戦姫絶唱シンフォギア 大地を照らす斉天の歌   作:先導

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夜にすれ違う

現れたノイズを倒し終えたところに、響が放った一緒に戦ってくださいという言葉・・・それを聞いた翼は響に刀を突きつけている。その姿は二課の指令室で映し出されている。

 

「え・・・なんで・・・?なんで翼さんが・・・立花さんに・・・?」

 

「な!!?何をやってるんだあいつらは!!?」

 

「青春真っ盛りって感じねぇ~♪」

 

この光景を見ていた日和と弦十郎は驚愕の顔つきになっている。了子は笑みを浮かべ、軽口を放つ。これを見た日和は事態を止めようと指令室から出ようとする。

 

「待て!どこへ行くんだ日和君!!」

 

「こんな私でも、この状況を見過ごすほど、落ちぶれていません!!」

 

弦十郎は止めようとするが、それでも日和は止まらず、エレベーターに乗って指令室から出て現場へと移動する。

 

「・・・ええい、くそ!」

 

「指令、どちらへ?」

 

「誰かがあのバカ者共を止めなきゃいかんだろうがよ!」

 

弦十郎も2人のもめ事を止めようとエレベーターに乗り、指令室から退室していった。

 

「こっちも青春してるなぁ。・・・でも、確かに気になる子たちよねぇ。・・・放っておけないタイプかも?」

 

了子はモニターを見てそう呟いた。了子の言うたち、というのは日和も含まれている。

 

~♪~

 

場所はノイズが発生した場所であった車線道路・・・翼に刀を突きつけられて当然戸惑いを隠せていない響。

 

「そ、そういう意味ではありません!私は、翼さんと力を合わせて・・・」

 

「わかっているわ、そんなこと!」

 

翼は響の言った言葉の意味を理解している。だからこそ響は理解できなかった。なぜ翼に刀を突きつけられるのかを。

 

「だったら、どうしてぇ・・・」

 

「私があなたと戦いたいからよ」

 

「え・・・?」

 

翼の答えに響はさらに困惑させた。それにかまわず翼は口を開く。

 

「私はあなたを受け入れられない。力を合わせ、あなたと共に戦うことなど、風鳴翼が許せるはずなどない。あなたもアームドギアを構えなさい。それは、常在戦場の意思の体現。あなたが、何物をも貫き通す無双の一振り、ガングニールのシンフォギアを纏うのであれば、胸の覚悟を構えてごらんさなさい!」

 

アームドギアとは、シンフォギアに搭載されている武器のことで、翼の天羽々斬は刀、日和の如意金箍棒は棍と、シンフォギアによって種類が違ってくる。そして、ガングニールには槍が備わっているが、当然ながら響はそれを知らない。

 

「か・・・覚悟とか・・・そんな・・・私・・・アームドギアなんてわかりません・・・。わかってないのに構えろだなんて・・・それこそ、全然意味がわかりません!!」

 

何も理解してない響に翼は刀を下ろし、彼女から背を向けて歩き出す。

 

「・・・覚悟を持たずに、のこのこと遊び半分で戦場に立つあなたが・・・奏の・・・奏の何を受け継いでいるというの!!」

 

翼は空を高く飛び、刀を響に向けて投擲する。投擲した刀は巨大な剣へと変化させる。翼は足のスラスターで下降を加速させ、巨大な剣に蹴りこみを入れる。

 

【天ノ逆鱗】

 

この蹴りこみによって巨大な剣の下降は呆然と立っている響へと加速していく。そこへ・・・

 

「立花さん!!!」

 

「!ひ、日和さん!!」

 

響の前に日和がシンフォギア、如意金箍棒を纏って前に立ち、彼女を庇う。これから来る痛みに日和は目を閉じ、何とか耐えようと試みる。すると・・・

 

ドォンッ!!

 

「おうらあ!!!」

 

「!!?叔父様!!?」

 

「はああああ・・・たあ!!!」

 

ドシャアアアアアアン!!!

 

弦十郎が3人の間に入り、翼の大剣を拳で受け止め、衝撃波で翼の技を相殺させた。その反動で地面はえぐれ吹っ飛ぶ。技が解除され、バランスを崩した翼は背中から落下した。

 

「・・・ん?・・・あれ?・・・え?・・・え?何が起きたの・・・?」

 

いつまでたっても来ない痛みに日和は目を開け、今の現状を見て、戸惑いを隠せなかった。先ほどの衝撃で地下にあった水道管が割れ、水が噴射して雨のように降り注ぐ。その間にも3人のギアが解除され、元の制服に戻った。

 

「あ~あ・・・こんなふうにしちまって・・・何やってるんだお前たちは。・・・この靴、高かったんだぞぉ」

 

「ご、ごめんなさい・・・」

 

「えっと・・・立花さん、大丈夫・・・?」

 

「あ・・・はい・・・ありがとうございます」

 

何が何だかわからないが、日和はひとまずへたり込んでいる響に手を差し伸べ、彼女を立たせる。

 

「一体何本の映画を借りられると思ってるんだぁ・・・?」

 

弦十郎は翼に視線を向け、彼女に近づく。

 

「らしくないな、翼。ロクに狙いもつけずにぶっ放したのか・・・それとも・・・」

 

弦十郎は翼が涙を流しているのに気が付いた。

 

「おぉ?お前、泣いている・・・」

 

「泣いてなんかいません!!涙なんか・・・流していません・・・。風鳴翼は・・・その身を剣と鍛えた戦士です・・・だから・・・」

 

「「翼さん・・・」」

 

翼は強がって泣いていないと気丈に振る舞う。弦十郎は翼を支えて、起き上がらせる。顔を俯かせる翼に響は声を震わせながら口を開く。

 

「私・・・自分が全然ダメダメなのはわかってます。これから一生懸命頑張って、奏さんの代わりになってみせます!!」

 

パァンッ!!

 

響の放った言葉に・・・翼が振り向くよりも前に、日和が響の頬を叩いた。その目は涙で溢れていた。

 

「・・・へ?」

 

「何が・・・奏さんの代わりになるだよ・・・!」

 

日和は涙を溢れさせ、響に対して怒りを向けた。響の言葉が、聞き捨てならなかったからだ。

 

「私は!!小豆も玲奈も失った!!2人の代わりなんて、どこにもいない!!それと同じように・・・奏さんの代わりなんていないんだよ!!!」

 

日和は言いたいことを言ったら涙をぬぐいながら走ってこの場を去った。響は、理解が追い付かず、ただただ茫然と立ち尽くすしか、なかった。

 

~♪~

 

あれから1か月の時が経った。あれから日和は二課に立ち寄るようなことはなく、二課もまた、彼女を無理に連れていくようなことはなかった。あれから何の変わりもなく、普通の日常を送ることになった日和だが、彼女の心は上の空だ。ノイズと戦える力・・・自分にとって最善の選択・・・響を叩いたことに対する罪悪感・・・日和の頭は様々な感情でごちゃごちゃになり、ぼーっとする日が多くなったのだ。

 

「・・・り・・・日和!!」

 

「・・・へっ?」

 

ピアノを弾いていた海恋はぼーっとする日和に声をかけた。何回かの呼びかけでようやく海恋に気づいた日和。

 

「あんた、また音外してるわよ」

 

「あ・・・あー・・・ごめんごめん・・・」

 

今日は海恋と2人でセッションをしていたようなのだが、日和がぼーっとしていたためにベースの音が外れたことを指摘されたようだ。

 

「・・・あんたなんかあった?ここ1か月、ぼーっとしちゃって・・・音を外すのもしょっちゅうだし・・・」

 

「えっ⁉あ、いや・・・えっと・・・何でもないよ・・・」

 

海恋に何かあったのかと尋ねられて日和はたじたじながらも誤魔化そうとする。そんな様子の日和に海恋はムッとなる。

 

「なんでもなくないでしょ?1日や2日ならともかく、1週間や2週間・・・1か月ともなればさすがにおかしいでしょ?」

 

「心配かけて本当にごめん!でも本当に何でもないんだ・・・あはは・・・」

 

本当は本当のことを話してすっきりしたい日和だが、弦十郎から言われた言葉を思い返す。

 

『君たちがシンフォギアの力を持っていることを何者かに知られた場合、君の家族や友人、周りの人間に、危害が及びかねない。命に係わる危険すらある』

 

友達や家族に危険が及ぶ・・・それは日和にとって何よりもとても耐えがたいものだ。海恋や家族を守るためにも、今抱えている問題は、絶対に言うつもりはない日和。頑なに頑固な姿を見た海恋はため息をこぼし、スマホを取り出し、誰かに電話しようとする。

 

「・・・海恋?何やってるの?」

 

「病院に電話。今から予約取るから、咲さんに診てもらいなよ」

 

さすがに日和の様子がおかしいと考える海恋は病院で咲に診てもらおうと診察の予約を入れるようだ。それは非常に困る日和はそれを拒もうとする。

 

「えーー⁉いいよそんなの!お姉ちゃんにも迷惑かけちゃう!」

 

「迷惑って自覚してるのならなおさら受けときなさいよ。あんたがそんなだと、周りが気にしちゃうでしょ。私も付き添ってあげるから」

 

「うー・・・わかったよぉ・・・診察受ければいいんでしょ、受ければ・・・」

 

「そうそう、あんたはいい子ね。・・・あ、もしもし咲さん?・・・いえいえそんな・・・こっちも好きで世話してるんだし・・・」

 

「・・・はあ~~~・・・」

 

観念して診察を受けると聞いた海恋は笑みを浮かべ、電話で日和の診察の予約手続きを進める。診察を受けることになった憂鬱な気分になり、深くため息をこぼしたのであった。

 

~♪~

 

日和が病院に行くことになった日の夜の風鳴の屋敷の一室、翼は火が灯ったろうそくに囲まれて、瞑想している。翼の頭に思い浮かぶのは、2年前の惨劇のライブ・・・あの日に失ったかけがえのないパートナーの姿であった。

 

天羽奏・・・彼女こそがツヴァイウィングの片割れで、翼のパートナーであり、かけがえのない存在でもあった。そして・・・まだ二課に所属していた玲奈にとって、互いに本音を話し合えるかけがえない友でもあった。そんな彼女は、2年前のライブでノイズと戦い、そして・・・命を落とした。奏が命を落とすことになったのは、全て自分の弱さが引き起こしたものであると翼は考えている。

 

奏が亡くなったことで、玲奈は心を閉ざし(・・・・・)、翼の手を借りず、たった1人でノイズと戦う道を選んだ。その当時のことを翼は今もなお覚えている。だが、そんな彼女は、日和の存在によって、以前の彼女に戻った。

 

(・・・東雲日和・・・玲奈が命を賭して守ろうとした少女・・・そして・・・玲奈が自分で生きる意味を見出した存在・・・)

 

翼は1年前のライブを見るようにと言われた日のことを思い返す。

 

『ライブ配信?』

 

『明日私たちのバンドのライブ配信やるの。本当なら来てもらいたいところなんだけど、あんた仕事とか忙しいでしょ。ならせめて、明日の配信、少しでもいいからどうか見てほしい』

 

『私には、そんなものを見る余裕は・・・』

 

『だろうね。あんたならそういうと思った。でもね、今のままじゃあんたはあんたじゃなくなる。それは、奏は望まないでしょ』

 

『玲奈だって見たでしょ⁉奏の最期を・・・』

 

『だからこそ明日の配信を見てほしいんだよ。今ならわかるかもしれない・・・どうして奏が、あの選択をしたのか。明日のライブは、それを知ることができるかもしれない。日和と一緒なら、きっと』

 

『・・・・・・』

 

『・・・明日のライブ、伝えておいたから』

 

そして時が経ち、1年前のあのライブ配信。翼が少し気になってあのライブ配信を見ようとした時、映っていたのは玲奈が日和と小豆を連れてノイズから逃げようとしてる姿だった。それを確認した翼は二課からノイズ発生場所を聞き、急いでその現場へと向かった。2年前の惨劇を繰り返さぬように。だが・・・時はもうすでに遅し・・・翼が駆け付けた頃にはもう戦いは終わっており、その場には悲しみに暮れる日和だけで玲奈の姿はなかった。これを見て翼は全てを悟った。自分は間に合わなかった・・・共に戦った友を、守ることができなかったと。

 

『くっ・・・私は・・・間に合わなかったのか・・・!繰り返さぬと誓ったのに・・・!友を守ることができずして・・・何が剣か・・・!!』

 

かけがえのないパートナーを失い、守ろうとした友まで失った・・・これらのことを相まみあって、翼は全ての感情を切り捨て、この身を剣として鍛えようと、そう誓ったのだ。

 

(・・・全ては・・・私の弱さが引き起こしたことだ・・・)

 

翼はそばに置いていた刀を手に取り、鞘から引き抜き、迷いを振り切るようにろうそくの灯を消そうとする。だが、剣先はぶれ、火を切る直前で手が止まる。迷いを認識した翼は刀を鞘に納め、部屋から静かに去っていく。残ったろうそくの火は、まるで、翼の迷いを体現しているかのような・・・そのように揺らめいていた。

 

~♪~

 

一方、日和の姉、東雲咲が勤務している病院。診察を受けることになった日和は海恋の付き添いでこの病院に訪れ、診察を受け、身体検査を受けた。検査を受けた後は結果が出るまで受付で待機する。海恋は礼儀正しく、静かに待機し、日和は落ち着かない様子で足をぶらぶらさせる。

 

「東雲日和さーん、中へどうぞー」

 

「ほら、行くわよ」

 

「うぅ・・・」

 

看護師に呼ばれ、海恋と日和は診察室へと入っていく。診察室で待っていたのは白衣を着用し、長い黒髪を後ろに束ねた日和と顔がよく似た大人っぽい女性だった。了子と負け劣らない大きな胸を持ったこの女性こそが東雲咲。日和の10も年が離れた実の姉であり、この病院の診察を担当する医者である。

 

「お姉ちゃん・・・」

 

「さ、2人とも、席に座って」

 

咲に促され、日和と咲は用意してもらった椅子に座り込む。2人が座ったのを確認した咲は検査の結果の資料を確認し、2人に検査結果を伝える。

 

「検査の結果、日和の身体には特に異常は見られない、健康体そのものだわ」

 

「ほら、何でもないって言ったでしょ?海恋は大げさなんだから・・・」

 

「それでも心配するじゃない。一か月もぼーっとしていれば」

 

「心配かけたのは謝るよぉ~・・・」

 

身体に異常はないことがわかっても、それでも心配する海恋に日和は手を合わせて謝罪する。

 

「でも確かに一か月ともなると、心配ね・・・。この一か月、何か変わったことはなかった?何でもいいわ。思い当たるなら話してみて」

 

「いえ、特には・・・。強いてあげるなら、帰りが遅くなったことが二回くらいしか・・・」

 

「もう、2人とも心配しすぎだってば~、私は何とも・・・」

 

「ふむ・・・」

 

海恋の証言、さらに日和の何か隠すようなしぐさに咲はペンを口元に当てる。

 

「・・・それじゃあ、ストレスチェックがてら、カウンセリングも受けておきましょうか。海恋ちゃん、ひとまず受付で待っててもらえるかしら」

 

「・・・はい。咲さん、日和のこと、よろしくお願いします」

 

ストレスチェックのためにカウンセリングを実施することになり、海恋は咲に後を任せ、頭を下げたのちに診察室から退室した。

 

「・・・さ、日和、カウンセリングルームへ行きましょうか」

 

「う、うん・・・」

 

日和は咲に促され、カウンセリングルームまで移動する。カウンセリングルームにたどり着き、日和は椅子に座り込み、咲と再び対面する。

 

「さて・・・と、日和、学校で何か嫌なことでもあった?お姉ちゃんに話してみて」

 

「い、嫌なことはないよ。ただ普通に生活してるってだけだから・・・」

 

「本当に?」

 

「ほ、本当だよ・・・」

 

嘘は言っていない。日和はこの1か月本当に何の嫌なことを経験せず、普通の女の子として生活してきた。二課からの協力を要請されている、響を打ったという点だけを覗けば、本当に何もない。ただそれだけはいうことができない・・・誰にも相談できないからストレスを抱え込んでいるのだ。

 

「お姉ちゃんにも話せないことなの?」

 

「ごめん・・・でも本当に大したことでもないから・・・」

 

日和が何かを隠していることは咲には気づいている。ただそれは誰にも言うことができない・・・それほど大きなものであるということを直感的に感づいている。

 

「そう・・・何もないならそれでいいの。わざわざごめんなさいね」

 

「ううん、こっちこそごめんね、急に診察受けるなんて・・・」

 

「・・・とりあえず、世間話でもしましょうか。ちょっとだけ、話に付き合いなさいな」

 

「あ、うん」

 

自分のカウンセリングのはずなのに、咲は自分の世間話について話そうと言い出し、日和は一応は付き合うことにした。

 

「話題は・・・そうね。私の同僚の失敗話でもしましょうか」

 

「失敗話・・・」

 

「私の同僚には妹ちゃんがいるらしくてね。ちょっと前の休みの日に同僚の家に遊びに行ったら妹ちゃんが遊びに来たのよ。その場の流れでカレーを作ろうって話になってさ・・・」

 

「はぁ・・・カレー・・・あれ?この話、どこかで・・・」

 

姉の同僚の失敗話を聞いていると、どこかで聞き覚えがあるのか日和は首をかしげる。

 

「カレーのルーを入れる際に、間違ってビーフシチューのルーを入れちゃったのよ。ほら、カレーとビーフシチューって色が似てるでしょ?それで・・・ね?後はわかるでしょ?」

 

「・・・カレーと間違えてビーフシチューって・・・それって・・・」

 

その話に日和は思い当たる節があるのか口を開こうとした時、咲が日和の唇に指を着け、静かにさせる。咲の表情は日和とよく似た茶目っ気たっぷりの笑みであった。それを見て日和は気が付いた。

 

(あ・・・そっか・・・これって・・・)

 

咲は別に同僚の失敗話などしていない。ただ、自分の失敗話を同僚に置き換えていただけなのだ。日和はこれを聞いて閃いた。シンフォギアの1件はさすがに話すことはできない。だがそれ以外のことに関してならば、何かに置き換えて相談できるのかもしれない。咲はそのことを話していたのかもしれない。なんにしても、日和にとって有益な話になったのは間違いない。

 

「・・・ぷっ、ははは・・・お姉ちゃんの同僚さんって、結構ドジなんだね」

 

「ふふ、そうでしょ?あの時は私も笑っちゃったわ」

 

同僚、というか姉の失敗話を聞かされた日和はおかしくなってつい笑った。そんな日和につられて咲もクスリと笑う。微笑ましく、仲のいい姉妹だというのがよく伝わってくる。

 

「それじゃあ、カウンセリングはここまで。もう帰っていいわよ。日和、何か困ったことがあったらいつでも言いなさいね。怪我した時や診察する際は、いつでも歓迎するわよ」

 

「それは遠慮したいかなぁ・・・」

 

「ははは、そうね」

 

「お姉ちゃんも、体には気を付けてね」

 

「そっちこそ、お大事に」

 

咲は持ってきていた資料を片付け、自身の仕事に戻っていった。日和も自分の鞄を持って海恋と合流し、リディアンの学生寮へと戻っていくのだった。




北御門玲奈

外見:跳ね返った金髪のショートヘア
  :瞳は赤色
  :学校の制服は黒いセーラー服

享年:17歳

シンフォギア:妖棍・如意金箍棒

好きなもの:ゲーム、硬貨(古銭の方)

スリーサイズ:B:80、W:59、H83

イメージCV:NARUTO -ナルト-:うずまきナルト
(その他の作品:イナズマイレブン:円堂守
       :遊☆戯☆王デュエルモンスターズ:海馬モクバ
       :Yes!プリキュア5:夏木りん / キュアルージュ
        その他多数)

日和の友達にして、翼と奏の戦友。生前までは一般の普通科の高校に通っている2年生。
楽しいこと、嬉しいことには正直に笑い、怒り、憎しみは隠さずに表に出てしまうというような、いい意味でも悪い意味でも裏表のない性格をしている。
日和と出会う前から特異災害対策起動部二課の一員で、如意金箍棒の適合者。適合者と言っても日和と違い、適合率上昇薬、LiNKERを使ってシンフォギアを纏っていた。
両親がノイズによって殺されたため、ノイズに復讐するためにシンフォギア装者になっていたが、奏や日和に出会ったことで自身の考え方が変化する。
ライブ配信時に襲撃してきたノイズから日和と小豆を守るために戦い、最後に絶唱を解き放ち、適合率が落ちた状態でのバックファイアによって命を落としてしまう。如意金箍棒はその際に日和の手に渡った。
苗字は東西南北の北が由来し、名前は玲が清く透き通って澄んだ意味を表し、奈はカリンの別名で紅りんごという意味がある。
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