(偽)オタコンのSAO ※打ち切り 作:LeonardRuin
12/02
その日は攻略会議が有った。僕達はそこに参加していた。
...やはり、人数が少ない。これからが不安だな...
「そろそろか...?」
「いや、まだ彼は来ていないみたいだ。気長に待とう。」
暫くキリトくんと話している事10分。彼、"ディアベル"がやって来た。
...数分ぐらい経った後ディアベルが手を叩き注目させた。
「はーい! それじゃぁそろそろ始めさせてもらいま~す! 今日は俺の呼びかけに応じてくれてありがとう! 俺はディアベル! 職業は気持ち的に…騎士ナイトやってます!」
そんな冗談を言ったからか周りからは
「ジョブシステムなんてねーだろ!」
「ほんとは勇者っていいてーんだろ!」
「かっこいいぞ~ 勇者様!」という声が聞こえてきた。
うん。原作通りだね。聖地巡礼。
そんな声を止めさせ、ディアベルは話を続けた。
「さて! ここにいるみんなは現状のSAOでのトッププレイヤーといってもいいと思う! だからみんなに集まってもらった理由ももう言わなくてもわかるよな!」
そこからディアベルは真面目な顔で、言った。
「今日! 俺たちのパーティが迷宮区の最上階のボス部屋を発見した! つまり明日か明後日にはボスに挑めるということだ! ここまで1ヵ月…1ヵ月もかかったけれども遂に2層に到達できるということだ! そしていつかこのデスゲームもクリアできるということをみんなに伝えなければならない! それが最前線で戦える俺たちの義務なんだ! そうだろう! みんな!」
ディアベルの意見には強く同意したため僕は拍手をした。
周りの人たちも拍手や口笛などで同意している...なんか不服な奴居るようだけど...
同調する彼らを制止させてディアベルは続けた。
「ありがとう! みんな! じゃぁ早速だけど…「ちょお待ってんか! ナイトはん!」ん?」
そこにドスの効いた声でウニ頭の人が待ったをかけた。
彼は確か、ギバオウだったっけ...?
「その前にこれだけは言わせてもらわんとあかんなぁ?」
「何だい? 意見は大歓迎だけれどもその前に名乗ってもらえるかな?」
「ワイはキバオウってもんや。」
キバオウだった。
「こん中に!...5人か10人程度今まで死んでいった2000人に詫び入れなあかん奴らがおるはずや!」
「キバオウさん。もしかして君の言う奴らって 元βテスターのことかい?」
「はぁ!?決まっとるやろ! β上がりの奴らはこのクソゲーが始まったその日にほとんど<はじまりの街>からいなくなりおった! 奴らはうまい狩場やらぼろいクエストを独占してそのあともずっと知らんぷりや! こん中にもおるはずやで! そんな奴らが! そいつらに土下座させてため込んだアイテムや金を吐き出してもらわんとパーティメンバーとして受け入れられん!」
思うけどこのキバオウの発言は可笑しいと思う。今こんな話をした所でただ空気が悪くなるだけだと思うんだけどなぁ...
「......発言いいか、俺の名前はエギルだ つまりキバオウさんの言いたいことは元βテスターが面倒を見なかったからビギナーが沢山死んだ、その責任を取って謝罪及び賠償をしろ。そう言いたいんだな?」
「せや!」
「....そういうがキバオウさん アイテムや金はともかくとして情報ならあったと思うぞ?」
エギルがそう言うと1つの本を取り出した。
「このガイドブック、あんたも知ってるだろ? 道具屋で無料配布されているからな。」
「あぁ〜知っとるで? それがどうしたんや!」
「俺たちが次の街に着くとそこの道具屋にはこのガイドブックが置いてあった… 妙だとは思わないか?」
「それがどないしたっちゅうんや!」
「このガイドブックを作ったのは元βテスターたち以外にはありえないということだ」
「いいか! 情報はあった なのにたくさんのプレイヤーが死んだ。それは彼らがほかのタイトルと同じようにこのSAOを見て、引くべきタイミングを見誤ったからだと俺は考えている。その反省をどう次に生かすのか、それがこの場で議論されるものだと俺は思っていたんだがな...」
うん。ナイス論破。
「キバオウさんの言いたいこともわかるよ。でも今は前を見るべきじゃないかな? 彼らが力を貸してくれるんだったら心強いこの上ないからね」
「ぐっ......こっ...ここはあんさんに従ごうたるわ!...せやけど!これが終わったら白黒はっきりさせてもらうで!」
エギルとディアベルがキバオウの言ったことを反論するとキバオウは一言だけ言ってから不服そうに席へと戻っていった。
「もしも他に元βテスターの人とは戦えないっていう人がいたら抜けてもらって構わないよ。攻略前に足並みを崩したくはないからね。」
「よし、それじゃあ再開しよう…このガイドブック!コレによると、ボスの名前は『イルファング・ザ・コボルトロード』武器は斧とバックラーで、四本の体力バーの最後のバーが赤くなると、曲刀カテゴリのタルワールに武器を持ち替えて、攻撃パターンも変わるそうだ!」
その後軽い議論が繰り広げられ、やがてディアベルが口を開く。
「以上で攻略会議を終了する!最後にアイテム分配についてだが、お金は全員で自動均等割、経験値は敵を倒したパーティのもの、アイテムは手に入れたものの物とする……異論ないかな?」
ざわめき声が聞こえるが、皆異論はないようだ。ディアベルは頷いて言葉を続ける。
「出発は明日の十時前後とする、遅れないでくれ!!では解散!!」
ちなみにパーティーは僕とキリトくんとアスナさんとなった。
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さて、キリトくんとアスナさんにはそれぞれ仲良くなって貰って...
その間にこの宿に居る"後々ヤバくなる犯罪者"を、決闘キルするよ。このまま放置してると不味いからね。
実はアルゴに、PoHというプレイヤーを探ってもらった。
この町の宿にいる事が判明し、この時間帯は眠っている事が判明。
「こっそりと侵入して...」
息を殺し、ゆっくりとスニーキング。
ドアをゆっくりと開けて...眠っているPoHの指を動かし...
決闘開始。
勿論相手は眠っているため動かない。
「...終わりだ。」
K.O.
呆気なくPoHは倒れた。
昼に寝ていた油断が君の死を招いたんだ。
ラフィン・コフィンも本当は早めに潰したいんだけども....
まぁ、原作では遅めだけど壊滅してるし問題ないね。
次の日、アルゴにPoHが死んだ事を追求された。
けども、その日1日は死んだ目をして、アルゴに...
「彼は友人だったんだけど鬱気味だった。だから探してもらったんだけど、彼は死を望んでいた。決闘で俺を殺してくれって言われて殺してしまった。顔は安らかだったよ...僕は救えたのかな?救えなかったのかな...解らないよ。」
と言って追求、フレンドブロックを免れた。
アルゴはその日1日中付いてきてくれてたよ。
有り難いけど騙して御免よ...
その謝罪も兼ねてアルゴに大量のコルを渡したんだけど泣きそうな顔をされた。
うん、......御免。騙すのって辛い。しかもこれ自分の自己満だし。
ケジメのため、フレンドブロック免れはしたけど僕からフレンドを切った。
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12/4
この日は第1層の攻略の日、待ちに待ったボス戦だ。
「みんな、いきなりだけど....ありがとう!たった今。全パーティーの四十四人が、一人も欠けずに集まった!」
「皆!俺が言う事はただ1つ!...勝とうぜ。いや、勝つぞ!」
「「「おおーっ!」」」
掛け声と共に俺達は駆け出した。
「皆!自分の役割を全うするんだ!前も言った通り、A班は突撃!B班は取り巻きのヘイトを稼いでくれ!」
俺たちのパーティーは、ボスの取り巻きである"ルインコボルド・センチネル"が、ボスを相手にしている本隊に近づかないようにヘイトを稼ぐことだ。
オタコンはモン〇ンの様に太刀を振り回している。
あ、外したなオタコン。
おい、広範囲に振り回して誤魔化すな。
おかげでエギル救助したのは良いけど…
.....また外した。こりゃまたみっちりと稽古だな。
ボスの方を見ると...
「刀を出すはず...!?刀じゃない、野太刀だ!」
ディアベルは!?
「皆下がってくれ!行くぞ!うおぉぉぉお!!!」
ま、まて...「ディアベル!横にとべぇっ!」
俺の声に気づいたのかオタコンがディアベルを見て...
「ディアベル!」
と言って駆け出していって...
ディアベルを吹き飛ばして...オタコンが...!
「ぐぁあぁあああっ!?」
「う、うわぁあああ!!!」
オタコンは...吹き飛ばされて理不尽にもポリゴンとなって...
"ディアベルの傍で"消えた。
「オタコオォォン!!!!」
俺は友を殺したアイツを切った。切った。
斬った。
ボスを倒してもいた場所を斬った。
「kリトくん...落ち着くんだ!キリトくん!」
ディアベルが俺を落ち着かせてくれたが...
「オタコンは、オタコンはぁっ...」
情けないが皆の前で泣いてしまった。...友だったんだ。
一緒にこの世界で相棒として居たのに...!
「落ち着くんだ。落ち着くんだ。大丈夫だ...大丈夫。」
俺はそれから逃げる様に2層へ向かった。
友を失った悲しみを背負いながら。もう誰も死なせたくないと思いながら....
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やぁ。僕だよ、うん。ギリギリセーフかな?
1層の迷宮の入口まで転移結晶で逃げたのは良いんだ。それからボス戦の部屋まで来たんだけど...
ねぇ皆。なんで僕を死人を見るような目で見てるんだい?
アイテムドロップしてなかったから生きてるってわかる筈なんだけど...
あと、キリトくんにメールしたいのに。
"ディアベル突き飛ばしたせいでオレンジになったからメール送れないんだけど。"
"そもそもキリトくん何故かフレンド機能使ってないから誰も連絡取れないんだけど!?"
「....どうしよう?」
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