ありふれた携帯獣と絶対王者   作:零の世界

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皆様お待たせーーー!!!!最新話完成したぞ!
え?何でこんなに遅くなったんだって?
…………………それではどうぞ!


ハジメを救い出せ!神に選ばれし加護者の召喚!

時は十日前…ハジメが奈落へ落ちた時に遡る…

 

 

 

 

 

 

香織「離して! 南雲くんの所に行かないと! 約束したのに! 私がぁ、私が守るって! 離してぇ!」

 

飛び出そうとする香織を鈴と光輝、龍太郎が必死に羽交い締めにする。香織は、細い体のどこにそんな力があるのかと疑問に思うほど尋常ではない力で引き剥がそうとする。

 

このままでは香織の体の方が壊れるかもしれない。しかし、だからといって、断じて離すわけにはいかない。今の香織を離せば、そのまま崖を飛び降りるだろう。それくらい、普段の穏やかさが見る影もないほど必死の形相だった。いや、悲痛というべきかもしれない。

 

鈴「香織ちゃん!駄目だよ!」

 

光輝「香織!君まで死ぬ気か!南雲はもう無理だ!落ち着くんだ!このままじゃ、体が壊れてしまう!」

 

香織「無理って何!? 南雲くんは死んでない! 行かないと、きっと助けを求めてる!」

 

誰がどう考えてもハジメは助からない。奈落の底と思しき崖に落ちていったのだから。

 

しかし、その現実を受け止められる心の余裕は、今の香織にはない。言ってしまえば反発して、更に無理を重ねるだけだ。周りの生徒もどうすればいいか分からず、オロオロとするばかりだった。

 

雫「……………そんな…ハジメが………」

 

雫ペタンと座り込む。同じく恵理も座り込みフルフルと震えていた。

 

レイ「・・・・・・・・・・・」

 

レイは黙り込んでおり立ち尽くしてる様子だった。

 

そんな時、メルド団長がツカツカと歩み寄り、問答無用で香織の首筋に手刀を落とした。ビクッと一瞬痙攣し、そのまま意識を落とした。

 

ぐったりする香織を抱きかかえ、光輝がキッとメルド団長を睨む。文句を言おうとした矢先、龍太郎が遮るように機先を制し、団長に頭を下げた。

 

龍太郎「すいません。ありがとうございます」

 

メルド「礼など……止めてくれ。もう一人も死なせるわけにはいかない。全力で迷宮を離脱する。……彼女を頼む」

 

光輝「言われるまでもなく」

 

ぐったりする香織を抱きかかえ、光輝がキッとメルド団長を睨む。文句を言おうとした矢先、龍太郎が遮るように機先を制し、団長に頭を下げた。

 

龍太郎「光輝……言いたい気持ちはわかる……でも俺たちじゃ白崎を止められなかったんだ…だからメルドさんは代わりに止めてくれたんだ……今は時間がない…このクラスメイトを引っ張っていけるのは……お前だけなんだ……頼む……」

 

龍太郎の言葉に、光輝は頷いた。

 

光輝「そうだな、早く出よう」

 

光輝がクラスメイト達に向けて声を張り上げる。

 

光輝「皆! 今は、生き残ることだけ考えるんだ! 撤退するぞ!」

 

光輝が声を張り上げその時……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恵理「檜山ァァァァァァァァ!!!!」

 

突然恵理が檜山大介に襲い掛かかり胸ぐらを掴んだ。

 

檜山「っ!?いきなり何すんだよ!テメェ!」

 

恵理「全部見てたぞ!!お前がハジメに向かって魔法(・・)を撃ち込んだのな!」

 

一同「「っ!!!!???」」

 

クラスメイトたちがその言葉に驚く。

 

檜山「なっ!?言いがかりだ!!俺は南雲に向かって火球(・・)なんて打ってない!!」

 

恵理「へぇ……僕は魔法(・・)って言ったのに、どうしてその魔法が火球(・・・・・)って知っているのかなぁ?」

 

檜山「っ!!??」

 

檜山の失言によってクラスメイトの目が檜山に集中する。

 

檜山「ち……違う!俺は………」

 

恵理「何も違わないだろ」

 

檜山は焦り始める……恵理はさらに言葉を続ける。

 

恵理「……………ハジメがお前らに何をした?クラスメイトに迷惑一つでも掛けたか?どいつもこいつもハジメを目の敵にしやがって……いつもだらしないから?香織と仲がいいから?そんなくだらない理由でどいつもこいつも……アイツは……アイツは!『夢』の為に裏で頑張ってんだよ!!毎日毎日勉強してんだよ!!だからいつもフラフラになりながらも頑張ってんだよ!!なのに………なのに!ふざけんな……返せ…………返せよ!僕たちの南雲ハジメ(友達)を!返せよ!!!!!!!」

 

ボロボロに泣きながら恵理は檜山やクラスメイトたちに訴えてかける。

 

雫「……………恵理」

 

雫は恵理の言葉にポツリと呟いた。

 

恵理「…………お前みたいのがいるからいけないんだ……雫、レイ兄ぃ……コイツも奈落の底(・・・・)へと突き落とすぞ」

 

一同「「っ!!????」」

 

恵理が衝撃発言をしさらに一同が驚く。

 

光輝「よせ中村!あれは事故だ!そんな事をする必要はないだろ!!」

 

恵理「いい加減にしろよ『正義気取りの偽善者(天之河光輝)』。コイツはたった今失言しただろうが……犯人でしか知らないようなことをたった今コイツは喋っただろうが」

 

光輝「そ……それは……」

 

恵理「大体何でコイツを庇う必要が………ああ、そうか……お前は本当はコイツに感謝(・・)してんのか、ハジメを奈落へ突き落としたことを(・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

光輝「っ!違っ」

 

恵理「大体おかしいだろ?庇うなんてさ。お前は本当は心の底ではこのクズに感謝してるんだよ。ハジメが死ねば、もう二度と大事な大事な『幼馴染』ってやつが取られずに済むんだから、離れて行かないんだからな」

 

光輝「そんな……そんな訳ないだろ!!!あれは……『事故』だ!」

 

恵理「お前は『事故』って言ってる時点で認めているんだよ……お前はただ自分の心に嘘をついてるだけ。認めたくないだけ。本当にお前は『正義(ヒーロー)気取りの偽善者(ピエロ)』だな……だから前から嫌いなんだよ…お前みたいな奴」

 

いよいよ収集がつかなくなってきた時メルド団長がこちらにやって来た。

 

メルド「これ以上争うのはやめてくれ。そんな事をしても何も解決はしない」

 

恵理「…………だったら…コイツを許すんですか?」

 

メルド「…………処罰はする。けど今は争ってる暇はないんだ。これ以上被害が出ない為にも……頼む」

 

恵理「ふざけんな!そんな保証はないだろ!レイ兄ぃ!レイ兄ぃからも何か言って…………レイ兄ぃ?」

 

恵理がレイの方へと見るとぶつぶつと呟いていた。

 

レイ「…………………どうする…どうすれば奈落に落ちたハジメを助けられる?どうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうすれば良いんだ?」

 

レイはそんな言葉ぶつぶつと呟いていた。

 

そう、レイは今…犯人が誰がやったのかなんでもうでも良かった。

 

今は、どうすればハジメを助けられるのかその一点だった。

 

レイ「ポケモンボックスで……………くそっ!入れ替え出来ない!!手持ちにひこうタイプは……いない!!周りにひこうタイプのポケモンは………いない!!どうする!!!どうすればいい!!何かいい方法はないのか!」

 

レイ(くそっ…………また助けられないのかよ(・・・・・・・・・・・)……仲間一人も助けることも出来ないのかよ!!…………せめて『アレ』が使えたら………!ちくしょう……ちくしょう!!!!!)

 

未だうなだれているレイをみてメルド団長がレイの方へと近づいていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時だった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピカッ!と神々しき光が光った。

 

メルド「っ!何なんだ!?この光は!?」

 

レイ「…………これ……は!」

 

レイのバックからその光ってるものを取り出した。

 

それは、紫色をしておりオカリナのようなものがそこにはあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイ「………………『てんかいのふえ』」

 

それはある笛が全てのプレートと合体し生まれたもの。ヒスイから帰ってきたときに吹いても何も起こらなかった…けれどもずっと自分のバックに入れていたのだった。それが何故か突然光出したのだ。

 

レイ「……………もしかして…来てくれるのか?」

 

そしてレイはてんくうのふえに口をつけた。

 

 

〜♪

 

 

迷宮内に笛の音が響き渡った。

 

鈴「綺麗な……音色」

 

その笛の音色は一同が聞き入ってしまうほどその音は美しいかった。

 

メルド「坊主?一体何を……?」

 

溜まらずメルド団長がレイに聞いたその時

 

???「ケェェェェェェェェェェン!!!!」

 

メルド「っ!?何だ!?」

 

突然のポケモンの鳴き声にクラスメイトたちがなんだなんだと騒ぎ出した。

 

そして、レイの前に立ち止まる。

 

そのポケモンは、白と黒の色をベースとした身体をしており頭部には紫色のゴーグルのようなものがあった。

 

レイ「来てくれたんだな…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイ「………『ウォーグル』」

 

ウォーグル「ケェェェェェェェェン!!」

 

そこに居たのはヒスイウォーグルだった。

 

そのウォーグルはただのウォーグルではなく、創造神の加護を受けたウォーグルがそこには居た。

 

レイ「ウォーグル…頼む!奈落の底へと落ちた仲間を助けたい!協力してくれ!」

 

レイの言葉を聞いてウォーグルはコクンと頷く。

 

レイはウォーグルの背中に乗った。

 

レイ「メルドさん!俺ちょっとハジメを助けて来ます!だから…………「クェッ!?」うわっと!」

 

ウォーグルが急にバランスを崩した。見るとウォーグルの足に雫と恵理がしがみついていた。そしてこちらに登ってきたのだった。

 

レイ「ちょ!?お前ら何して……狭い狭い!危ないから今すぐ降りろ!」

 

雫、恵理「「嫌だ」」

 

レイ「はぁ!?」

 

雫「だって師匠一人にさせる訳には行かないし、帰って来られるかわからないもん」

 

恵理「ここで黙って行かせると、せっかくレイ兄ぃとまた会えたのに離れるなんてやだしね。それに……今はアイツらといたくない」

 

レイ「はぁ……お前らなぁ本当にしょうがない奴らだな………ウォーグル…平気か?」

 

ウォーグル「ッ!ケェン!」

 

ウォーグルは少し辛そうだか頷いた。

 

雫「谷口さん!」

 

鈴「えっ!何!?」

 

雫「香織が起きたら伝えて!ーーーーーーーーっ!」

 

鈴「う……うん!わかった!ちゃんと伝える!」

 

レイ「よし!行くぞ!ウォーグル!お前ら!俺にしっかり捕まっとけよ!」

 

ウォーグルは奈落の底へと急降下していった。

 

レイ(………待ってろよ!ハジメ!)




はてさてどうなるのでしょうか?そして私の投稿ペースは早くなるのでしょうか?

次回も楽しみに!

タイトルどれがいいですか?

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