**の始動。
××××年、××月、吉日。
カタカタカタカタ...
ただキーボードを打つ音が聞こえる作業部屋。
誰にも邪魔されず、誰の邪魔もせず。
一心不乱に作業を進める。
自らの、あの人たちの野望のため。
キャラクターデータを読み込みました。
背景データを起動します。
...エラー。再起動します_
さっきから何回も続くエラー。
このせいで作業が長引いてしまう。
でも、 v3はもっと大変だっただろうな。
多少の楽をしている己に罪悪感を覚える。
でも、これも皆さんのため。
すべては、**を広げるため
すべては、あの人のため___
________
コンコン
「失礼致します。お茶の用意ができました。」
「ありがとう。助かる。」
「少し、お休みになられては?」
「…そうね。少しは休む。」
「是非、そうしてください。」
あなたに話しかけた。
あの人は相も変わらず、**をひろめるため、
ずっと作業をしている。
あぁ、相思相愛にはなれない。
あなたとぼくの野望は、ちがうから。
相思相愛になるために
ぼくは今日もあなたのため、あの人たちのため働く。
データの読み込みが完了しました。
起動を開始します。
__近日、comeback!ダンガンロンパv4 始動予定。
これは、皆の野望。皆の願いのため。
すべては、あなたのため。すべては、わたしのため。
よお!俺は超高校級の幸運、橋崎 実!
..えへへ、やっぱり超高校級っていう称号は嬉しいな!
今日から超高校級の生徒を育てる学校..希望ヶ峰学園に入学するんだ!
つまりは、今から入学式なんだ!
どんな超高校級がいるんだろう...
「うわあああああああああ」
校門で転んでるやつがいる。
「あら!貴方は超高校級の不運ね!」
「うう..そうだよぅ..なんか悪いの..?」
「悪くないわ!興味深い才能ね..わくわくするわ!
私は超高校級の探偵よ。仲良くしてね!」
「あぁ..うん。ところで..
そこで見てる人、なにか僕に文句あるの..?ごめんなさい..」
「えっ!?」
見、見てるのバレてたのか..!?
「文句がある訳じゃない!あぁ..えーっと..お前は超高校級の不運だな?」
「..うん、そうだけど..」
「俺は超高校級の幸運だ!よろしくな!」
「..なにそれ。嫌味?僕不運だよ..?」
「そ、そういう訳じゃない..」
「じょ、冗談だよぅ..殺さないでくださいーーーー!!」
「殺すか!!!!」
やっぱり個性強いな!むりだ、やっていける気がしない。
「さあ、教室にいきましょう。きっとクラスメイトが待っているわ。」
「そうだな..」
「今からコロシアイが始まったりするのかしら!学園の定番よね!!」
「不穏なこというなよ..」
踏み出した、その瞬間。
あ、れ
あたまが..ぐるぐるする
あ、ああああ
まわ、る
たすけ、たすけて
たすけて..n..か..
ー新鮮な絶望世界へ、ようこそ。ー
すべては、わたしのため。
すべては、あなたのため。
すべては、**のため。