にじさんじ×ポケットモンスター   作:Mr.ソロ

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1/5:この度、"過去の話と矛盾を生じさせる・違和感を感じさせる内容になるのでは?"とのご指摘をいただき加筆を行いました。(後半部分)
この時点で既に読み終えている方々には改めて読み直していただければ幸いです。
初めての方はこのままお読みいただければ幸いです。


第37話「ウルトラビースト再び!加賀美ハヤト見参!」

 

「もうすぐ甲板に着くよ!皆さん、気を抜かないでください!」

 

 

鷹宮財閥の豪華客船に乗ってスメシシティへ航行していたリゼ達は、突如として発生した異常事態に対処すべく先頭を走るレインに続いて甲板への出入り口手前まで来ていた

 

 

「ブーンッ!ブーーーンッ!!」

 

「…っ!?」

 

 

そして、甲板に出た瞬間に放送にあった"見たことのないポケモン"によって倒された船員達のポケモンがリゼ達の手前に吹き飛ばされてくる

 

 

「キ、キングラー…っ!?」

 

「ガマゲロゲ…っ!」

 

「マッシ…ブゥゥゥンッ!!」

 

 

船員達が倒れた自身のポケモンの元へ駆け寄るなか、それらを打ち負かしたポケモンが勝利の雄叫びを上げる

 

 

「何…!?あのポケモン…!」

 

「筋骨隆々な体と…むしポケモンのような足に羽…!」

 

「み、見たことないよ…!あんなポケモン…!」

 

 

目の前に佇む未知のポケモンに各々が声を上げるなか、レオスは異なる反応を見せる

 

 

「まさか、実物をこの目で見れるなんてねぇ…!」

 

「ヴィンさん、こいつが何か知ってるの…!?」

 

 

何か知っている様子のレオスにレインが問い掛ける

 

 

「ええ、このポケモンは昨今世界で問題となっているウルトラビースト…その数ある種の1体…!名を"マッシブーン"!」

 

「ウルトラビースト…!?こいつが…!」

 

 

噂程度で耳にしたことのあるウルトラビースト…その1体である"ぼうちょうポケモン":マッシブーン

 

それが今目の前にいると理解した叶達は驚愕を露わにする

 

 

「まさか、こんな短い間に2体目のウルトラビーストと遭遇する羽目になるなんて…!」

 

「え…!アンジュさん、前にもバトルしたことがあるんですか…!?」

 

「ウツロイドって言う、こいつとはまた全然違うウルトラビーストとね…!」

 

「あの時は私とアンジュ、ジムリーダーの白雪さんの3人でなんとか倒せました…!この人数でなら問題ないはず…!」

 

「皆さん、念のため言っておくとウルトラビーストは倒す必要はありません!というより、倒すよりもアレが通って来たウルトラホールに戻すことが最優先です!」

 

「え…!どうしてですか…!?」

 

「一部を除いて、一般トレーナーがウルトラビーストを所持することは禁じられているんです!ウルトラビーストはこことは違う世界から来たポケモン…!その生態が異なっているんです!」

 

「解き放ってしまったらこの世界の生態系を破壊してしまう恐れがある…ということですよね?」

 

 

リゼの推測にレオスは頷いて肯定する

 

 

「じゃあ、捕まえずに…その"ウルトラホール"?ってところにこの子を帰せばいいの?」

 

「そういうことです!アレが通って来たウルトラホールは…」

 

「…っ!あったよ…!あそこ…!」

 

 

アルスが指を指した上空…そこには如何にもな空間の裂け目"ウルトラホール"があった

 

 

「あんな高いところにあるの…!?」

 

「空を飛べるポケモンでなら運ぶことが出来るけど、下手をしたら吸い込まれる恐れがある…!」

 

「なら、派手にあそこまで吹っ飛ばしますか?」

 

「いえ、その必要もないです!ウルトラビーストには帰巣本能があるので、弱らせることが出来れば自ら逃げ帰るはずです!」

 

「簡単な話、倒すつもりでバトルすればいいんだろ!アイツのタイプは!?」

 

「記憶だと、むし・かくとうタイプのはずです」

 

「見た目通りか!なら、俺のリザードで…!」

 

「ちょっと待ったーーー!!」

 

 

マッシブーンとのバトルに臨もうと葛葉がリザードを繰り出そうとするが、リオンに叫ばれて止められる

 

 

「なんだよ…!」

 

「アンタ、馬鹿なの!?私達が今いる場所は船の上!それも客船なの!あまりにも派手にやれば船体が損傷するし、引火すれば火事になるんだぞ!最悪、それが原因で沈没する可能性だってないんだから!」

 

「うげっ…!マジかよ…!」

 

「たしかに、その危険は避けたいですね…!」

 

「ま、まあそれでも問題ねぇよ!だったらほのおタイプ以外で攻めればいいだけだ!いけ!ゴルバット!」

 

 

普段とは異なる場所でのバトルにおける危険

 

リオンからその指摘をされた葛葉はリザードでのバトルを諦め、代わりにひこうタイプで弱点をつけるゴルバットを繰り出す

 

 

「私も一緒に戦います!お願い!バタフリー!」

 

「俺もいくぜ!いけ!コダック!」

 

「私達もやるよ!いけ!ヤドン!」

 

 

更に葛葉に続いてリゼがバタフリー、エクスがコダック、レインがガラルヤドンをそれぞれ繰り出す

 

 

「マッシ…ブゥゥゥンッ!」

 

「先手必勝!ゴルバット!"エアカッター"!」

 

 

マッシブーンが戦闘態勢に入ったと同時に葛葉が先手を仕掛け、ゴルバットが"エアカッター"を繰り出す

 

 

「マッシ!」

 

 

マッシブーンは大きく跳躍することで"エアカッター"を回避し、そのままゴルバットへと迫って拳に力を込める

 

 

「やっべ…!ゴルバット…!避けろ…!」

 

「駄目、間に合わない…!バタフリー!"サイケこうせん"!」

 

 

回避が間に合わないゴルバットを援護するためにリゼのバタフリーが"サイケこうせん"を繰り出し、マッシブーンが繰り出した"メガトンパンチ"と衝突する

 

技のぶつかり合いは爆発を起こし、なんとかマッシブーンを退かせてゴルバットの窮地を救うことに成功する

 

 

「あっぶねぇ…!サンキューな、リゼさん!」

 

「どういたしまして!」

 

「2人共、油断しないで!来るよ!」

 

 

叶の警告にハッとしたリゼと葛葉が意識と視線を戻すと、一旦退かせたマッシブーンがすぐさまこちらへと迫って来ていた

 

 

「攻撃に転じるのが早すぎるだろ…!ちっとは怯めよ…!ゴルバット!もう一度"エアカッター"!」

 

「バタフリー!"エアスラッシュ"!」

 

 

迫るマッシブーンに向けて、ゴルバットとバタフリーがそれぞれ"エアカッター"と"エアスラッシュ"を繰り出す

 

だが、マッシブーンは素早い動きでそれを難なく避けて迫って来る

 

 

「速い…っ!」

 

「"エアカッター"と"エアスラッシュ"の弾幕をああも容易に潜り抜けて来るなんて…!」

 

「アレを倒すにはまず動きを止めないと…!」

 

「ならパタちに任せて!ヤドン!"サイコキネシス"!」

 

「俺も!コダック!"ねんりき"だ!」

 

 

アンジュの指摘を受けてレインとエクスがヤドンとコダックに指示を出し、"サイコキネシス"と"ねんりき"でマッシブーンの動きを止める

 

だが、それに抵抗するマッシブーンの力にヤドンとコダックの表情が歪む

 

 

「あいつ、少しだけど動いてやがる…!?馬鹿力過ぎるだろ…!」

 

「リゼさん!葛葉さん!今のうちにもう一度攻撃を…!」

 

 

ヤドンとコダックによる拘束もそう長くは保たないと判断したレインに促され、リゼと葛葉は再びバタフリーとゴルバットに"エアスラッシュ"と"エアカッター"の指示を出す

 

完璧ではないが、ヤドンとコダックのおかげでマッシブーンの動きはほぼ止まっていた

 

これで大ダメージを与えられる…と、リゼ達は勝機を見出していた

 

 

「マッシ…ブゥゥゥゥゥンッ!!!」

 

「「「…っ!!?」」」

 

 

だが、攻撃が直撃する寸前にマッシブーンはその尋常でないパワーを以って"サイコキネシス"と"ねんりき"の拘束を弾き、"メガトンパンチ"を繰り出しながらバタフリーとゴルバットに目掛けて一直線に突撃を仕掛けた

 

 

「ご、ごり押ししてきた…!?」

 

「それにさっきのよりも威力が増してるよ…!」

 

「リゼさん!葛葉さん!回避の指示を…っ!」

 

 

ひまわりと天宮がマッシブーンのパワーに驚愕し、凛月がリゼと葛葉にバタフリー達に回避の指示をするよう叫ぶ

 

だが、リゼ達が指示を出すよりも早く"エアカッター"と"エアスラッシュ"を強引に突破したマッシブーンの"メガトンパンチ"がバタフリーとゴルバットに炸裂する

 

 

「フリィ〜…」

 

「ゴバァ〜…」

 

「バタフリー…!」

 

「ゴルバット…!?」

 

 

マッシブーンの"メガトンパンチ"の一撃により、バタフリーとゴルバットは共に戦闘不能となる

 

 

「一撃かよ…!?マジで化け物じゃん…!」

 

 

脅威的な攻撃力を目の当たりにエクスが戦慄するなか、マッシブーンは次の標的としてコダックとヤドンに狙いを定める

 

 

「エクスさん…!来ます…!ヤドン!"みずのはどう"!」

 

 

マッシブーンの狙いが自分達に向いたことを察したレインはエクスに注意を呼び掛けつつ、ヤドンに"みずのはどう"を指示して先手を打つ

 

放たれた"みずのはどう"をマッシブーンは跳躍して躱し、ヤドンに向かって落下しながら"メガトンパンチ"を構える

 

 

「やらせるか…!コダック!"かなしばり"だ!」

 

 

エクスの指示でコダックが"かなしばり"を発動させ、マッシブーンが繰り出そうとした"メガトンパンチ"は封じることに成功する

 

 

「ハッハ〜!どうだ!これでもうお前の攻撃は…」

 

「まだだよ、エビ先輩!」

 

 

マッシブーンの"メガトンパンチ"を封じて笑みを浮かべるエクスにアルスが叫ぶ

 

直後、ヤドンの側に着地したマッシブーンはその両腕でヤドンをガッシリと掴み、特徴的な口を刺し込んだ"きゅうけつ"を繰り出す

 

 

「ヤ…ヤドォ〜…!」

 

「ヤ、ヤドン…っ!戻って…!」

 

 

体力を吸われて少しずつ干からびていくヤドンをレインは急いでボールへと戻す

 

 

「ひ、ひぇ〜…っ!何今の…!怖過ぎるんやけど…!」

 

「普通の"きゅうけつ"とは明らかに異なっていましたねぇ…!ウルトラビースト特有ということでしょうか…!」

 

「そんな分析してる場合ないですよ!"きゅうけつ"が使えるならせっかく与えたダメージを回復される!絶対にアレだけは食らったらいけない!」

 

「体力回復できるとかヤバ過ぎぃ…!とにかく、一旦距離を取らせないと…!コダック!"ねんりき"で吹き飛ばせ!」

 

 

アンジュの助言を受けたエクスはマッシブーンを近付けさせないようにコダックに"ねんりき"を指示する

 

だが、コダックは"ねんりき"を繰り出そうと念じた瞬間、突然痛みに苦しみ出して頭を抱える

 

 

「コダック…!?」

 

「まさか、このタイミングで頭痛が…!」

 

 

コダックの生態的特徴である慢性的な頭痛…それが今襲い掛かってきたことで技が中断されてしまったのだ

 

そして、これをチャンスを言わんばかりに容赦なくマッシブーンが"きゅうけつ"を構えて突っ込んで来る

 

 

「うわああああああああ…っ!!コダックゥゥゥ…っ!!」

 

 

絶体絶命のコダックにエクスが大きな叫び声を上げる

 

 

「いけ!ミミッキュ!コダックを守れ!」

 

 

マッシブーンの"きゅうけつ"がコダックに直撃する直前、叶の繰り出したミミッキュがコダックの盾となるように前に飛び出し、代わりに攻撃を受け止める

 

 

「叶さん…!あっ…!でも、"きゅうけつ"で体力が…!」

 

 

コダックを守ってくれた叶にエクスは一瞬歓喜を示すが、"きゅうけつ"による体力回復を思い出して表情に再び焦りが表れる

 

そして、マッシブーンの攻撃を受けたミミッキュに視線を向けると、ミミッキュの首はポキリと力無く折れ曲がっていた

 

 

「ぎゃああああああああっ!!?く、首が折れてるぅぅぅっ!!」

 

「大丈夫だよ、エクス君!ミミッキュ!"シャドークロー"!」

 

 

ミミッキュの無惨な姿に絶叫するエクスに叶は安心するよう言葉を掛けつつ、ミミッキュに攻撃を指示し、布の下から飛び出した不気味な腕による"シャドークロー"がマッシブーンに炸裂する

 

 

「うぇっ!?アイツの攻撃をまともに食らったはずなのにめちゃくちゃ元気なんだけど…!?」

 

「あれはミミッキュと言って、ボロ布を被った本体が正体不明のポケモンだよ。首が折れてるのはミミッキュの特性:"ばけのかわ"…バトル中に1度だけ相手からの攻撃を防ぐことができて、その時にああなるんだよ」

 

「えぇっ!?なんですかそれ!めちゃくちゃ強いじゃないですか!」

 

 

アルスの説明で初めてミミッキュについて知ったエクスは驚きの声を上げる

 

 

「マッシ…!」

 

「おいおい、冗談だろ…?」

 

 

だが、ミミッキュの特性を活かした反撃にマッシブーンはビクともしていなかった

 

 

「ミミッキュ!連続で"シャドークロー"だ!」

 

 

ミミッキュは連続で"シャドークロー"を繰り出すが、それでもマッシブーンに怯む様子はなく、再び"きゅうけつ"を繰り出そうと構える

 

 

「マズい…!体力を吸われる…!」

 

「ミミッキュー!逃げてー!」

 

 

ミミッキュの危機に天宮達が叫ぶなか、エクスのコダックが頭痛による痛みで更に苦しみ出す

 

 

「コ…ダァァァァァ…ッ!!!」

 

「マッシ…ッ!?」

 

 

激しさを増した頭痛によって強力な"ねんりき"を発動したコダックはミミッキュに"きゅうけつ"が炸裂する直前にマッシブーンの動きを止め、船の先端へと吹き飛ばす

 

 

「激しい頭痛によるストレスで威力を増した"ねんりき"…!これは相当効いてますよ…!」

 

「よくやったぞ!コダック!」

 

「コダ?」

 

 

エクスから褒められるコダックだったが、激しい頭痛に苛まれている状態で"ねんりき"を発動した際にその時の記憶が残らないため、不思議そうに首を傾げた

 

そして、レオスの指摘通り大きなダメージ受けたマッシブーンは痛む箇所を摩りながらゆっくりとその体を起き上がらせる

 

 

「うげっ…!まだ起き上がるのかよ…!」

 

「見誤ってた…!いや、冷静に考えれば分かったことなんだけど…ウツロイドの時は私とリゼ、白雪さんの3人で倒せた…!でも、それはあの個体がその程度の強さだっただけ…!このマッシブーンがあの時のウツロイドと同じくらいの強さだなんてことはないんだ…!」

 

「これは私達も加わった方がいいですね…!いくよ!ベイリーフ!」

 

「こ、怖いけどやるぞぉ…!いっけぇ!ゲコガシラ!」

 

「頑張って!ジャランゴ!」

 

「いけぇ!トゲデマル!」

 

「私もいきますよ!出番です!シュバルゴ!」

 

「私もやってやんよぉ!いけ!ハッサム!」

 

 

マッシブーンがリゼ達だけで勝てる相手ではないというアンジュの判断を受け、凛月、ひまわり、天宮、アルス、レオス、リオンもそれぞれのポケモンを繰り出してバトルに加わる

 

 

「俺達もまだいけるぜ!いけ!ガバイト!」

 

「うん!お願い!エンペルト!」

 

「いけ!インテレオン!」

 

 

そして、倒れたポケモンに代わってリゼ達はそれぞれエンペルト、ガバイト、インテレオンを繰り出す

 

 

「連携して戦いましょう!マッシブーンの"きゅうけつ"は私のシュバルゴとリオン君のハッサムで請け負います!凛月君は全体のサポート!天宮君とアルス君はベイリーフを守ってください!残りの全員でマッシブーンに攻撃です!」

 

「分かりました!ベイリーフ!"リフレクター"!」

 

 

レオスの指示に従い、まずは凛月がベイリーフに"リフレクター"を指示して全員に物理技に対する耐性を整える

 

 

「よっしゃあ!ガバイト!"ドラゴンクロー"!」

 

「ミミッキュ!"シャドークロー"!」

 

「エンペルト!"ドリルくちばし"!」

 

 

そして、"リフレクター"の恩恵を受けて強気になる葛葉に続く形で叶とリゼもそれぞれのポケモンに攻撃の指示を出す

 

 

「マッシ!」

 

 

エンペルト達の技とマッシブーンの"メガトンパンチ"がぶつかり合う

 

両者の威力は互角となり、衝突の反動で互いに後ろへと押し戻される

 

 

「嘘だろ…!3体分の攻撃に張り合えるのかよ…!」

 

「ウルトラビーストには相手を倒すごとに1番秀でた能力が上がる特性:"ビーストブースト"があります!先程、バタフリーとゴルバットを倒したことでその分の攻撃力が増しているんです!」

 

「はぁっ!?チートじゃん、そんなのっ!」

 

 

底知れぬマッシブーンの強さ…その理由をレオスから聞かされてエクスが文句を垂れる

 

 

「今だよ、インテレオン!"ねらいうち"!」

 

「ゲコガシラ!"みずのはどう"!」

 

「ええい!コダック!"みずでっぽう"!」

 

 

エンペルト達とマッシブーンの距離が離れたところを狙い、インテレオン達が射程のある技で絶え間ない追撃を仕掛ける

 

対するマッシブーンは両腕を盾のように組んだ守りの体勢に入り、その攻撃を受け止める

 

 

「よし!動きが止まった!もう一度仕掛けるぞ!」

 

 

インテレオン達の追撃でマッシブーンが守りに入ったのを見てチャンスと捉えた葛葉の呼び掛けでリゼ達は再びマッシブーンに攻撃を仕掛ける

 

 

「マッシ…!」

 

 

その時、マッシブーンはインテレオン達の攻撃に対する守りの体勢を解き、"ビルドアップ"による能力上昇を行う

 

そして、インテレオン達の追撃を受けながらもマッシブーンは再びエンペルト達へ"メガトンパンチ"を繰り出しに突っ込んでいく

 

 

「エンペェ…ッ!」

 

「ガバァ…ッ!」

 

「ミキュゥ…ッ!」

 

「マッシ…ブゥゥゥゥゥンッ!!」

 

 

"ビルドアップ"の攻撃力上昇により、先程よりも威力の増した"メガトンパンチ"に押し負け、エンペルト達は吹き飛ばされて壁に叩きつけられる

 

 

「エンペルト…!」

 

 

吹き飛ばされた3体の元にリゼ達が駆け寄る

 

"リフレクター"の恩恵があったにも関わらず、エンペルトとガバイトは今の一撃で既にボロボロになっており、技によるダメージを受けていないはずのミミッキュも壁に叩きつけられたことがダメージとなり、戦闘不能に近い状態になっていた

 

 

「ガバイトはともかく、エンペルトは半減、ミミッキュは効果が無いはずなのに…!」

 

「壁に叩きつけられただけでこのダメージ…!なんて威力なんだ…!」

 

 

アンジュと叶が驚くなか、マッシブーンはインテレオン達へ"きゅうけつ"を仕掛けに迫る

 

 

「シュバルゴ!受け止めてください!」

 

 

それを察知したレオスは素早く指示を出し、"きゅうけつ"のダメージを限りなく抑えられるシュバルゴをインテレオン達の前に飛び出させ、攻撃を受け止めるとともにマッシブーンにしがみついてその動きを止める

 

 

「リオン君!今の内に!」

 

「分かった!ハッサム!"ダブルウィング"!」

 

 

シュバルゴがマッシブーンの動きを止めている隙にハッサムが効果抜群となる"ダブルウィング"を仕掛ける

 

 

「マッシ…ブゥゥゥゥゥンッ!!」

 

 

だが、マッシブーンは"ばかぢから"を繰り出して強引に拘束を破るとともに、シュバルゴとハッサムに炸裂させる

 

直撃したシュバルゴとハッサムは吹き飛ばされ、その先にいたインテレオン達は巻き添えを食らって大ダメージを負ってしまう

 

 

「そ、そんな…っ!」

 

「強すぎる…!」

 

 

ポケモン達が次々と倒されていく光景を前に後方にいた天宮達の表情が絶望に染まっていく

 

 

「どんどん手が付けられなくなってる…!このままじゃ…!」

 

「そうだ…!エビ先輩!カラマネロだよ!」

 

「うわっ、そうじゃん…!師匠天才過ぎぃ!」

 

 

どんどん力を増すマッシブーンへの対抗策を見出したアルスの呼び掛けを受け、それを理解したエクスは相槌を打ちながらカラマネロを繰り出す

 

 

「カラマネロ…!そうだ…!"ひっくりかえす"…!」

 

「うん…!これで高まった攻撃力を逆転してアイツを弱体化できるよ…!やれぇ!エビ先輩!」

 

「任せろぉ!カラマネロ!"ひっくりかえす"!」

 

 

エクスの指示を受け、カラマネロはマッシブーンに向けて"ひっくりかえす"を発動させる

 

 

「マッシ…ッ!ブゥゥゥンッ…!」

 

 

だが、技が決まろうとする直前にカラマネロが何かしようとしてくることに気付いた様子のマッシブーンは甲板を大きく引っ剥がし、それをカラマネロ目掛けて投擲してきた

 

 

「マネ…ッ!?」

 

 

投擲された甲板の破片によってマッシブーンの姿が視界から隠れてしまい、"ひっくりかえす"を決められなかったカラマネロは一瞬驚くも、後ろのエクス達を巻き込まないため即座に"ばかぢから"を繰り出して甲板の破片を海に向けて吹き飛ばす

 

 

「マッシ…!」

 

 

その直後、カラマネロは投擲した甲板の破片を盾にして距離を詰めてきたマッシブーンに掴まれ、そのまま効果抜群の"きゅうけつ"を食らってしまい、戦闘不能となってしまう

 

 

「マネェ…」

 

「嘘だろ…!?カラマネロ…っ!」

 

「そんな…!マッシブーンに逆転する唯一の手段が…!」

 

 

逆転の一手となるはずだった"ひっくりかえす"がまさかの方法で防がれた上にカラマネロが戦闘不能にされ、リゼ達は再び絶望を叩きつけられる

 

そして、残されたベイリーフ達にマッシブーンが牙を向ける

 

 

「…っ!トゲデマル!"ニードルガード"!」

 

 

突っ込んで来るマッシブーンに対し、トゲデマルは"ニードルガード"を繰り出して守りを固める

 

"メガトンパンチ"を繰り出したマッシブーンは"ニードルガード"によって攻撃を防がれるとともに棘によるダメージを受けるが、それに怯むことなく連続で攻撃を続ける

 

そして、トゲデマルの"ニードルガード"は遂にその猛攻に耐え切れず破壊されてしまう

 

 

「ジャランゴ!"てっぺき"!」

 

 

突破されたトゲデマルの"ニードルガード"に代わって、"てっぺき"によって防御力を高めたジャランゴが前に飛び出し、マッシブーンの"メガトンパンチ"を受け止める

 

だが、それに耐え切ることが出来ず、後ろにいたベイリーフとトゲデマル諸共に吹き飛ばされてしまう

 

 

「マッシブゥゥゥンッ!!」

 

「つ、強すぎる…!」

 

「くそ…!もう後がねぇ…!リオンさんには悪いが、このまま全滅するよりかはマシだろ…!」

 

 

マッシブーンの圧倒的な強さの前に全員が苦渋の表情になるなか、葛葉はタイプ相性も良い相棒のリザードを繰り出そうとボールを構える

 

その時だった

 

 

「ねぇ…!ヘリがこっちに近付いて来てる…!」

 

 

指を指して叫ぶひまわりの声に一同が視線を向けると、そこにはスメシシティの方角からこちらへ向かって来るヘリコプターがあった

 

そして、ヘリコプターがウルトラホールから離れた甲板の真上辺りで止まると、中から1人の男性が飛び降りてリゼ達とマッシブーンの間に着地する

 

 

「乗客の皆さん!お怪我はありませんか!」

 

「あ、あなたは…!?」

 

「加賀美インダストリアルの社長にして、スメシシティのジムリーダー…!」

 

「加賀美ハヤト…!」

 

「「「社長〜〜〜っ!!」」」

 

 

その男…加賀美ハヤトの登場にリゼや葛葉は驚愕し、リオンやエクスは歓喜の声を上げる

 

 

「リオンさん…!それにエクスさんとアルスさんも…!」

 

「えぇっ!?エクス君とアルスちゃん、加賀美インダストリアルの社長さんと知り合いなん!?」

 

「うん!僕の知り合い繋がりで!」

 

「なんで社長がこんなところに…!?」

 

「話せば長くなるので省略しますが、加賀美インダストリアルはウルトラホールの発生地点を知る術を持っています!それによって、航行中のこの船の近くでウルトラホールの発生を知って飛んで来たんです!それにしても…」

 

 

リオンへの説明を終え、加賀美はマッシブーンと向かい合う

 

 

「これが資料にあったウルトラビーストの1体…マッシブーンですか…!美しい…!」

 

「「「「…え?」」」」

 

「かくとうタイプ特有の鍛え抜かれた強靭な肉体…!そして熱い闘志を感じさせる赤…!めちゃくちゃ格好良くないですか!?」

 

 

突然テンションが高くなる加賀美の様子にリゼ達は困惑する

 

 

「な、なんか興奮してるみたいなんですけど…」

 

「加賀美さんは大のポケモン好きで、特にかくとうタイプや見た目がゴツい、カッコいいポケモンを目の前にするとテンション上がっちゃうんですよ」

 

「そ、そうなんだ…」

 

「なんだか子供っぽくて可愛らしいね…」

 

 

加賀美ハヤトという人物についてエクスから説明され、リゼ達は加賀美への認識を改める

 

 

「皆さん、ここまでよく持ち堪えてくれました!あとはこの私…加賀美ハヤトにお任せください!いきなさい!ローブシン!」

 

 

加賀美は奮闘したリゼ達に称賛の言葉を告げ、マッシブーンとのバトルに臨むべく"きんこつポケモン":ローブシンを繰り出す

 

 

「…っ!あのローブシン…!強い…!」

 

「アンジュさん、分かるんですか…!?」

 

「あなた、いい眼を持っていますね!私のローブシンはジム戦用のポケモンではありません!ウルトラビースト相手なら、最初から全力です!ローブシン!"ストーンエッジ"!」

 

 

ローブシンの強さを見抜いたアンジュを称賛し、加賀美は"ストーンエッジ"での攻撃を指示する

 

ローブシンの周囲に生み出された無数の鋭利な岩は勢いよく放たれ、マッシブーンは防御の構えを取ってこれを受け止める

 

これまでのリゼ達と同じく完璧に受け切られるかに思われたが、"ストーンエッジ"を受けたマッシブーンは徐々にその体を後ろへと押し戻される

 

 

「マッシブーンを押してる…!」

 

「凄〜い…っ!」

 

「これがジム戦用じゃない、ジムリーダーの本気のポケモンの強さ…!」

 

 

自分達の攻撃ではビクともしなかったマッシブーンと張り合う加賀美のローブシンに叶達は目を見開く

 

そして、"ストーンエッジ"が止むと同時に反撃しようとマッシブーンが"メガトンパンチ"を構えて突っ込んで来る

 

 

「ローブシン!"きあいパンチ"で迎え撃ちなさい!」

 

 

それに対して、ローブシンは"きあいパンチ"を繰り出し、マッシブーンの"メガトンパンチ"とぶつかり合う

 

だが、これにはビーストブーストによって増した攻撃力を有するマッシブーンに軍配が上がり、吹き飛びこそしなかったものの、ローブシンは押し返されてその体をよろめかせる

 

 

「なんというパワー…!これがビーストブーストによって極限まで高められたマッシブーンの攻撃力ですか…!くぅ〜…っ!所持する資格があれば是非とも私の手持ちに採用したいのに…っ!」

 

 

と、ローブシンが押し負けたのを目の当たりにした加賀美はマッシブーンの魅力に益々テンションが上がり、ウルトラビーストを所持することが出来ないことへの惜しさを口にする

 

 

「社長!そんなこと言ってる場合じゃないって!パワー負けしてたらマズいんじゃないの!?」

 

「むっ…!たしかに、それはそうですね…。このままだと殴り合いは不利…。正々堂々とバトルしたかったですが、今は乗客の皆さんもいるので仕方ありません!ここは私の相棒に決めてもらいましょう!いきなさい!だむお!」

 

 

アルスの指摘を受けた加賀美は2つ目のボールを投げ、"だむお"と名付けられた"ビーバーポケモン":ビーダルを繰り出す

 

 

「ビーダル…!かくとうタイプのポケモンじゃない…!」

 

「ビーダルは社長のパートナーだよ。ジムではかくとうポケモンを使ってるから、あまり知られてないけどね」

 

「ローブシン!少しの間、時間を稼いでください!だむお!"つるぎのまい"です!」

 

 

加賀美はビーダルに"つるぎのまい"で極限まで攻撃力を高めさせることで対抗しようと考え、その隙を作るためにローブシンにマッシブーンを押さえるよう指示を出す

 

ビーダルが1回目の"つるぎのまい"を発動させている間、ローブシンは両腕に持つコンクリートの柱を巧みに使ってマッシブーンの猛攻を凌いでいく

 

 

「だむお!もう一度"つるぎのまい"です!」

 

 

そして、1回目の"つるぎのまい"を終えてすぐに加賀美は再び"つるぎのまい"を指示し、ビーダルの攻撃力を更に高めさせる

 

 

「まだ積むん…!?」

 

「マッシブーンの圧倒的な攻撃力に対抗するには同じ段階まで高めた攻撃力が必要…!"つるぎのまい"は1度の使用で2段階攻撃力を高められる…!最大は6段階…つまり、これを含めてあと2回積まないといけない…!」

 

 

ひまわりにリゼが説明するなか、ビーダルは2回目の"つるぎのまい"を終える

 

 

「マッシ…ブゥゥゥンッ!!」

 

 

だがその時、激しい攻防の末にローブシンを崩したマッシブーンは能力を上昇させるビーダルに気付き、ローブシンへの追撃を行わずにビーダルへと"ばかぢから"を繰り出しながら突っ込んでいく

 

 

「マズい…っ!まだビーダルは極限まで攻撃力を高められてない…っ!」

 

「このままじゃ…っ!」

 

「安心してください、準備はもう整いました」

 

 

3回目の"つるぎのまい"が積まれていないことに焦るリゼ達に、加賀美は勝利を確信したかのような落ち着いた声でそう告げる

 

 

「いきなさい!だむお!"ギガインパクト"だ!」

 

 

そして、一転した加賀美の力強い指示を受け、ビーダルはノーマルタイプの物理最強技"ギガインパクト"を繰り出してマッシブーンへと突っ込み、"ばかぢから"と激突する

 

互いに高まった攻撃力による技の衝突はとてつもなく大きな衝撃波が生み、周囲の空気を震わせる

 

リゼ達は船の壁にしがみつき、衝撃波に体を持っていかれないよう耐えるながらバトルの行方をなんとか開けた細い目で見守る

 

"つるぎのまい"を積み切っていないビーダルが劣勢なのではないかとリゼは思っていたが、視線の先にいるビーダルはマッシブーンと互角に張り合っていた

 

何故4段階までしか攻撃力を高めていないビーダルが極限まで高めたマッシブーンと力が拮抗しているのか…と、リゼは疑問を抱くが、実際にはビーダルは既に極限まで攻撃力を高められているのだ

 

その理由はビーダルの特性:"たんじゅん"によるもので、この特性を持つポケモンは能力変化の段階が倍になり、本来であれば1度の使用で2段階攻撃力が高まる"つるぎのまい"で4段階も高めることが出来るのだ

 

そのため、2回の使用で攻撃力を極限まで高められたビーダルはマッシブーンと拮抗することが出来ていた

 

未だ両者一歩譲らないなか、技の衝突による衝撃波の中で仁王立ちする加賀美が口を開く

 

 

「流石です、ウルトラビースト:マッシブーン。まさか、だむおの最高火力に匹敵するとは…あなたのパワーは頗る私を魅了してくれます。ですが、あなたでは私のだむおに勝ることは出来ない。何故だか分かりますか?」

 

 

加賀美は一呼吸置いて、言葉を続ける

 

 

「あなたに無くて、私とだむおにある力…。拮抗するポケモンバトルで勝つのは、より強いソレを持つ者なのです!決めてあげなさいっ!だむおぉぉぉっ!」

 

 

加賀美が呼び掛けた途端、ビーダルの力が更に増してマッシブーンを押し返していった

 

 

「マッ…シ…ッ!?」

 

「ビィィ…ダァァァァァッ!!!」

 

 

そして、押し切られたマッシブーンの懐にビーダルの"ギガインパクト"が炸裂し、上空のウルトラホールに向けて勢いよく吹き飛ばす

 

 

「マッ…シィィィィィ〜〜〜…ッ!!」

 

 

マッシブーンはその勢いのままウルトラホールの中へと吹き飛ばされ、直後にウルトラホールはその穴を閉じた

 

 

「ふぅ…。マッシブーンをウルトラホールへ帰すことも出来ました。皆さん、もう大丈夫ですよ」

 

 

張り詰めた空気が消え、加賀美の一言を聞いて安堵したリゼ達は一斉にその場に倒れ込む

 

 

「よ、よかった〜…」

 

「怖かった〜…!」

 

「RRRビーチでの主ポケモンに続いてあんなに強いウルトラビースト…心臓に悪いね…」

 

「社長〜…!本当に助かりました〜…!」

 

「いえ、元はと言えば我々に責任があるというか…。リオンさん、船員の方々に負傷者は?もし重傷の方がいらっしゃったらヘリに乗せて急いでスメシシティの病院に運びます」

 

「分かった。じゃあ、船長のいる管制室まで案内するわ」

 

 

そう言うとリオンは立ち上がり、加賀美と共に管制室へと向かって行った

 

 

「…アレがこの地方でも指折りの実力者。四天王に次ぐ強さを持つポケモントレーナーか…」

 

「凄かったですね…。私達が苦戦した相手と1人で互角に渡り合うなんて…」

 

「"あの人"も強いけど、ジムリーダーの社長もやっぱめちゃくちゃ強いなぁ…」

 

「加賀美さんのジムはまだ比較的クリアしやすいって聞いてるけど、それでも毎年4つ目のジムからは挫折するトレーナーは増えるんだって」

 

「なら、ここから先は真に強いトレーナーしか生き残らないってわけだ…!」

 

 

ここから先のジムはより厳しくなる…アンジュがそう告げると葛葉はニッと笑みを浮かべる

 

 

「俺は必ず全てのジムを制覇して、ポケモンリーグに優勝する!そして、チャンピオンリーグでジムリーダーと四天王…舞元さんも蹴散らしてチャンピオンの座に立つ!」

 

「私だって負けません!立派な皇女になるためにも!」

 

「葛葉にだけは負けられないね」

 

「残念ですけど、チャンピオンになるのはこの僕です」

 

「エビ先輩は僕の下だからそれは無いよ」

 

「君達〜!パタちのことを忘れてると痛い目見るぞ〜!」

 

「そうだそうだ〜!ひま達だって負けないぞ〜!」

 

「うん!ドラゴンマスターになるためにも、あまみゃも頑張るぞ〜!」

 

「あははっ!ポケモンリーグに出場出来るよう、みんな頑張らんとね!」

 

 

こうして、新たな仲間:リオルを迎え、ウルトラビースト:マッシブーンとのバトルを経たリゼ達はチャンピオンを目指すそれぞれの想いを新たに、次なる街:スメシシティへと進んで行く

 





リゼ・ヘルエスタ
手持ち:エンペルト、イーブイ、バタフリー
   サイホーン、リオル

アンジュ・カトリーナ
手持ち:ゴルーグ、ビッパ

葛葉
手持ち:リザード、ゴルバット、ギャラドス
   ガバイト


手持ち:ジャノビー、ニャルマー、テッシード
   ミミッキュ

本間ひまわり
手持ち:ハスブレロ、ゲコガシラ

桜凛月
手持ち:ベイリーフ、チェリム、ピッピ

天宮こころ
手持ち:ハクリュー、チルット、ジャランゴ
   
エクス・アルビオ
手持ち:コダック、ニダンギル、カラマネロ

アルス・アルマル
手持ち:トゲデマル、フクスロー

レイン・パターソン
手持ち:インテレオン、ヤドン(ガラル)、ウデッポウ

レオス・ヴィンセント
手持ち:バクーダ、シュバルゴ

鷹宮リオン
手持ち:テールナー、ハッサム

加賀美ハヤト
手持ち:ビーダル(だむお)、ローブシン
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