仕事が忙しくて……。
これからもしばらく時間がなく更新が遅くなりますが、完結まで書くつもりなのでお付き合い下さい。
それでは、かなり短いですがお楽しみください。
バーク村に着いた3人。
彼女らを迎えたのは、がっしりとした体付きの中年男性とそれ以上にガックリした体つきの若者の2人だった。
2人ともおおよそ武器と呼べるものは何も持たず、勇者の到着を待っていた。
3人を見かけた2人の男性は、ノエルを崇めるように片膝をつき、頭を垂れる。
「ようこそいらっしゃいました勇者様!我々バーク村一同、心よりお待ちしておりました!私はウッド、この村で村長をしております!」
「ギギと申します!勇者様が無事に着かれましたこと、心より喜び申し上げます!」
「あー、村長、ギギ。頭を上げてくれ。勇者様が困惑している」
「これは失礼しました!賢者様より勇者様が来ると告げられてより、楽しみにしすぎて眠れませんでな!テンションが上がっております!」
「みたいだな。俺はローウェン。勇者様の従者をさせて頂いている。隣にいらっしゃるのが勇者様だ。その隣のはユイ。縁あって我々と旅をしている」
「の、ノエルです!よろしくお願いします!」
「……ユイ」
2人が挨拶をすると、ウッドは朗らかな笑みを浮かべた。
ギギはローウェンが名乗った瞬間に固まり、冷や汗を流している。
「早速だが、賢者様のお目にかかりたい。案内してもらえるか?」
「は、もちろんでございます。賢者様はただいまあちらの宿に泊まって下さっておりまして。ほらギギ。固まってないで案内しなさい」
「は、はっ!それでは勇者様!ローウェン殿!ユイ殿!着いてきてください!」
ギギは上擦った声で叫ぶように言うと、ぎこちなく歩き出した。ウッドを含めた4人は不思議そうにギギを見ながら、後ろを着いて行った。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
先頭を歩きノエルたちを案内するギギ。
彼はひと目でわかるほど緊張していた。
その原因はかの伝説の勇者に会えたから―ではなく、その隣のローウェンである。
(やっべぇ本物のローウェン様だ!)
王国を守護する世界最強の騎士団である王国騎士団。僅か数十人で形成されたその騎士団は、所属する一人一人が一騎当千の英雄である。平民の出であるにもかかわらず所属するだけで末代まで誇れる名誉を誇る騎士団の副団長を務め、魔王軍最強の魔物軍と恐れられていた『百龍魔団』の魔団長『幻魔龍デモルト』を単騎で倒した名実共に地上最強の騎士、ローウェン。
王国にローウェンありとまで謳われた本物の英雄が、目の前にいるのである。
風の噂で処刑されたと聞いていたが、対峙するだけで感じるこの圧倒的な存在感は本物に間違いなかった。
(サイン貰えるかな…)
ギギは今年で16歳。
ローウェンに憧れて体を鍛え、騎士になろうとするも母親が病に倒れ、その面倒を見るために村に残り亡き父に代わり畑仕事をこなして寝たきりの母とまだ幼い2人の妹の面倒を見ている良き青年である。
彼は幼き頃からの憧れであるローウェンを見て、アガりまくっていた。
「こ、こっちを右です―ふべッ!?」
「―っと。大丈夫か?」
「―ッ!!?す、すみませんありがとうございます申し訳ないですすみませんッ!!」
「あ、ああ。…なあ村長、彼は体調でも悪いのか?何やら落ち着かない様子だが……」
「い、いえ。今朝も元気だったんですが……何が悪いものでも食べたんですかね?」
緊張しすぎて自分の足に躓くギギ。
転びそうなところをローウェンが助けると、ギギはさらにアガってしまい早口でお礼を言うと即座に距離を取った。
ローウェンに近づくと尊すぎて死ぬ。
ギギは本能で悟った。
もちろんただの妄想である。
そんなギギの様子に不思議に思いながら小声でウッドに彼の様子がおかしいとローウェンは言うが、ウッドもこんな様子のギギは見たことも無く、どうしたのだろうと首を傾げた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「こ、こちらになります!」
ガッチガチに緊張しているギギに連れられて宿屋に着いた3人。
ノエル達は今度は村長に着いていき、宿の最も良い部屋―最上階の角部屋に着いた。
金やら宝石やらをゴテゴテとつけた重そうな扉をウッドがノックする。
「はーい、どうぞー」
中からは気だるそうな少女の声が聞こえた。
ウッドは戸を開き3人を部屋に入れると、部屋の鍵をローウェンに渡し部屋から出ていった。
部屋には金髪に
少女は胡乱げにノエル、ユイを見て、ローウェンを目に入れたところでぎょっとする。
「あ、アンタ変な格好ね…」
「そうか?結構似合ってるの思うんだが…」
「フルアーマーにバケツヘルムは控えめに言って変態だと思うわよ。あん時も思ったけど、やっぱり変ね」
「そ、そうか」
ローウェンはちょっと傷ついた。
金髪青眼の少女はコホンと咳払いをすると、立ち上がって左手の甲を見せた。
「よっと。じゃあ自己紹介ね。私はニーナ・アズール。『賢者』ニーナよ」
ドヤ顔で決めるニーナの左手には、爛々と青く輝く『賢者』の紋章が刻まれていた。
ご覧頂きありがとうございました。
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返信はできるか分かりませんが、できる限り致しますのでよろしくお願いします。
作品の路線を見失ったため、書き直してもよろしいでしょうか。
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いいよ!(ほのぼの系に書き直し)
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ダメです(R-15のまま続行)
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えぐめマシマシで(R-18Gへ路線変更)
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別作品としてほのぼのを書けば?
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別作品としてR-18Gを書いて♡