クソマゾ提督の逆襲   作:uncle_kappa

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増援部隊、到着

下郎少将「整列」

 

「敬礼っ」

 

「さっ」

 

星「初めまして。船舶輸送大隊の皆様。私が、新任の【星三郎太】、大佐であります。」

 

「さっ」

 

下郎少将「諸君、今をもって星大佐がひばり大隊の指揮下にはいる。」

 

※※※

 

ざわざわ

 

シルフ「(おいおい、ひよわなメガネかよ。大丈夫か)」

 

星「ひ弱メガネとは私のことですかな?」

 

シルフ「わお!( ゚Д゚)」

 

※※※

 

星「そうですね、確認のために、今日は柔道をします。」

 

※※※

 

星「神前に、礼」

 

ザザッ

 

星「各員に、礼」

 

ザザッ

 

星「柔軟の後、えび開始」

 

※※※

 

星「…では乱取りです。僭越ながらひ弱メガネがご相手しますよ。」

 

シルフ「すみませんでしたッ!」

 

星「いいから来い、じゃなかった、来なさい。(#^ω^)」

 

シルフ「(やばい)」

 

先手を取るシルフ。

手捌きを仕掛ける。二度、三度。

 

しかし大佐は襟を取らせない。

払いが上手いのだ。

 

腰もダメだった。

やむなく足捌きに変えたが、後の後、悪手だった。

 

シルフは、足捌きを逆利用され、飛ばされていた。

 

何時投げられたか。

気づかない。判らないまま、宙を舞っていた。

 

横受け身、そして「一本ッ」の掛け声。

 

…ヤバイッ

 

続く寝技に無対応は、ヤバい。

 

させじとばかりに、バッと跳ねる。

跳ね上がる。

 

そして、手捌き。

 

星「…今のはいい対応でした。」

 

しかし、高速で懐に入られ、鮮やかに一本背負いが決められた。

妖精の完敗だった。

 

またしても。

 

星「いけませんね。ひ弱メガネに負けては。」

 

シルフ「サーせんしたっ。」

 

さらに、またしても。

 

星「一本くらい取りなさい。ひ弱メガネに、はやく勝ちなさい」

 

シルフ「すみませんでした。何卒ご容赦をッ。」

 

星「なんですか」

 

その時、サイレンの音がシゴキの邪魔をした。

 

空襲警報である。

 

※※※

 

下郎少将「空飛大佐ッ、貴様に指揮権を与えるッ。」

 

空飛「私は謹慎の身であります。」

 

下郎少将「非常時であるッ、ひばりを指揮し、直ちに防空対応せよ」

 

空飛「空飛、了解、直ちに防空対応」

 

下郎少将「出撃」

 

※※※

 

うーーーーーー

 

飛行ヒ大隊へ、飛行ヒ大隊へ、迎撃用意。

 

繰り返す

 

飛行ヒ大隊へ、迎撃用意。

 

※※※

 

こちら飛行ヒ大隊、空飛大佐である。

鍾馗01より指揮を執る。

 

各中隊は、整列後、出撃

我に従え。

 

※※※

 

星「飛行ヒ司令部、こちら星中隊、点呼完了。」

 

司令部「出撃ッ。ぐずぐずするなっ」

 

星「了解ッ」

 

星「シルフ君、先導しなさい。君が先任です。」

 

※※※

 

シルフ「了解、鍾馗06、先導にあたります。出撃っ。」

 

星「続けて、我が鍾馗08、出撃するっ。」

 

さらに、鍾馗09、出撃。

 

 

※※※

 

空中点呼である。

各隊の整列、そして点呼。

 

空飛「各隊揃ったな。」

 

シルフ「H01 Ready! 」

ウンディーヌ「H02 Ready! 」

グノーム「H03 Ready!」

 

空飛「Control Tower, We are Hibari'es. Got Ready, Code Please.(ヒ隊準備完了。指示を頼む)」

 

管制塔「Ok Hibari'es This is Control Tower, Code Eighty-Three, Code Eighty-Three, I saw 88's Fighters and 7th Bombers.(了解、コード83、我々は戦闘機隊88、爆撃隊7を確認している。)」

 

空飛「Roger Code Eighty-Three , Here we go!」

 

空飛「護衛の奴等は後回しっ、D機関をぶん回すぞ。続けっ」

 

星「綺麗な軌道だ。」

 

空飛「新任、私語は慎め。しくじるなよ。全速要撃開始っ」

 

星「はっ。全速要撃開始っ」

 

だんっ。

 

深海護衛戦闘機隊は、遥か後方に置き去りにされた。

 

鍾馗に新開発の加速装置が搭載された為、手に負えなくなっていた。

 

だだんっ。

 

今、音を立てている此れは、西側のロケッティア技術と、帝国陸海軍の共同開発品で在った。

 

爆発により、「だん」という独特の音を出すのでD機関と呼ばれている。

 

それの何が「ひばり」だと言われても仕様のないほどの獰猛さだった。

 

しかも、鍾馗が得意とする重力戦である。

 

空飛「五十粍砲用意」

 

かちり。

 

空飛「う・てーッ」

 

どおん。

 

どおん

どおん

どおん

 

ばぎゃああん

 

※※※

 

爆撃機は、海の藻屑と化した。

 

残り作業は、本来なら鍾馗の苦手とする格闘戦である。

が、しかし、熟練搭乗員の駆る鍾馗は、最早別物だった。

 

※※※

 

星「(…D機関は欠陥品の可能性がある。不味いな。)」

 

大佐「新任、何かいったか?」

 

星「なんでもありませんっ。失礼しましたッ」

 

大佐「任務完了だ。帰るぞ。」

 

※※※

 

美しい着陸、それは空飛大隊の研鑽の結果であった。

 

機体から飛び降りる妖精、そして仰ぎ見る夕焼け。

ここは船舶護衛基地、ソロモン。

 

爆炎の最前線。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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