・・・しっかし、せっかくの翼さんの誕生日なのに、投降する話がこれとは・・・
これは昔の記録。バルベルデに到着した船から乗客していた人々が降りていく。兵士たちは船に積んであった高価な額縁や金などの積み荷を降ろしていく。そんな中で政府のトップの人間は部下の兵士たちを引き連れ、1人の敗残兵と顔を合わせ、敬礼する。
「ようこそ、バルベルデへ」
「敗残の身を受け入れてくれたこと、感謝に絶えない」
相手の敬礼に対し、敗残兵も敬礼で返す。兵士の1人は降ろされた積み荷の1つをこじ開ける。
「ほう・・・これが聖遺物・・・争闘の偉功にして世界史とゲルマニア抗争の要・・・」
積み荷の中に入っていたのは、オレンジ色の水晶の中に眠っているヘッドギアを付けた子供の人形だった。
「聖遺物の力は、未来を解脈する第4のエネルギーともいえるだろう」
これがパヴァリアの錬金術師が欲していた存在が政府軍に渡った瞬間である。そしてこれが今、現代において姿を現そうとしていた。
~♪~
一方その頃、翼、日和、響、クリスの4人はステファンが運転する荷台者に乗って、プラントの司令官が向かった村に移動している。
「化学兵器プラントは緒川さんにお任せして、こちらは逃亡した管理者を追跡中」
本部に現状を報告している翼。そこで、フォルテたちが錬金術師と対峙しているという報告を聞いた。
「え・・・?マリアたちが?」
「「「!」」」
4人はその報告に反応を示した。
『藤尭と友里の救助に際し、錬金術師とエンゲージ。緊急の事態に、最後のLiNKERを使っている』
「ですが、その効果時間は、本人に合わせて調整されていない以上、あまり長く持たないはず!」
翼の言うとおり、4人が持っているLiNKERは元々は今は亡き装者、天羽奏と北御門玲奈に合わせて作られたもので、効果時間は本来の時間より短くなっているのだ。
「急いで戻らなきゃ!」
響は戻ることを提案するが、クリスがそれを止める。
「バカ!こっちも任務のど真ん中!仲間を信じるんだ!」
「そうだよ!それに、フォルテさんがついてる!フォルテさんは私たちの中で、1番強いんだから!」
マリアたちが心配ではあるものの、彼女たちを信じ、今は任務に集中するために気を引き絞める4人であった。
~♪~
S.O.N.Gの本部に残っているメンバーにできることは、ブリッジで装者たちに指示を出し、見守ることだけ。そんな中で、LiNKERのレシピの解析を担当しているエルフナインはこの現状に悲しそうな顔をしている。
「ウェル博士のチップに記録されたLiNKER製造のレシピ・・・その解析はボクの役目なのに・・・いつまでもグズグズしてたから・・・」
自責の念を抱いているエルフナインに弦十郎は彼女の頭を優しく撫でる。
「わっ⁉な、何を・・・?」
「仲間を信じるのは、俺たちも同じだ」
「仲間を・・・信じる・・・」
弦十郎の言葉に、エルフナインはモニターに映っているフォルテたちの戦いを見守る。
~♪~
友里と藤尭を窮地から救ったフォルテ、マリア、調、切歌の4人はアームドギアを構え、自分たちを見下ろしているパヴァリアの錬金術師の3人を見上げる。
「2人とも大丈夫⁉」
「ええ!」
「後は私たちに・・・」
「任せるデス!」
こちらに敵対するフォルテたちを見ている錬金術師のリーダー格であるサンジェルマンが口を開いた。
「出てきたな、シンフォギア」
「ようやく会うことができたな、パヴァリア光明結社。貴様らはいったい何を企んでいる?」
「革命よ。紡ぐべき人の歴史の奪還こそが、積年の本懐!」
フォルテの問いかけにサンジェルマンが答える。その直後、白き竜、ヨナルデパストーリがフォルテたちに襲い掛かってきた。フォルテとマリアは正面から迎え撃ち、マリアは縦横無尽に、フォルテは横一閃にヨナルデパストーリの身体を切り刻む。だが、ヨナルデパストーリにダメージが入った様子はなく、そのまま切歌たちに襲い掛かろうとしている。
「なっ⁉」
「攻撃が利いてないデス!」
襲い掛かるヨナルデパストーリに調は友里を抱え、切歌は藤尭を背負って攻撃を躱した。
「やぁだぁ、ちょこまかとぉ!」
「だったらこれで動きを封じるワケダ」
カリオストロが親指をかんで苦々しくしているところ、プレラーティが表情を変えずにアルカ・ノイズの結晶をばら撒き、アルカ・ノイズを召喚する。装者4人はアルカ・ノイズに囲まれたが、これで動揺などしない。マリアは短剣で、フォルテは大剣で、調は鋸で、切歌は鎌で次々とアルカ・ノイズを斬り裂いていく。だが、最後のLiNKERを使った以上、後は時間との勝負だ。LiNKERの効果時間が切れてしまえば、成す術を失ってしまい、ヨナルデパストーリの餌食になってしまうのだから。
『この身体はキャロルがくれたもの・・・いつだってボクは無力で足手纏いだ・・・!』
戦いの様子を本部のモニターで見ているエルフナインは見守ることしかできない状況下に悔しさを抱いている。
フォルテがアルカ・ノイズの対処をしていると、彼女の足元に大きなヒビが入り、地面からヨナルデパストーリがアルカ・ノイズを巻き込んで出現する。フォルテは出現するギリギリのタイミングで跳躍して躱している。
「フォルテ!」
調は2つのヨーヨー型鋸を1つに合わせ、刃を展開させてヨナルデパストーリに放つ。切歌は展開した2つの刃をブーメランのように放った。フォルテはヨナルデパストーリの口が閉じたところを狙い、歯を踏み台にして跳躍し、大剣を振り下ろして斬撃を頭に放ちながら降りていく。その直後に調の攻撃と切歌の攻撃が直撃した。
「決まった!」
「などと思っているワケダ」
だがヨナルデパストーリは3人の強力な攻撃をくらっても、まったくダメージを負っていない。
「利いてない!!?」
「ノイズと同じ、位相差何とかデスか⁉」
「位相差障壁だ。そうだとしら、シンフォギアの攻撃で調律できていないのはおかしいことだ」
元来のノイズには位相差障壁というものが存在し、これによって通常兵器が利かなくなる。だがこれはシンフォギアの歌による調律によって無力化される。切歌はそれを彷彿とさせるが、それではヨナルデパストーリに攻撃が通らない説明がつかない。
「ダメージを減衰させているのなら、それを上回る一撃で!!」
マリアは左腕の籠手から複数の短剣を取り出し、それらを自身の周りに円状で囲み、高速回転を開始させる。マリアはこれによって発生した竜巻を纏い、ヨナルデパストーリに突撃する。
【TORNADO✝IMPACT】
マリアの一撃はヨナルデパストーリの口に大きなダメージを与えさせることに成功した。しかしその直後だった。ヨナルデパストーリは突然輝きだし、何とダメージが再生した・・・いや、まるで攻撃など受けていなかったかのような状態になった。
「再生⁉」
「いや、違う・・・これは・・・」
「なかったことになるダメージ」
「実験は成功したワケダ」
「不可逆であるはずの摂理を覆す埒外の現象。ついに錬金術は人知の到達点・・・神の力を完成させたわ」
この不死身ともいえるヨナルデパストーリの能力。これがある限り、ヨナルデパストーリは倒すことはできない。
「36剣が通じない相手には・・・!フォルテ!」
「わかっている!」
標的を3人の錬金術師に変え、マリアは複数の短剣を放ち、フォルテは大剣を銃に変形し、エネルギー弾を連射する。カリオストロはその攻撃を錬金術の障壁を張って防ぐ。
「この隙に!」
「ええ!」
その隙に友里たちは本部からの逃走経路に沿って走っていく。フォルテはマリアに先に先行させ、錬金術に遠距離攻撃を続けながら逃走経路を進んでいく。
「逃がさないんだから♡」
攻撃は全て障壁によって防がれてしまうが、フォルテは構わずエネルギー弾を撃ち続ける。そして・・・
シュッ!
「あ・・・!いった~い!顔に傷~!やだもぉ~!」
エネルギー弾の1発は障壁の守りを突破し、カリオストロの頬に掠った。その間にも逃走経路を走っていくが、先に進んだ先には崖があり、これ以上先に進めない。
『こちらが割り出した逃走経路は以上だ!やれるな!』
どうやら逃走経路はこの崖を飛び降りるところまで割り出されているようだ。
「やってみせます!」
「無茶だって!いったい何メートルまであるんだぁ!!?」
崖の高さは非常に高く、普通の人間がこのまま落ちれば無事では済まさないだろう。だが泣き言を言っている間にもヨナルデパストーリはしつこく追いかけてくる。
「蛇のようにしつこい!」
「実際とてつもない蛇野郎デス!」
向かってくるヨナルデパストーリに対し、マリアとフォルテがアームドギアを構える。
『タイミング、来ました!!』
『うむ!飛べぇ!!!』
弦十郎のタイミングに合わせ、調は友里を抱え、切歌は藤尭を背負って崖から飛び降りた。
「ああああああああ!!」
「うわあああああああああ!!!」
友里と藤尭の悲鳴が聞こえる中、ヨナルデパストーリがマリアに突っ込んできた。対するマリアは短剣を振るい、迎え撃とうとするが・・・
「ああ!!」
「マリア!!」
ヨナルデパストーリの突進の強さが勝り、マリアは吹っ飛ばされる。フォルテは跳躍し、吹っ飛ばされたマリアを抱え、そのまま崖の下に落ちていく。全員が落ちていると、真下から真下から貨物列車が走ってきた。
「来た!!」
調と切歌はタイミング通りに来た貨物列車の上に乗り移った。同時に、フォルテも貨物列車の上に乗り移り、マリアを下ろす。
「ありがとう、フォルテ」
「構わない。それよりもだ・・・」
貨物列車に乗り移ったのはいいが、肝心のヨナルデパストーリはまだ追いかけてきている。このままでは列車ごとやられてしまうだろう。
「粘っこいデス!」
ヨナルデパストーリは貨物列車に向けてそのまま突進しようとしたその時だ。ヨナルデパストーリは突然輝きだし、光の粒子となって消えた。
「消えた・・・?」
「考えるのは後だ。この隙に撤退するぞ」
なぜ消えたのかわからないが、今はとにかく、フォルテの言うとおり撤退を最優先とした。
そして、光の粒子となったヨナルデパストーリはサンジェルマンの手元に戻ってくる。あのまま追撃することは容易い。だが優先するべきは結晶の中に入っている人形の方だ。だからサンジェルマンはマリアたちを見逃し、ヨナルデパストーリを消したのだ。
「なぁに~?ヨナルデパストーリをけしかけちゃわないのぉ?」
「神の力の完成は確認できた。まずはそれで十分よ」
「追跡は無用というワケダ」
「それよりも、ティキを回収して、エドワードとの合流を急ぎましょう」
サンジェルマンたちはオペラハウスの地下に置いてきたままの人形を回収するために、オペラハウスへと戻るのであった。
~♪~
一方その頃、翼たち4人はステファンの案内の下、指揮官が逃げたと思われる村に向かっていく。
「この先が俺の村です!軍人達が逃げ込むとしたらきっと・・・」
5人が曲がり角を曲がったその先の光景を見て、驚愕する。その光景とは、指揮官の男が村人の少女を人質をとるかのように盾にしており、右手にはアルカ・ノイズを操作する黄金のスイッチがある。そして、辺りには村民たちがアルカ・ノイズに囲まれている。
「アルカ・ノイズ・・・!」
「くっ・・・!」
「わかってるだろうなぁ?おかしな真似をしたらこいつら全員、アルカ・ノイズで分解してやる!」
「あんにゃろう・・・!」
「この・・・卑怯者!!!」
自分たちが下手に行動すれば指揮官が先に動き、アルカ・ノイズで村人たちが皆殺しにされてしまうだろう。指揮官の卑劣なやり方にクリスと日和は嫌悪感を出している。
「要求は簡単だ。俺を見逃せ!さもないと出なくてもいい犠牲者が出るぞ!」
「卑劣な・・・!」
このままでは指揮官を見逃してしまう。それは何としてでも阻止したいところだが、人質をとられている以上、動くことができない。
「お前らも、余計な手出しは・・・」
ボンッ!
「がぁっ!!?」
指揮官の要求を呑む以外方法はないと思われた時、突然指揮官の後頭部にサッカーボールが直撃する。このサッカーボールを飛ばしたのはステファンだった。指揮官は装者ばかりに注目をしていた。そのおかげでステファンへの注意が疎かになり、こうして彼が裏手に回って指揮官の背後をとることができたというわけだ。ボールが直撃したことで、その拍子で少女を手放すことができた。
「ステファン!!」
「・・・っ!」
ステファンを呼ぶ女性の声にクリスは一瞬だけ驚きの表情を見せた。
「行くよ!」
指揮官が頭を抱えている間にも、ステファンは少女を救出した。
「続くぞ、立花、東雲!」
「「はい!」」
好機が生まれ、3人はノイズ殲滅のために動き出した。
clear skies nyoikinkobou tron……
装者たちはギアの詠唱を唄い、シンフォギアを身に纏った。翼は刀で切り裂き、響は拳と蹴りを放ち、クリスはボウガンで矢を放ち、日和は棍で薙ぎ払いながらアルカ・ノイズを次々と倒していく。
「くそ・・・!あのガキぃ・・・!!」
指揮官は優勢が逆転されたきっかけを作ったステファンを睨みつけ、アルカ・ノイズの結晶を取り出した。結晶のジャラッとしたわずかな音を聞き取った日和はすぐに指揮官の元に駆け、彼の頭を地面に押さえつけ、結晶を持っていた右手を掴んで取り押さえる。
「ぬおっ!!?」
「大人しくしろ卑怯者!!」
日和が指揮官を押さえつけたことで、アルカ・ノイズを増やすことを阻止できた。だが詰めが甘かった。
「おのれぇ・・・!ならばせめて・・・!」
まだ自由が利いた左手に持っていた黄金のスイッチを押した。
「きゃああああ!!」
「!しまった!!」
それによって、死角よりアルカ・ノイズが現れ、ステファンたちの行く手を遮った。翼や響は他のアルカ・ノイズの相手をしていたために、気づくのが遅かった。
「君は逃げて!!」
ステファンは少女に向けてそう言い放った時だった。アルカ・ノイズが解剖器官を伸ばし、それがステファンの右足に巻き付いてしまった。
「ステファン!!!」
「うわああああっ!!」
今ここでアルカ・ノイズを倒しても、解剖器官が巻き付いてしまったが最後、そこを通してステファンの身体は分解されてしまうだろう。今ここで彼の命を助ける方法は1つしかない。だがそれは最も残虐な方法である。そして今、それを可能にできるのが、遠距離攻撃ができるクリスだけだ。非情な選択を迫られたクリスは・・・
「クソッタレがああああああ!!!」
構えていたボウガンの矢を放った。
「うわあああああああああああああ!!!!!」
バルベルデの夜に、ステファンの悲痛な悲鳴が響きわたった。
~♪~
アルカ・ノイズを全滅し、指揮官の拘束も完了した。これで装者たちの任務は完了だ。だが、いいことばかりでもなかった。翼は今回の任務の詳細を報告している。
「プラントの管理者を確保。ですが・・・民間人に負傷者を出してしまいました・・・」
そう、その負傷者というのが他でもない・・・ステファンのことだ。クリスが放った矢が射抜いたのは、ステファンの右足だ。全身が分解される前にクリスがまだ浸食されていない右足をボウガンの矢で引きちぎった。これによってステファンは分解されずに済んだが、その代償として、右足を失ってしまったのだ。
「ステファン!!ステファン!!」
彼のそばには1人の女性がおり、彼の名を叫び続けている。そんな中で日和は吐き気を堪えながらも、ステファンの失った右足の応急手当てをしている。いくら医者の娘として応急手当のやり方は知っているとしても、切断された部分を処置するのは当然これが初めてだ。さらに言えば医療物資もかなり少ない。ゆえにかなり苦戦している。それでも日和は用意されていた物資、民家にあった少ない医療具と清潔なロープを使って強引にでも止血することには成功した。
「後は病院とか施設とかで適切な治療すれば大丈夫です。でも・・・失った足は・・・やっぱり・・・」
「そんなぁ・・・」
「どうしてこんな・・・」
「ソーニャ・・・」
ステファンの足を撃った本人であるクリスが女性、ソーニャに声をかけた。クリス自身も、彼の右足を好きで撃ったわけはない。助けるためとはいえ、彼女は申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
「・・・クリス・・・!あなたが弟を・・・ステファンの足を!!」
ソーニャはこの事態を招いたクリスに怒りの感情をぶつけた。大切な弟が無事だったとはいえ、右足を失い、大量の血を流して苦しんでいるのだ。無理もない話だ。
「ちょ、ちょっと待ってください!!クリスは何も悪くないです!!それを言ってしまったら私が悪いし・・・えっと・・・あの・・・その・・・」
日和は必死に弁明しようとしているが、かける言葉が思いつかず、しどろもどろになっている。
「いいんだ相棒・・・」
「よくない!!全然よくない!!」
「いいんだ!!!」
クリスは日和の主張を声を荒げてでも遮った。
「ああ・・・撃ったのは・・・このあたしだ・・・」
「クリス!!」
どう言い訳しようと、クリスが撃った事実は変わらない。それを理解しているがゆえに、クリスは全ての罪を自分1人で背負おうとしている。その様子に日和は納得がいかない表情をしている。
翼の誕生日
誕生日前日
翼「フォルテか?そちらから電話してくるのは珍しいな。どうしたんだ?」
フォルテ『風鳴、今日は君に1つ仕事を持ってきたのだが・・・受けるかどうかは君が決めてくれ』
翼「仕事?まさか・・・お前までバラエティとか言わないだろうな・・・?」
フォルテ『残念ながら違う。マリアとのコラボライブだ。前回のチャリティライブと似たようなものだと考えてくれればいい』
翼「な、なんだ・・・それならば喜んで引き受けよう」
フォルテ『わかった。ではマリアにはそう伝えておく』
そしてライブ当日
マリア「ハロー。今日はよろしくね」
翼「ああ。またマリアと共に歌えて、嬉しく思う」
フォルテ「マリア、何度も言うが君の出番は最後だからな」
翼「最後・・・?どういうことだ?」
マリア「ちょっとフォルテ!翼に説明しなかったの⁉」
フォルテ「サプライズにならないからな。風鳴、実を言うとな、今回のライブは君の生誕祝いのライブとなっている」
翼「生誕祝い・・・?・・・ああ、そういえば今日だったか・・・私の誕生日・・・」
フォルテ「今回のライブは君がメインのステージで曲も君の歌うものばかりをセッティングしてある。マリアとのコラボは最後になる。ちなみに、これはマリアが考えたものだ」
マリア「フォルテ!!余計なこと言わなくていいから!!」
フォルテ「ライブも君の思い出に残るものだと思ったから同意したのだが・・・迷惑だったか?」
翼「ふふ・・・いや、これ以上にない・・・最高の思い出になるだろう。ありがとう、マリア、フォルテ」
フォルテ「・・・そろそろ時間だ。行ってくるといい」
マリア「あなたの歌、期待しているわよ」
翼「ああ。行ってくる!」
この後のライブは大成功を収めるのであった。