戦姫絶唱シンフォギア 仮面の悪魔   作:狼ルプス

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影の予兆

 

 

カタカタカタカタカタカタカタカタ…

 

 

 

「………」

 

 

 

 

天羽奏と風鳴翼と協力関係になって数ヶ月、キーボードの打つ音が聞こえる中、自宅の研究室にてコードをいくつも繋いでおりキーボードを打ち込む紅輝、その手先はは凄まじく、何時間も掛かりそうな数式や文字を数秒で終わらせる程だ。

 

 

 

 

 

「…中々上手くいかないな…」

 

パソコンのキーボードから手を離して、軽く伸びをする。時計を見ると午後を既に過ぎていた。

 

 

 

 

「もう昼過ぎか…ちょっと休憩するか」

 

 

椅子から立ち上がり画面はそのままにして研究室から退室する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パソコンの画面には英語で【Two Sidriver】と表示されており、図面らしきものには互いに背きあった横顔の意匠のあるドライバーに、剣と銃の設計図が写っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……くそっ、作業に集中してたから平気だったが…まだ口の中がヒリヒリする…」

 

紅輝は軽めにカロリーメイトを食べお昼を済ませている。最近紅輝はよく口の中がヒリヒリしており朝起きると辛い食べ物や菓子のゴミが散らかっていたのだ。つい最近作ったカレーはめちゃくちゃ辛くなっていて身に覚えのないものに気味が悪くて仕方なかった。

 

 

「(俺…辛いの苦手なのに…神様は俺の中に悪魔はいるとは言っていなかったが…いや、だからこそあれを作ろうとしているんだろうな…)」

 

紅輝はなんとなく正体を察していたが、いつも通り過ごす紅輝。食べ終わり歯磨きをする為洗面所に足を運ぶ。

 

鏡を見ながら丁寧に歯を磨き…満足するとコップに入っていた水を一口飲み、数秒すすぎ吐き出す。

 

 

「ふぅ…」

 

紅輝は鏡を見つめる。鏡は自身を写し出していた。

 

 

「なぁ…お前はなんだ?悪魔なのか?それとも…」

 

鏡に手を添えながら問うが鏡に写る自分は当然答えない。

 

 

「…答えるわけないか。なにやってるんだろ俺は……」

 

 

 

 

 

 

 

紅輝は顔を洗うために顔を下ろした瞬間、鏡の中が黒く染まり、映し出されたのは上下黒衣装に身を包み込み、不気味な笑みを浮かべている紅輝がいた。

 

 

「……?」

 

紅輝は何かを感じ顔をあげ鏡を見つめるが…鏡に写るのは濡れた顔の紅輝だった。

 

 

「……気のせいか」

 

タオルで顔を拭き洗面所を後にしリビングに行くとテレビをつけソファに座り込む。

 

今の時間午後のニュースをやっておりニュースの内容は【ツヴァイウィング】ライブの開催が決定のニュースが流れていた。

 

 

「ライブ…ね、そういえばあの二人は歌手だったな。いつも戦場でし見ないから想像出来んな」

 

転生当初の紅輝は奏と翼が有名人だとは知らなかった。戦場での二人の姿しか見てない故の事だったが、最近では紅輝は二人の曲を暇な時間はよく聴いている。

 

 

 

 

 

♪〜♪〜

 

 

 

 

「っ!ノイズか…」

 

 

テレビを見てくつろいでいたら、ガンデフォンからノイズの出現の知らせで位置を確認した紅輝は直ぐにノイズの出現場所にバイクで向かう。

 

 

 

紅輝は1人で、時には二人の歌姫と協力し、ノイズを撃退し続けていた、

 

 

 

 

 

 

 

そして今現在、紅輝はある廃工場の前にきていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「見つけた…」

 

 

 

廃工場の中に入ると、そこには大漁のノイズがいた。ノイズがいることを確認した紅輝は、デモンズドライバーを装着し、スパイダーバイスタンプを起動する。

 

 

 

 

スパイダー!

 

バイスタンプを、ドライバーの上部にあるデモンズレッドパッドに押印する。

 

 

Deal…

 

  

 

「変身」

 

 

Decide Up!

 

 

 

(仮面)Rider.

 

 

 

Demons!!

 

 

 

 

 

 

 

「(今回は立ち入り禁止ないの場所の出現…やはり妙だな)」

 

 変身が完了した紅輝はオーインバスター50を斧の持ち手を握り、ノイズの大軍に突っ込んだ。

 

 

 

 

 

一方その頃、ある組織では……。

 

「司令‼ノイズが現れたポイントに、別の反応を確認‼」

 

「別の反応……デモンズか!」

 

「はい‼パターンも一致、デモンズです‼」

 

「奏‼翼‼お前たちが向かっているポイントで、デモンズがノイズと既に戦闘している‼」

 

『ホントか‼相変わらず速ぇな!!』

 

「毎度の事だが、現場に着いたらデモンズと共に協力してノイズを倒せ!!」

 

『了解です、叔父様‼』

 

『任せときな‼』

 

奏と翼と通信を終え、再び画面に目を向けるのは、風鳴弦十郎……組織の司令官である。

そこに、異端技術、聖遺物を動作させる櫻井理論を提唱する天才研究員で、聖遺物に加えて本部及び防衛システムの管理や、シンフォギア適合者達のメディカルチェックなど、この場の組織の主要技術を一手に担当している女性、櫻井了子が、弦十郎に話しかけてきた。

 

「本当に何者なのかしらね?デモンズって?」

 

「分からん。だが此方に敵意がないのは確かだろう。ここまで何度も二人と協力してノイズを倒しているが…敵側に回らない事を祈るしかあるまい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は戻り廃工場

 

「ふん‼」

 

紅輝は、オーインバスター50(斧)で次々とノイズを蹴散らしていく。だが、ノイズは消えるどころか、増える一方であった。

 

「……数は相変わらずだな。だったら、これならどうだ?」

 

 

カマキリ!

 

 

 

オレンジ色のカマキリの載ったバイスタンプ起動しオーインバスターのオーインジェクターに押印する

 

 

スタンプバイ!

 

オーインジェクターに押印した後、カマキリバイスタンプをスロットに装身させる。

 

 

必殺承認!

 

 

 

ヒア・ウィー・ゴー!ヒア・ウィー・ゴー!

 

オーインバスター50の刃からオレンジ色のエネルギーを纏い、紅輝はトリガーを引く。

 

 

 

カマキリ!

 

スタンピングスラッシュ!

 

 

 

オーインバスター50を横薙ぎに振るうとカマキリの鎌のような斬撃が無数放たれ、ノイズ達らは輪切りにされながら倒れていく。

 

この一撃でかなりの数が減ったが、ノイズはまだ残っている。

 

 紅輝は攻撃の手を緩めず、オーインバスター50の持ち手を変え、ガンデフォンを銃モードにし、次々とノイズを撃ち抜いていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一気に終わらせる!」

 

 

Add…

 

 

モグラ!

 

 

 Dominate Up!

 

モグラ!ゲノミクス!!

 

 

紅輝はモグラバイスタンプでデモンディグゾンを纏うが、すぐさまデモンズノックを二回押し込むその際、デモンディグゾンは一時離れる。

 

 

 

More…

 

待機音が流れ出し、大型ノイズを見据えながら紅輝はデモンズノックを押し込む。

 

 

 

モグラ!

 

デモンズレクイエム!

 

 

「うおぉぉぉっ!!」

 

武装しているデモンディグゾンを高速回転させ、緑と赤の竜巻を纏った状態で勢いをつけ飛び上がり、大型ノイズの胴体を貫き、大きな風穴が空いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……今ので最後、だな…………ん」

 

大型ノイズは炭化し、他にノイズがいないことを確認する紅輝たが、遠くからバイクのエンジン音が聞こえてきた。

 

 

「後の事は奴等に任せた方がいいか」

 

誰が来たのか察した紅輝は待機させたバイクに乗りその場から去る。その5分後、バイクに乗った奏と翼、車に乗った組織の職員が到着した。

 

 

 

 

 

 

 

 

「って‼デモンズとノイズももいねぇ!!」

 

「…………どうやら、デモンズとノイズもいないところを見ると、彼が全て倒したみたいね。本部、ノイズの反応は?」

 

『ノイズの反応、完全に消失しています』

 

「はぁ…私らが来るまでもなかったな…毎度どうやってノイズの出現を察知してるんだあいつ…」

 

「司令、デモンズの反応はありますか?」

 

『いや、お前たちが来る5分前に反応が消えた。後の事は此方でやっておく。お前たちは戻ってこい』

 

「分かりました」

 

「りょうか~い」

 

弦十郎の指示に従い、後は組織の職員に任せ、奏と翼は本部に戻っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃紅輝は住んでいるマンションの家に戻りすぐさまソファーに横たわる。

 

「ふぅ……流石に料理もする気力もないし、出前でも頼むか」

 

 

 

 

紅輝は早速出前を頼むため食べるものを決め、ピザを食べる事にした。ピザを頼んで1時間して届き、紅輝は一人で全て食べ終えた。

 

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