今年もたくさん小説を書けるように精いっぱい頑張っていきます!
あ、今話には、GX編において最も重要な人物がちょこっとだけ登場しています。それが誰かはすぐにわかると思いますが。
それでは今年1発目、どうぞ
リディアンの授業が全て終わり、放課後。二年生の教室、響は帰り支度をしているところを未来が心配そうな表情で見ている。というのも、筑波から帰ってきてから、響の元気がないのだ。その原因はやはり、偶然出会った響の父親が関係しているのだ。
「私、余計なことしたかもしれない・・・」
心配そうな顔をしている未来に響は笑顔を向けている。だがその笑顔はどこか無理をしているようにも見える。
「そんなことないよ。未来のおかげで、私も逃げずに向き合おうって決心がついた」
「本当?」
「ホントだって。ありがとう、未来」
「・・・うん・・・わかった・・・」
教科書を全部鞄にしまい終えた響は鞄を持って教室から出て、再び未来に顔を向ける。
「じゃあ、ちょ―っと行ってくるから、先に帰ってて―!」
響は玄関に向かって廊下を走っていく。そこへすれ違うように日和と海恋が2年生の教室に入ってきた。
「響ちゃんの様子はどう?」
「今日もぼんやりとした様子で・・・。やっぱりパパさんのこと、気にしてるんだと思います」
「そっか・・・」
響の様子を聞いた日和は少し難しそうな表情をしている。と、そこに海恋が質問をする。
「ねぇ小日向さん。立花さんのお父さんって、立花洸さんであってる?」
海恋が響の父親の名前を言い当てて、未来は驚いたような顔になる。
「え?海恋さん、なんでそれを知ってるんですか?」
「私は直接会ったことはないのだけど・・・まだ実家にいた頃、父さんが電話してた際に、その名前が出てて、もしかしたらって思ったのだけれど・・・」
「そう・・・だったんですか・・・」
どうやら海恋は響の父親、立花洸の名前だけは父親の電話で偶然聞いたようで、彼がかなり気になっている様子だ。
「ねぇ未来ちゃん、その・・・洸さん?がどういう人だったか教えてくれるかな?」
「あ、はい。えっと・・・」
未来は2人に洸がどういう人間であったのか知っている範囲で教えた。未来の話を聞くにつれ、海恋の顔は眉間にしわを寄せている。
「海恋?」
「え?ああ、ごめん。私、ちょっと風紀委員の仕事がまだ残ってたから、2人とも、先に帰ってて」
「え?あ、うん・・・」
海恋は2人にそう言って2年の教室を出て屋上まで移動する。風紀委員の仕事が残っているというのは嘘だ。屋上までたどり着いた海恋はすぐに電話をする。
「もしもしじいや?・・・ええ。三者面談もそうだけど・・・ちょっと聞きたいことがあるの」
電話している相手は実家にいる執事のじいやだ。
「立花洸さん・・・この人についてあなたの知ってる範囲でいいから教えてちょうだい」
海恋は真剣な表情をして洸の情報をじいやに訪ねた。
~♪~
街中にあるカフェ。窓際のテーブル席に響と、彼女と向かい合う形で洸が座っていた。テーブルには注文した飲み物とサンドウィッチが置いてあり、洸はそのサンドウィッチを取り、口に運んでいく。響は洸のでかい態度にかなりむすっとした表情だ。洸は自身のグラスのストローをいじりながら話す。
「前に月が落ちる落ちないで騒いだ事件があっただろ?あの時のニュース映像に映ってた女の子が、お前によく似ててなぁ・・・」
洸が言っているのはフロンティア事変の事を指しているのだろう。あの事件は確かにテレビなどで全国で放送されていた。その時に響は確かに映っていた。最も、洸はその少女が響であるとまだ気づいてない様子だが。
「以来お前のことが気になって、もう一度やり直せないかと考えてたんだ」
もう1度やり直す・・・ということは洸は家族との復縁を持ちかけているのだろう。だが洸の態度から見て、その誠意が全く感じられない。
「やり直す・・・?」
「勝手なのはわかってる・・・。でもあの環境でやっていくなんて、俺には耐えられなかったんだ。なあ、またみんなで一緒に・・・母さんに俺の事伝えてもらえないか?」
「無理だよ・・・」
響は洸との復縁を拒否した。3年前、バッシングを受け続けたあの苦しい日々の中で、洸は蒸発して出ていった。いてほしい時にいなかった洸に響は怒りを募らせている。そして、自分で関係を改善したいと言っておきながら、自分から家族に伝えに行こうとせず、娘である自分に縋ろうとしている姿にもっと怒りを抱く。
「1番いてほしい時にいなくなったのは、お父さんじゃない・・・」
響の拒絶に洸はあっけからんとした様子だ。
「やっぱ無理かぁ。何とかなると思ったんだけどなぁ。いい加減時間もたってるし。覚えてるか響?どうしようもないことをどうにかやり過ごす魔法の言葉。小さいころ、お父さんが教えただろ?」
洸のこの態度に響は握った拳を震わせていた。そして、いい加減耐え切れないのか響は席を立ち、店から出ようとする。
「待ってくれ響!」
「?」
洸の呼び止める声に響は彼に振り向いた。もしかしたら本当に復縁を求めているのではと淡い期待を抱いていた。だが洸が突き出したのはレシートだった。
「持ち合わせが心もとなくてなぁ・・・」
「・・・っ!!」
会計を娘に支払わせるという父親らしからぬ発言に響は怒りをぶつけたくなった。しかし響はそんな激情を抑え込み、レシートをひったくって走っていった。店員や他の客が見ていたが、気にしてる余裕はなかった。この原因を作った洸は悪びれていない様子で頭をかき、またサンドウィッチを口に運ぶ。会計を済ませ、店を出ていった響は流れ出た涙を拭いながら逃げるように走っていく。
ドンッ!
「うおっ⁉」
その際にスキンヘッドの不良男子とぶつかった。
「ちゃんと前見ろやボケェ!!!!」
不良は響に向けて怒鳴ったが、響は気づいていないのか、それとも気に掛ける余裕がないのか目も合わせず、走っていく。
「・・・ちっ!」
不良は忌々し気に舌打ちをして、その場を去っていった。
~♪~
チフォージュ・シャトーの玉座の間。広間にある台座に鎮座しているオートスコアラーはレイア、ファラ、リリィの3機。シャルとミカは別任務に出ているためにいない。ファラは戦果を見せるため、筑波の研究機構で盗んだマイクロチップを口に含み、錬金術を応用してデータを開示する。開示されたものとは研究機構に保存されたフォトスフィアであった。ファラは手を広げ、フォトスフィアを大きく展開する。
「筑波から地味に入手したらしいな」
「強奪もありでしたが、防衛の為にデータを壊されては元も子もありません」
「彼らとて無能ではないのです。如何なる可能性も無視するわけにはいきませんので」
オートスコアラー3機はフォトスフィアに視線を向けている。
「一本一本が地球にめぐらされた血管のようなもの。かつてナスターシャ教授は、このラインに沿わせてフォニックゲインをフロンティアへと収束させました」
「これがレイラインマップ・・・」
「マスターのお望みであられる世界解剖のために必要なメスはここ、チフォージュ・シャトーに揃いつつあります。滅びの時は一刻・・・また一刻と進んでゆくのです」
「そうでなくては、このままでは暴れたりないと、妹も言っている」
リリィの言うように、世界解剖の計画は1秒ずつ、その時が進んでいく。
~♪~
リディアンの放課後、調と切歌は自動販売機で飲み物を買っている。調がりんごジュースを選び、飲み物の缶がガシャンと音を鳴らす。調がりんごジュースを取り出し、切歌が自動販売機の前に立つ。
「今朝の計測数値なら、イグナイトモジュールを使えるかもしれないデース!」
調は缶のプルトップを開け、りんごジュースを飲む。切歌はいい調子だと言っているが、問題はそこではない。問題なのは、起動した後に訪れる、ダインスレイフの呪いだ。例えイグナイトを起動したとしても、それが制御できなければ、日和やマリアと同じように、暴走という末路が待っているのだから。
「後は、ダインスレイフの衝動に抗える強さがあれば・・・。・・・ねぇ、切ちゃん・・・」
「ん~・・・これデス!!」
切歌は変な動きをした後、両手の指2本、合わせて4本の指で同時に飲み物のスイッチを押す。こういう時、基本的に1番左のものに反応するようになっているため、1番左の指が押したコーヒーが選ばれ、それがガシャンと音を鳴らして取っ手口まで落下する。
「あぁー!苦いコーヒーを選んじゃったデスよぁー!」
切歌は苦いコーヒーが苦手である。ゆえにコーヒーが出てきて嘆いている。調はその様子を見た後、ギアネックレスを取り出し、それを見つめる。
「誰かの足を引っ張らないようにするには、どうしたらいいんだろう・・・?」
「きっと自分の選択を後悔しないよう、強い意志を持つことデスよ!」
そう言う切歌の顔はかなり引きつっている。よほどコーヒーが嫌なのだろう。すると調は切歌のコーヒーを取り上げ、自分のりんごジュースと入れ替えた。
「およ?」
「私、ブラックでも平気だもの」
調はそう言ってコーヒーを飲む。顔が引きつってないことから、本当に飲めるようだ。
「ご、ごっつあんデス・・・」
切歌がりんごジュースを飲もうとした時、本部からの緊急通信が届いた。こうして緊急で通信が入るということは、伝えられることはただ1つだ。
『アルカ・ノイズの反応を検知した!場所は、地下68メートル、共同溝内であると思われる!』
「キョードーコー・・・?」
「何デスかそれは?」
全く聞き覚えのない単語に2人は弦十郎に聞き返した。共同溝について弦十郎がわかりやすく簡潔に説明する。
『電線をはじめとする、エネルギー経路を埋設した、地下溝だ!すぐ近くにエントランスが見えるだろう』
通信機から送られてくるルートを進んでいくと、小さな小屋のような建物が見えてきた。これが共同溝のエントランスだ。
「お?」
「あれが・・・」
『本部は現場に向けて航行中』
『先んじて立花を向かわせている』
『緊急事態だが、飛び込むのはバカと合流してからだぞ!』
『月読、暁、頼んだぞ』
『私たちが着くまで絶対に無理はしないでね!』
マリアたちからの忠告を聞いて、調と切歌は通信を切って響が到着するのを待つ。しばらくしていると、響が現場にやってきた。
「あ、ここデース!」
切歌は手を振ってそう言う。だが響の様子はおかしかった。響は涙を拭いながら2人の間を通り過ぎる。一瞬だけ見えたが、今の響の顔はいつもの元気な顔ではなく、怒りと悲しみが混じった複雑な表情だった。
「何かあったの・・・?」
調は様子がおかしい響に何があったか聞いてみる。
「・・・何でもない・・・」
何でもないと言うが、腕や声は震えていて、とても大丈夫には見えなかった。
「とてもそうは見えないデス・・・」
「2人には関係ないことだから!!」
響は声を荒げて怒鳴り声をあげる。あの響が怒鳴り声を上げるなど初めての事ゆえ、調と切歌は驚いている。
「・・・確かに、私たちでは力になれないかもしれない。だけど・・・それでも・・・」
「・・・ごめん・・・どうかしてた・・・」
調の言葉で冷静になった響は申し訳ない表情をして、共同溝の入り口へと入っていく。
(拳でどうにかなることって・・・実は簡単な問題ばかりかもしれない・・・。だから・・・さっさと片づけちゃおう!)
3人が共同溝のエントランスを進んでいくと、地下へと続く大穴へとたどり着いた。大穴には地上から底まで3本のケーブルが伝っている。これが街や都市のエネルギー回路になっているのだ。
「行くよ、2人とも!」
響はギアネックレスを取り出し、詠唱を唄う。
Balwisyall Nescell Gungnir tron……
響はシンフォギアを纏い、飛び降りて地下へと向かっていく。調と切歌もシンフォギアを身に纏って響の後に続く。地下に到達した3人は講道内を進んでいく。そこに、赤い錬金陣が現れ、そこから大量のアルカ・ノイズが現れ、3人を取り囲む。奥の方では梯子の上の作業台に乗って錬金術でケーブル装置に記入しているミカとシャルがいた。
「来たなぁ」
「ヘイ、ガール!また会ったねぇ。チルドレンを引き連れて遠足かい?」
シャルは響に向けてわかりやすい煽りを放つ。
「だけど、今日はお前たちの相手をしてる場合じゃ・・・」
ミカが言い終わる前に響が飛び出して殴りかかってきた。驚いたミカとシャルは間一髪で回避する響が殴った外壁は壊れ、穴が開く。
「ワオ・・・」
「まだ全部言い終わってないんだゾ!!」
驚いたシャルはカウガール帽子を被り直す。いきなり攻撃を仕掛けてきた響に怒ったミカはアルカ・ノイズの結晶をばら撒き、新たにアルカ・ノイズを召喚させる。響は腰部のブースターでアルカ・ノイズの群れに突撃し、アルカ・ノイズに八つ当たりするかのように次々と殴り倒していく。響の目からは涙が落ちていた。
「泣いてる・・・?」
「やっぱり様子がおかしいデス!」
響の様子がおかしいと確信した調と切歌は周りのアルカ・ノイズをアームドギアで倒していく。単身でミカに挑む響は拳や蹴りを力任せに振るう。ただ力任せの格闘技がミカに当たるはずもなく、難なく躱され、共同溝にばかり被害が出る。その間にもシャルは壊れた作業台の上に立ち、作業を再開させている。
「ヘイ、ミカ!後はやっとくから、適当に足止めしてな!」
「わかったゾ!」
シャルの言葉にミカは響の力任せの攻撃を躱しながらそう返した。攻撃を続ける響の頭に浮かんでくるのは昼間の洸との話だ。響は未だに洸の一件を引きずっているのだ。
(なんでそんな簡単にやり直したいとか言えるんだ!!?壊したのはお父さんのくせに!!お父さんのくせに!!)
「突っかかりすぎデス!!」
切歌が指摘してきたが、今の響には聞こえない。響は複数のアルカ・ノイズを天井に叩きつけてバンカーユニットを引き出して外壁ごと破壊する。
(お父さんのくせにいいいいいいい!!!!)
壊れた外壁を見て、響は3年前の苦しかった日々を思い出し、動きが止まった。
(違う・・・壊したのはきっと、私も同じだ・・・)
洸が蒸発して出ていったことも悪いが、最終的に家族を不幸にしてしまったのは自分であり、自分は洸に自分の不幸を押し付けたと悟った響。
「しょんぼりだゾぉ!」
そして、動きが止まったところをミカが見逃すはずがない。ミカはツインロールの髪の毛をブースターにして飛行し、動きが止まった響にカーボンロッドを左手の掌から射出して叩きつけた。隙を突かれてしまった響は防御も受け身もできず、カーボンロッドに直撃し、溝道内を転がり、背後にあった足場に背中からぶつかり、気を失ってしまう。
「言わんこっちゃないデス!」
気を失ってしまった響に切歌が駆け寄り、彼女を抱きかかえる。調は襲い掛かるアルカ・ノイズをツインテール部位の丸鋸で切り裂いて撃破する。
「大丈夫デスか・・・?」
切歌は響の安否を確認するが・・・
「歌わないのかぁ?歌わないと・・・死んじゃうゾぉ!!!」
ミカは容赦なく左手の噴出孔から火炎放射を放つ。その勢いは凄まじく、全てを焼き尽くさんとするほどの熱量だ。響を抱える切歌はこの炎に対処はできない。迫りくる炎に切歌は目を瞑るが、熱は届いているが、炎は切歌と響に到達することはなかった。切歌が目を開けるとそこには調がツインテール部位の丸鋸を大きくして、盾のように使って2人を守っている姿があった。
「くっ・・・うぅ・・・!」
だが炎の威力は凄まじく、炎の熱で調の意識は朦朧になっていく。そのため調は膝を地につけるが、何とか踏ん張る。自分たちを守る調に切歌は目を見開いている。
「切ちゃん・・・大丈夫・・・?」
「・・・な・・・わけ・・・ないデス・・・!」
「え・・・?」
「大丈夫なわけ・・・ないデス!!」
自分を守ろうとする調にたいして声を荒げる切歌は、こうした形でクリスの心情を理解した。
『相棒に負担をかけさせて・・・守らなきゃいけない後輩に守られて・・・大丈夫なわけないだろ・・・!!』
親友であり相棒である調を守ろうと戦っているのに、先輩である日和たちに負担をかけてまで守られ、そして今、守ろうとしている調に守られている。これらによって切歌は不甲斐なさと情けなさが込み上げてくる。そして、切歌は切り札のイグナイトを使用しようとギアコンバーターを握りしめる。
「こうなったらイグナイトで・・・!」
「ダメ・・・!無茶をするのは、私が足手まといだから・・・?」
切歌が自分を守ろうとイグナイトを使用したところを調は止める。意地になっているのは調も同じだ。大好きな親友を守りたい・・・そう言った意地と意地がぶつかり合い、溝ができてしまい、敵の目の前だというのに喧嘩になってしまった。笑みを浮かべるミカの脳内に、ファラからの通信が入る。
『道草はよくないわ』
「正論かもだけど・・・鼻につくゾ!!」
ミカは火炎放射の火力をさらに高めた。これによって防ぎきれなくなり、3人は炎によって吹き飛ばされ、外壁に叩きつけられ、そしてそのまま地に落下する。炎が収まったと同時に、作業を終えたシャルが作業台から飛び降り、地に着地する。
「ミッションコンプリート。パーティはお開きだぜ、ミカ」
シャルは倒れている調と切歌に視線を向ける。
「ヘイ、チルドレン。ビーストガールに伝えときな。ユーのハートをいずれ必ず、撃ち抜くってな」
おそらくだが、このビーストガールは日和のことを指しているのだろう。シャルはカウガール帽子よりテレポートジェムを取り出し、地面に叩きつけ、転送陣を展開する。
「スィーユーアゲイン~♪」
シャルはレールガンで帽子をくいっと上げながらウィンクしてチフォージュ・シャトーに帰還する。
「預けるゾー。だから、次は歌うんだゾー」
ミカもテレポートジェムを地面に叩きつけ、転送陣でチフォージュ・シャトーに帰還する。
「待つデス・・・よ・・・」
「切・・・ちゃん・・・」
調と切歌は意識を失い、気絶してしまった。
~♪~
翼たちが到着した頃には、もうすでに戦闘は終わっており、響、調、切歌は医療班によって搬送された。溝道内をS.O.N.G 所属の黒服たちが調査している。
「押っ取り刀で駆け付けたのだが・・・」
「間に合わなければ意味がねえ・・・!」
「人形は何を企てていたのか・・・?」
翼たち5人も溝道内の調査を開始する。講堂内はところどころ破損個所があるが、これらはミカとシャルがやったわけではなく、ほとんどが響たちが破壊したものばかりだ。
「これ・・・響ちゃんたちが?オートスコアラーがやったわけじゃなくて?」
「はい。大きく破損した個所は、いずれも響さんたちの攻撃ばかり・・・」
「・・・緒川さん、これを見ていただきたい」
周りを観察していたフォルテが発見したのはケーブルの操作パネルの端末だ。この操作パネルは起動しており、ケーブルの操作した跡がある。この痕跡を見た緒川は目を鋭くさせている。
「これは・・・!オートスコアラーの狙いはまさか!急ぎ、指令に連絡を!」
「はっ!」
緒川は何かに勘づき、黒服の1人を呼び出し、弦十郎に報告するように指示を出した。
XD-エクスドライブアンリミテッド-
お正月ボイス
東雲日和
あっけおめ~♪新年早々、お姉ちゃんからお年玉もらったんだ。いいでしょ~♪
フォルテ・トワイライト
あけましておめでとう。今年もいい1年になるように、共に励もう。