名前を改めてご紹介致します
篠島隼人と三島葵です。
他にもキャラを出そう思っております
よろしくお願い致します。
とは言ったものの、色々と考える事が多すぎて頭が痛い
まずはこいつの事情を聞かなければ、
「ま、まずだな、名前を教えてくれないか?」
俺は真剣な顔で話す、だが心臓の鼓動は止まらなかった。
「あ、あの、私は三島葵っ言います、よろしくです」
「あ、あぁ、よろしくな」
緊張しすぎて上手く話せない、女性と話すなんて何年ぶりだろうか、そんな事を考えていた。
「あ、あのぉ、もし良かったら葵って呼んでもらってもいいですか?」
おいおいマジか下の名前で呼べだって?そりゃないぜ、ただでさえ心臓の鼓動が止まらないのにもし今下の名前で呼んだら気絶してしまいそうだ。
だが俺には拒否権はない、家に入れてしまった以上、この子の意見も受け入れてやらなきゃ師匠と呼ばれる価値はない。
「わかった、あ、あおいと、呼ぼう、これからも、うん、」
「大丈夫ですか?どこか具合が悪いとこでもありますか?」
心配されてるぅぅぅ、ただ自分が緊張してるだけなのに心配されてるぅぅぅ
冷静になれ、俺たちはあくまでも師弟の関係だ、あっち系な関係ではない、一旦深呼吸しよう、そうだ落ち着こう。
「あ、私もこれから下の名前で呼びますね!隼人さん」
「.、、、バタッ」
俺は倒れた、これがいわゆる卒倒というやつなのだろうか
遠くからあいつの声が聞こえる、でも眠いからとりかあえず寝るか
「寝たらダメー!」
「うわぁぁぁ!」
俺は目が覚めた、あいつがいきなり大声を出したから心臓が止まりそうになった
「な、なんだよ大声だして、ちょっと寝てただけだろ」
すると三島は泣きそうになりながら話した
「ちょっとじゃないです、もう四時間も経ってます!心配させないでください!」
なんだってと言いたいところだが、俺は驚かなかった、何故なら昔からよく起きていたからだ。
人は誰しも夢を見る、ある程度の歳になると夢を見る体感がわかるようになるだろう、だが最近俺は夢を見ない何故か見れないんだ、最後に見たのは十年も前だ、何故覚えているかって?、それはまたいつか話そう。
夢を見ない代わりに音を聞くんだ、例えば時計の音、カチンッとなったその瞬間に起きることだってあった、さっきまでは暗かった場所が今では窓から刺す太陽の光で部屋が明るくなっていた
そんな事もあったから俺は大して驚かなかった、だが三島は心配していた、おそらく俺が思っている以上にな、だから早めに誤解を解いておこう。
「すまない、心配かけさせたな」
「もう、本当に心配したんですからね!」
「はは、ごめんな、実はこれはな、、、」
俺はとりあえず三島にこの事を話した
「そ、そんな昔からあったんですか、こんな事が」
「あぁ、だからこの事はあまり気にしないでくれ」
「わかりました」
まぁ良かった、分かってもらえたらそれでいい、とりあえず本題に入るか。
「あ、あおいは好きな人とか居るのか」
しまった、つい口を滑らせて言ってしまった!
だが何故だろう、さっきの激しい鼓動は起きなかった、俺は多少のことでも緊張してしまうが、もしや大人になったのか俺、それなら良いが、、、
「え?好きな人ですか、、べ、別に居ないことはないですよ?」
ま、まぁそりゃそうだよな、年頃の女の子に好きな人がいない訳がないよな、なんか青春してるなぁ、え?
「一つ聞きたい事があるんだが、今何歳だ?」
「今年で17になりました!」
「友達はいるのか?」
「酷いこと聞きますね、もちろん居ますよ!」
「じゃあ何故この貴重な学生の夏休みと言う時間を俺みたいな腑抜けなおじさんに使ったんだ?!」
「そんなに自分を責めないでください!私が行きたくてここに来たんですから」
「あ、まぁでも夏休みって言っても3日ぐらいだろ?ここに居るの、なら大丈夫か、今日は八月の一日だから四日に帰るんだな?」
「え、何言っているんですか、三十日までここに居ますよ?」
「、、、、、なんだって?」
「三十日までここに居ます!」
そうか俺は夢を見ているんだな、そうに違いない
だって今思えばこんな美少女(高校生)がわざわざ一人でここまで来て
三十過ぎたおっさんに弟子にしてくださいと言い、八月の三十日までいるなんて、どこぞの恋愛ゲームでもありえない設定だよ!
「待て、親は大丈夫なのか、心配していないのか?」
「大丈夫です、親には篠島隼人さんに会いにいくと伝えておきましたし、ちゃんと一日一回親に電話をかけるとも約束もしました」
「知る前から友達みたいになってるじゃねーか!」
「あ、あと友達はどうなんだよ、友達と遊ぶ約束とかしてたんじゃねぇのか?」
「確かに誘われましたが、夢を叶えたいって言ったら応援してるって言われました、ちなみにその夢は隼人さんに会う事です」
「もう夢叶ってるぅぅぅ、一日で叶ったよぉぉぉその夢ぇぇぇ」
「はぁ、はぁ、なんか疲れたよ今日」
すると彼女は笑顔で言ってきた
「お疲れ様です」
あんたのせいと言いたい所だがその前に涙が出て来そうだ、お疲れ様なんて何十年ぶりに言われたことやら、駄目だ本当に泣きそうだ。
とりあえず俺は最後の質問をした。
「なぁ、あおい、ここに来た理由って俺に旅を教えてもらいに来たんだよな、」
「はい、確かにそうです」
「それっていつまでだ?」
「え?」
あおいには申し訳ないがこれをどうしても聞きたかった、俺だって暇なわけではないし、後先も長くはないだろう、難しいかもしれないが教えてほしいんだ。
「うーん、難しいですね」
「あぁ、確かに難しかったなこれは、すまない」
「謝る必要はありません、私はもう答えを出しましたので」
おい、嘘だろ?いくらなんでも早すぎだ、でもそれと同時に早く聞けて嬉しかった自分がいる、聞く必要はないかもしれない、だが俺は。
「決めました、私はここで三十日まで旅を教えてもらいます」
、、、そうだよな、普通に考えて夏休みまでだよな、何俺は勘違いしていたんだろう、恥ずかしい、それと同時に自分が情けないと思った。
なら答えは一つだ
「あぁ、わかった三十日間教えてやる、旅の基本とやらをなぁ!」
これで良いんだ、元々俺は三十を超えたおっさん、学生じゃないんだ。
現実を見ろ!俺!
「三十日?何言ってるんですか?」
「え?」
俺は戸惑った、三十日と確かに言った、じゃあ何故こんなにも疑問な顔をしているんだ俺にはわからなかった
「ここでは三十日です、それ以外ではこれからも教えてもらいます」
「な、なんだって、」
嬉しさと不安さが混ざりまくって怖いんだが、今は落ち着こう
それより話したい事が増えた
「それ以外ってなんだ?」
「ふふ、それは今後のお楽しみです」
「くそぉぉぉ後先不安だぜぇぇぇ」