戦士・・・あらゆる戦場に旅たちその成果を上げる役割を持つ者達、世界にはその戦士を恐れている
「で?その灯に」
「ああ」
極東のある風情な館の食事処で一人の青年と少年が食事をしながら話をしていた
「ディン共和国っても知らねぇだ「しらん」・・・まぁ外国のスパイチーム、そこのリーダーからの依頼だ」
「以来?」
「(こいつ漢字間違えやがった)まぁ俺たちみたいな合法の組織に依頼なんて国内と思っていたが・・・どうやら向こうの国同士のいざこざらしい」
「むぐ、むぐ・・・ごくんと、いざこざ?」
「ああ、(こいつ・・・一番安いのを頼みすぎだろ、しかも二口で食いやがった)むこうのスパイチームが壊滅したらしい」
「なら、もうチームは「そこだ」どこ?」
「壊滅したのは最強と言われてたんだが、失敗した」
少年は食事を止めて青年に向き直る、その表情は険しい物になっていた。
「裏切り者か?」
「恐らく、だがそれでも危険度は変わらない・・・そこで」
「俺達ってわけね」
「ああ、こちらとしても他国の状況は知りたい・・・それに」
「?」
「お前は同年代の友達がいないだろう」
「不思議だ(ちょっと寝ただけなのに)」
「まぁ任務以外で向こうの国にいていいから友達の一人でも作ってこい、つーのが俺たちの意見よ(新しく作ったチームは女性が多い、ならこいつの癇癪にも対応できるだろう)じゃ決定な」
そう言って青年は部屋を出ようとして
「あ、そうだこの店の支払いは既に済ませてる,食事をしたのはお前だけ」
そう言って出てった青年・・・少年は事実上の脅しをされていた
三日後、国際空港
「ディン共和国?ああそれなら向こう」
少年は空港にて共和国に向かっていた、勿論少年は合法の組織なので色んな手を借りてだが
「まさか・・・自家用機とはな」
「ええ、私もその国には興味があるし」
蒼い髪の女性が少年の前に座る、少年は今この女性の自家用機で国に向かっていく
「まさか、国際空港から行くなんてね」
「それしか知らん」
「これが、あの稲光なの」
そうこうしていると、ディン共和国に着いた為ここで女性と分かれて少年はある場所に向かう、幸いな事に仕事道具は一つも取られずにいるのでスムーズに行けた・・・だが
「へぇ~君が極東の侍か」
変な少女に絡まれた
「(さてどうするか、よくわからん蒼銀髪の女に絡まれてるな)ちが「そうだよね!」拒否権なしかよ」
少女は少年についていく、少年は少女の事を無視しようとするがそれを許さない
「私はモニカ【氷刃】だよ君は」
「・・・・」
「僕、極東の侍に興味があるんだ」
「・・・おい」
「ん?」
少年は諦めて近くのカフェに腰を据える、この少女の正体自体は気づいているがここで騒ぎを起こす気はない
「(もうこいつ嫌だ、目がキラキラしてるし)まず初めに今の時代は侍は一部にしかいない」
「どこ!」
「(あ、素だ)ああ、俺の国にそういう所があってな興味があるなら行くか?」
「いく!」
少年はもう諦めてしゃべり始める、視界の恥の路地裏で数人の少女が頭を抱えているうえに上空にいる鳥でさえ近くに止まっている。少女は飲み物を飲みながら芝居をやめて楽しくしゃべる、自分が持っている侍の印象や極東の景色についてなど・・・まるでデートをしている気分になっていた。
「刀に触れてみるか?」
「いいの?触りたい」
場所を移して近くの丘で刀を持たせる、少年が持っていた刀は一般的な刀と同じ作りで太刀と言われるものである
少女が刀を持ちながら顔を輝かせている場面に一人の青年が近づく
「失礼、刀を見せびらかすのは「安心しろ、正体なら見破っている」そうか」
青年には目もくれずに刀を見る目はどんどん激しくなっていくがある一点を見つめて動きをやめた
「ねぇ・・・この模様」
少女が見ていた模様は鍔の真下、鎺の部分にある模様である。
「羽根?見たな模様に雷の紋章?」
少女が言ったのは堕天使に羽根に雷があしらっている物である、これは少年が本気で刀を振るう時に意味を出すものであり今のままでは何の意味もない物である。
「これは堕天使を中心にして雷をあしらった模様だ、俺のコードネームだと」
「コードネーム?」
「天雷、青也・・・それが俺の名前だ」
「青也、天雷・・・」
「(天雷か・・・極東の戦士団の中で最高傑作と言われるものだな、戦闘能力では僕と同じかそれ以上」
それから色んな話をして三人は陽炎パレスと言われる場所に向かって
「何してるんですか!」
「ごめん・・・」
モニカは少女に怒られていた
「(やっぱり作戦中だったんだな、けど人選ミスだろ)」
少女たちの会話に入りづらい青也は階段の一段に座って眺めていた、一見バラバラのように見えるがちゃんと形になっている、どうやら教えがいいらしい
「(あいつらもこんな風にいるのか)」
その後に少女たちの紹介にこれからの流れなどを話して解散になるが
「ん?」
青也は寝ようとするタイミングで刀に手をかける、剣士は古来より人の気配に敏感であるというが青也はそれを上回っている、わずかな音から誰が来るのかを分かるのである。
「(重くなく隙がない、かといって敵意があるわけではない・・・モニカか)」
「やぁ・・・気づいてた?」
「ああ、で行くのか?」
「うん」
二人はある場所に向かって状況をしる、だが
「俺は別行動で」
青也は一人クラウスの部屋に行き壁を背に目をつぶる、どこかで叫び声などが聞こえた後にクラウスが部屋に入る
「……極上だ」
「いいのか?」
「ああ、君の存在を感知できなかった・・・流石だな、極東戦士団…白き剣の団」
青也はその部屋から自室に戻る、少女たちは作戦会議をしているが青也は刀の手入れを始めるそのタイミングでモニカが部屋に入ってくる
「さっきクラウスさんから聞いたよ、君は合格したらしいね」
「ああ」
「それで、君だけは別行動らしいね・・・はぁ」
青也は任務の日まで別行動を命じられた、この先の任務に青也は不安しかなかった
「ふーん、これがあの子のチームか・・・楽しそうね」
一人微笑む、暗き夜