本日よりバハムートの作品に続いて新しいヒロアカの二次創作作品を描いてみることにしました。(あっちも進めるからね……安心してね。)
今回は私自信がもっとも思い入れのある仮面ライダー……555とのクロス・オーバー作品となっております。(19年前の仮面ライダー)
それでは本編へどぞ(っ´∀`)っ
第1話:緑谷出久は死を迎える
世界の約8割が何らかの特異体質を持った《個性》を持つ超常社会……そんな中、脚光を浴びる職業がある。
《ヒーロー》:己の個性を使用し、敵(ヴィラン)を退治する職業である。ここ日本にはヒーローとして最も人気のある《平和の象徴》オールマイトによって秩序が保たれていた。
しかし、世の中は残酷である。8割の内……2割の人間はなんの力も持たない《無個性》なのである。
彼、緑谷出久もその2割の人間にあった。
「諦めた方がいいね。」
オールマイトに憧れ、ヒーローを夢見ていた緑谷出久は5歳の頃、医師にそう言われ運命が変わった。
幼なじみの爆豪勝己ことかっちゃんやそのクラスメートに虐げられ、夢も何もかも否定された。それでも彼はヒーローを夢見てヒーローの登竜門《雄英高校》に進学する事を志した。しかし……。
「無個性のてめぇが俺と同じ土俵に立つな!!」
それを知った爆豪勝己から虐げられ、長年書いてきたヒーローノートを個性である爆破で粉々にされてしまう。
……そして彼を更に絶望に陥れる出来事が起こる。爆豪によって虐げられた学校の帰り、緑谷は偶然にも憧れであるオールマイトと出会う。無個性でもヒーローになれるか?そう問いかけたが……
「夢を見るのも悪くは無い。だが現実も見なくては……ヒーローはいつだって命懸けなんだよ。」
オールマイトにとって……プロヒーローにとっては正しい言葉ではあった……しかしその答えは緑谷を傷つけてしまった。
「そ、そんな……オールマイトまで……ッ!」
「ん?待て!少年!何処へ行く!?少年!」
オールマイトの呼び掛けにも応じず緑谷出久はその場を去った。破れた夢と、ボロボロになったヒーローノートと共に……。
◇◇◇
「はぁ……」
僕は夕暮れの中、トボトボと歩いて溜息を付いた。ヒーローに憧れ、ここまで追い求めてきたのに……無個性でもヒーローになろうと努力したのに。僕の夢は憧れから否定されてしまった。
「どうしたら……いいんだ。これから」
そう呟きながらふと顔を向けた先に立てかけてあった街の広告掲示板にはインターン募集の求人とつい新しく設立された『スマートブレイン社』と呼ばれる会社の情報が乗っていた。
「ヒーローなんて……ヒーローなんて!」
かっちゃんにボロボロにされたノートを握り締めながらそれを床に投げつけた。
「何がヒーローだよ!人の夢を否定して何がヒーローなんだ!僕はどうしたらいいんだ!」
とうとう抑えていた何かが吹っ切れて人が幾分歩いている中、涙目になりながら叫んだ。
「カツマ、どうした?」
すると横断歩道を挟んだ向かい側で信号待ちをしていた親子の会話が耳に入る。そちらにそっと顔を向けると5歳の男の子がオールマイトのぬいぐるみを手にしながら父親であろう男性が笑顔で持ち上げられて抱っこされ、親子共々笑っていた。
「あっ!」
何の錯覚だろうか?何故かその男性と人を助けてあの白い歯を見せ、画面越しで笑うオールマイトが重なって見えたのだ。
「オールマイト……」
そう呟きなぎら信号が青になり、こちらへと近づいてくる親子をチラッと見つめながら自分も横断歩道を渡った。
その時だった・・・。
交差点から曲がってきたトラックが猛スピードで横断歩道まで差し掛かってきた。
「あっ!」
トラックはブレーキが効くのが間に合わないのかそのまま親子の元へ突っ込んで行く。
「ん?う、うわぁぁぁぁぁぁ!!」
それらに振り向いた男性は我が子を抱えたまま迫って来る死の車に恐怖の顔を浮かべた。
「危ない!!」
『考えるよりも身体が動いていた』……。
僕は鞄を投げ出して迫ってきたトラックの前に出るとそのまま親子を突き飛ばした。
そして……僕が最期に感じ取ったのはトラックのブレーキ音とドンとという大きな音、身体中に感じた強い衝撃だった。
「ぐっ!」
そのまま道路の先まで転がった僕はそこで意識が途絶えてしまうのだった。
人混みに紛れてこちらを見つめる者の存在に気づかずに……。
◇◇◇
オールマイトは痩せに骸骨の姿になった状態で誰かの後を追っていた。
「あの少年……何処に行った!」
息を切らしながら街中を見渡すも彼の追っている者の姿はない。あの少年を早く見つけて言わねばならない。
言いすぎた……君を試しただけだ!……と。
「ん?」
すると横断歩道の辺りで人混みとパトライトを回しているパトカーが数台止まっていた。
「何があったんだ?」
彼の職業柄、パトカーと野次馬の集まり程怪しいものはない。急いで現場に向かうと最後尾にいた野次馬の男性に声を掛ける。
「すまない!何があったんだ?」
「うわっ!?ビックリした!?お前どうしたんだ?ゲッソリしてるぞ?」
「色々訳ありなんだよ。私の事より此処で何があったんだ?」
少し焦った様子で男性に尋ねる。
「事故だよ。トラックが親子の前に迫ってきたらしくてな。」
「な、何!?」
野次馬の男性の言葉にオールマイトは目を見開く。
「それで!親子は!?」
「お前、どうしてそんなに必死なんだよ……。親子は無事みたいよ?ただ……。」
男性はオールマイトにそう言うと凄く言いずらさそうな顔をしながら更に続ける。
「その親子を庇った中学生の子は……即死だったそうだよ。」
それを聞いてオールマイトは血の気が引いた。見たところ救急車の姿は無く、その少年は既に運ばれたものと思われる。野次馬の先には警察から事情を聞かされているトラックの運転手と大声で泣きわめく子供をあやす父親の男性の姿があった。
そして彼は察してしまう。
その少年こそ先程自分が夢を否定してしまった彼なのだろう……と。
◇◇◇
ヒーローの登竜門……雄英高校。街の外れにある山の上に造られたヒーローの為の最高峰の高校である。
その雄英高校の山の麓に一際高い高層ビルが建っている。
ビルの入口には『SmartBrain(スマートブレイン)』と書かれた看板が立っており、その周りを様々な個性を持った警備員が巡回していた。
スマートブレイン社はヒーローのサポート道具を開発する企業でありその売上はトップクラスである。雄英高校のサポート科の生徒達やその他、ヒーローのサポートを志す者達が是が非でも就職したい会社の一つでもあるのだ。
「う、うう……」
緑谷出久は何故かその一室で目を覚ました。
「はっ!」
カバっとベッドから起き上がり辺りを見渡す。そこは病院ではなく高級マンションの一室の様にも見えた。
天井には赤いシーリングファンが音を立てて回っており、大きな窓からは憧れている雄英高校を一望できる景色が見渡せた。
そして目の前にある壁には英語で『SmartBrain』と書かれたロゴがめり込まれてあり、彼はようやくここがスマートブレイン社の社内であると察した。
「スマートブレイン?なんで僕がこんな所に……ここは何処なんだ?それに……」
身体を見て更に訳が分からなくなる。今の自分は何故か裸だった。
「それは貴方が特別だからですよ〜♪」
女性の声が玄関方で聞こえた。
緑谷はそちらに振り返り呆然とする。
そこにはまるで青を基調としたCAの様な服を着た女性がニコリと笑みを浮かべて立っているのだった。
バハムートの作品とは打って代わり555シリーズは当時の仮面ライダーのシナリオらしく若干シリアスな場面も描いて行きたいなと思います。
※その為、本作の緑谷出久は若干闇堕ちしてます。
本作における設定
スマートブレイン社:本作では原作555と同様、ライダーズギアを制作した会社として登場。(その為、555、カイザ、デルタが登場しますがライオトルーパー、映画に登場した仮面ライダーを混ぜると訳が分からなくなりそうなので省いてます。※でもオーガは出したい)
設定:ヒーローのサポートグッズを作成する企業で雄英高校のサポート科は勿論、全国のヒーローサポート科が一番就職したい企業に選んでいる大手企業でもある。(尚、雄英高校ともちょっとした繋がりがある。)
※尚、555の人物も出すとやはりごっちゃになるので本作では未登場(ただしスマブレの社長、スマートレディはオリキャラとして出演。(キャラは全く違うので別の人と言う扱い。))予めご了承を
オルフェノク:世界にわずかしかいないとされている人類の新たな進化の一つとされる人種。『新人類』と呼ばれることもある。原作同様、怪人の姿になれる(設定も殆ど原作と同じ)。ただし、覚醒条件は無個性の人が亡くなった際に約1割の確率でなれるという極めて稀な条件下でしかなれない。※ただし個性を持っていた人間でもオルフェノクになりうる可能性がある。(その場合、生前の個性を失って覚醒する)
555原作キャラを除くスネークオルフェノク枠が誰がいいか?(555のあのライダーに変身予定)
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ヴィラン連合から:トゥワイス
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他ライダーの蛇キャラ:浅倉威
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雄英生から:心操人使
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その他