寂しがりやな魔界人の幻想郷逃亡録   作:影就

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アンケートへの迅速な反応ありがとうございます!活動報告にもリクエストを送っていただけた読者様もいましたので、頑張ってなんとかもう一話書き上げました。


特別編・4

ちゆり「反応があったんで継続だぜ!作者は特別編に入ってからお気に入り解除が続いたんで、需要ないのかなと思ってアンケートを加えたみたいだな」

教授「新作にも興味ある読者様がいないわけではないみたいだから、そっちも後々投稿するようね」

る~こと「すぐにアンケートに反応してくれた読者様、ありがとうございます!」

 

 

 

ちゆり「と、いうわけで次は幻月。準ヒロイン内どころか作品全体でも最強クラスのキャラだぜ」

教授「ヒョウの初見殺しが綺麗にハマったのも【夢月を一撃で戦闘不能に追い込める火力】を幻月が持っていたからこそ。原作設定的にも最強格にして問題ないと判断した結果、この立ち位置に収まったキャラだわ」

る~こと「だからこそ靈夢さんの規格外ぶりが際立つんですよね~。霊夢さんになって弱体化したって設定は、幻月さんと神綺さんを撃破したのが靈夢さんという点から作られた設定ですね」

ちゆり「そういう意味ではあの亀をセリフ付きで出すことに一番貢献してくれたキャラだぜ。この靈夢→霊夢による弱体化設定とその原因が靈夢のサボり癖と玄爺の飛行能力ってのはかなり早期から作者の頭にあったネタで、かなり貴重な玄爺を重要キャラとして扱った作品にできたわけだ」

教授「霊夢を難なく撃退した依姫をヒョウ・ユキ兄妹がサリエルを護りつつ撃退する展開も、初見であれば夢幻姉妹すら出し抜けるのを先に描いたことである程度の説得力は持たせられたはずでしょうしね。そして終盤に霊夢弱体化を出す…作者としては説得力がある展開だと思ってるわ」

る~こと「ヒョウの戦闘力は【初見だと強キャラ、再戦時は上の下】って設定で行きたかったそうです。そのため作中でも相性で絶対に勝てない相手として勇儀さん、初戦でも勝てなかったコンガラさんが挙がってます」

ちゆり「こいつらに比べると夢幻姉妹は防御力という点で、初戦ならヒョウにもギリギリ勝ち筋があるってバランスにしたわけだ。ヒョウ単独での戦闘だと、強化魔法による肉弾戦を受け切れる防御力がある相手が相性最悪なわけだな。何気にフィジカル面では幻想郷上位に入るレミリアもヒョウが相性の関係で勝てない相手だったりするぜ」

教授「逆に夢幻姉妹は超火力紙装甲という設定になって、原作シューティングとは少し離れた戦闘力になってしまったわ。ここは物語の都合上妥協した点だそうよ」

る~こと「フラワーマスターの友人という観点で納得してもらえると作者としては助かるそうです」

ちゆり「後は【ヒョウ×サリエル派】の筆頭だぜ。いわゆる他ヒロインと主人公が結ばれてから己の気持ちを自覚するタイプ。藍とは違う意味の非攻略対象キャラってわけだ」

教授「その割にヒョウに対する好感度は高いように描かれてるけれど、ここは作中でも語った【あれだけの力を持ちながら夢幻世界から滅多に動かない】という設定から派生したキャラ付けね。夢月に比べてインドア派=他者との接点が少ないとなり、素敵な昔話を聞かせてくれたヒョウは彼女にとって特別な存在になっていた。そして妹の夢月と違い、それを作中で自覚させる相手がいなかったというのが幻月の立ち位置ね」

る~こと「隠れ家で出会ったリリーを気に入ったのもこの設定からですね。極端な話大きな理由なく夢幻世界に入り込んで暴れた靈夢に対してもそれほど嫌悪感は持っていない程度には人付き合いに飢えていて、それを自覚していないというのが裏設定になります」

ちゆり「ここまで設定を練り込んでいることからわかると思うが、何気に旧作勢でもかなり独自設定を作ってるキャラだぜ。最初の逃亡先を夢幻館にする以上出番を多めに作れるからと、細かいところまで考えてたわけだ」

教授「つまりギャルゲ的に言えば【次作や追加FDでヒロインに昇格するサブキャラ】枠よ。夢幻姉妹は作者のお気に入りキャラでもあるから、こういった美味しい立ち位置にいるわけだわ」

 

 

 

ちゆり「そしてそのまま妹の夢月だ。こちらはギャルゲ的に言うと【条件を満たすと攻略できる隠しヒロイン】枠だぜ」

教授「この作品はその条件を満たせなかった世界線ってわけだわ。ギャルゲ的に条件を満たしていた場合、風見幽香に指摘されて自覚するとヒョウを夢幻世界に拉致する方向へ動き始めるというのが裏設定よ」

る~こと「この方向でストーリーを変更すると、紫さんと隠岐奈さんの立ち位置を途中で逆転させることが出来るんですよね。流石に魔理沙さんの扱いで靈夢さん魔理沙さん魅魔さんは無理なんですが」

ちゆり「この場合は夢月VS幻月というシャレにならない規模の姉妹喧嘩が勃発したんだぜ。その結果夢幻世界が崩壊して夢月の予定が狂い、一時的に摩多羅隠岐奈が監視という名目で後戸の国に二人を保護し、そこに八雲・魔界・幻想郷の妹分連合が殴り込んでくる―――というところまでは作者の中でプロットが出来てたりしたそうだ」

教授「ここまで言えば察せるでしょうけれど、神綺のところで開示したギャルゲ風個別ENDまでは作者の中でプロットが出来上がってたりするわ。結局は癌発見によって完結を優先したことでお蔵入りになったわけだけれど」

る~こと「ちなみにこの個別ENDまで本編に加えれば、出番を作れたのが純狐さんとヘカーティアさんとクラウンピースちゃんですね。もうこの3人が揃う時点で察せると思いますが、出番を作れたのはサリエルさんの個別ENDです」

ちゆり「サリエルの復讐と安息のために、月の都に総力を挙げて殴り込むENDだぜ。これもサリエルのヒロイン昇格で思いついた展開だな」

教授「そして作者の中での【ヒロイン枠】と【準ヒロイン枠】の違いは、この個別ENDまで展開を作れているかの差になるわ。カナがタグに入りながら【準ヒロイン枠筆頭】という扱いなのはこれが理由よ」

る~こと「カナさんはある意味究極の【都合のいい女】ですからね~。ヒョウが隠れ家で過ごす限りずっと協力してくれますから」

教授「少し夢月から話が逸れたけれど、姉と同じく個別ENDまでは作れてないから準ヒロインに収まっているキャラね。ヒョウに対する好感度は夢月も妹分と同程度には高いわ」

ちゆり「それを戦闘と少しの会話だけで察したフラワーマスターは、伊達にこの姉妹の友人をやってたわけじゃないってことだ。作者が感想欄で返答してるが、エリーとくるみはこの姉妹を完全にヒョウの味方に回したという点で大戦果を挙げてたわけだぜ」

る~こと「そういうわけでエリスと幽玄魔眼の理想に持っていくには、隠岐奈さんではなく幽香さんに協力することで実は達成できたりしたんですよね。早期に夢月さんと幽香さんをぶつけることで夢月さんに自覚を促すと、夢月さんがヒョウを攫う方向に動き始めます」

教授「そうなるとヒョウの方から魔界・幻想郷と距離を取るべく動き始めるわ。どちらの世界にとっても夢月はヒョウほどではなくとも爆弾。これ以上迷惑をかけるわけにはいかない、ってね」

ちゆり「本当に面倒くさい思考してるんだぜ、ヒョウは」

 

 

 

ちゆり「次は幻想郷の住人に戻ってメルランだ。ストーリー中に準ヒロインとして現在進行形で【囚われのお姫様】枠をゲットしたキャラだぜ」

教授「ちなみにリリカはギャルゲ的には【非攻略対象の友人キャラ】だそうよ。作者の中では【恋人<家族】の割合が姉妹の中で一番高いのがリリカのイメージだからこの配役になったそうね」

る~こと「自覚するのが遅いという点で夢月さんと似た立ち位置ですが、メルランさんは【戦力的に1ランク落ちる】ことを自覚しているため大きな行動は取れないというのが大きな違いになります」

ちゆり「だから救出後もヒョウの傍にいようとするぐらいしかできないちょっと不憫なキャラだぜ。もっとも、自覚するのが遅い上に姉を散々茶化してた以上自業自得でもあるんだが」

教授「シナリオ面ではキーパーソンなのだけれどね。ヒョウが魔界に帰るという選択を取らざるを得なくなった元凶…そこもあってメルラン自身は強く出れない。ここはメルランの能力と対比させている部分ね」

る~こと「不憫な立場であってもメルランなら乗り越えられる、そういう想像が出来るキャラですからね~。これがルナサさんだと乗り越えられず沈んでしまいそうです」

教授「ちなみにルナサの個別ENDはこの方向でシナリオを進める展開だったわ。でもメインヒロインがルナサなのに本編でこの展開にしなかった理由は、ルナサを拉致されると夢幻館組と紅魔館組双方の動きを正確に理解できるキャラがいなくなるから。多少の矛盾を抱えても強引にシナリオを進めることは出来たのだけれど、ルナサ以外のヒロイン枠にも個別ENDの展開がすでに浮かんでたことで安全策を取ったわけよ。個別ENDは後日談として完結後に書けばいいか、なんて当時は考えてたようね」

る~こと「ギャルゲ・エロゲ経験者だけあって作者は浮気者ですね~。末期になるまで癌を発見できなかったのはこの天罰じゃないですか?」

ちゆり「やめてやれる~こと、あんなんでもいなくちゃ私たちの出番は作ってもらえなかったんだからな。

ま、そういうわけで神綺や八雲紫が羨ましがるお姫様ポジションが回ってきたわけだ。ちなみに人里自警団のファンたちは非常に貴重な【セリフのある男キャラ】だったりするな。原作キャラ死亡のタグを入れる方向でストーリーを展開した場合は、人里上空での交戦時に夜勤組を全滅させて、それを理由に摩多羅隠岐奈による粛清として原作キャラを一人死亡退場させるってプロットも初期にはあったんだぜ」

教授「もっとも、作者は原作キャラ死亡のタグは検索時に除外する程度には避けてるから没にしたのだけれど。このあたりはレミリアの番で書くことになるかしら」

る~こと「ここで簡潔にまとめると【フランを前面に出すためにレミリアを死亡退場させる】ような展開は作者が嫌うんですよ。もっとやりようはあるだろって考えちゃうんですね」

ちゆり「そういう意味では助かったキャラでもあるんだろうな。メルランは立ち位置的に退場させられそうなキャラの一人になるんだぜ」

 

 

 

 

 

蓮子「今回はここまでね」

メリー「一応、作者としてはヒロイン枠の補足を終えられる次回で一区切りする予定らしいわ」

蓮子「そういうわけだから、ヒロイン・準ヒロインじゃないキャラの補足や解説がほしい読者さんは活動報告に書き込んでもらえると作者が喜ぶわ」

メリー「リクエストがあればそちらを優先するそうよ。

では皆様、次回をお楽しみに」

このノリで続く特別編と、完結させられるか微妙な新作。どちらの方が優先して読んでみたいでしょうか?

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