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提督「あー、線形代数の講義は以上です。」
提督「何か質問はありますか。」
(シーン)
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復員省に管轄が移ったとしても、教育業務は引き続いているわけで、盛夏の教室での講義はつづいていた。
居眠りしている甲型駆逐艦を除いて。
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「月面宙返り的な水晶の合力、化身上昇ッ」
暑さにだれている雰囲気にいらついた提督は、キガツクト、バイド、もとい、メイクアップをしてしまっていた。
「ツカハラの神技」、「宇宙遊泳」等と讃えられた空中技、すなわち、ムーンサルトである。
すね毛がムーンサルトをする。
水晶の発振により空間がゆがみ、提督の重心に合力が整う。
微分方程式を美しく簡略化した演算子、それは、すなわち、線形代数ッ
足柄「衛星に代わって、懲罰よッ。」
化身は上昇し、ティアラの代わりに、チョークを持った重巡洋艦足柄提督がまさしく今、顕現した。
その刹那「ばちん」と響くその音は、瞬きのそれか、20.3サンチ砲の轟きか、駆逐艦には認知ができなかった。
足柄「あらぁ、休憩時間かしらん。」
「10分後は、歴史かしら、頭冷やしててね、甲型さん」
甲型さん「やだぁーもうー、避けれなかったぁ痛ったったぁ」
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ぷっぷっくぷー
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甲型「起立、礼っ」
提督「はいみなさん、歴史ですね。それでは時津風さん。」
時津風「はいしれぇ」
提督「線形代数の時と違い、いい返事ですね。けけけ。」
時津風「しれぇ、本日は、遣欧作戦についてですね。」
提督「参考資料を読んでください。時津風さん」
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提督「ありがとうございました。」
時津風「はいしれぇ」
提督「ご存じの通り、第一次作戦にてウルツブルグレーダの導入に失敗したわが軍は、後逸の憂き目に沈みます」
提督「帝国海軍では科学の力を軽視した結果、我々は列強に敗北しました。」
提督「時津風さん。」
時津風「はいしれぇ。」
提督「線形代数も科学の力なので、あとで居残りですね。けけけ。」
時津風「はいしれぇ。(^O^)」
提督「(^O^)じゃねぇよ、ごきっ」
時津風「ずびばぜんでじだ」
提督「泣くな。後で梅ジュースやるから。」
天津ん「いーなー」
提督「おっ、おまえも来るか、線形代数、おもしれえぞ。」
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ぷっぷっくぷー
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提督「カッカッカッカッ」
提督「よし、これだ。わかるか。あまつんならわかるよな。」
天津風「了解。では解きます。カッカッカッカッカッ」
提督「ちがうちがう、こうだ、カッカッカッカッカッ」
天津風「こうですか、カッカッカッカッカッ、天津風わかりません。」
提督「たてたてたて、よこよこよこ、ここだ、間違えてるところは、カッカッカッカッカッ」
天津風「たてたてたて、よこよこよこ、たて、、、、hoge...」
提督「あー、もー、ちょっち休憩な。妖精さん、梅休憩」
妖精さん「あい」
天津風「ウマー」
時津風「ウマー」
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ぷっぷっくぷー
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まあ、そんな日々もあるにはあるのである。
捕鯨小隊も、もうすぐ帰艦してくるだろう。
あづいのでこれが限界でつ。
もやしみ。