ポケットモンスターFRONTIER   作:ケントxv

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初めまして第1話です。

よろしくお願いします。

それではどうぞ!


No.1:VSライボルト

 カントー地方のオオキド研究所に3人の子供が集まっていた。

 

「レイ君とミーちゃんと離れるのやだー!!」

 

「しょうがなよ。サクラはパパと一緒に新しい地方に行くんだろ?ミキだって親戚の所に行かなきゃいけないって」

 

「そうだよ!サクラちゃん、そんなの私だって...う、うぇ~~~~ん」

 

「ミキまで泣くなよ...」

 

 3人の子供は今日それぞれの都合で離ればなれになることが決まっていた。

 

「君たち、親御さん達が探していたぞ?」

 

 そんな3人の前に現れたのはこの研究所の責任者”オオキド博士”だ。

 

「博士!!僕たちもう会えないの?」

 

「やだよーーー!!」

 

「うぇ、うぐっ」

 

「ほらほら、3人とも泣くんじゃない。良いかい?君たちは今日バラバラになるかもしれない」

 

「うん」

 

「だけどね。3人とも元気で過ごしていればきっと再会出来るよ?」

 

「本当?」

 

「レイ君とミーちゃんにまた会える?」

 

「うえっぐ、元気でいれば?」

 

「その通りだよ」

 

 そう言うと博士は3人の頭を優しく撫でていく。

 

「うん!僕元気に頑張る!!また2人に再会するために!!」

 

「サクラも!!」

 

「う、うん。私も!!」

 

「うんうん、3人とも良い笑顔になった。そんな3人に私からプレゼントだよ」

 

「え?」

 

「なになに?」

 

「?」

 

 そうしてオオキド博士は3つの”タマゴ”を取り出す。

 

「これって、ポケモンのタマゴですか?」

 

「その通り!!何が生まれるかは生まれてからのお楽しみだ」

 

「選んで良いの?」

 

「ああ」

 

「それじゃあ、サクラはこの茶色いの!!」

 

「次、ミキが選んで良いよ?」

 

「ん、私この黄色いの」

 

「じゃあ、僕はこの白いのだな」

 

「3人とも選んだね。それはもしかしたら3人の最初のパートナーとなるポケモンとなるだろう」

 

 そうして、オオキド博士はまた3人の頭を撫でる。

 

「君たちがどのような道を進むかは私にもわからない。だけどね。その子達がきっと支えになってくれる」

 

「わかりました」

 

「うん!!」

 

「ん」

 

「それじゃあ、行っておいで」

 

「「「はい!」」」

 

 

 

 

 

 そんな3人の様子を覗いているポケモンがいたことを誰も知らない。

 

「ミュウ?ミュミュミュウ」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 ”ポケットモンスター”...縮めて、”ポケモン”

 

 海に!森に!町に!その種類は900を超えるかもしれない。

 

 これはとある少年達の物語。

 

 その物語はとある地方に少年が降り立った所から始まる。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ここは”エリス地方”大きな本島を軸に九つの島で形成されている。この地方の特色...それはこの地方のすべてが一つの学校のためにあるという物だ。この地方はでは、様々な地方の気象や環境が再現されており様々なポケモンが、世界中から生徒が募る。ひとえにその学園に入学するためだ。そしてみんなが目指すのだ。最高のポケモントレーナーに!!

 

 

 

 

 

 

「やって来たぞ!!エリス地方ーーーー!!」

 

 俺はカントー地方マサラタウンのレイジ、16歳、様々な地方を冒険し、最強のポケモントレーナーになるべく今エリス地方に来た。

 

「喜ぶのは良いけどニャ~、そもそも学園の編入試験に合格しないと意味ないニャーよ?」

 

「わかってるけどさ?新しい地方だぞ?わくわくするだろ?」

 

「本当なら去年入学する予定だったのをガラル地方のジムチャレンジに挑戦するからって言って予定を狂わせたのはレイジニャよ?本当は入学試験は合格してたのに、編入試験受けることになったニャーよ」

 

「悪かったって”ニャース”」

 

「本当に悪いと思ってるのかニャこのご主人は?」

 

 ニャースが人の言葉をしゃべる。端から見たら不思議な光景だろうが俺からしたら普通の光景だ。ニャースは俺が小さい頃オオキド博士から貰ったタマゴから孵化したポケモンだ。最初は普通のニャースだったが一年たった頃、人間の言葉に興味を持ったのか俺の母さんに教えて貰っていた。理由は本人の名誉のために言わないでおこう。

 

「まずは学園の受け付けって所にいくニャ」

 

「おう!」

 

 

 

 

 

 そうして俺たちは編入試待合室に案内される。そこには俺以外にもう1人青年がいた。

 

「驚いたな~僕以外にも編入試験を受ける人がいるなんて」

 

「それこっちの台詞だぜ、俺はカントーのマサラタウンから来たレイジだ。よろしく!そしてこっちが相棒のニャースだ」

 

「初めまして、ニャーはレイジの最初のポケモンのニャースでニャ、よろしくお願いします」

 

「にゃ、ニャースがしゃべった!!」

 

「あーその反応になるよね?」

 

 それから少しして落ち着いたのか自己紹介をされる。

 

「僕はリュウイチ、今日限りの可能性もあるけどとりあえずよろしく」

 

「今日限り?」

 

「なんだ知らないのか?この学院の編入試験は毎回副校長が担当されているんだが、彼が合格者を出した事は過去に一度しかないらしい」

 

「つまり、それだけ厳しい試験って事だな!!わくわくしてきたぜ!!」

 

「君わかっているのか?合格はほぼ無理に等しいんだぞ?」

 

「その割にお前、合格する気満々だろ?」

 

「まあね。そもそも落ちるために来る馬鹿はいないだろ?」

 

「確かに、なら次は学園の教室で会おうぜ!!」

 

「わかったよ。なら君にまた会えるのを楽しみにしてる」

 

「おう」

 

『受験番号1番、スタジアムに来なさい』

 

「僕からか」

 

「頑張れよ!!」

 

「ああ」

 

 そう言ってリュウイチは待合室を後にした。

 

「ニャース!わくわくするな」

 

「大丈夫なのかニャ?リュウイチが言うに厳しい試験ニャよ?」

 

「それがわくわくするんじゃないか?」

 

「でたニャ、その何にでもわくわくするのは良いけど落ち着く事も覚えるニャー」

 

「へへへ」

 

「はぁーー今回駄目かもしれないニャ」

 

『受験番号2番、スタジアムに来なさい』

 

「お、俺たちだ。行くぜニャース」

 

「了解ニャ」

 

 

 

 

 

 

 俺たちは学園のスタジアムに来た。

 

「待っていたよ。受験番号2番」

 

「あの、名前で呼んでいただく訳には...」

 

「私はこの学園の副校長、生徒でもないものの名前など覚えてないな」

 

「ええ」

 

 こんなのが副校長で良いのだろうか?

 

「そもそも、この学園に入るなら規定の時に入学すれば良かった物をわざわざ編入を許可しているのだ。それだけども喜んで欲しいものだな」

 

「は、はぁー」

 

「やる気があるのか?まあ良い、ロトム、彼に説明を」

 

『了解しました』

 

 副校長が呼び出すとロトムが操作するドローンが出てくる。

 

『それでは編入試験のルールを説明します。試験内容はシングルバトル、使用ポケモンは一体ずつ、メガシンカ、Zワザ、ダイマックスはいずれかを一度のみ使用可能です。合格基準は試験官に勝利すること、なおこの試合は他教職員および生徒会執行部も映像越しにご覧になりますのであしからず』

 

「大丈夫!!見られながらのバトルはなれてる」

 

「そうか、せいぜいあがけよ受験番号2番」

 

『それでは受験生ポケモンを!!』

 

「行くぜ!!ゲッコウガ!!」

 

「コーガ」

 

 俺は手持ちのエースゲッコウガを出す。

 

「なるほど、ゲッコウガですか?」

 

『試験官、ポケモンを!!』

 

「ライボルト!!行きなさい」

 

「ラーイ」

 

「ライボルトか強敵だ。わくわくするな!ゲッコウガ!!」

 

「コガコガ!!」

 

「はぁ~~~、この戦闘馬鹿はどうにかなんないかニャ?」

 

 そんな会話をしながら試験官を見ると驚いた表情で固まっていた。

 

「にゃ」

 

「ニャ?」

 

「ニャースがしゃべった!!」

 

 ああ、やっぱりみんな驚くんだな。

 

『それでは試合を始めます』

 

 ドローンのアナウンスに我に返る試験官

 

「では始めます」

 

『バトルスタート』

 

「ゲッコウガ、”かげぶんしん”」

 

「コガ」

 

 俺の指示でゲッコウガが”かげぶんしん”をする。

 

「いけ!”みずしゅりけん”」

 

「コーガーー!!」

 

 分身達も一斉に技のモーションをとる。

 

「ライボルト”ほうでん”」

 

「ライー」

 

 しかし相手はほうでんを使いすべての分身を消し去りゲッコウガにダメージを与える。

 

「コガ」

 

「大丈夫かゲッコウガ?」

 

「コガコガ」

 

「なかなかしぶといですね」

 

「それや勝ちに来てるからな」

 

「私はね、編入をさせないために試験官を務めている。そう、編入生など要らないのですよ!!故に全力を...ライボルト、メガシンカ!!」

 

 そう言うと試験官はどこからかキーストーンを取り出しライボルトと共鳴する。そして、メガライボルトがその姿を現した。

 

「メガシンカか」

 

「そう、私のメガライボルトの前沈みなさい。ライボルト”ワイルドボルト”」

 

「ラーーーーーーイ!!」

 

 強力な一撃が迫る。だが、

 

「わくわくするな。ゲッコウガ!!」

 

「コガ!!」

 

「一緒に行くぜ!!俺たちはもっともっと強く!!オー~~~~~~!!」

 

「コー~~~~~~!!」

 

 すると、ゲッコウガの周りを水の渦が包み込む。それと同時にライボルトの一撃が炸裂した。

 

「ゲッコウガは水タイプ、最後に何をしようとしたのかはわかりませんがこれで...」

 

「それはどうかな?」

 

「?!」

 

 俺の声に試験官は驚く。そこには大きなみずしゅりけんでライボルトを受け止めるゲッコウガが...そしてその姿は普段の物と変わっていた。

 

「馬鹿な、ワイルドボルトをみずしゅりけんでうけとめるなど、それにその姿はなんだ!!」

 

「これが俺たちのキズナだ!!行くぞゲッコウガ”みずしゅりけん”!!」

 

「コーーー!!」

 

 指示の元ゲッコウガは手に持つみずしゅりけんを天に掲げる。するとただでさえ通常より大きいにもかかわらずさらに巨大化していく。

 

「いっけー!!」

 

「コーーガーーーー!!」

 

「ライボルト、よけ...」

 

「ラーーー」

 

 ライボルトは避ける事が出来ず巨大みずしゅりけんに当たってしまう。そこにはメガシンカもとけ倒れるライボルトがいた。

 

『ライボルト戦闘不能、勝者受験生』

 

「よっしゃ!」

 

「コーガ」

 

「普通に危なかったニャ!”キズナヘンゲ”が無かったら負けてたニャ」

 

「そんなことないよな?ゲッコウガ」

 

「コガコガ」

 

 そうだと言わんばかりにうなずくゲッコウガにニャースはあきれるのだった。

 

「おめでとう。レイジ君、良い物を見せてもらった」

 

「ありがとうございます。副校長...あ、名前」

 

「君は合格したからね。名前で呼ぶのは当たり前さ。君でこの学院に編入出来たのは3人目だ」

 

「3人目?」

 

「そう、現カントーチャンピオンと君の前に試験を受けたリュウイチ君、そして君だ」

 

「あいつも合格かますます楽しみになって来たな」

 

「さあ、試験終了。受付に戻れば色々案内してくれるよ?」

 

「わかりました」

 

 そうして俺は駆け出すと

 

「ちょっと待ちたまえ」

 

 副校長に止められる。

 

「な、何でしょう?」

 

「なに、一言な。ようこそ〈ポケモンフロンティアアカデミー〉へ!!」

 

「はい!!これからよろしくお願いします」

 

 

 

 そうして俺は〈ポケモンフロンティアアカデミー〉の門をくぐったのだった。




後書きです。

私の3作目の作品動き出しました。
他の物も含めゆっくり更新していきますね。

今回は主人公レイジ君ついて
幼なじみ2人と分かれた後ニャースが孵化、様々な地方に赴き修行をしていました。
学園には、義理の妹(同い年)と一緒に入学予定だったのをすっぽかしガラルのジムチャレンジに参加、結果妹からは文句のメールがほぼ毎日来ます。

手持ちはニャースとゲッコウガともう一体いますが、それは次回

ついでに妹の登場も次回


そんなわけで次回をお楽しみに
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