特別編・1
「大変長らくお待たせしたんだぜ」
「特別編という名を借りた作者の自己満足回よ」
「司会を北白河ちゆりさん、解説を岡崎夢実教授、アシスタントをわたしる~ことで」
「【ふわふわエレン 魔法のお店】からお送りしま~す」
ちゆり「そういうわけで、早速始めて行くぜ!感想欄や活動報告まで目を通してくれている読者様には伝わっているはずだが、この特別編は【本編で出番を作れなかった旧作勢】の出番をねじ込むために前々から作者が構想してたものなんだぜ」
教授「当時は作者の体調面に問題がなかったからこんなのんきなこと考えてたようね。結果としては体調面の不安から最終盤が駆け足になる惨状で特別編なんて書いてる場合かとなったわけだけれど」
る~こと「それこそ余裕が出来たなら修正と加筆すればいいのに~、ですね」
教授「まあ、駆け足なりに上手く着地させた満足感はあるみたいだから。私たちの出番を優先したということで納得しておきましょう」
エレン「現金ですねー。ちなみに私みたいな名前しか出てこなかった存在も適時(上手くネタに出来れば)呼び出すそうですー」
ちゆり「名前が出ただけマシだったのにな。不公平なもんだぜ…とりあえず前提として、このドタバタの背景設定から説明しておこうか。
時系列的には読者にわかりやすく言うと【剛欲異聞】と【虹龍洞】の間で起きた異変ってことになってるぜ。ここは作中から推測できるとは思うけどよ、発売日的に混同するライト層もいるかもってことで念のため、な」
教授「そしてこれは作者が大筋のプロットを書き上げた時期にもなるわ。要するに獣王園からのキャラはまだ世に出ていないから名前すら出てこないってことね」
慧ノ子「ちなみに情報が揃い始めてからは、魔理沙との繋がりで私を彼の敵対側にねじ込もうって考えもあったみたいなんだけど。私と魔理沙双方の関係を知ってる上で戦力拡充のためだけに畜生界へ出向ける立場のキャラがいなかったから断念したんだって。候補としては魅魔ちゃんだったんだけど、地上で隠居してたのに畜生界のことまで把握してるのは不自然だって没にしちゃったみたい」
ちゆり「おわっ!?いきなり話に入ってくんなよ!?」
菫子「それぐらい大目に見なさい、呼び出し要員としてわけわからないままこき使われてる私の身にもなってよ…なんだかテレポートだけ異様に強化されてるし、何なのよ一体…」
る~こと「出番がなかったメンバーで一番タクシー向きだったんです!護衛を付けてあげてるだけ諦めてくださ~い」
エレン「私が護衛ついでに強化してあげてまーす♡」
教授「ま、そういう理由ね。こんな感じで出番を作れなかったキャラを喋らせる企画になるわ。
登場したキャラを振り返りながら、出せなかったキャラでツッコミを入れていくというのが大まかな流れ。これでも出しようが無いキャラもいるようだけど」
慧ノ子「具体的には私以外の獣王園キャラとかが該当するみたい。そういう意味ではハッキリ魔理沙との関係があることを明言された私は恵まれてたわね。
最終盤を大幅に加筆・修正する気力と時間があれば私は参戦させてもらえるみたいだから、あまり期待せずに待ってるわー」
教授「埴安神袿姫をあんな形で引っ張り出した以上、こじつけることは難しくないでしょうし。ある意味タイミングに恵まれなかったのがこのヤマイヌだわ」
ちゆり「…気を取り直して話を進めるぜ。次は異変の解決者に関して」
教授「これはあの亀が話してたわね。私が願いを叶えたのは魅魔…あの悪霊になるわ。要するにすべての異変を解決したのが博麗の巫女ではないという設定よ。
物語の中で詳しく語られたのは私の異変と、ヒョウが起こした異変において核心の一つになる魔界での異変ね。後者の様に原作で自機選択が出来る作品に関しては、自機勢は全員異変解決に向けて動いたという設定になっているのよ」
ちゆり「こっちに関しては吸血鬼のメイドが永夜異変に関わったって発言してるな。もっとも、関わったってだけで誰が解決したかまでは明言してないんだぜ」
ヘカーティア「作者がハッキリと異変解決者を設定しているのは物語で顛末を語ってる旧作の異変と、独自設定の都合で霊夢を解決者にした純狐の月襲撃だけになるわよん♪」
ちゆり「―――どわあぁぁ!?なんで最強の女神がここにいるんだよ!?」
ヘカーティア「出番は自分から作るものじゃない!面白そうな集団があったからお邪魔したわ」
クラウンピース「地上の案内はあたいがしたぞ!」
教授「…まあ、エレンとタクシーで呼び出せる相手じゃないだけ自分から来てくれたのはラッキーだったかしら」
菫子「ナチュラルにタクシー呼ばわりは流石にムカつくんだけど?」
エレン「止めておいた方がいいですよー?あなたじゃ教授さんには勝てませんからー」
ヘカーティア「純狐まで誘わなかっただけ気を使ってあげてるわよ?お気に入りのあの子はだいぶ損な役回りだったみたいだし」
る~こと「そうですね~、自機勢の中で一番扱いが悪いのは鈴仙さんでした」
教授「そこは初期プロットから一番大きく変更した点のしわ寄せね。サリエルをヒロイン枠に加えたことで対立軸がかぐや姫とその従者になった以上、部下の玉兎はかませにせざるを得なかったわけよ」
ちゆり「ちなみに初期プロットだとサリエルは最終局面の解呪にしか出番がなかったんだぜ。つまり永遠亭襲撃の件もなかったんで、出番も少なかった分かませではなかったのが鈴仙だ。どっちの方がマシと感じるかは個人で変わってくると思うんだぜ」
クラウンピース「あたいだったら出番が多い方がうれしいけどねっ!」
ヘカーティア「あとがきで補足してあったけど、あの規模の異変でゆかりんが動かないのは不自然という点を作者なりに解釈してストーリーに組み込んだ結果が【八意永琳が霊夢に協力したのを確認した上で静観していた】という形。結果的にコンガラとキクリにもちゃんとした出番を与えられて、作者としては一番上手く行ったプロット変更だったわよん」
教授「コンガラはともかくキクリは初期プロットだと私たちと同じ【名前すら出せない】枠だったそうね。上手くこじつけたわよ」
ちゆり「ここからはメインどころのキャラに対する解説と補足だな。ツッコめるところには容赦なくツッコむんだぜ!」
教授「まずはアリス、もう一人の主人公枠ね。タグに入ってるキャラで唯一ライト層にも通じる知名度がある…というか他の面々が絶妙にあまり注目されないというべきかしら」
る~こと「まあルナサさんはそれなりに人気と知名度もありますけど。カナさんや麟はわたしたちと同レベルですよね~」
ちゆり「まあそいつらは後でゆっくりツッコむから後だ。アリスは物語を動かす役回りとしてかなり優遇されてて羨ましい限りだぜ…地味に作者オリジナルの厨二ネーミング魔法も使ってるしよ」
教授「もっとも、作中で頭を抱えた回数はトップでしょうけど。ヒョウの設定が作者の中で固まった時点で、ヒロイン枠じゃなくもう一人の主人公枠に据えるのが決まったキャラだわ。
魔界を中心にした物語だと、情報という点でアリスには大き過ぎるアドバンテージがある。魔界と幻想郷双方、十分な情報を持っているという点でね」
ちゆり「神綺がラスボスというのもすぐ決まったから、その流れでアリスは味方側のキャラになったわけだ。この二人を同陣営にすると、情報面で有利になり過ぎるからだぜ」
る~こと「最終的にアリスと神綺様は共闘するというのも決まってたそうです。共闘した上で物語のラスボスにするために、アリスも主人公として動くことになったわけです」
教授「そういう意味では一番ツッコミどころがないのもアリスになるわ。作者が意識的に優遇してる以上、あまり粗が出ない立ち位置だから。原作での出番がご無沙汰だったり、出て来ても扱いが雑だったり、ヤンデレやらストーカーやらになってたりすることも多いんだから優遇してもいいだろっていうのが作者の言い分のようね」
ちゆり「まあ、霊夢と魔理沙に対して含むところがあるってのは一部の層には興味が出る設定だったみたいだぜ。作者がそんな反応を見かけたんだってよ」
ちゆり「次はルナサだ。作者の中ではメインヒロイン、だがヒロイン勢の中で若干印象が薄いのは否めないな」
教授「そもそも内通者というのが目立つわけにはいかない立場、メインヒロインに担わせるのは不向きだわ。作者のイチ押しだからメインヒロインだけれど、役回りは地味になったわね」
る~こと「その分ルナサさん視点のお話は多いので、優遇されていることに違いはないのですが」
ちゆり「その分ツッコミどころも少ないんだが…あえて言うなら姉妹揃って戦力的に強化されてるところだぜ。特に音絡みの能力に関しては作者がかなり拡大解釈して戦闘に利用してるな」
教授「音波攻撃は【不意打ちしやすく防がれにくい】と格上相手にも通じるのに説得力があるのが一番の理由でしょうね。特にルナサは強力なデバフ音波攻撃持ちだから、強者からも警戒されていておかしくない関係から強化されていたわね」
ちゆり「自機経験者3名+ラスボス枠1名から短距離とはいえ逃げ切ったプリズムリバー邸攻防なんかが典型例だな。一応ルナサも花映塚で自機枠と言い張ることもできなくはないんだけど、ちょっと強化され過ぎてる気はするんだぜ」
る~こと「逆に怪力設定はほとんど活かせてなかったです。結果的に見るとこれで+-ゼロになるのでしょうか?」
教授「そこに関してはレギュラー陣で前衛役に回す適任がいたことが大きいわね、そのキャラの番で話すことになるわ。
後はヒョウとユキの兄妹設定もルナサをメインヒロインに据えたことで出来た設定ね。金髪黒服帽子という共通点からユキも作者の推しキャラ、そこから上手く広がったわ」
ちゆり「でもこれだけだと魔理沙も同じ条件になるんだよな。作中で最後までヒョウと魔理沙が顔を合わせることが無かったのは、ここをツッコまれたくなかったからだぜ」
る~こと「それこそ魔界殴り込みがなかったら、ヒョウは魔理沙も妹扱いで甘い対応をしてたって裏設定もあるみたいですね。本編後にしっかり謝罪すればヒョウも軟化する程度には、魔理沙もヒョウ好みのルックスではあったりします」
ちゆり「続いてはカナだぜ。間違いなく旧作出身キャラでは一番優遇されてるな」
教授「ルナサをメインヒロインに据えたことで、騒霊繋がりから【準ヒロイン枠筆頭】っていうある意味一番おいしいポジションに収まったのが彼女ね。そしてさっき話した前衛役がカナのことよ」
る~こと「旧作キャラなのでスペルカードの設定がなくて、道路標識っていう強烈な個性持ちですからね~。武器持ちの前衛としてピッタリでした」
ネムノ「鉈持ちのうちに少しは出番を回してほしかったべ。妖怪の山から出ないから難しかったのはわかるけんど」
菫子「それだけで出番があるほど甘くは無いってことでしょ。私なんて香霖堂で鉢合わせるって登場パターンも考えられてたのに、結局は呪珠を優先されたせいで出番がなくなったんだから。名前が出てるだけマシよ」
ちゆり「ネムノは天狗と不可侵条約を結んでるって設定も出番がなかった理由の一つだぜ。天狗勢力は序盤からはたて・飯綱丸・文・椛と名前付きキャラ全員に出番があったから、不可侵条約を結んでるネムノを絡ませるのは妖怪の山内部でも不自然になるシーンが多くなるってわけだ」
教授「加えて椛が準ヒロイン枠の一人だったのも大きいわ。ヒョウが妖怪の山を訪れる目的は雛と椛だった以上、ネムノから干渉する理由に乏しかった。少なくとも作者には思いつけなかったようね」
ネムノ「残念だが納得できるけん仕方ないべな…」
ちゆり「カナは戦闘力もかなり優遇されてるな。まあご主人様や私とやり合えるだけの力はあるってことで、それほど違和感は無いはずだぜ」
教授「そしてる~ことが言った通り、得物持ちの旧作キャラということでレギュラー陣の前衛役としてこの上ないキャラだったわ。それでも作者オリジナルで名付けられた技は一番多いけど」
る~こと「最初の本格的な戦闘描写で荒稼ぎしてますからね~。タイマンだったので仕方ないんですが」
ちゆり「集団行動になってからは道路標識で殴り掛かるのが主な役割になったが、ヒョウの弟子として魔法使いとしてもハイレベルって設定も加わってる。夢幻世界でのやり取りなんかで示唆されてるぜ」
教授「違和感が無い程度に最大限強化したのがカナなんでしょうね。
なにしろ『曲の方が有名まである』なんて言われる程度には二次創作でもあまり見ないキャラだから、作者がかなり好きに動かしたキャラ筆頭でもあるわ」
る~こと「『今後はこの作品のキャラに引き摺られそう』なんて反応を見つけたときの作者はガッツポーズ取ったみたいですし。少しでも知名度向上になってればいいですね~」
蓮子「特別編なのに数回に分けるそうよ」
メリー「一応、連載中同様の文字数で一話は収めたいって理由もあるようね」
蓮子「ちなみに私とメリーの出番が無い理由はズバリ【メリー】。妖怪の賢者がヒロインの一角だから、各々の想像の余地を残したかったんだってさ。
それじゃ、また次回をお楽しみに」
メリー「一応、今週中には更新する予定らしいわ」
このノリで続く特別編と、完結させられるか微妙な新作。どちらの方が優先して読んでみたいでしょうか?
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