ミミナナと姉妹になりました、頑張って生きてます 作:興味本位
寧々子は術式を考える
0、
呪いとは
呪力とは
術式とは
私たちが生きていく中での当たり前すぎる
イージー問題
猿には理解できないことも
私たちの中では常識であり
世界の核である
世界は呪いを中心に廻っているのだから
その中の
常識の一つである【術式】について
今日は考えていく
今日もだけど細かい所なので無視してください!
1、
【無下限呪術】
【呪霊操術】
【反転術式】
1つは全てを可能にする最強の力
1つは全てを飲み込み使役する最凶の力
1つは全てを癒せる希少な力
詳細に語れば違うだろうし
正確な例え方ではありえないのだろうが
私がとある3人の呪術師の術式に
ふわふわっと思ったことはこんな感じ
最強と最凶とめちゃくちゃ可愛い硝子さん
バランス可笑しくない?
3人の中でではなく世界と3人の関係がさ
あらためて振り返らなくても私たちの恩人は何者なんだ?
もしかして世界を滅ぼしに来た侵略者とか世界の破壊者か?
いやいやそんなことあるわけ……なくはないね
夏油様が世界滅ぼそうとしてましたね、ごめんなさい世界
でもなんやかんや今は平和そのものですし
人類の春かつ私たちの門出なので一つよろしく
そんな不謹慎全開かつわけわからない思考をなお回転させて
もっと不必要な世界のことを思案した
でもあれだよな
五条悟がすごいのか術式がすごいのか
周りからの評価としてはどちらに軍配があがるんだろ?
そんなことを本人に言えば間違いなく
死に近い何かをされそうだが
ふと気になるのだ
術式について考えだしているただの幼女の戯言だから気にかけないかも知れないが
いや滅茶苦茶いじってきそうだなやっぱり
とにかく世界は、呪術界の在り方は五条悟の登場によって変化したらしい
その理由は単純に【最強】だから
最強の術式【無下限呪術】を
最強の六眼持ちの【五条悟】が
十全に扱っている
あ、じゃあ術式か五条様どっちがすごいの?ではなく
二つが合わさって最強の呪術師が出来てるわけですな
始めの疑問は言ってしまえば愚か者のすることだったな
どちらにしろ、五条悟によって
世界に可能性の上限を天井の存在を超えられない壁を認識させた
呪霊・呪術師・呪詛師
どの立場であろうと
【五条悟=最強】
この方程式を否定することが出来ないのだから
その結果夏油様がやばくなったから諸手を挙げてすごーいとは言いづらいけれども
普通の物語なら次から次へと最強キャラが更新されて
過去キャラはインフレの波にさらわれてしまうはずなんだけど
五条悟は最初から最後まで最強の座を降りることはなく
歩みを進めていくのだった!
最終的には敵の全力の搦手で舞台からのけ者にされてしまうわけだが
この世界だとどうなるのかな?
やばいいろいろ考えなければいけないことが多すぎる!!
ひとまず現実逃避をして五条様の続きを考える
うん、やっぱりあの人怖いよな~~~
最強な癖に中身がガキ…成熟してないし
年齢が上がれば現在のヤンキー…喧嘩腰な態度もおとなしくなるのは知っているけど
ザ・大人な感じにはならないんだよね
実際いろんなことを考えているのだろうけど
それは表面に出さないしね
とりあえず五条様のことはここまででいいか
術式のことと紐づけて考えられないわ
参考にならん
天上天下しててください
さてさて
次は我らが夏油様のことを考えよう!!
……夏油様も五条様と別次元で凄いよね
特級呪術師になれる器でありながら
産まれも育ちもなんと一般家庭!!
にもかかわらず
一般人にはあるまじき肉体スペックで
戦闘センスも抜群で
なんとなんと【呪霊操術】の術式持ち!!
そのすごさを簡潔に言うと
夏油様一人で世界と戦争することも可能なのだ
……凄いなこの術式
そしてそして夏油様には可愛い三つ子の彼女候補もいる訳よ!!
すいません、最後のは嘘です調子乗りました、はい
こう漠然と列挙してみると
さては夏油様も主人公だなコレ
一般家庭に育った主人公が
ひょんなことから呪術界に足を踏み入れてしまい
最強の相方と共に成長していき巨悪を倒す
友情・努力・勝利をモットーにした
青春物語が始まってきそうではないか
現実はもっともっと湿度高かったけどね
しっとりと数多の読者が絶望して枕を濡らしましたけどね
さて実際のところ夏油様の術式はどこから来たのかな
突然変異?はたまた親がそういった素養があったのか?
今度聞いてみてもいいかも知れないな
産まれとかではなく運命であるとか言えば簡単かも知れないけど
ちょっと小骨が喉に残ってしまう
私のだってまさにそうなのだから
「術式……私の呪い」
いい加減本筋に戻ろう
私がこんな風に思考を回転させているのには訳がある
「…術式の名前考えないとな」
わたし自身の理解を始める必要があるからだ
2、
「つまり術式を開示することによって、自身の能力の底上げ向上させることが出来るんだ。もっとも同時に自身の能力そのものを相手にバラしてしまうため、リスク自体も何倍も高めてしまうことになるから術式を開示することが最良の手段ではもちろんない」
教壇に立つ夏油様を見つめながら私たち三人は呪術について一から学んでる
当初は呪術と関係のない世界を勧められたが
それは断固拒否した
理由は各々違うかもしれないが
大きな部分は一緒だと思う
『夏油様と一緒にいたい』
愛の告白か?恥ずかしいな
『か、勘違いしないでよね、別に夏油様のことなんて好きじゃないんだからね!』
とりあえずツンデレでごまかしておこう
バレバレのツンはデレデレの間違いだと思うから誤差みたいものだ
夏油様に向ける私たちの思いは複雑なようで単純だ
命の恩人かつ大好きな対象
私はメタ的な視点を持っているため
そこに母性のような思考が入り込んでしまっているが
それでもなんだろ、一緒にいたいんだ私は
『げ、夏油様のことなんて放っておけないんだからね!』
…ツンデレでごまかせてないかな、どうだろ
ちょっと視点を遠ざければ
生活能力零の子どもだから
生まれたての鳥のように
最初に目に入った夏油様になにも考えずついて行ってるように見えるのかもしれない
それも間違いではないのだろうけど
多分夏油様じゃなかったら今みたいにはなっていない
仮の話、五条様だったり家入さんが助けてくれたら?
もちろん感謝はするし、一生崇めるだろうが
ここまで好意的な感情は持ち合わせてはいなかったと思う
変な言い方だが夏油様の人間性に強く惹かれたのかも?
社会的に言えば私たちは夜蛾先生の保護下に入ったり
孤児院的なものに入るのが健康的だろうけど
口をそろえて『夏油様と一緒にいたいと』
私たちはアヒルのようについて行ってるわけだ
高校生なのに3児の父とか世が世なら村八分だね
私は村八分にあってましてけどね
とか不幸自慢モードに入ってしまいそうになったが
夜蛾先生に私たちの進退を聞かれていた夏油様は
『いえ、私が責任をもって育てます』
なんて日常のように言ってしまうのだから
罪づくりな男である
結果として
またまた私の可愛い妹たちを泣かせたんだから大したもんだ
夏油様なら知っていると思うが
女性の涙は高額すぎて一生かけても払えないのだ
つまり夏油様は一生私たちの側にいることが確定した日でもあったりするわけだ
捻くれた言い方かな?
でも恥ずかしいのでこんな感じで
『べ、別に夏油様と一生一緒にいるんだからね!!』
何も隠されてないね
「そこでみんなには自身の術式について理解を深めてもらおうと思います」
「とは言っても、術式をきちんと扱っていたわけではないし、いままで呪術とは無縁の生活を送っていたからね。その辺りは日々の授業と生活を通して学び知っていきましょう」
「本日はここまで」
夏油様は言葉を切り、私たちは大きな声で挨拶をする
「「「ありがとうございました、夏油様!!!」」」
私たちの合唱に小さく笑いながら
「こちらこそ、ありがとう」
夏油様は楽しそうに未来を見ていた
呪術師の未来をちょっとだけ明るく見てくれたなら
うん、嬉しいな
私の単純な脳みそながら好きな人の幸福は嬉しいモノだ
『……別に好きなんかじゃないんだからね!!』
……馬鹿なことを言ってる前に
術式ね、私の術式、つまり能力かぁ
「呪術師の術式というか、呪詛師の呪いだよなぁ」
まだまだ術式が表面化していないミミナナに
ちょっといい格好をしたい私ではあるのだが
かっこいい術式ではないのだろうコレは
3、
「あの子の術式も、お前らとは違う方向で凶悪だ」
「先生、言葉は少し選んでください」
「事実は事実、虚偽なく伝える必要がある。傑、お前もあの後の村のことは知っているだろう?」
「…えぇ、ほぼ壊滅らしいですね。とはいっても寧々子ちゃんが直接やったわけではないし、ある意味で自業自得ですから、感じるところはなにも」
「はぁ、お前な」
「ため息ついてると幸せを逃しますよ次期学長」
「……教育者として、変な吹っ切れ方をしたお前たちを指導するべきか、どんな形であろうと成長したことを喜ぶべきか」
「そうですかね、いつもと変わりませんよ?」
「非術師は今後守らないと宣言してもか」
「はい、私は私のやりたい道、信じるべき道を決めただけですから」
「ガッデム!!」
夜中の校舎に夜蛾次期学長の叫びが轟いた
役職が上がることにより
今まで以上に責任という名の不透明な重荷を背負わされる
その責任を持ってくる問題児たちがパワーアップして帰って来たのだ
今後の人生も問題児二人に振り回されることが
未来予知せずとも確定したことを夜蛾は理解してしまった
だがそれ以上に驚くべきことも問題児たちは次期学長に伝えた
「全く、そんな考えで教員になれると思っているのか?」
「なれるかどうかじゃなくて、やるんですよ彼女たちのためにも、私の為にも」
「……悟も同じ考えなのか」
「どうですかね、私よりももっとまっすぐな理由だと思います」
「手を差し伸べるだけのヒーローになるのではなく」
「誰もが手を差し出せて、誰もが手を差し伸べられる世界を作るみたいな」
「……少しは大人になったということか」
「変わりませんよなにも、ただ線引きが出来ただけです」
夏油はどこかスッキリとした表情をしながら夜蛾に伝える
現在のスタンスとこれからのスタンス
一種の人間の核を決めたと
誇らしげに恥ずかしげに
呪術界の師であるものに決意表明をした
「なら、お前たちの行動で考えで彼女たちを導いてやれ」
「美々子ちゃん、菜々子ちゃん、寧々子ちゃんは今現在は落ち着いて生活出来ているが」
「今後どうなるかわからん」
「呪術にかかわって生きていく以上、今まで以上に困難な選択、場面に直面することも十二分にありうる」
「それを避けるために、または向き合うために、教え伝え成長させろ」
「それがお前たちに出す、教育者のための一つ目の課題だ」
夜蛾は夏油の言葉を正面から受け止め
どこか安堵していた
落ち行く彼を救えなかった自身の弱さを実感しながらも
今隣で話し笑う夏油の姿に呪術界の光を感じていたのだ
思考は極端になっているのは無視できない問題でもあるが
それ以上に嬉しさも確かにあった
だからこそ彼女たちのことを任せようと決めた
本来であれば夜蛾自身が解決すべき事案であるが
彼女たちのことを考えれば問題児3人にまかせるのがベストだとわかった
夜蛾はまかせたと、夏油に告げその場を去ろうとしたが
「…ふ、ふふふ」
夏油は声が出ないように爆笑していた
「…なんだ」
「い、いやだって、厳つい大人が〇〇ちゃん呼びをしてるのが、面白くて」
締まりが悪い最後になってしまったが
夜蛾はガッデムと怒りながらも
小さく笑っていた
お久しぶりです。
掻きたいな!と考え書きました!!
まだ読んでくれる方がいたら泣いて喜びます。
感想意見等あればぜひ教えてください。
続きはまた気分が乗ったらで
ミミナナネネの戦闘書きたいけど、如何せん術式の設定練ってないし、今回の話で寧々子の術式わかってない!!何の話書いてるんだ私は?