思ったけどヒロアカって個性の持ってる人が多くて無個性少ないですよねぇ?(当たり前だよ。)
緑谷出久の死から約半年が明けた頃……。当時、彼の死は新聞の記事にて『親子を救った若きヒーロー』と称され、野次馬にいたとされるオールマイトも彼の勇気ある行動を賞賛すると共にその死を惜しんだ。
しかし、この事件で謎に包まれていることがある……それは救急車に運ばれた緑谷出久の遺体が遺族の元にも届かず行方不明……というものだった。
警察やヒーローが救急車の車輌と運ばれた病院、目撃情報を調べてみたが手かがりが何一つ掴めず迷宮入りしてしまった。
この一件から一部の人達からは『実は生きているんじゃないか?』と噂されるようにもなった。
そんな事件も冷めてきた頃……一人息子を亡くした上にその亡骸も届かなった。母、緑谷引子は哀しみに暮れる中、近所に住む爆豪一家に見送られて実家へ帰ったという。緑谷出久の幼なじみであり彼を罵倒しつつも本当は無個性なりに頑張っていた彼を認めつつあったかっちゃんこと爆豪勝己は一際暗い顔をしていたそうだ。
それから少し経った現在……爆豪勝己は無事、雄英高校を合格し、入学当初から名を馳せていた。
一方で……世間ではヴィランと悪事を続けてきたヒーローの存在が明るみになると同時に彼らが灰となって消えるという事件が多発していた。
◇◇◇
「……これでどうだ?」
静まり返った深夜の街角……そこで行われていたのは数人のヴィランがいるにも関わらず捕縛せず寧ろ友好的な立場として振舞っていたヒーローの姿だった。
ヒーローは不敵な笑みを浮かべて札束を差し出してきたヴィランからそれを受け取って懐にしまった。
「今日はやけに遅かったな?」
「そう言わんでくれよヒーローさんよぉ……最近物騒じゃないの?人が灰になって死ぬって話がよ。」
「そうだな……まぁ、我々ヒーローには関係のない事だ。それに君らを見逃す代わりにこうして金も貰っている。私としては君らとの取引も終わらせたくないのでね。」
「頼みますよぉヒーローさん。」
「ええ、勿論……。」
彼らはそうやり取りするとニヤリと笑みを浮かべて笑った。
「……待て!」
するとヒーローの背後から足音と声が聞こえる。
「ん?」
彼らがそちらを振り向くとそこには緑がかった黒髪をしたそばかすの少年が立っていた。身につけているポロシャツには『仮面』と文字が書かれており、所々穴の空いたジーンズを履いていた。その腰には鉄製のベルトを巻いており、一見可愛さが勝ってしまう顔はムッとした表情でこちらを睨んでいた。
「おやおや?どうしたのかね?君……夜は危ないから早く家に帰りなさい。」
「じゃあ何故、ヴィランを倒さない?」
少年の言葉にヒーローは一度戸惑うと後ろにいるヴィランを気にしながら笑みを作る。
「うん?あぁ〜!いやぁー私としたことが……ヴィランとただのチンピラを間違えただけでね。注意していたんだよ。」
ヒーローの言葉に彼の背後にいたヴィラン達はケラケラと笑った。
……嘘だ!お前はアイツらとグルのくせに!お前みたいな奴らがいるからヒーローは信用出来ない!そう……平和の象徴と謳われ、他人の夢を否定したオールマイトの様に!
そう心で叫んだ少年……緑谷出久はヒーローを睨んだまま立ち尽くしていた。
「な、なんだ!怪しくないだろ……早く帰れ!」
じっと睨まれたヒーローは焦りを見せる。
「黙れよ……!ヒーローの化けの皮を被った偽善者が喋るな!」
緑谷は顔を上げるとポケットからΦの文字が描かれた端末を取り出すとそれをカチャッと開いた。
「な、何する気だ!」
「くそっ……警察を呼ぶ気か!おい騙したな!お前!」
「ち、違う!それよりあのガキを止めろ!」
個性を発動したヒーローとヴィランは緑谷に攻撃を仕掛けようとする。しかし、それより先に彼は行動を起こしていた。
『555 standing by!』
携帯……ファイズフォンの555のキーを入力し、大きなサイレン音を流すとそれを高らかに掲げた。
「変身!」
ベルトの正面に折りたたんだファイズフォンをファイズドライバーに装填し、90度横に倒した。
『Complete』
緑谷を認証したベルト……ライダーズギアは彼を赤い光に包み込ませ、辺りを照らす。
「うわっ!?」
「な、なんだ!?」
赤い光に怯んだヒーローとヴィランは光の中の彼の姿を見つめ、光から解かれて現れた姿に一同は目を見開いた。
Φの文字を模した頭部に黒を基調としたスーツ……ソルフォームに胸にはシルバーのアーマを纏い、全身を走るエネルギー流動体……赤色のフォトンストリームが身体を流れた姿がそこにあった。
緑谷出久……仮面ライダーファイズは身構えて、ヒーローとヴィランを見つめる。
「なんだ!?コイツは!」
「くっ!この誇り高きヒーローである私に立ちはだかるとは……容赦はしない!」
一体……誰がヒーローでヴィランなのか分からない。ただ一つ言えることは目の前にいるヒーローは少なくとも善を語ってきた悪であるということだ。
「はぁぁっ!」
ファイズはそのまま拳を振り上げてヒーローに殴りかかる。
「くそっ!……これでも喰らうがいい!」
ヒーローも負けじと己の個性である草のムチを指から放ってファイズの首と左腕を拘束する。
「ぐっ!」
動きを封じられ、巻かれた鞭を引きながらファイズは抵抗する。
「はっはっはっはっ!貴様……ヴィジランテか何かか?私を偽善者を言っていたが……そんな貴様こそ偽善者なのだよ!」
ヒーローはそう言うとファイズをそのまま持ち上げ、巧みに鞭を扱い彼を地面に叩きつける。
「ぐわっ!」
攻撃を受け解放されたファイズは道路まで転がるも直ぐに立ちあがり、迫って来るヒーローを見つめる。
「これで終わらせてやる!」
ヒーローは不敵な笑みを浮かべ、両手から鞭を展開すると再び襲いかかってくる。
しかし、ファイズは瞬時にファイズフォンにあるΦのエンブレム……ミッションメモリーを右腰にあるデジタルトーチライト型の機器に装填し、右脚に取り付けるとベルトにあるファイズフォンを開きEnterキーを押す。
『READY』
「はあっ!」
音声が流れ、赤いフォトンストリームが脚に密集し、脚に取り付けられたファイズポインターから円錐状の赤いマーカーを放つと、ヒーローの腹部を捉えた。
「何っ!?なんだこれは!?か……身体が動かないだと!?それに……個性まで!?」
マーカーを付けられたヒーローは動きを封じられると同時に個性までも解除されてしまう。路地裏で傍観していたヴィランは青ざめた顔をすると仲間であるはずのヒーローを見捨てて一目散に逃げ出した。
「お前は偽善者だ!だから……ここで僕が倒す。……灰となって失せろ!」
『EXCEED CHARGE』
そう言って飛び上がるとマーカーを付けられたヒーロー目掛けて強烈なドロップキック……『クリムゾンスマッシュ』をお見舞いする。
「SMASH!!!」
「うわぁぁぁぁ!」
彼の渾身の蹴りはそのままヒーローを貫いた後……瞬間移動をして地面に着地する。
「ぐわぁ……ああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ヒーローは悲痛な叫びを上げるとそのまま灰となって崩れ落ち、彼のいた場所に赤いΦの文字が浮かび上がるのだった。
ファイズはそのまま立ち上がると、灰となったヒーローに振り返るとそのまま背後にあった原付バイクに乗り込むのだった。
出てきたヒーローはオリキャラです。
後、デク君の死亡をここであっさり流したのはかっちゃんとオールマイトの心境も後で描いていきたいと思っており、今は敢えてあくまでも新聞のほんの一部だけに書かれてた程度と思っててください。(遺体が消えてる時点で大事件ですけどご都合主義展開ですので悪しからず)
そしてお待たせしました。
主人公デク君の設定です。↓
緑谷出久/仮面ライダーファイズ/ウルフオルフェノク
変身するライダー(現段階):ファイズ
本作での設定:原作通りかっちゃんに虐められ、オールマイトにヒーローの夢を否定された。その直後にトラックに轢かれそうになった親子を助け人としての生を終えたがオルフェノクに覚醒。
目が覚めるとスマートブレイン社に保護という名目で施設を提供され、この時にオルフェノクの存在と自身がそれに覚醒したと知る。
そして託された3つのベルトと共に全てを捨てる覚悟を決め、ヒーローでもヴィランでもヴィジランテでもない第四の均衡……『仮面ライダー』として戦う事を決意する。
スマートブレイン社に自室を持っておりそこで生活するようになる。
能力:原作と変わらないがオールマイトにワンフォーオールを託されていない為、特訓は行っていない。しかし……オルフェノクに覚醒した為、原作と同等の身体能力を得ているが、オルフェノクの姿よりもライダーの姿に依存している為、ライダーとしては後々登場するメンバーの中では一番強い。
現段階ではベルトのテスターである為、3つ全てのベルトの変身者である。
(どのベルトの正式な装着者になるかは未定)
555原作キャラを除くスネークオルフェノク枠が誰がいいか?(555のあのライダーに変身予定)
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ヴィラン連合から:トゥワイス
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他ライダーの蛇キャラ:浅倉威
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雄英生から:心操人使
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その他