抽選で当選したのは、ゲームの中でアニメを撮影する企画でした……はい? 作:サクサクッキー
主カテゴリーはファンタジー・恋愛となってるんですが、恋愛の部分は今後の事考えててん?ってなりそう。
だけど他にしっくりくるジャンルも無かったので仮採用です、もし今後気付いた時にでも、よろしければご指摘頂けるとありがたいです。
……あと、駄文なので微笑ましく見ていただければ幸い……。
どうしてこうなったんだろうか。
「ちょ、ちょっと、大丈夫っスか?顔色、悪そうっスけど……?」
「だい、じょう、ぶ……う、ぐぁ……」
目の前で苦しそうな青年、最低限暮らせる程度しか無い設備、極め付けには
「辛かったらちゃんと言ってくださいっスよ、無理して倒れられても困るっスから」
はあ……もう一度、言おう。
どうして、こうなった?
「こちらの部屋になります」
「あ、ご丁寧にありがとうございます」
「いえ、それはこちらのセリフですよ……では、お時間になられましたら、そちらのデバイスをお使い下さい、使用法は事前にご説明した通りですので」
「わかりました」
親切そうな社員の人が去ったので、とりあえず用意されているらしい個室のベッドに座ってみる。
うん、ふかふか……じゃなくてだな。
「どうしてこんな事になったんだっけ……?」
いやどう考えてもネジの外れた自身の友人の所為以外の何者でも無いんだが。
「すまん、当たるとは思わなかった」と笑みを隠せていない友人が勝手に、だからなぁ。
うん、なんか腹立って来るな、これ以上考え無い様にしておく、俺の精神衛生上悪い。
深呼吸してから、改めて部屋を見渡してみる。
白いベッド(ふかふか)、件のデバイス、後はそれ関係の機材らしき物……大丈夫かこれ、よくよく見たら病室に見えなくも無い、他に物も無いし。
「考え過ぎだったら良いんだけどな」
今回、代理の俺を含めた当選者が演じるゲームは、王道ファンタジー的な物らしい。
それ以外はまだ何も、ゲーム内で詳細の説明が行われるらしい。
社員さん曰く、担当キャラの関係でもう中に入ってる人もいるらしいからなぁ。
「……そろそろ時間か」
胡散臭い気もしなくも無いが、新型(らしい)フルダイブ用のデバイスを身に付ける。
電源を付け、駆動音と共に画面が開かれる。
「確か……ここをこうして……こうか」
ローディングが済んだら、後はダイブするだけ……憂鬱だなぁ。
何で従来のフルダイブデバイスじゃなくて新型……しかもどこの製品かわからんかったしさぁ……っと、ローディング終わったな。
「……
後は目を瞑り、意識が遠のいて……行く……の、を……。
「ヨウコソイラッシャイマシタ」
「着いた……のか?」
「ハイ、
「あ、どうも……」
声だけ聞こえるナビの声、コレが説明してくれるのかな?
「コノタビハ、ワガ
「コノ
「アルカイン……」
「
「……え、それだけ?」
いやいや、流石にそれだけな事は……無いよね?このキャラとか目的とか……と、言うか……?
「あの」
「ナンデゴザイマスカ?」
良かった、質問には答えてくれるのな、じゃあ俺の方から色々聞いて行くか。
「最終目標とか、ないのか?」
「"マオウ"、ト
「じゃあ、他の人……演者の人は?」
「オコタエデキマセン、
「へー……ところで」
とりあえず聞いとくべきだと思った事を聞いたところで、今一番の疑問をぶつけてみる。
「……なんか、俺の声だいぶ高いんだが……なんかの設定ミスか?」
「シヨウデゴザイマス」
「……ついでに、だいぶ目線が小さくなってる気がするんだが、これも仕様か?」
「シヨウデゴザイマス」
「……俺の演じるキャラについて聞いても良いか?」
「ソレハ、
どうやら説明の途中だったらしい、なんかすまん。
正直、めちゃくちゃ嫌な予感しかしてないけどな。
「コノ
へー……ん?今なんて??
この世界は現時点でフルダイブ型のゲームが流行してる、と言う設定です。