戦姫絶唱シンフォギア 大地を照らす斉天の歌   作:先導

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いよいよラストスパートということで、次の投稿は2話投稿しようと思っております。


GX

チフォージュ・シャトーが放った分解の光は、機能が再構築に書き換えられたことにより、今まで分解された建物や地形、人々、全てのものが再構築されていき、元に戻っていく。それはS.O.N.G本部のブリッジのモニターで確認されている。

 

「分解領域の修復を観測!」

 

「ですが・・・マリアさんたちが・・・」

 

しかし、その代償はとても大きかった。マリアたちはまだシャトーの中にいた。脱出したという報告もない。こうなってしまっては、生存の可能性は著しく低い。

 

「くっ・・・!俺たちは・・・代価なしでは明日を繋ぎ留められないのか・・・!」

 

マリアたちの犠牲で成り立ったこの結果に、弦十郎は悔しそうに顔をしかめている。

 

~♪~

 

シャトーはキャロルの強大な錬金術によって撃ち抜かれて、破壊された。外壁はまだ形を保ってはいるが、大きな爆発によってその機能は全て失われたのは間違いない。その証拠としてシャトーは落ちていき、真上にあったツインタワービルに衝突した。

 

「あ・・・あぁ・・・シャトーが・・・託された命題が・・・」

 

父から託された命題を解き明かす手段が失われたキャロルは絶望し、呆然とシャトーが落ちていく様を見ていた。

 

「みんな・・・」

 

「嘘だ・・・こんなの嘘だ・・・」

 

「なんでだ!!クソッタレ!!」

 

一方装者たちも、マリアたちが爆発に巻き込まれ、犠牲になったと思い、悲しみに暮れている。

 

「うあああああああ!!」

 

翼は慟哭を上げて刀を地に突き刺す。そして、キャロルに向けて投降の勧告をする。

 

「投降の勧告だ!貴様が描いた未来は、もう瓦礫と果てて崩れ落ちた!!」

 

「・・・未来・・・?」

 

『もう・・・やめよう・・・?』

 

キャロルがシャトーを見上げ、呆然としていると、エルフナインが通信越しで彼女に呼び掛ける。

 

~♪~

 

エルフナインは弱った身体を海恋に支えてもらいながら、キャロルの説得を試みている。

 

「お願い、キャロル・・・。こんなこと、ボクたちのパパはきっと望んでいない・・・。火あぶりにされながら・・・世界を知れと言ったのは・・・ボクたちにこんなことをさせるためじゃない・・・!」

 

『そんなのわかってる!!!だけど、殺されたパパの無念はどう晴らせばいい!!?パパを殺された私たちの悲しみは、どう晴らせばいいんだ!!?パパは命題を出しただけで、その答えは教えてくれなかったじゃないか!!!!』

 

「それは・・・」

 

キャロルの悲痛な言葉にエルフナインは言葉を詰まらせている。そこに、大悟と洸が口を開いた。

 

「なぁ、知ってっか?人間はさぁ、死に間際に自分の正直な本音を言うことがあるってよ。死んだ俺の姉貴もそうだったらしいぜ」

 

「君たちのお父さんは、何か大事な事を伝えたかったんじゃないか?命懸けの瞬間に出るのは、1番伝えたい言葉だと思うんだが・・・」

 

「だな。その当時のことを思い出してみろよ」

 

2人とイザークとの年代はかけ離れすぎている。ゆえに会ったこともなければ、会う機会など存在しない。だが、洸は娘を持つ父親同士・・・大悟は大切な姉を失ったからこそ、イザークの心中を察することができる。

 

「錬金術師であるパパが、1番伝えたかったこと・・・」

 

エルフナインが呟くと、ブリッジにキャロルの幻影が現れる。全員は彼女の幻影に視線を向ける。

 

『ならば真理以外ありえない』

 

「錬金術の到達点は・・・万象を知ることで通じ・・・世界と調和する・・・こと・・・」

 

『っ⁉調和だと⁉パパを拒絶した世界を受け入れろというのか⁉言ってない!!パパがそんなこと言うものか!!!』

 

「だったら代わりに解答する・・・」

 

駄々をこねる子供のように調和を受け入れようとしないキャロルに、エルフナインが弱々しくも、イザークが出した命題の答えを口にする。

 

「命題の答えは・・・『許し』」

 

『⁉』

 

「世界の仕打ちを許せと・・・パパはボクたちに伝えていたんだ・・・」

 

ここまで話しきると、エルフナインの身体がとうとう限界を迎え、血を吐いてしまう。

 

「ゴホッ!!」

 

「君!!」

 

「エルフナイン!!」

 

「おい、大丈夫か!!」

 

エルフナインの身体の具合を心配する3人。それと同時に、キャロルの幻影は消えていた。

 

~♪~

 

キャロルは自ら攻撃し、破壊してしまったシャトーを見上げ、絶望の涙を流す。

 

「・・・チフォージュ・シャトーは大破し、万象黙示録の完成という未来は潰えた・・・」

 

そして、キャロルは目を見開き、叫んで宣言をする。

 

「ならば!今を蹂躙してくれる!!」

 

命題の答えがわかっていたとしても、父親を亡き者にしたこの世界をキャロルは許しはしなかった。ゆえに、この世界の何もかもを、破壊しようとしている。キャロルは響たちに振り向き、敵意を向けている。今の彼女には強大な力が蓄えられている。そう・・・思い出の焼却だ。

 

~♪~

 

キャロルが思い出を焼却して、さらに強大な力を得ていることをエルフナインにはわかっていた。

 

「ダメだよ!!そんなことしたらパパとの思い出も燃え尽きてしまう!!」

 

エルフナインの悲痛な訴えにも、キャロルに耳には一切届かない。

 

「これは・・・思い出の焼却⁉」

 

「ありったけの思い出を焼却し、戦う力へと練成しようというのか!!?」

 

モニターに映るキャロルを見て、海恋と弦十郎はそう推察し、驚愕の声を上げている。

 

~♪~

 

自分の思い出を焼却していくことによって、キャロルの力はどんどん増していく。

 

「おおおおお・・・!!」

 

「キャロルちゃん!!何を!!?」

 

「復讐だ!!!」

 

キャロルはダウルダブラの弦を張り巡らせ、装者たちを吹き飛ばす。思い出の焼却で蓄えた力によって、その威力は増している。

 

「「「「うわああああああ!!!」」」」

 

吹き飛ばされた3人は地に倒れ伏し、響は壁に背中から激突する。

 

「もはや復讐しかありえない・・・!」

 

憎悪の炎を爆発させているキャロルの攻撃をくらった装者たちは痛みを堪え、立ち上がる。

 

「復讐の炎は・・・・全ての思い出を燃やすまで、消えないのか!!?」

 

「そんなことしても・・・残るのは虚しさと罪悪感だけだよ・・・!」

 

「エルフナインは・・・復讐なんて望んじゃいねぇ・・・!」

 

「うん・・・エルフナインちゃんの望みは・・・!」

 

響はギアコンバーターに触れる。イグナイトモジュールを使うつもりだ。

 

「イグナイトって、本気か!!?」

 

「うん」

 

クリスの問いかけに響は迷わず頷いた。イグナイトはキャロルの計画の1つだったもの。イグナイトの強さも、その弱点ももちろん知っている。そして装者たちのダメージが大きい。使ったところで勝算があるとも限らない。言うなれば、これは悪い賭けなのだ。

 

「なんかめちゃくちゃ分が悪い賭けになりそうだね・・・」

 

「だが嫌ではない。この状況ではなおのこと」

 

しかし、今キャロルを止めることができるのは響たちだけ。ならば一縷の望みだとしても、3人はその悪い賭けに乗った。

 

「この力はエルフナインちゃんがくれた力だ。だから疑うものか!イグナイトモジュール・・・」

 

「「「「ダブル抜剣!!!」」」」

 

4人はギアコンバーターのスイッチを2回押した。ギアコンバーターから『ダインスレイフ』という音声が2回重なって鳴り、それぞれのギアコンバーターは使用者の胸を刺し貫いた。4人は漆黒の闇を身に纏い、闇はシンフォギアの形に変わった。だが、これはただのイグナイトではない。4人の装者の身には白の燐光も纏っている。

 

イグナイトモジュールには三段階のセーフティ機能が存在している。これまで使ってきた第一段階が『フェイズ・ニグレド』。そして今回、ダブル抜剣によるイグナイト使用が第二段階、『フェイズ・アルベド』。出力も第一段階より上回っているが、それと同時に、カウントダウンが加速し、稼働時間が短くなる。イグナイトは諸刃の剣ではあるが、そのメリットとリスクがさらに跳ね上がっているのだ。

 

まずは響が1番槍としてキャロルに突撃し、殴りかかる。しかし、響の拳はキャロルが張った障壁の前に防がれ、軽くいなされる。そこからクリスがガトリング砲を撃ち放っていくが、これはダウルダブラの弦を使用して、全弾を防がれる。キャロルの背後を取った翼が刀で斬りかかるが、キャロルは防御壁を張って防御し、彼女を吹き飛ばす。そこへ日和が巨大なドリルの形に変形させた棍を蹴り上げ、回転しながらキャロルに向かって降下してきた。

 

【天元突破】

 

キャロルは慌てることなく、弦を張って巨大なドリルの棍を止め、力を込めることで粉々に砕いた。宙を舞う日和は右手首のユニットから新たな棍を取り出し、響、翼と共に一気に叩き込もうとする。

 

~♪~

 

本部のモニターにはイグナイトモジュールのカウントダウンが表示されている。カウントダウンは999秒だが、やはりカウントが加速しており、数字の減りが早い。

 

「イグナイトモジュールの3つあるセーフティのうち2つを連続して解除!」

 

「フェイズ・ニグレドから、アルベドへとシフト!」

 

「出力に伴って跳ね上がるリスク・・・」

 

弦十郎や緒川、オペレーターたちは緊迫した状況下の中で装者たちの戦いを見守る。

 

「エルフナイン、しっかり・・・!」

 

海恋たちは身体の限界が来て倒れているエルフナインを支えている。エルフナインの身体の状態を見る限り、もう応急処置ではどうしようもないのが見てわかる。

 

~♪~

 

右側の響の拳の乱打、左側の翼の複数の剣による斬撃、背後の日和のヌンチャクによる連撃、そしてクリスのガトリング砲の一斉射撃。4方面から攻撃しているが、キャロルは4つの防御壁を張って全て凌いでいる。

 

「ふん・・・力押し・・・実にらしいしかわいらしい・・・が!」

 

キャロルは腕を振るって4方向の攻撃を全て吹き飛ばした。突っ込んでいた響と日和も吹き飛ばされるが、響は翼が、日和はクリスが受け止めたことで遠くへ吹き飛ばされずには澄んだ。

 

「イグナイトの二段回励起だぞ!!?」

 

「それでも届いてないなんて・・・!」

 

「ふん、次はこちらで唄うぞ」

 

キャロルが歌い出すと同時に、彼女の背後に錬金陣が展開される。強大な力を溜め込んでいくため、エネルギーの風圧が伝わり、これだけで辺りが吹き飛ばされそうになる。

 

「さらに出力を・・・!!?」

 

「一体どれだけのフォニックゲインなんだよ!!?」

 

「でも、こっちもやられっぱなしじゃない!!」

 

「待っていたのはこの瞬間!!」

 

4人はこれからキャロルが繰り出される錬金術に対抗すべく、再びギアコンバーターに触れる。

 

「抜剣、オールセーフティ!」

 

「「「「リリィィーース!!!!」」」」

 

4人はギアコンバーターのスイッチを押し、イグナイトの最終段階である『フェイズ・ルベド』を起動させる。

 

『最終フェイズ、ルべドへとシフト!!』

 

ルベドに移行したことにより、イグナイトのカウントダウンがさらに加速し、ブリッジのカウントモニターも赤くなり、乱れている。

 

「「「「おおおおおおお!!!」」」」

 

だがその分出力も大幅に上昇した。これによって放たれたキャロルの強大な錬金術を受け止め、均衡しあっている。

 

「イグナイトの出力でねじ伏せて!!」

 

「吹き荒れるこのフォニックゲインを束ねて撃ち放つ!!」

 

「これが私たちの、全力全開!!!」

 

「S2CAスクエアバーストおおおおおおお!!!!」

 

イグナイトの全てのセーフティを解除し、そのうえでの4つの絶唱、S2CAスクエアバーストとキャロルの錬金術がぶつかり合う。しかし、キャロルの錬金術は4人分の絶唱を軽く上回っているため、4人は踏ん張るだけで精いっぱいだ。

 

「このままじゃ暴発する・・・!!」

 

「イグナイトの最大出力は知っている!だからこそそのまま捨て置いたのがわからなかったのか!!?オレの歌は、ただの1人で70億の絶唱を凌駕する、フォニックゲインだあああああああ!!!」

 

「「「「うあああああああ!!!!」」」」

 

70億の絶唱さえも超える錬金術の前に、4人が繰り出したS2CAスクエアバーストを打ち消しされ、4人は錬金術で吹っ飛ばされる。

 

「ははは!他愛もない・・・」

 

絶唱を越える錬金術で相当なダメージをくらった4人は立ち上がることがままならない。

 

「ぐっ・・・諦めない・・・諦めてたまるか・・・!」

 

「たとえ万策が尽きたとしても・・・1万と1つ目の手立てはきっと・・・!」

 

それでも4人は諦めずに、立ち向かおうとする。すると・・・

 

Gatrandis babel ziggurat edenal

 

Emustolronzen fine el baral zizzl……

 

突然この場に絶唱の歌が聞こえてきた。だがそれは4人ではない。歌が聞こえる方面に振り返ると、そこにはイグナイトを纏ったフォルテ、マリア、調、切歌が立っていた。

 

「フォルテさん!」

 

マリアたちが生きていたことに喜ぶ響だが、フォルテはどこか複雑そうに、シャトーの残骸に視線を向ける。

 

~♪~

 

シャトーが崩落したことによって、天井が瓦礫となって容赦なくフォルテたちに襲い掛かったのは間違いない。だが4人は瓦礫に押しつぶされることなく、無事であった。ただ1人を除いて・・・。

 

「ドクターウェル!」

 

ウェルは天井の瓦礫に押しつぶされている。マリアは彼に駆け寄り、フォルテも歩いて彼に近づく。

 

「僕が守った・・・何もかも・・・」

 

「まさか・・・君・・・」

 

そう、こうしてマリアたちが無事なのは、ウェルが自分という代償を引き換えに、彼女たちを助けたからだ。

 

「君を助けたのは・・・僕の英雄的行為を・・・世に知らしめるため・・・」

 

正直に言えば、4人はウェルのことが嫌いだ。嫌いではあるが、死んでほしいとは思っていない。特にフォルテは、彼には生きて自身の罪を償ってもらいたかったと思っていた。しかし、どのみちウェルはもう助からない。だからこそ、彼女たちは彼の言葉に耳を傾けることしかできない。

 

「さっさと行って・・・死に損なった恥を晒して来い・・・!それとも君は・・・あの時と変わらない・・・ダメな女のままなのかい・・・?」

 

もうじき命が尽きようというのに、変わらずにマリアを煽るウェルは、自身の最後の力を振り絞って、マイクロチップをマリアたちに差し出そうとしている。

 

「これは・・・?」

 

「『愛』ですよ・・・」

 

「なぜそこで愛⁉」

 

ウェルは全てを教えるつもりはないが、ヒントだけは与える。

 

「シンフォギアの適合に、奇跡などは介在しない・・・!その力、自分のものとしたいなら手を伸ばし続けるがいい・・・!」

 

フォルテはウェルからマイクロチップを受け取る。そしてそれを確認したウェルは力尽き、脱力した。

 

「ドクターウェル・・・確かに受け取ったぞ・・・」

 

「フォルテ・・・僕は・・・英雄になれたかな・・・?」

 

ウェルはその言葉を最後に、永遠の眠りについた。フォルテは英雄が掲げる栄光や栄誉が嫌いだ。それは今も変わってない。だが英雄が嫌いというわけではない。少なくとも今のウェルは・・・彼女が想像する英雄の像と、合致している。

 

「ああ・・・君は最低の・・・」

 

だからこそフォルテは、最低最悪はつくものの・・・彼が望む英雄として、彼を称賛した。それこそが、彼女にできる、彼に送る最大の敬意だ。

 

~♪~

 

装者たちが全員揃い、彼女たちは並び立ち、絶唱を唄う。

 

Gatrandis babel ziggurat edenal

 

「オレを止められるなどと・・・自惚れるなあああああああ!!!」

 

キャロルはもう1度70億を超える錬金術を装者たちに向けて放った。

 

Emustolronzen fine el zizzl……

 

絶唱を唄い終えた装者たちは、その力を解き放ち、キャロルの錬金術を受け止めた。

 

「S2CAオクタゴンバージョン!!今度こそ、ガングニールで束ね!!」

 

「アガートラームで制御、再配置する!!」

 

「そして如意金箍棒で出力を限界まで引き延ばし!!」

 

「ミスティルテインで負担、反動を全て喰らいつくす!!」

 

響、マリア、日和、フォルテのギアの最大の特性を生かし、ぶつかり合うフォニックゲインを1つに束ねていく。すると、響とマリアのガントレットが変形し、響のマフラーが虹色に輝きだし、装者たちを包み込む。

 

~♪~

 

ブリッジのモニターのカウントが素早く減り、間もなくタイムリミットが訪れようとしている。ここが勝負どころだ。

 

「最後の・・・奇跡を・・・」

 

海恋に支えられているエルフナインは弱々しくも、その手を伸ばした。

 

~♪~

 

ぶつかり合うフォニックゲインが1つに束ねていっていることに気がついたキャロルは、響たちが何を狙っているのかに気付いた。

 

「まさか・・・オレのぶっ放したフォニックゲインを使って・・・!」

 

「うおおおおおおおおお!!!」

 

強大なフォニックゲインを利用し、響たちは自分たちが狙っていた最後の切り札を発動させる。

 

「「ジェネレイトォ!!!!」」

 

「「エクスドラアアアアアアアアイブ!!!!」」

 

4人が叫び、響がガントレットを空に掲げると、装者たちがいる場所に巨大な虹色の竜巻が発生し、暗雲の空を貫いた。

 

「そ・・・そんな・・・!!」

 

キャロルは目の前の現象に目を見開き、驚愕する。竜巻が晴れると、空から快晴の光が輝きだし、神々しい光の翼を纏った装者たちが降り立った。装者たちが身に纏うは・・・奇跡の結晶・・・エクスドライブ!

 

~♪~

 

「これが・・・奇跡の形・・・」

 

モニターで奇跡を目の当たりにしたエルフナインは、とうとう力尽きた。




フォルテの服装

フォルテは基本的には四六時中黒服で過ごしているが、彼女とて1人の女性。年頃の女性たちのようにおしゃれに興味がある。だが自分にはしゃれた服は似合わないと思い込んでおり、中々ファッションに手を付けようとしない。それを見かねたマリアが休日に彼女を連れまわし、彼女に似合う女性らしい服装をコーディネイトしている。女として扱われることに慣れていないフォルテは突き付けられる服装に毎回恥ずかしがって頬を赤らめているとか。
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