にじさんじ×ポケットモンスター   作:Mr.ソロ

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先日の2/27、遂にZAの追加情報が公開されましたね!(ありがとう、ポケモン!)

御三家のチコリータ、ポカブ、ワニノコが最終進化で新リージョン(私はこちらを予想)を獲得するのか、それともメガシンカを獲得するのか!レジェアルのことを考えると新たなリージョンポケモンや追加進化ポケモンも出てくると思うので、発売される日が楽しみですね!

前描き失礼しました。それでは、本編をどうぞ。


第79話「コンテストバトルファイナル!リゼvsフレン!」

 

ヘルエスタシティのジムリーダー:戌亥とことのジム戦に勝利し、無事7個目のバッジとなるヘルエスタバッジを手に入れたリゼはヘルエスタシティ建国記念を祝う祭りで開かれることとなったポケモンコンテストに参加する

 

コーヴァスシティから行動を共にするフレン達やヘルエスタシティで再会を果たしたエクスや明那、緑仙、レイン達も参加するなか、リゼ、フレン、緑仙、レインの4人が激しい一次審査を突破して二次審査コンテストバトルへと進出する

 

そして、第1試合ではリゼがレインに、第2試合でフレンが緑仙に勝利し、勝ち上がった2人の決勝戦ファイナルステージが今始まろうとしていた

 

 

 

 

『お集まりの皆様、お待たせいたしました!これより、ポケモンコンテスト:ヘルエスタシティ特別大会!決勝戦ファイナルステージを行います!』

 

 

しばらくの休憩時間を終え、マイクを握る司会の夢追がステージへと上がり、待ちに待った二次審査コンテストバトルのファイナルステージの進行を始める

 

 

『司会進行及び実況は引き続き私、夢追翔が!審査員はポケモン博士の天開司さん、四天王の黛灰さん、ジムリーダーの戌亥とこさんの3名が担当いたします!それでは早速、ポケモンコンテスト:ヘルエスタシティ特別大会…その優勝を懸けて対戦する2名の選手に登場していただきましょう!』

 

 

夢追はそう言うと、二次審査進出の参加者が待機するテントに観客の視線を誘導させる

 

 

『片や、ここヘルエスタシティ出身の皇女にして現在はポケモンリーグ挑戦に向けて修行中のリゼ・ヘルエスタさん!此方、遥々コーヴァスシティから参加の同じくポケモンリーグ挑戦を目指すトレーナー、フレン・E・ルスタリオさん!』

 

 

そして、夢追の紹介と共に待機テントから現れたリゼとフレンが観客の拍手と歓声を浴びながら決勝戦の舞台となるバトルコートへと足を運び、その端にそれぞれ立って向かい合う

 

 

「フレン!さっきも言ったけど、全力でいくからね!」

 

「はい!私も本気でリゼ様に勝ちにいきます!」

 

『両者の気合いは十分と言ったところ!果たして、優勝のヘルエスタリボンを手にし、特別ゲスト:相羽ういはさんとのスペシャルステージを争うのはどちらになるのか…!それでは、制限時間5分!参ります!』

 

「お願い!エンペルト!」

 

「頑張って!フライゴン!」

 

 

夢追の宣言と共に決勝戦ファイナルステージが開始され、それと同時にリゼはエンペルトを、フレンはフライゴンを繰り出す

 

 

「エンペッ!」

 

「フライッ!」

 

「リゼさんはエンペルト!フレンさんはフライゴンか〜!」

 

「タイプ相性的には鋼タイプに強い地面タイプを持つフライゴンが有利だけど、リゼのエンペルトは地面とドラゴンタイプに効果抜群が突ける氷タイプの技"れいとうビーム"を覚えてる」

 

「決まれば一撃で戦闘不能も狙えますが、そう上手くはいかないはず。どんなコンテストバトルになるか楽しみですね」

 

「メロ〜!」

 

「それじゃあ、いくよ!エンペルト!"れいとうビーム"!」

 

 

先手を仕掛けたのはリゼ…緑仙の予想通り、フライゴンに効果抜群の大ダメージを与えられる"れいとうビーム"を指示し、エンペルトはまるでレーザーの如く一直線に繰り出す

 

 

『エンペルトの鋭くも美しい"れいとうビーム"!これは一気に勝負を決めに来たか!』

 

「やっぱりそう来ましたね、リゼ様…!フライゴン!"はがねのつばさ"!」

 

 

夢追の実況が響くなか、この展開を予想していたフレンは小さく笑みを浮かべると、フライゴンに"はがねのつばさ"を指示する

 

 

「フライッ!」

 

 

すると、"はがねのつばさ"を繰り出したフライゴンはその両翼を自身を守る盾のように前方へ構えてエンペルトの"れいとうビーム"を受け止めた

 

 

「正面から受け止めた…!?」

 

「大丈夫なのアレ…!?」

 

「完全とまではいかないだろうが、氷タイプに相性が良い鋼タイプの技で受け止めてることでダメージは相当抑えられてるはずだ」

 

「それでも、効果抜群の技だぞ…!フライゴンなら飛んで避けることだって出来るんじゃ…!」

 

「ああ、普通なら俺もそうする。でも、これは普通のバトルじゃない」

 

「そっか…!フレンの狙いは…!」

 

 

フレンがフライゴンに取らさせた行動に驚く不破達にイブラヒムがそう返し、メリッサがその言葉の意味するところに気付いた直後だった

 

 

「フラァァァイッ!」

 

「…っ!?」

 

「エンペ…ッ!?」

 

「「「…っ!」」」

 

「「「「えぇぇぇ…っ!!?」」」」

 

 

"はがねのつばさ"で"れいとうビーム"を防ぎ切ったフライゴン

 

その両翼には荒々しい氷の装飾が施されていた

 

 

『こ、これは…!?フライゴン…!エンペルトの"れいとうビーム"を利用して、自身の翼を氷の剛翼へと変えた…!』

 

 

フレンの狙い…それは"れいとうビーム"を利用して両翼に荒々しくも美しい装飾が施されたフライゴンの姿をアピールさせるためだったのだ

 

 

「コンテストバトルならではの相手の技を利用したアピール。流石だね」

 

「ああ。氷によって装飾された翼がフライゴンの迫力を一層引き立たせているな」

 

「苦手なタイプの攻撃を前に少しも怯まず、トレーナーの声にすぐ応えてる点も良いわね」

 

 

エンペルトの"れいとうビーム"を上手く利用したフライゴンの魅せ方に黛達はそう賞賛し、ポイントゲージはフレンが1/16、リゼが1/8ほど減少する

 

 

「やるね、フレン…!」

 

「今度はこっちからいきますよ!フライゴン!"むしのさざめき"!」

 

 

思わぬ対応を見せたフレンにリゼが楽しそうな笑みを浮かべるなか、フライゴンは両翼を羽ばたかせて歌声のように美しい音色を奏でる"むしのさざめき"を繰り出す

 

それと同時に凍り付いていた両翼の氷が粉微塵に砕け、"むしのさざめき"の波紋と混ざり合ってエンペルトに襲い掛かる

 

 

「エンペェェ…ッ!?」

 

『これは凄い…!"むしのさざめき"が氷と溶け合い、波紋をより美しく彩っています!』

 

「砂漠の精霊と呼ばれる所以でもあるフライゴンの歌声のような羽音の美しさを"むしのさざめき"でより魅惑的にアピールしてきたか…!」

 

「加えて、凍り付かされた両翼の氷を利用することで"むしのさざめき"の波紋も美しく魅せている」

 

「視覚と聴覚の両方で楽しませてくれる綺麗な演技ね」

 

 

フライゴンの演技に黛達はまたまた高評価を示し、リゼのポイントゲージが3/16ほど減少する

 

 

「おいおい、マジか…!?」

 

「初っ端から結構なポイント差がついたぞ…!」

 

「それにフレンのコンテストバトル…!さっきよりもクオリティが上がってない…!?」

 

 

既にリゼとのポイント差を1/4ほど付け、ファーストステージの第2試合で緑仙とバトルした時に比べて、よりコンテストらしい演技を披露するフレンとフライゴンに不破達が声を上げる

 

 

「フレンはリゼさんとコンテストでバトルするとなった時に備えて、フライゴンとの特訓は特に力を入れてたからね」

 

「へぇ…!でも、フレンさんのエースポケモンってバシャーモだよな?どうしてフライゴンを…?」

 

「リゼさんもそう考えると思ったからだな。フレンのエースポケモンはたしかにバシャーモだ。なら当然、その対策が出来るポケモンを選出する」

 

「つまり、フレンはリゼさんがバシャーモに有利なエンペルトを繰り出してくると読んで、フライゴンをメインに特訓してたってこと?」

 

「そういうことだ。それにリゼさんの手持ちの中でエンペルトは技構成的にもコンテストバトルに向いてるしな」

 

「たしかに…!黛さんとのバトルでもリゼさんのエンペルトはトリッキーに戦ってたしなぁ…!」

 

 

イブラヒム達がそう話し合うなか、リゼもフレンの本気度を感じ始める

 

 

「これは思ってた以上に手強いかも…!エンペルト!"うずしお"からの"ドリルくちばし"!」

 

 

開いたポイント差を巻き返しつつ、フレン優勢の流れを断ち切ろうと、リゼは"うずしお"と"ドリルくちばし"の合体技"渦纏うドリルくちばし"をエンペルトに繰り出させる

 

 

『エンペルト!自らを包む"うずしお"を"ドリルくちばし"と一体化!ダイナミックな大技に会場も騒然です!』

 

「やっぱり使ってきますよね…!フライゴン!アレをやるよ!"はがねのつばさ!」

 

「フライッ!」

 

 

エンペルトの大技に夢追の実況が熱くなると共に会場も大きく盛り上がるなか、それを目の前にしながらフレンは強気な姿勢で指示を飛ばし、フライゴンは右片翼にのみ"はがねのつばさ"を発動させると更に一回り大きく肥大化させた

 

 

「何あれ…!?」

 

「メロ〜…ッ!?」

 

「多分、本来は両翼で発動させる"はがねのつばさ"のパワーを片方に集中させてるんだと思います…!」

 

「一撃の威力を高めたってことか…!でも、それだけであの技に太刀打ち出来るとは…!」

 

 

"到底思えない"…と、緑仙が言葉を口にしようとした瞬間にフレンが更なる指示を飛ばす

 

 

「いくよ!"りゅうのはどう"!」

 

 

凝縮させたドラゴンエネルギーを龍の形を模した波導の光線として打ち出す技"りゅうのはどう"

 

それをフライゴンはエンペルトにではなく、"はがねのつばさ"を発動させた右片翼へと繰り出した

 

 

「「「「「…っ!?」」」」」

 

 

その光景を目にした者全員が驚倒するなか、"りゅうのはどう"を浴びた右片翼の"はがねのつばさ"はそのエネルギーを纏い更に肥大化し、荒々しく象られると共に幻想的な輝きを放ち始めた

 

 

『フ、フライゴンの"はがねのつばさ"が"りゅうのはどう"と合体…!?七色に輝く巨大な剛翼となりました…!』

 

 

美しくも力強い迫力を兼ね備えた大技に会場が更なる盛り上がりを見せるなか、"りゅうのはどう"のパワーを纏った"はがねのつばさ"でフライゴンは迫るエンペルトの"渦巻くドリルくちばし"を迎え撃つ

 

 

「エンペェェェェェ…ッ!!」

 

「フラァァァァァイ…ッ!!」

 

 

両者共に威力は互角…2つの大技の鬩ぎ合いは凄まじい衝撃を生み、激しい放電を迸らせ、大爆発を引き起こした

 

 

「エンペルト…!大丈夫…!?」

 

「エンペェ…ッ!」

 

 

大爆発によって大きく後ろへ押し飛ばされたエンペルトは心配するリゼの呼び掛けに"大丈夫…!"と伝えたいかのように気迫の込もった鳴き声を返す

 

 

「フライゴン…!」

 

「フラァイ…ッ!」

 

 

フライゴンも気迫のある声でフレンに鳴き返し、両者共にポイントが3/16ほど減少する

 

 

「よし!じゃあ、高く飛び上がって!"りゅうせいぐん"!」

 

 

両翼を羽ばたかせて上空へと飛び上がったフライゴンは十分な高度に達したところで口を大きく開くと、そこで塊状に凝縮させた膨大なエネルギーを天に向かって撃ち出す

 

直後にエネルギーの塊は弾け散り、色鮮やかな輝きを放つ無数の流星となって降り注ぐ

 

 

『フライゴンの"りゅうせいぐん"!その迫力は然ることながら、流星の1つ1つが美しく輝いています!』

 

 

"げきりん"に並ぶドラゴンタイプ屈指の威力を誇る技"りゅうせいぐん"

 

美しさも感じられる大迫力の光景に会場の目は釘付けとなり、リゼのポイントが1/16ほど減少する

 

 

「エンペルト!"うずしお"!」

 

 

その"りゅうせいぐん"に対し、エンペルトは自身の頭上に"うずしお"を繰り出し、それを以って降り注いでくる無数の流星を受け止め落下の勢いを殺すと共に激流によって粉砕し、直撃を回避する

 

 

『エンペルト!強烈な"うずしお"で"りゅうせいぐん"を呑み込み完全防御!』

 

 

"うずしお"の規模と威力をアピールしつつ、"りゅうせいぐん"を上手く防いだことでフレンのポイントを1/8ほど減少させる

 

 

「よし…!あとはあの高さにいるフライゴンをどう攻撃…!?」

 

 

一安心すると共にどう反撃に出るかと思考を回そうとしたリゼだったが、ふと上空へ目をやるとそこで滞空しているはずのフライゴンの姿が無いことに気付いて言葉を詰まらせた

 

 

「フライゴン!"はがねのつばさ"!」

 

 

その直後、広く展開させた"うずしお"の範囲外に落ちてくる"りゅうせいぐん"の陰からフライゴンが姿を現し、急降下で勢い付けたスピードを維持したまま地面スレスレで低空飛行に軌道を変え、そのままエンペルトへと迫って"はがねのつばさ"を炸裂させる

 

 

「エンペェェ…ッ!?」

 

「エンペルト…っ!」

 

 

急降下による加速で威力を増した"はがねのつばさ"の直撃によってエンペルトは大きく吹き飛ばされ、その隙にフライゴンは再び上空へと飛び上がる

 

 

『フライゴン!"りゅうせいぐん"と共に急降下し、超高速の"はがねのつばさ"!』

 

「やりますね、フレンさん…!降り注ぐ"りゅうせいぐん"を隠れ蓑にしてリゼさんとエンペルトに気付かれることなく接近してくるなんて…!」

 

「"りゅうせいぐん"はドラゴンタイプの技の中でも超強力…!意識を持って行かれてフライゴンかは目を離しちゃうのも無理はないですね…!」

 

「僕とバトルした時以上に技の魅せ方も決まってるし、フライゴンでの戦い方を相当練って特訓してきたみたいだね…!」

 

 

リゼのポイントが1/8ほど減少するなか、バトルを有利に進めるフレンとフライゴンにういは達はそう呟きを落とす

 

 

「エンペルト…!まだ立てる…!?」

 

「エン…ペェッ!」

 

 

"まだやれる…!"と、少しよろめきながらも立ち上がり伝えてくるエンペルトにリゼは頷きを返す

 

 

「"れいとうビーム"!」

 

 

上空のフライゴンに向けてエンペルトは"れいとうビーム"を繰り出すが、フライゴンは更に高度を上げ、それを追おうと射程を伸ばすも届き切れず霧散してしまった

 

 

「エンペェ…ッ!?」

 

「…っ!」

 

『"れいとうビーム"届かない!飛行能力の無いエンペルトにとって、これは苦しい展開となりました!』

 

「これはもう、ほぼ勝負あったな」

 

「どういうこと…?」

 

 

夢追の実況が響くなか、イブラヒムが落とした呟きにメリッサが疑問を呈する

 

 

「リゼさんのポイントが残り1/4ちょっとなのに対して、フレンはまだ半分以上残ってる。そんで、あの高さに居続ければフライゴンがエンペルトの攻撃を受けることはまず無い」

 

「そっか…!ポイントがかなり開けてるこの状態を維持してタイムアップを待てば…!」

 

「ポイント差でフレンさんが勝つ…!」

 

 

普通のバトルとは違う、コンテストバトルだからこその勝利条件にイブラヒムの言葉で気付いたメリッサ達は声を上げる

 

 

「マジか…!でも、なんかちょっとズルくね…?」

 

「パッとしない決着にはなるだろうな。俺は全然アリだと思うけど」

 

「エビ先輩はそういうの気にしないもんね…」

 

「そりゃそうですよ!結果が全てなんですから!」

 

「まあ、フレンの性格なら逃げ切りを狙いはしねぇと思うけどな。最後に一発仕掛けはするだろうが、それでもこのポイント差だ。リゼさんの勝ち筋はフライゴンの戦闘不能だけ。だが…」

 

「フライゴン!"りゅうせいぐん"!」

 

 

それには"れいとうビーム"直撃が必須であり、当然それはフレンとフライゴンも警戒しているであろうから難しいだろう

 

と、イブラヒムがメリッサに告げるなか、フライゴンは再び上空から"りゅうせいぐん"を繰り出し、エンペルトに攻撃を仕掛ける

 

 

「エンペルト!"はがねのつばさ"!」

 

 

リゼは先程と同じ轍は踏まないようにと今度は"うずしお"ではなく"はがねのつばさ"を指示し、エンペルトは降り注いでくる"りゅうせいぐん"を演舞をするかのように舞いながら"はがねのつばさ"で斬り払い、その直撃を避けていく

 

 

『エンペルト!斬れ味抜群の"はがねのつばさ"で"りゅうせいぐん"を次々と両断していきます!』

 

 

"りゅうせいぐん"を上手く防御すると同時に、舞いの動きを加えることでエンペルトの華麗さをアピールしたことでフレンのポイントが1/8ほど減少する

 

 

「流石はリゼ様…!なら、フライゴン!"むしのさざめき"!」

 

 

フレンはリゼの対応力に感心の声を呟くと共に指示を出し、フライゴンは繰り出した"むしのさざめき"でまだ降り落ちている途中にある残りの"りゅうせいぐん"を次々と破壊して更に細かい礫へと変える

 

 

「エン…ペェ…ッ!?」

 

 

光り輝きながら雨のように降り注ぐ礫となった"りゅうせいぐん"をエンペルトは"はがねのつばさ"で払おうとするも全てを払うことは出来ず、最後は堪えかねて顔の前で両腕を斜め十字に組んで防御を取る

 

 

『"むしのさざめき"で砕かれた"りゅうせいぐん"が一転して雨の如き無数の礫に!まるで恐ろしくも美しい裁きの光のようです!』

 

 

夢追が目の前の光景をそう例えると共に、リゼのポイントが1/8ほど減少する

 

 

『さあ、ポイントはフレンさんが大きくリードしたまま残り時間は1分を切りました!』

 

(フライゴンの攻撃を凌ぐだけじゃ、あれだけ差が付いたポイントは縮まらない…!逆転するにはこっちから攻撃を仕掛けなきゃ…!でも、どうやってあの高さにいるフライゴンに…!)

 

 

タイムアップが迫るなか、フレンとフライゴンに勝つためには攻勢に出るしかないと判断したリゼは飛行能力を持たないエンペルトにどうすれば上空のフライゴンに攻撃を届かせられるか思考を巡らせる

 

 

(何か…!何か良い方法は…!そういえば…っ!)

 

 

その時、リゼの脳裏にある光景が浮かび上がった

 

先の試合でフレンのバシャーモが"ほのおのうず"を利用して大跳躍をしてみせたことを

 

 

「これだ…!エンペルト!"うずしお"!高く巻き上げて!」

 

 

勝機を見出して勢いを取り戻したリゼは力の込もった指示を飛ばし、その声に闘志を昂らせたエンペルトは繰り出した"うずしお"を上空に向けて竜巻の如く高く巻き上げながら、その激流を泳ぎ昇っていく

 

 

『エンペルト!巻き上げた"うずしお"を利用して上空へと猛スピードで昇っていきます!』

 

「うそぉ…っ!?」

 

「フライ…ッ!?」

 

 

残り時間もあと僅かな緊迫した状況から最後の勝負に打って出たリゼに夢追はノリノリで実況を飛ばし、その方法にフレンとフライゴンは驚きの声を上げる

 

 

「さっきの試合でフレンのバシャーモが魅せた大跳躍に"ほのおのうず"を利用したのと似ているわね…!」

 

「あれほど高く"うずしお"を巻き上げられるなんてね。水を自在に操ることに長けた水タイプのポケモンならではのアピールだ」

 

「加えて、水上バイク並みの速度で遊泳出来るエンペルト自身の能力も魅せているな!」

 

 

そう好評が示されると共にフレンのポイントが1/8ほど減少し、司達もバトルの行く末に目を見張る

 

 

「流石はリゼ様…!でも、届く前に阻止させてもらいます!フライゴン!"りゅうのはどう"!」

 

 

どんなに追い込まれても最後まで諦めないリゼの執念にフレンはそう呟きを落としながら指示を飛ばし、フライゴンは巻き上がってくる"うずしお"を崩壊させようと"りゅうのはどう"を繰り出す

 

 

「エンペルト!飛んで!」

 

 

放たれた"りゅうのはどう"が"うずしお"に直撃する寸前、リゼの指示に合わせてエンペルトは激流の勢いそのままに"うずしお"から飛び出し、フライゴンの真上を取る

 

 

『エンペルト飛んだぁぁぁっ!!"うずしお"を利用した大ジャンプでフライゴンの上を取りましたっ!』

 

 

叫ぶ夢追の実況と共に会場からも大きな歓声とどよめきが上がり、フレンのポイントが更に1/16ほど減少する

 

 

「"ドリルくちばし"!」

 

「フライゴン…!"りゅうのはどう"!」

 

 

真上から仕掛けられる"ドリルくちばし"に対し、フライゴンは繰り出した"りゅうのはどう"をぶつける

 

 

「エンペェェッ!!」

 

「フラァイ…ッ!?」

 

「フライゴン…っ!?」

 

 

しかし、繰り出した"りゅうのはどう"は容易に押し返されてしまい、"ドリルくちばし"の直撃を受けたフライゴンは地上に向かって落下していく

 

 

「おお…!エンペルトが押し勝った…!」

 

「"うずしお"の激流に乗った勢いが加わって"ドリルくちばし"の威力が増したのもそうだが、"りゅうせいぐん"を使ったことで特攻能力が下がったことが大きいな」

 

 

とてつもない威力を誇る"りゅうせいぐん"はその代償に特攻能力を大きく下げる追加効果が存在する

 

これまでに2回使用したことでフライゴンの特攻能力は大幅に弱体化しており、それが影響して"りゅうのはどう"の威力が本来のものより落ちてしまい競り合いに負けたのだ

 

 

「畳み掛けるよ!エンペルト!"れいとうビーム"!」

 

 

落下するフライゴンに向けてエンペルトは"れいとうビーム"を繰り出し追撃する

 

 

「フライゴン…!頑張って…!"はがねのつばさ"!」

 

「フ…ラァァイ…ッ!」

 

 

不安げな眼差しで苦しそうに張り上げるフレンの声を耳にしたフライゴンは牙を食い縛り、その瞳に力込めて自身を奮い立たせると、落下の勢いに抗って体勢を直し、両翼から繰り出した"はがねのつばさ"を盾のように重ね構えて"れいとうビーム"を受け止める

 

そして、そのまま押しつけられるようにフライゴンは背中から地上へと墜落するが、その衝撃を気合いで堪え、"はがねのつばさ"による防御を維持し続けた

 

 

「いいよ!フライゴン!あとはエンペルトが落ちてきたところを反撃すれば…!」

 

 

リゼのポイントを上回り、タイムアップで勝利出来る…と、フレンが思ったその時だった

 

 

「エンペルト!"れいとうビーム"を維持したまま回転!」

 

「…っ!?」

 

 

リゼが更なる指示を出し、エンペルトは未だ落下しているその状態で"れいとうビーム"を繰り出し続けたまま体を回転させる

 

瞬間、繰り出されている"れいとうビーム"の光線が渦を巻くようにその攻撃範囲を広げ、"はがねのつばさ"で防御し続けるフライゴンを押さえつつ、その周囲を凍り付かせながら氷の檻を造形していく

 

 

『エンペルト!"れいとうビーム"で作り上げた氷の檻にフライゴンを閉じ込めました!』

 

「そんな…っ!?」

 

 

氷タイプの技ならではの使い方に観客は沸き、フレンのポイントが1/8ほど減少する

 

 

「エンペルト!"はがねのつばさ"!」

 

 

そして、エンペルトは氷の張られたフィールドに着地すると、その上を華麗に滑走しながら"はがねのつばさ"を繰り出し、氷の檻に囚われるフライゴンに迫る

 

 

「フライゴン…!"はがねのつばさ"で氷の檻から脱出して…!」

 

「フ…ラァイ…!」

 

 

フレンが鋭い声で指示を飛ばすが、フライゴンは苦しい体勢で"れいとうビーム"を防御し続けたことで体力と気力をかなり消耗したばかりか、周囲を取り囲む氷の檻とフィールドが放つ冷気に身体が凍えてしまい、立ち上がることさえ苦しい状態だった

 

 

「エン…ペェェッ!!」

 

「フラァァァイ…ッ!?」

 

 

そして、迎撃の体勢を整える間もなく氷の檻を勢いよく突き破ったエンペルトの"はがねのつばさ"が懐に直撃し、フライゴンは大きな悲鳴を上げ吹き飛ばされる

 

 

「フライゴン…っ!大丈夫…っ!?」

 

「フ…ラァイ…!」

 

 

瞳に小粒の涙を込み上げるフレンに心配させまいと、フライゴンはなけなしの力を振り絞ってボロボロの身体を起き上がらせる

 

 

『ここでタイムアッ〜〜〜プっ!!熱く、激しく、そして華麗なバトルを制し!見事ポケモンコンテスト:ヘルエスタシティ特別大会の頂点に立ったのは…!』

 

 

その時、制限時間5分が経過したことを報せる音が鳴ると共に夢追が試合の終了を宣言し、リゼとフレンは反射的に自分達の残りポイントが映し出されている大型モニターに目を向ける

 

残り1/8を切っていた互いのポイントはフレンよりもリゼの方が僅かにその幅が大きかった

 

 

『リゼ・ヘルエスタさん!ポケモンコンテスト:ヘルエスタシティ特別大会の優勝者はリゼ・ヘルエスタさんですっ!!』

 

 

夢追がそう宣言すると共に、会場から空気を震わす程の大歓声が沸き上がる

 

 

「か、勝てた〜…っ!」

 

 

最後は怒涛の勢いで攻めたとはいえ、かなり開いていたポイント差を覆せる確証を持てていなかったリゼは、夢追の宣言と大歓声が沸き上がってしばらくしてから自身の勝利を理解し、緊張の糸が解れて安堵すると共に力が抜け、その場にへたり込む

 

 

「エンペ!」

 

 

そのリゼの下に戻って来たエンペルトが爽やかな笑みを浮かべながら右手を差し出す

 

 

「ありがとう、エンペルト…!最高のコンテストバトルだったよ!」

 

「エンペ〜!」

 

 

その手を取り立ち上がったリゼはエンペルトと抱き締め合い、勝利の喜びを分かち合った

 

 

「負けちゃった…。やっぱり凄いな、リゼ様は…」

 

 

リゼとの本気のバトル…その敗北に悔しさこそあれど、彼女の強さを改めて実感したフレンは満足そうな微笑を浮かべると、奮闘したフライゴンの下へ歩み寄る

 

 

「お疲れ様、フライゴン。バトルには負けちゃったけど、私はアナタが1番最高に輝いてたと思ってるよ」

 

「フライ…」

 

 

フレンからの称賛の言葉にフライゴンは表情を緩ませ、頭を撫でる彼女の温もりに身を委ねた

 

 

『さて、優勝したリゼ・ヘルエスタさんには記念のリボンが授与されます!…が、その前に!今大会のスペシャルステージとして、ニジサンジ地方が誇るポケモンパフォーマー!相羽ういはさんとのコンテストバトルに挑戦していただきます!』

 

 

リゼの優勝にまだ興奮が冷めやらぬなか、二次審査の前に発表されたういはとのエキシビジョンマッチが告げられ、会場に更なる熱気が沸き立つ

 

 

『スペシャルステージということで、バトルの形式をこれまでと変え、ポケモンコンテストの最高峰であるグランドフェスティバルで採用されるダブルバトルで行います!』

 

「ダブルバトル…!」

 

『それではここで、休憩及び準備の時間を設けさせていただきますと思います!皆様しばしのご歓談を!』

 

 

夢追の言葉を皮切りに、ポケモンコンテスト:ヘルエスタシティ特別大会の本戦は終了し、会場はこれまでのバトルの感想やリゼとういはのエキシビジョンマッチへの期待の声に包まれる

 

 

「フレン、惜しかったね…」

 

「あいつに油断はなかった。それでも負けたのはリゼさんの方が上手だったからだ」

 

「でも、フレンさんのコンテストバトル凄かったよな!」

 

「ああ、それはたしかにそうだな。正直、コンテストバトルで俺がフレンと勝負しても勝てる気がしないくらいには良く出来てたと思う」

 

「うん!フレンもフライゴンもすっごく輝いてた!」

 

「さ〜て、最後はリゼさんとうーちゃんのコンテストバトルか!どんなバトルになるんだろうな!」

 

「楽しみだね〜!」

 

「それにしても、コンテストバトルって意外と面白いよな〜!技の使い方とか色々参考になったし、今度俺達二次審査進めなかった組で…ん…?」

 

 

イブラヒム達と談笑に浸っていた最中、エクスは視界の端に慌てた様子で二次審査に進出したリゼ達が待機するテントの方へ走って行く見知った青髪の男の姿を捉えたのだった

 

 

 

 

「リゼさん!フレンさん!お疲れ様です!」

 

「メロ〜!」

 

 

バトルコートを後にし、二次審査進出者用の待機テントに戻って来たリゼとフレンをレインとメロエッタが労いの言葉と共に明るく出迎える

 

 

「ありがとうございます、レインさん」

 

「メロエッタもありがとう〜!私とリゼ様のコンテストバトル、どうだった?」

 

「メロメロ〜ッ!」

 

「とても楽しかったみたいです!私も思わず魅入っちゃいました!」

 

「うん。決勝戦にふさわしい良いバトルだった」

 

 

レインとメロエッタに続いて、ういはと緑仙も2人に称賛の言葉を贈る

 

 

「ありがとうございます。でも、余韻に浸る暇はちょっと無いかも…」

 

「この後に行われる私とのコンテストバトルはダブルバトルですからね。すみません、この大会のサプライズだったから皆さんにも黙ってて…」

 

 

苦笑するリゼにういはが申し訳なさそうにそう告げる

 

コンテストに向けた今日まで、リゼ達はポケモン単体によるパフォーマンスの特訓しかしてこなかった

 

そのため、ポケモンを2体使用するダブルバトルの練習はおろか、そのためのパフォーマンスは何も用意していないのだ

 

 

「大丈夫だよ、ういはちゃん。幸い私は小さい頃から過去に開催された色んなコンテストは勿論、グランドフェスティバルも観てる。ダブルバトルの経験はまだほとんど無いけど、その知識を活かして、ポケモン達を信じてバトルする!だから遠慮はいらないよ!」

 

「リゼさん…!はい!私とポケモン達の全力のパフォーマンスを魅せてあげます!」

 

 

実力と経験に差があろうと、相手に大きなアドバンテージがあろうと全力でぶつかり合いたい

 

そんなリゼの想いを伝えられ、ういははその気持ちに応えようと沈んだ顔を上げて意気盛んな笑みを浮かべた

 

 

「さて、そうと決まれば選出する2体のポケモンと事前に幾つかパフォーマンスの案を…」

 

 

と、ういはとのコンテストバトルに向けてリゼが思案に耽ようとした時だった

 

 

「すみませぇぇぇんっ!ちょっと失礼させてもらいまぁぁぁすっ!」

 

「「「「…っ!!?」」」」

 

「ちょっ…!?誰ですか…って、ヴィンさん…!?」

 

「あらぁ…!?レイン君…!それにリゼ君に緑仙君も…!」

 

「お、お久しぶりです、レオスさん…」

 

「レオスさん…?たしか、レインさんがボディガードしてる研究者の人でしたっけ…?」

 

 

大声と共に物凄い勢いでテントの裏幕を上げ侵入してきたのはリゼがエデンシティで出逢い、現在はニジサンジ地方の歴史研究のためボディガードとしてレインに付き添ってもらい旅をしているレオス・ヴィンセントだった

 

一先ず、相手が見知らぬ怪しい人物ではないと分かってリゼ達が胸を撫で下ろすなか、眼を鋭くさせたレインがレオスに詰め寄る

 

 

「ちょっと!驚かさないでよね、ヴィンさん!それにここ、関係者以外立ち入り禁止なんだけど!?」

 

「それは申し訳ない!でも、レイン君は私のボディガードなんだから、関係者ってことで問題ないということに…」

 

「屁理屈言わない!すみません、皆さん…!この人は私が責任持って連れ出しますから…!ほら、早く出て行ってヴィンさん!」

 

「ちょ、ちょっと待ってレイン君…!」

 

 

強引に外へ追い出そうとするレインにレオスは必死な抵抗を見せ、その様子に違和感を覚えたリゼは声を掛ける

 

 

「レ、レインさん…!ここは一度落ち着いてください…!」

 

「リゼさん…?」

 

「レオスさんがこんなに慌ててるのには何か理由があると思うんです。そうですよね?」

 

 

リゼの問い掛けにレオスはコクコクと素早く首を縦に振り、とりあえず話くらいは聞いてあげようかとレインは彼を解放する

 

 

「んん…っ!実はつい先程、私が持っている"こうてつプレート"が光を放ち始めたんですよ」

 

「光を…?」

 

「ええ。私はこれがプレートが何かに反応して起こったものだと推測し、ヘルエスタ中を駆け回っていました。最初は弱い光を明滅させる程度だったんですが、今は…ほら!この通り、強い光を放っているんです!」

 

 

そう言ってレオスが鞄の中から取り出した"こうてつプレート"は確かに白く強い光を発していた

 

 

「本当ですね…!」

 

「最初は光が弱かったのに、ここだと光が強い…。つまり、ヴィンさんの推測が正しいなら…!」

 

「ここにプレートと深い関係を持つ何かがある、ということです!」

 

「でも、この場にプレートと関係しそうなモノなんて…」

 

 

ニジサンジ地方の歴史とその誕生の謎を解明することに繋がる重要な何か…

 

それがすぐ近くにあるかもしれないと言われたリゼ達は目を丸くするが、それらしいものに見当が付かず首を傾げる

 

 

「あの、リゼ様…?私達、何のことか分からなくて話に付いていけないんですけど…」

 

「あっ…!ごめん…!フレン、ういはちゃん…!改めて紹介するけど、この人はニジサンジ地方の歴史について研究しているレインさんの友人のレオスさん!レオスさん、こちらの2人はフレンとういはちゃんです!」

 

「はじめまして、レオスさん。フレン・E・ルスタリオです」

 

「相羽ういはと言います!よろしくお願いしますね!」

 

「こちらこそよろしくお願いしますよ。フレン君、ういは君」

 

「それで、レオスさんが持ってるこのプレートは…」

 

 

リゼの仲介を以ってレオスとフレン、ういはは互いに自己紹介を交わし、事情を知らない2人にプレートに関する話をしようとした…その時だった

 

 

「メロ〜!」

 

「「「「「「…っ!!?」」」」」」

 

 

自身も自己紹介しようとレオスの前にメロエッタが進み出た瞬間、プレートが発する光が一際その強さを増したのだ

 

 

「な、なに…!?」

 

「ひ、光がもっと強く…!」

 

「どういうこと…!?」

 

「メロエッタが近付いた瞬間に…だったよね…!?」

 

「ということは、もしかしてメロエッタが…!?」

 

 

リゼ達が声を上げて驚くなか、レオスは目の前の光景に瞳孔を大きく開かせ立ち尽くし、しばらくして確信めいた表情を浮かべた

 

 

「間違いない…っ!このメロエッタがプレートが反応を示した、ニジサンジ地方の歴史に関わる存在です…っ!」

 





リゼ・ヘルエスタ
手持ち:エンペルト、グレイシア、バタフリー
   サイドン、ルカリオ、ソウブレイズ

フレン・E・ルスタリオ
手持ち:バシャーモ、パルスワン、ラッキー
   フライゴン、ニューラ、パッチラゴン

相羽ういは
手持ち:メロエッタ、アシレーヌ、アゲハント
   シャンデラ、ハハコモリ、アマルルガ
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