緑谷出久の555アカデミア   作:ジャック・オー・ワンタン

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続きです!

感想コメントが増えててビックリしました!(しかも考察してくれてる。)
ありがとうございます。考察コメントも募集しますんで良ければ投稿して下さい。
皆さんどんなライダーにデク君が変身するのか楽しみですよね?

作者的には……あれとあれかな?




第2話:緑谷出久は仮面ライダーになる

僕はこちらを見つめる謎の女性を見つめる。綺麗な顔立ちをした青い服の女性はこちらへ歩み寄る度に青い蝶々が彼女の前を優雅に羽ばたいていた。

 

あの蝶……見たことない色をしてるな?あの人の個性だろうか?

 

「ハーイ♪目が覚めた?」

「は、はい……。」

 

こちらに顔を向けてくる女性にドキリとしながらもそう答える。

 

「あの……ここは何処ですか?それと……僕は死んだはずじゃ……。」

「あー、あの時の事故ですよねー?フフッ、大丈夫です。貴方は死にましたけど♪寧ろそんなんじゃ死なない身体になってますので。」

「……は?」

 

女性の言うことに僕は空いた口が塞がらない。自分が死んだのは間違いないだろう……ただし彼女の表現は『死んだけど蘇ってトラックにぶつかっても死なない身体になった』とも捉えられる。

 

「貴方、生前は無個性でしたよね?」

「そう……ですけど。」

「それで貴方は目が覚めた……凄いって思いませんか♪」

 

何を言ってるのか分からない。第一この女性は時折クスクス笑ったりしながら話しているので意図も掴めないのだ。

 

「貴方は無個性の中でもその1割に相当する個性を持つ者より優れた人種に進化したんです。」

「優れた人種?」

「はい♪そうですねー♪私達は『オルフェノク』って呼んでます。」

「オルフェノク?」

 

聞いた事がない種族の名前に眉を寄せた。何なのだろうか?オルフェノクとは。

 

「オルフェノクは無個性の人間が何かしらの影響で死んだ時、稀に蘇った人の事を言うんです。」

「それが……僕ってこと?」

「そう言うこと♪だから怪我とかしてないでしょ?ねっ♪」

 

女性にそう言われ僕は裸になった己の身体を見る。言われてみると目立った外傷はなく何処か痛むといった感覚はない。それにあの事故からほんの数時間しか経っておらず、長い間眠っていた訳では無さそうだ。

 

「おめでとう♪貴方は優れた人種に生まれ変わったの。」

「優れた人種に?」

「個性とか無個性とか関係ない。貴方には秘めた力が備わったの♪」

 

何故かミステリアスな彼女を信じて疑わない自分がいた。僕が個性を持った人よりも優れた人種……だから蘇った。

 

「貴方、何か夢とかありました?」

「ヒーローに……なりたかった。」

「無個性じゃ無理ですよ♪」

「……うん、でも今の僕ならなれますか?」

「私にそれを聞かないで下さい♪でも……お手伝いは出来ます♪」

 

女性はそう言うと立ち上がり、自分の胸に手を当てて自己紹介する。

 

「私はスマートレディ……迷えるオルフェノクの味方です♪」

「スマートレディ?」

 

スマートレディと名乗った青い蝶を纏う彼女を見つめる。

 

「そんな迷える貴方に……これを差し上げます。」

 

スマートレディは何処からか持ってきたのかスマートブレイン社のロゴが描かれた3つのアタッシュケースを僕の前に置いた。

 

アタッシュケースを見て僕は眉を寄せる。なんだろうか?これは。

 

「ヒーローでもヴィランでもヴィジランテでもない……。新たな可能性の一つ……それが『仮面ライダー』です。」

「仮面……ライダー?」

 

スマートレディはそう言うと3つのアタッシュケースを開ける。そこに入っていたのはΔ、Χ、そしてΦの文字が描かれたベルトと端末だった。

 

「迷えるオルフェノク……緑谷出久さん♪貴方はこれからこの3つのベルトを使い、新たなヒーローの確執『仮面ライダー』になって下さい。これに資格なんて要らない。貴方がオルフェノクであること…ただそれだけでいいんです♪」

 

僕は息を呑んで3つのベルトの内の一つ……Φの文字が描かれたベルトをケースから取り出す。

 

ヒーローになれなくともそれに近くヴィジランテとはまた似て非なるものに……。

 

「ありがとう、スマートレディ…やってみるよ!」

「うふふ♪その意気でーす♪それじゃ!」

 

スマートレディは満足そうに笑みを浮かべ、玄関のドアノブに手をかけると僕の方へ振り向いた。

 

「この部屋は自由に使って下さい。あと、施設の許可証も置いておきますね。」

 

そう言ってニコリと笑うと玄関のドアを開けてバタンと部屋を退出していった。

 

一人になった僕はベッドから起き上がり、全裸のまま雄英高校が一望できる窓の景色を見渡す。

 

そうだ……僕は憧れていたヒーローの夢を尊敬していた筈のオールマイトに否定され、かっちゃんにもそれを拒絶された……。

 

「どうせ……ヒーローの夢が叶わないのなら。」

 

何かが吹っ切れたかのように拳を握り締め、手にしていたΦのベルト……『ファイズドライバー』を見つめ、徐々に夜になっていく景色を背に僕は決意した。

 

恐らく今、家に帰ってもお母さんはパニックになるはずだ。本当は生きていたと知れば喜ぶかもしれない……でも。

 

「母さん……ごめん。」

 

届かぬ謝罪の言葉を漏らし、今までの何もかもを捨てる覚悟を決めた。ヒーローに復讐し、そしてヒーローよりも人を助ける存在……『仮面ライダー』になる事を。

 

言い忘れていたけどこれは僕が最高のヒーロー……いや、至高のヒーロー…仮面ライダーになる話である。




と……言うことでまさかの全部だったという流れです(……嘘やん)
ただデク君が何故ファイズ、カイザ、デルタを全て受け取ったかの理由は次回(というか2話連続で出すので次回ではない。)明らかになります。

本作のデク君の設定に関しては次の話で注目してください。
そして、1話限りでしたがアンケートも終了します。

まぁ、結果を見て分かるようにやはりウルフオルフェノクがダントツでしたね!
没となったホースオルフェノクに関しては別の手口で登場させる予定です。

一体誰がホースオルフェノクとして出てくるのか?(ぶっちゃけるともうそこまで話を描いているんですが……あの子かなぁ?)

↓スマートレディの設定です。(殆どオリキャラ)

スマートレディ(本名:蝶野舞(ちょうの まい))
肩書き:スマートブレイン社社長秘書

※ファイズからの出演
個性:ブルーバタフライ(オリジナル設定)
青い蝶を召喚して自分の周りに羽ばたかせる。その優雅で美しい蝶の舞で相手を惑わせたりできる。また、自分自身の体を蝶に変えて移動したり攻撃を躱したりすることも可能。

設定:スマートブレイン社の秘書にして現段階で登場しているライダー勢力の中では珍しくオルフェノクではない個性持ちの普通の人間。語尾に「♪」が付く事が多い。尚、容姿は原作と同じだが顔つきはヒロアカ原作でいうねじれちゃんに似ている(これは作者の趣味)
(緑谷曰くブレない人)

掴みどころのない性格は原作通りでオルフェノクに覚醒した緑谷出久にライダーズギアを託したりするなどのサポートを担っている。

また、ヴィラン連合やヒーロー側の動向の情報を勝手に持ってきて報告するなど諜報能力に長けている。

555原作キャラを除くスネークオルフェノク枠が誰がいいか?(555のあのライダーに変身予定)

  • ヴィラン連合から:トゥワイス
  • 他ライダーの蛇キャラ:浅倉威
  • 雄英生から:心操人使
  • その他
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