それでは!どうぞ!
カジリガメ「グルァァァァァアアアアア!!」
一同「っ!!?」
キョダイマックスをしたカジリガメの咆哮にこの場の全員が怯んでしまう。
メルド「アラン! 生徒達を率いてガラガラを突破しろ! カイル、イヴァン、ベイル! 全力で障壁を張れ! ヤツを食い止めるぞ! 光輝、お前達は早く階段へ向かえ!」
光輝「待って下さい、メルドさん! 俺達もやります! あの恐竜みたいなポケモンが一番ヤバイでしょう! 俺達も……」
メルド「馬鹿野郎!ヤツは六十五階層の魔物なんだ!お前たちが歯が立つわけがない!さっさと行け!私はお前達を死なせるわけにはいかないんだ!」
メルド団長の鬼気迫る表情に一瞬怯むも、「見捨ててなど行けない!」と踏み止まる光輝。
どうにか撤退させようと、再度メルドが光輝に話そうとした瞬間、カジリガメが一歩、また一歩と近づいてきた。このままでは、撤退中の生徒達が危険だ。
そうはさせるかと、ハイリヒ王国最高戦力が全力の多重障壁を張る。
カイル、イヴァン、ベイル「「「全ての敵意と悪意を拒絶する、神の子らに絶対の守りを、ここは聖域なりて、神敵を通さず――聖絶!!」」」
二メートル四方の最高級の紙に描かれた魔法陣と四節からなる詠唱、さらに三人同時発動。一回こっきり一分だけの防御であるが、何物にも破らせない絶対の守りが顕現する。純白に輝く半球状の障壁がカジリガメの動きを防ぐ。
しかし、動きは止まらず障壁はもう限界だった。
メルド「ええい、くそ! もうもたんぞ! 光輝、早く撤退しろ! お前達も早く行け!」
光輝「嫌です! メルドさん達を置いていくわけには行きません! 絶対、皆で生き残るんです!」
龍太郎「へっ、光輝の無茶は今に始まったことじゃねぇだろ? 付き合うぜ、光輝!」
光輝「龍太郎……ありがとな」
メルド「くっ、こんな時にわがままを……」
光輝たちの行動にメルド団長は苦虫を噛み潰したような表情になる。メルド団長がどうすればいいか考えていると
レイ「さっさと撤退しろ青二才ども。それと…メルド団長さんも下がってください。ここは俺が引き受けます」
光輝、龍太郎、メルド「「「っ!!?」」」
レイがこちらに向かってきた。
メルド「坊主危険だ!お前も早く避難しろ!」
レイ「平気です。少なくともここにいる人たちよりかはコイツの対処法は知ってますからね」
メルド「知っているのか?あの魔物を?」
メルド団長がレイに質問する。
レイ「あのポケモンはカジリガメですよ」
メルド「カジリガメだと?!通常とはまるで違うぞ!?」
レイ「アレはカジリガメがダイマックスした姿です。けど妙だな…ダイマックスがあるってことはもしかして『アイツ』も居るのか?」
メルド「? 『アイツ』?」
レイ「ともかく…ここは俺に任せて下さい」
メルド「平気…なのか?」
レイ「へっ、余計な心配は要りませんよ…何故なら俺は………」
レイ「『イッシュ地方のチャンピオン』の『
メルド「っ!!!???」
メルド(なんだこのオーラは!?これが…この坊主の力なのか!?)
メルド「………わかった…坊主、頼んだぞ!お前らも来い!」
光輝「なっ!待って下さい!俺がみんなを守らなきゃいけないんです!だから俺がアイツを倒すんです!」
その言葉にレイは、「はぁ…」とため息を出す。
レイ「
クラスメイトたちは大量のポケモンたちに囲まれ右往左往していた。
訓練のことなど頭から抜け落ちたように誰も彼もが好き勝手に戦っている。効率的に倒せていないから敵の増援により未だ突破できないでいた。スペックの高さが命を守っているが、それも時間の問題だろう。
レイ「さっさと戻ってアイツらをまとめて来い…一応テメーはアイツらのリーダーだろ?」
光輝「・・・・・くっ」
光輝たちは後ろを振り返りクラスメイトたちのところまで走って行った。
レイ(さてと…どうしようかね………ダイマックスならダイマックスで対抗するか?……………いや、駄目だ……流石に橋が持たない!だとしても時間を掛け過ぎたら橋が崩れて終わりだ!どうにか早く倒せる方法はないか?)
レイがそんなことを考えていると…
ハジメ「レイさん…僕も戦います」
ハジメが話しかけてきた。
レイ「ハジメ!?なんでお前がここに!?駄目だ!お前も逃げろ!」
ハジメ「お願いします…僕だってみんなを守りたいです。これが
そう言ってハジメは後ろを振り返る。
雫「ハジメの言う通りね。師匠一人で戦わせる訳にはいかないわ」
恵理「全くだぜ。僕たちだって
雫や恵理までもがレイのそばまでやって来たのであった。
レイ「………なんでどいつもコイツも俺の言うこと聞いてくれないのかしらね………全く………仕方ねーなぁ…………」
レイは自分の手のひらを拳でパンッ!と叩いた。
レイ「さあいくぞお前ら…ダイマックスバトルだ!」
カジリガメ「グルァァァァァアアアアア!!」
ダイマックスカジリガメが叫びながらこちらに近づいて来た。
雫「行くよ!『エルレイド』!」
エルレイド「エルッ!」
恵理「頼んだよ!『ゲンガー』!」
ゲンガー「ゲンゲーン!」キラーン
雫と恵理はエルレイドとゲンガーを繰り出した。
レイ「さてと…チコリータ!お前の出番だ!そして…来い!『メタグロス』!」
チコリータ「チコ!」
メタグロス「メタッ!!」キラーン
ハジメ「メタグロスの色違い………」
レイは肩に乗ってたチコリータと銀色をベースとし4つの大きな鉄の足が特徴のメタグロスを繰り出した。
レイ「オイ、カジリガメ…あまり時間は掛けられないのでね…だから…少しだけ
レイがそう言うと左手首にある黒のバックルを掲げた。そこには虹色の石があった。
ハジメ「それは…『キーストーン』!!?レイさん!もしかして!」
レイ「さあ…行くぜ!『メタグロス』!」
レイは右手で黒のバックルに付いているキーストンに触れた。
レイ「メガシンカ!!!!!」
レイのキーストンとメタグロスに持たせている水色と黄色をしたメガストーン『メタグロスナイト』が反応し光が交差する。そしてメタグロスは見る見る姿を変えそして……
メガメタグロス「メタァァァァァァァァァ!!」
身体は浮いており、4本の大きな鉄の足が前に出ており、更に爪が伸びていた。
雫「姿が…変わった!?」
恵理「これが……この虹色の石の正体なの?」
レイ「さあ…行くぜ!」
ここにダイマックスvsメガシンカの戦いが始まろうとしていた。
ここでメガシンカ登場!ダイマックスを期待してた方残念!しかしダイマックスも多分使うと思うのでお楽しみ^_^
それではまた次回!
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ありふれた職業と携帯獣
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ありふれた携帯獣と絶対王者