キャロルと名乗る少女が響に向けて放った竜巻は彼女に直撃することはなかった。だが、響の足元に命中し、地面がめくれ上がり、響を吹き飛ばした。巻き起こった土煙が消え、抉り壊された地面に響が倒れ込んだ。響はボロボロの状態になりながらも、キャロルを見上げる。
「・・・なぜシンフォギアを纏おうとしない。戦おうとしない」
キャロルは響に疑問をぶつける。攻撃を仕掛けてきた以上、キャロルは間違いなく、敵なのだ。しかし響は戦うことよりも、話し合うことを優先している。
「戦う・・・よりも、世界を壊したい理由を教えてよ!」
響の問いかけにキャロルは煩わしそうな瞳を響に向ける。キャロルは物理法則を無視した速度で橋から飛び降りる。響の目の前にある瓦礫にキャロルは陣を張り、ゆっくりと着地する。
「理由を言えば受け入れるのか?」
「私は・・・戦いたくない!」
響の言葉にキャロルは忌々しく歯噛みする。
「お前と違い・・・戦ってでも欲しい真実が、オレにはある!!」
キャロルの表情、そして瞳の奥には激しい憎悪、そして嫌悪の炎が宿っている。
~♪~
本日のお泊り会は家主であるクリスが任務に出かけてしまったために、お開きになってしまった。そのため、海恋を含めたお泊り会に参加していたメンバー全員は帰路を歩いている。
「あ~あ~・・・せっかくみんなでお泊りだと思ったのにー・・・」
強制的にお開きになってしまい、弓美は不満をこぼしている。
「立花さんたちが頑張っているのに、私たちだけ遊ぶわけにはいきませんから」
「ウミヒメ先輩とヒナがキネクリ先輩の家の合鍵を持ってたからよかったけど・・・。でもどうして持ってたの?」
「え・・・そうだよね・・・どうしてだろう・・・?前に響から預かってたんだったかなー?」
「私も似たようなものよ。日和は結構立花さんと似てるところがあるから」
「ふーん・・・」
創世の疑問に未来は答えに詰まったが、当たり障りのない回答でこの場を濁す。海恋は特に慌てた様子はなく、淡々と答える。すると切歌と調が前に出てきた。
「じゃあじゃあ先輩方ー、あたしらはこっちなのデース!」
「誘ってくれてありがとう」
切歌は元気よく、調は静かに先輩たちに別れの挨拶をする。
「失礼するデース!」
「ああ・・・!切ちゃん・・・!」
「バイバーイ」
「また明日ね」
「気を付けてねー!」
切歌が調の手を取って、2人は帰路を走って帰る。相変わらず仲がいい2人に海恋たちは微笑みを見せて、2人を見送る。
「・・・さて、コンビニでおむすびでも買っておこうかな」
「あらあら」
「まあまあ」
未来の言葉に4人は視線を彼女に向ける。
「てっきり心配してるのかと思ってたら・・・」
「小日向さんも少しは成長してるってことよ」
「そんなんじゃないですよ、海恋さん。響の趣味の人助けですから。むしろ、お腹空かせて変える方が心配かも」
「かもね」
4人はたわいもない話で盛り上がりながら、まずはコンビニへと向かっていくのであった。
~♪~
火災の被害状況を確認するために日和とクリスはヘリから降りる。ヘリが飛んでいくところを見上げている2人に友里からの通信が届く。
『火災マンションの救助活動は響ちゃんのおかげで順調よ』
「ふっ・・・あいつばっかりいい格好させるかよ」
「うん!先輩らしいところ、見せないとね!」
響の活躍に、日和とクリスは気合が入る。
ピンッ・・・
すると、何かが弾く音が聞こえてきた。そして・・・
ドガアアアアアン!!
飛んでいたヘリが何かに直撃して爆発した。日和とクリスが驚いている中、何者かの気配を感じた。上を見上げてみるとそこには、黄色いディーラー服を着込んだ女性がポーズを決めて立っていた。
「この仕業はお前か!!?」
「だとしたら・・・どうするんだい?ガールズ?」
「「!!」」
クリスがディーラーの女性に問いかけていると、別の声が背後から聞こえてきた。2人が後ろを振り返ってみると、そこには紫色のカウガール服を着込んだ女性が立っていた。そして、カウガールの女性は拳銃を抜き、弾丸を2発撃つ。弾は2人には当たらない。威嚇射撃のようだ。それと同時にディーラーの女性もコインを召喚し、戦闘態勢に入る。
「こちらの準備はできている」
「ヘイ、ガールズ!遊ぼうぜ~?」
カウガール女性も拳銃を回転させた後、カッコよくポーズを決めて戦闘態勢に入っている。
「・・・抜いたなぁ。だったら貸し借りなしでやらせてもらう。後で吠え面かくんじゃねぇぞ!!」
「あんまり戦いたくなんかないけど・・・そっちがその気なら、こっちだって遠慮しない!!」
日和とクリスは自分の持っているギアネックレスを取り出し、詠唱を唄う。
clear skies nyoikinkobou tron……
Killter Ichaival Tron……
詠唱を唄い、日和とクリスはシンフォギアを身に纏う。
「相棒はそいつを頼む!あたしはあいつをやる!」
「わかった!」
日和は右手首のユニットから、棍を取り出し、一回転して構え、カウガールの女性に向かって走り出し、棍を振るう。カウガールの女性はブリッジで棍の打撃を躱し、そのまま一回転しながら蹴りで日和の棍に蹴りを入れる。それによって日和は棍を手放してしまう。だが日和は左手首のユニットからもう1本棍を取り出し、カウガール女性に棍を縦に振るった。その攻撃をカウガール女性は今度は側転で躱し、拳銃を持ってない手の指1本で逆立ちをしながら回転し、距離を取りながら日和に向けて拳銃を発砲する。
「あの態勢で銃を!!?何なのこの人・・・身体能力が尋常じゃない・・・!!そもそもこの人、本当に人間なの!!?」
常識を逸脱したカウガール女性の身体能力に日和は驚愕しつつも弾丸を避け、本当に相手が人間なのか疑いを向けている。指一本の逆立ち回転を終えたカウガール女性は飛び上がり、拳銃をもう1本取り出す。
「ヒーハーーー!!!!」
カウガール女性は空中で二丁拳銃の弾丸を日和に向けて連発で撃ち放つ。しかも、カウガール女性の放つ連射は拳銃が撃ったとは思えないほどに素早い。
「連射!!?しかもクリスのガトリング並みの速さ!!」
連射の素早さに日和は驚きつつも、向かってきた弾丸を走って避ける。日和は弾丸を走って避けながら手放した棍を回収し、カウガール女性が着地する瞬間を狙って投擲する。カウガール女性は連射をやめ、拳銃で棍を弾きながら着地する。日和はその隙を狙って飛び、カウガール女性に棍を背後から振るう。だが予想外なことに、カウガール女性は日和に目を向けることなく、わかっているかのようにそのままの態勢で左手の拳銃で棍の一撃を防いだ。
「ウソっ!!?」
こちらを見ないで攻撃を防いでみせたカウガール女性に日和は驚きを隠せない。さらにカウガール女性はこの態勢のまま、日和にもう片方の拳銃を突きつける。日和はまずいと思い、棍を伸ばすことで撃ち放たれた弾丸を間一髪で躱した。
「こんなの・・・人間にできる業じゃない・・・!」
人間離れの身体能力を持つカウガール女性に日和は相手が人間ではないと直感的に感じ取る。いや、人間離れをしているのはカウガール女性だけではない。クリスが相手をしているディーラーの女性もそうだった。クリスが放ったボウガンの複数の矢をディーラーの女性はブレイクダンスのように踊るかのように回転しながら全て躱す。射撃されている中でブレイクダンスの回転で躱すなど、人間では絶対にありえない。
(この動き・・・人間離れどころじゃねぇ・・・!人外そのもの!!)
クリスはディーラーの女性の動きから、人間じゃないと判断した。ディーラーの女性はボウガンの矢を手で掴み取るという荒業を見せ、ステップを踏んで止まる。
「つまり・・・やりやすい!!!」
相手が人間じゃないとわかったクリスはもう遠慮はしないかのように、ボウガンが変形し、さらに矢の総数を増やし、ディーラーの女性に向けて放った。対し、ディーラーの女性は複数枚のコインを召喚し、次々と弾いて矢を相殺させている。日和がカウガール女性と、クリスがディーラー女性と戦っている姿を、ローブを纏った人物は隠れて見ていた。
「装者屈指の戦闘力とフォニックゲイン・・・それでも、レイアとシャルには通じない・・・」
ローブの人物はあの2人を知っている様子である。黄色いディーラーの女性の名はレイア・ダラーヒム、カウガール女性の名はシャル・サンドリオン。
「やはり、ドヴェルグ=ダインの遺産を届けないと・・・!」
ローブの人物が戦いを見守る中、クリスはボウガンをガトリング砲に変形させ、レイアにガトリング砲を向ける。そして、クリスが日和に声をかける。
「相棒!!遠慮はいらねぇ!!こいつら一気に片付けるぞ!!」
「・・・一か所に集中・・・だね!」
作戦が伝わった日和はシャルが放つ弾丸を避けつつ、棍を振るっていく。シャルは日和の振るった棍を人体離れの身体能力で軽々と避けていき、最後の薙ぎ払いはジャンプで躱す。クリスはレイアにガトリング砲を放っていく。レイアは軽々とガトリングの弾を避けていき、飛んで躱す。これによって、レイアとシャルを近づけることに成功した。それを見た日和は棍を2人に向けて投擲する。投擲された棍は複数に分離し、2人に向かっていく。
【才気煥発】
クリスもミサイルを展開し、レイアとシャルに放った。
【MEGA DETH PARTY】
放たれたミサイルはレイアとシャルに見事に直撃し、爆発を引き起こす。分離した棍も直撃を見計らい、大きな爆発を引き起こす。
「直撃!!?」
隠れているローブの人物は驚いているが、クリスと日和は、どこか警戒している顔をしている。
「今のは・・・確かに直撃した・・・けど・・・」
「もったいぶらねぇでさっさと出てきやがれ!!」
爆発の煙が晴れると・・・そこにはレイアが黄色の防御壁を、シャルは紫の防御壁を張った姿があった。2人ともまったくダメージを負っておらず、傷1つついていない。レイアは2人にコインを弾いて投擲、シャルは二丁拳銃の弾丸を放つ。
『何があったの⁉クリスちゃん、日和ちゃん!』
「敵だ!!敵の襲撃だ!!」
「響ちゃん!そっちはどうなってるの!!?」
クリスと日和は放たれたコインと弾丸を躱しながらなんとか対処をしている。
「危ない!!!」
そこにローブの人物は2人に危険を知らせるために大きな声を上げた。謎の声にクリスと日和は上を見上げてみると、複数の船がこちらに落ちてきたではないか。
「う、ウソでしょ!!?」
「な、何の冗談だあ!!?」
日和とクリスは急いで落ちてきた船を躱した。おかげで直撃は免れた・・・が、船は直撃の衝撃で爆発し、2人は爆風に巻き込まれて吹き飛ばされる。
「おいおい・・・お遊びに水をさすたぁいただけないねぇ・・・なぁ?シスター?」
「・・・私に地味は似合わない。だけどこれは少し派手すぎる・・・」
レイアとシャルの前方に見える海には、ビルと同じくらいの高さを誇る巨人がおり、巨人は船を片手で鷲掴みにしていた。
「・・・後は私が地味にやる」
「・・・へぇ。なら、あたいは高見の見物としゃれこもうかねぇ」
レイアの言葉にシャルはにやりと笑いながら左手の拳銃をしまい、右手の拳銃でカウガール帽子を突きつけ、くいっと上げる。同時に、背後にいた巨人も姿を消した。
~♪~
一方、チャリティロックフェス会場のマネキンの部屋でフラメンコの女性と対峙している翼は刀を構え直し、女性に刀を突きさす。だが女性は剣を振るい、翼の刀を上空に払いのけた。上空を舞う刀は大剣に変形した。そして大剣は刃を女性に向けて落下していき、女性を巻き込んで地面を突き刺した。
「やったの⁉」
「この手ごたえ・・・下に叩き落としたにすぎない!」
「だろうな・・・君の一撃を受けても平然としていたんだ・・・そう考えるのが妥当だ」
翼とフォルテはあの一撃を喰らっても女性は生きていると判断している。そしておそらく、その考えは間違いではない。戦いを見ていたマリアは突如として翼の腕を掴む。
「行くわよ、翼!フォルテ!」
「ああ!」
「え・・・えぇ⁉」
女性が戻ってこないうちにマリアは翼を連れてこの場を離れることにした。マリアの考えを察したフォルテは何も言わず、マリアについていき、それとは逆に意図が理解できてない翼は戸惑いの声を上げている。
~♪~
同時刻、海恋たちと別れ、自分たちの家に向かって調と切歌は帰路を歩いている。その道中、信号が赤になったために立ち止まる。そんな中2人はクリスの言葉を思い返しながら考え事をしている。
『2人は留守番だ!LiNKERもなしに出動なんてさせないからな!!』
「・・・考えてみれば、当たり前のこと・・・」
「ああ見えて、底抜けにお人よしぞろいデスからね」
クリスのあの言葉は、調と切歌を心配しての言葉だ。それは調と切歌もわかっている。2人が思い出すのは、釈放され、マリアとフォルテと共に独房から解放された後のことだ。独房から出てきた4人を出迎えてくれたのは、笑顔を向け、ドーナツの入った箱を持って差し入れを持ってきた響たちだ。
「フロンティア事件の後、拘束されたあたしたちの身柄を引き取ってくれたのは、敵として戦ってきたはずの人たちデス・・・」
「それが保護観察なのかもしれないけれど・・・学校にも通わせてくれて・・・」
次に思い出すのは今年の春。リディアンの生徒として学校に通うことになった調と切歌。初めて通う学校の前で立ち止まる2人の背中を、日和とクリスが押した。
『おい!なにビビってんだよ!』
『ほらほら2人とも!早く行かないと、遅刻しちゃうよー!』
あの時、自分たちを温かく迎えてくれた響たち。その光景にあの時の2人は放心していたこともよく覚えている。それを思い出すたびに、何か恩返しがしたい・・・そんな思いが強くなっていくのだ。
「F.I.Sの研究施設にいたころには想像もできないくらい、毎日笑って過ごせているデスよ」
2人があの日を思い出していると、信号が青になる。だが2人の足は止まったままだ。
「何とか、力になれないのかな・・・」
「何とか、力になりたいデスよ・・・」
切歌は自分のシンフォギアのネックレスを取り出し、悔しそうに握りしめる。
「力は、間違いなくここにあるんデスけどね・・・」
「でも、それだけじゃ何も変えられなかったのが、昨日までの私達だよ、切ちゃん・・・」
力があるのにそれが自由に振る舞えない・・・響たちの助けに行くこともできない・・・。2人がそれにもどかしさを感じている中、ビルのモニターから火災発生の速報ニュースが流れる。
『都内に発生した高層マンション、及び周辺火災の速報です。混乱が続く現場では、不審な人影の目撃が相次ぎ、テロの可能性が指摘されています』
2人がニュースのモニターに視線を向けていると、テレビの火災現場に映っていたヘリが爆発した。
「!今の・・・!」
「空中で爆発したデス!」
「何か・・・別の事件が起きてるのかも・・・」
モニターのニュースを見た調と切歌はいてもたってもいられず、すぐさま行動を開始するのであった。
~♪~
船の爆風に巻き込まれ、吹っ飛ばされた日和とクリスは草むらに隠れ、元いた場所に視線を向けている。
「ハチャメチャしやがる・・・!」
「まさかあんな方法で攻撃してくるなんて思わなかったよ・・・」
クリスはでたらめな攻撃方法に悪態をつき、日和はかいた冷や汗を拭いている。
「大丈夫ですか・・・?」
すると2人の背後からローブの人物が声をかけてきた。
「あぁ・・・って!!?」
「どうしたの・・・って、ひゃーーー!!」
クリスは声をかけてきたローブの人物の格好を見て顔を赤面する。日和もローブの人物の格好を見て顔を赤くして両手で顔を覆う。なぜならローブの人物はローブで体は隠せているが、パンツ1枚という恥ずかしい格好をしているからだ。
「お、おま・・・その恰好・・・!」
「あなたたちは・・・」
クリスは慌てて顔を隠す。
「お・・・おっす!オラ悟心!つえぇ奴と戦えてオラわくわくすっぞ!」
「わ、私は、快傑☆うたずきん!国連とも、日本政府とも全然関係なく、日夜無償で世直しを・・・」
日和とクリスは自分たちが好きな漫画の作品のキャラを真似て変に誤魔化そうとするが・・・
「如意金箍棒のシンフォギア装者、東雲日和さんに、イチイバルのシンフォギア装者、雪音クリスさんですよね」
ローブの人物は2人の身分をすでに知っているようだ。日和とクリスは自分たちの身分を知っていたことに驚いているのもそうだが、ローブの人物の声にも驚く。自分たちを助けてくれた声でもあったのだから無理もない。
「その声・・・さっき私たちを助けた・・・」
ローブの人物は自身が纏っているフードをまくり、素顔を露にする。ローブの人物の顔は、今響と対峙しているキャロルの顔と瓜二つであった。
「ボクの名前はエルフナイン。キャロルの錬金術から世界を守るため、皆さんを探していました」
「・・・キャロル・・・?錬金術・・・?」
「・・・錬金術・・・だと・・・!!?」
ローブを纏っていた人物、エルフナインから発した初めて聞くワードと名前に日和は首を傾げているが、クリスは息をのんでいた。
西園寺海恋(GX編)
外見:水色髪の三つ編みポニーテール
茶色の縁のメガネをかけ、瞳は緑色
年齢:17歳
誕生日:9月30日
趣味:勉強、読書
好きなもの:クラシック音楽
スリーサイズ:B:84、W55、H86
イメージCV:ウマ娘プリティーダービー:マンハッタンカフェ
(その他の作品:プリンセスコネクト!Re:Dive:キョウカ
変態王子と笑わない猫:筒隠月子
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞:クリス
その他多数)
リディアン音楽院の3年生。日和のルームメイトであり親友。風紀委員に属しており、特異災害対策起動部二課改め、S.O.N.Gの外部協力者。
1年という月日が流れ、生徒会や風紀委員の先輩からこれまでの成績、規律正しさを評価して、風紀委員長の席を譲るという提案があったらしいが、海恋は今の方が性に合っていると言って、その誘いは断っている。二課がS.O.N.Gに再編した今でもオペレーター業の勉強を続けている。
2年の時は慌ただしくて日和と共に玲奈と小豆の墓参りができていなかったがために今年は日和と一緒に必ず行くことにしている。ただ、日和が小豆の家族と会わせないようにするために時間の段取りも調整を行っていて、少し憂鬱気味である。