夏休み寝台特急北斗星殺人旅行   作:新庄雄太郎

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歩夢達も寝台特急「北斗星」に乗って北海道へ


第2章 北夜行

次の日、南と高山は寝台特急「北斗星」に乗って警乗へ向かった。

 

「じゃあ、行ってきます。」

 

「行ってきます。」

 

「ご苦労さん、頼むよ。」

 

「あら、高山君お出かけ。」

 

「これから「北斗星」に乗るんだ。」

 

「ああ。」

 

そう言って、南と高山は上野へ向かった。

 

16時40分ごろ、南と高山は上野から寝台特急「北斗星1号」に乗り込んだ。

 

「現金輸送車襲撃犯は、本当に乗っているのかな。」

 

「ああ。」

 

「乗ってるかな。」

 

「とにかく、回ってみよう。」

 

「ええ。」

 

一方、小海は高杉から捜索願の要請が入った。

 

「おい、小学生の男の子が行方不明だ心当たりを探してみてくれ。」

 

「はい。」

 

「昨日から学校に帰ってから行方不明になったそうだ。」

 

「昨日から、ですか。」

 

「ああ。」

 

「もしかしたら、誘拐って事も考えられますね。」

 

「ええ、上野駅で不審な男は見なかったかな。」

 

「ええ。」

 

ピィーッ!

 

寝台特急「北斗星1号」は大宮を過ぎると宇都宮、郡山へ向かって走っていく。

 

歩夢とかすみ達が乗った寝台特急「北斗星1号」は上野を16時30分に発車し、札幌へは翌朝に到着するブルートレインである。上野を16時30分に発車し、途中停車駅は大宮、宇都宮、郡山、福島、仙台、一ノ関、盛岡、函館、長万部、洞爺、伊達紋別、東室蘭、登別、苫小牧、南千歳、終着札幌へは翌朝の8時53分に着く、長距離の寝台特急である。この寝台特急には個室寝台やフランス料理が食べられる食堂車が連結されている。

 

歩夢と侑はツインデラックスに乗っていた。

 

「せつ菜ちゃんと栞子ちゃんも行きたかったかな。」

 

「そうね。」

 

「見て、夕日が綺麗よ。」

 

「本当だわ。」

 

郡山に近づくと歩夢達はグランシャリオだ、3人を眺めながら食事をしていた。

 

「中々眺めがいいわね。」

 

「本当ね。」

 

「うん。」

 

「明日には、北海道か。」

 

と、しずくは言った。

 

「そうよね。」

 

夕食を済ませた後、歩夢はロビーカーで夜景を眺めていた。

 

「愛ちゃんとせつ菜ちゃんも一緒に行きたかったかな。」

 

と、善子は言った。

 

「じゃあ、寝ようか。」

 

「うん。」

 

「お休み。」

 

そう言って、歩夢としずくと侑達は札幌まで眠りについた。

 

「あっ、吉岡海底駅か。」

 

「うん、青函トンネルの中だからね。」

 

「そうなの。」

 

「今は青函トンネルに入ってそこからは北海道へ入るのよ。」

 

「へぇー、そうなの。」

 

「もう寝ようよ。」

 

「そうね。」

 

そう言って、歩夢と侑は札幌まで1眠りについた。

 

寝台特急「北斗星1号」は函館でディーゼル機関車に交換し札幌へ向かった。




そして、事件が起きるのだ。
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