。多分今吹き出しがあったら「………」こんな感じになってるわ。
「…ゼロ?助けて…。お願い、助けて…!」
……ハイ?助けてって、まさか俺にあの青いロボットと戦えと?無茶をおっしゃいますな金髪少女や。俺は戦闘経験なんて弟と喧嘩したぐらいしかない一般ぴーぽーなんだよ?銃持った相手に勝てる訳ないやん?でもヤバい状況なのはなんとなく分かる。どうしたものか…。
「危ない!!」
えっ?と思い振り返ると青いロボット達が銃を構え一斉に発射していた。弾丸が目の前に迫り、これは避けられないと悟った。その時、俺の頭を過ぎる走馬灯。あっ、もしかしたらこの走馬灯で俺の名前を思い出せるかもなんて呑気な事を考えながら走馬灯を見る。
『ゼ、ゼロが…、復活した…』
『…ゼロ?助けて…。お願い、助けて…!』
『危ない!!』
……ってこれついさっき起きた出来事じゃねぇか!!再放送にはまだ早すg
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気が付いたら目の前に銃を構えた青いロボットが複数いた件。
……いや、なんでやねん。ちょっとお待ち。俺今撃たれたよね?見るも無惨に全身を撃ち抜かれたよね?最後にチラッと見えた金髪の少女の全てに絶望したような顔が忘れられないよね?なのになんでここに戻ってんの?あれか?死に戻りってやつなのか?Re:ゼロじゃねぇんだから死に戻りなんてやめて下さい。確かにゼロって呼ばれてたけども!
……いや、一旦落ち着いて状況を整理しよう。まず俺は“ゼロ”と呼ばれる人物になっていて、金髪の少女に助けを求められている(よく見るとかなり可愛い)。そして目の前には銃を持った青いロボット。定石通りに考えれば恐らくここを突破する事が俺のやるべき事で、それが出来ない限り俺は何度でも死に戻り続ける筈。
…俺一人でどうしろと?しかもこの金髪美少女を守りながらでしょ?無理ゲーじゃね?いっその事このまま逃げ出したいけど…。
「…ゼロ?助けて…。お願い、助けて…!」
……こんな泣きそうな顔でお願いされちゃうとな…。それにさっき俺が死ぬ前に見えたあの絶望顔もかなり心が痛んだし。……しゃあない。俺一人で何が出来るか分からんけども!!
やってやろうじゃねぇK
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気が付いたら目の前に銃を持った青いロボットが複数いた件。
人が決意を固めた瞬間に襲い掛かってくるんじゃねぇよ!!お前それ魔法少女の変身シーンの時に攻撃を仕掛けるのと同じくらいのルール違反だからな!!
ふぅ…。さて、気分も少し落ち着いた所でどう対処するか…。目の前には青いロボット達。そして更に奥に道が続いている事から敵はまだいる可能性大である。加えてこちらは戦闘経験ゼロのゼロ(仮)と金髪美少女さんのみ。改めて考えると絶望的である。せめてこちらも何か武器があれば…、っと思っていたらいつの間にか俺の手にハンドガンが握られてる!?よく分からんけどこれで勝つる!!
手に持ったハンドガンを青いロボットに向けて…、撃つ!!撃つ!!鬱!!あっ、漢字間違えた。しかし俺が撃った銃弾は寸分違わず青いロボットの顔面に直撃し、破壊した。俺のエイムも中々である。しかしここにいてもまだまだ敵は湧いてくるだろう。危険だが奥に進むしかない。という旨を金髪美少女に伝えなくては。ヘーイお嬢ちゃん!俺が守るから先に進もうZ!!…いやナンパじゃないよ?この軽い口調で少しでも緊張を解せたらって思っただけだよ?
「……敵を残滅しながら進む。ついて来い」
「う、うん…」
……ってあるぇ?何か口調がクールになってる?まさかの自動変換機能搭載である。やめて、勘違いされちゃう。俺の事めっちゃ強い人だって思われちゃう。既に二回死んでるんです私。
くぅ…、思わぬ誤算に心が追い詰められるが何とかやるしかない!最大限警戒しながら突き進む!!
敵を倒しつつ先に進む道中で気がついた事がある。それは俺の身体が凄い性能をしているという事だ。跳べば数メートル以上高く跳べるし落下ダメージも無し。動体視力も上がっているのか複数人の相手の動きが良く見える。更に残像を残す勢いでダッシュをする事が出来る。どうやら俺はなろう系転生者になってしまったようだ。
しかしそのお陰でこの窮地を乗り越える事が出来ている。圧倒的感謝…!……ていうかそんな凄い状態の俺にしっかりとついてくるこの金髪美少女は何者…?俺が壁を蹴りながら登った結構な高さの段差も軽々乗り越えてきたし。その気になれば俺より強いのでは?なんて考えている間に一番奥の行き止まりまでやって来た。あれ?出口何処?
「あっ、行き止まりになってる…。どうすれば…」
まさかの出口崩壊である。ヤバくね?その時突如訪れる地震。そのせいで金髪美少女がいる足場が崩れそうだ!俺は残像を残すスピードのダッシュで彼女の元へ向かい、抱き上げる。セクハラ扱いされませんように!しかし足場が崩れてしまったので彼女の負担にならないようにしつつ着地態勢を……って、高い高い!!いくらダメージはないって言っても元普通の人間からしたら怖いんです。ジェットコースターの10倍は怖いわ!!
しかしそんな動揺も一切見せる事はなく楽々着地(しているように見えて内心心臓バックバク)。どうやらお互い無事のようだ。
「あ、ありがとう…」
いえいえどういたしまして。てか顔を赤らめて可愛いなおい。なんて言葉も出ないこのボディ。コミュ障か。いや、クールキャラ?もう何でもいいや。
「どうやらここは前時代の研究所のようね。もしかしたらレジスタンスベースへ戻れるトランスサーバーがあるかもしれないわ」
???レジスタンスベース?トランスサーバー?何それ知らない。いや、レジスタンスベースは何となく分かる。彼女の住む場所なんだろう。でもトランスサーバーってなんぞ?なんて考えている間に奥に進んでいく金髪美少女。おいおい一人は危ないぜ?
「ダメだわ…、崩れちゃってる。戻りましょうか?」
う〜む。正直戻った所で出口があるとは思えんけど、彼女がそうしたいなら俺はそれに付き合って……って危ない!?
「下がれ!!」
「キャアッ!?」
咄嗟に出た言葉も意味を成さず奥から壁を破壊しながら現れた巨大な手に金髪美少女は捕らえられてしまった。おのれ許さん。すぐさま捕まった彼女を追い掛ける。
…その先には、俺の身長を遥かに超える巨人のような巨大ロボットがいた。その日、人類は思い出した……。
「ダメ…、早く逃げて…。こいつにはバスターが…」
なんてふざけてる場合じゃないな。許さんぞこのデカブツ野郎。金髪美少女を返してもらう!!
取り敢えず彼女に当たらないように撃つ。弾かれた。ならばと壁を蹴り登り、頭部を狙う。ちょっと効いた?分からんけどここ狙うしかないな。なんて思ってたら口から緑色のレーザーが発射された!?咄嗟に下に降りて事なきを得たけど危ないな!?この野郎…、次はこっちのb
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…その先には、俺の身長を遥かに超える巨人のような巨大ロボットがいた。
……相手のレーザーのせいで発生した落石にプチっと潰された…だと!?なんて間抜けな死に方、恥ずかしい!しかし相手の攻撃パターンは分かった!レーザーとその後の落石に注意すれb
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…その先には、俺の身長を遥かに超える巨人のような巨大ロボットがいた。
……だよね。そりゃそんなでかい図体だもん。突進して来た方が強いよね。しかしこれで今度こそ相手の攻撃パターンは予測出来た。今度こそやってやんよ!
先ず最初と同じように壁を登りつつ銃を頭部に放つ。レーザーを撃ってきたら下に降りて躱し、落石も気を付ける。突進してきたら壁をギリギリまで登って躱す。これでなんとか戦えているけどこっちの攻撃は殆ど効いてない。加えてこっちは一撃でも喰らえば終わり。クソゲーかな?
「チッ…」
あまりの理不尽に自動変換機さんも舌打ち。でも本当にどうしよう?銃だと火力不足だし、このまま避けててもジリ貧だ。あれ?詰んだ?
「……ん?」
なんて考えていると突然モニターが光だし、そこから一本の棒…。いや、レーザーブレードだこれ!急にレーザーブレードが飛び出してきた!
「…ゼロ、コレヲツカッテ…」
誰ぞ!?
「誰だ!」
「ハヤク…、カノジョヲタスケナイト…、サッ、ハヤク…」
よく分からんけどありがとう謎の光さん!渡されたレーザーブレードを手に取る。って凄いなこれ!滅茶苦茶手に馴染むわ!まるで長年使い続けてたみたいだ!これならいけそうだ!
巨大ロボットがレーザーを撃ってくる。それを見た俺は何度もやっている壁登りで天井付近まで登って回避。そしてそのまま壁を蹴って奴の頭部に飛び移る。そしてすれ違い様に…!
「セヤァ!」
頭部を切り裂く!!それだけで巨大ロボットは機能を停止。金髪美少女を掴んでいた腕も落ちて今にも爆発を起こしそうに……ってこのままじゃ彼女が危ない!!瞬時に彼女の元に駆け寄り、爆発に巻き込まれないようにその場を離れる。その際に余波などが当たらないように彼女を背に隠す。フッ…、完璧だぜ。
……なんか頭に文字が流れた気がする。Mission completed?これで終わりって事?よっしゃぁ!何とか金髪美少女を守り抜いたぜ!……いやマジで疲れた…。死に戻りなんてフィクションで楽しむもので実際にやるもんじゃないな。スバルパイセンマジリスペクトっス。
「ゴーレムを倒してしまうなんて…。やっぱりあなたはあの伝説のゼロなのね?」
えっ?伝説?俺が?いや知らないけど。俺自分の名前も知らないし。
「ゼロ?俺の名前…か。…………うぅ…、思い出せん…」
「長い間眠っていたみたいだから仕方ないわ。…無理やり起こしてしまってごめんなさい…」
えっ?そんなに寝てたの?夕飯までの昼寝のつもりだったのにどんだけ寝たらこんな状況になる訳?
「それと、助けてくれてありがとう。私はシエル。こう見えて科学者なの」
金髪美少女改めシエルさんはニッコリ笑いながら自己紹介をしてくれた。うん、可愛い。てか科学者なの?その若さで凄いな。…はっは〜ん?読めてきたぞ?恐らく先程の敵はシエルさんの優秀な頭脳を狙って襲い掛かって来たんだな?なんという極悪非道、許せん!!
…でもなぁ、俺、多分本物のゼロじゃないんだよね…。中身こんなんだし。シエルさんをガッカリさせないかな?
「さっ、敵が来る前に私達のベースへ!」
「…俺がそのゼロじゃなかったらどうする?」
ちょい待ち自動変換さん?何口走ってんの?あれなの?ちょっとでも頭の中に考えたら直ぐ口に出しちゃうの?お口チャックしちゃうよ?いや俺の口だけども。
「私にとっては貴方はもうゼロなのよ」
シエルさん……!!なんて良い人なんだ…!!本物じゃないかもしれないのに俺の事を信じてくれるだなんて…!よし、俺この人について行く!正直また死に戻るかもだけどこんな良い人を見捨てるなんて俺には無理だよ出来ないよ!
「運が良かったわ、トランスルームが生きてる!」
シエルさんと一緒に部屋の中に入ると見慣れない機械が置いてあった。あれがトランスサーバーなのだろうか。
「上に立って機械を作動させればベースに帰れるわ。さあ、早く!」
言われた通りに機械の上に立つと、シエルさんは慣れた手つきで機械を操作しだした。すると機械が動き出し、俺の視界は真っ白に包まれた。あっ、これもしかして転移装置?やべぇ、さっきのロボットといい、完全にSFの世界じゃん。
──こうして、俺の死に戻り奮闘記が幕を開けた…。
……女の子の為に死に戻りするとかRe:ゼロじゃないんだから…。
ありがとうございました。
という訳でファーストミッションクリア!!…あのゲーム難しくない?ノーダメでクリアできる人まじ凄えわ。自分には無理です。