ありふれた携帯獣と絶対王者   作:零の世界

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知り合いがポケモンの小説書いてて自分も描き始めたいと思いこれを書きました。それではどうぞ


本編 第一章 異世界トータス
漆黒の赤眼(しっこくのレッドアイズ)』!その名は!!


ポケットモンスター。縮めてポケモン。

 

それは、この星の不思議な生き物。

 

あるいは、空に。

 

あるいは、海に。

 

あるいは、森に。

 

あるいは、街に。

 

世界中に何処にでもいる不思議な不思議な生き物。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ある街に一人の青年がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「………久しぶりだな…この街に来るのも…」

 

赤目の青年がそう呟いた。

 

???「……アイツら元気かなぁ…しばらく連絡してないからなぁ….」

 

ふと、二人の少女が思い浮かんだ。一人はポニーテールの少女とショートヘアーの僕っ子が。

 

そんな事を考えていると、黒パーカーのフードから身体は薄緑で頭に大きな葉っぱが特徴の“チコリータ”が顔を覗かせた。

 

チコリータ「チコ!」

 

???「おっ!チコリータもアイツらに会うのが楽しみか!よし!早速向かうとしますか!」

 

そう言って青年は走り出した。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

白崎香織side

 

私の名前は白崎香織。学校では二大女神と言われているけど…みんなが勝手に言ってるだけだから正直言ってどうでもいいんだよね。

 

今日は日直なので少し早めに学校に来たのだけれど、廊下に大きな葉っぱが特徴のポケモンがいた。どうしたんだろう…この子。

 

香織「ねぇ君…もしかして迷子?」

 

そうその子に話かけた。

 

チコリータ「チコ?」

 

その子はコテンと首を傾げた。

 

うーん……可愛い。でも…誰のポケモンだろう…?

 

???「あっ!いた!お前…急にフードから居なくなるなよ…めちゃくちゃ探したじゃねーか…」

 

と赤目の男性が息を切らしながらこちらに近づいてきた。

 

香織「あの…この子あなたのポケモンですか?」

 

???「ん?ああ…君がコイツの相手してくれたのか…ありがとな」

 

と赤目の男性が感謝の言葉を返した。

 

香織「ボールには入れないんですか?」

 

???「ああ…こいつ…ボールの中が嫌いみたいでな…ほらこうやって近づけると…」

 

チコリータ「チコ!」

 

ボールをその子に近づけるとそっぽを向いた。本当にボールの中が嫌いなようだ…

 

???「とゆうわけなんだよ……あっ!悪いんだけどさ…職員室のある場所教えてくれない?どうやら迷っちゃったみたいでさ」

 

香織「それでしたら、ここを…」

 

と私は職員室の場所を教えた。

 

???「だいたい分かった。教えてくれてありがとな。よし行くぞチコリータ」

 

チコリータ「チコ!」

 

そう言ってそのポケモンは大きくジャンプし、赤目の男性のフードに入っていった。

 

???「コイツの相手してくれてマジで助かったわ。ありがとな。」

 

そう言って彼は職員室へと歩き出した。

 

香織「…………なんだか不思議な人だったなぁ…」

 

私はポツリと呟いた。

 

 

白崎香織 side out

 

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南雲ハジメ side

 

月曜日。それは一週間の内で最も憂鬱な始まりの日。きっと大多数の人が、これからの一週間に溜息を吐き、前日までの天国を想ってしまう。

 

彼…南雲ハジメもそれは例外ではなかった。

いや…彼の場合は学校の居心地がすこぶる付きで悪いが故の憂鬱さが多分に含まれていた。

 

ハジメは、いつものように始業チャイムがなるギリギリに登校し、徹夜でふらつく体でなんとか踏ん張り教室の扉を開けた。

 

その瞬間、教室の男子生徒の大半から舌打ちやら睨みやらを頂戴する。女子生徒も友好的な表情をする者はいない。無関心ならまだいい方で、あからさまに侮蔑の表情を向ける者もいる。

 

 極力意識しないように自席へ向かうハジメ。しかし、毎度のことながらちょっかいを出してくる者がいる。

 

???「よぉ、キモオタ! また、徹夜でゲームか? どうせエロゲでもしてたんだろ?」

 

???「うわっ、キモ~。エロゲで徹夜とかマジキモイじゃん~」

 

一体何が面白いのかゲラゲラと笑い出す男子生徒達。

 

声を掛けてきたのは檜山大介といい、毎日飽きもせず日課のようにハジメに絡む生徒の筆頭だ。近くでバカ笑いをしているのは斎藤良樹、近藤礼一、中野信治の三人で、大体この四人が頻繁にハジメに絡む。

 

正直面倒くさいと思いながら、自分の席に座ろうとすると…またも声をかけられた。

 

香織「南雲くん、おはよう! 今日もギリギリだね。もっと早く来ようよ」

 

 ニコニコと微笑みながら一人の女子生徒…白崎香織がハジメのもとに歩み寄った。このクラス、いや学校でもハジメにフレンドリーに接してくれる数少ない例外であり、この事態の原因でもある。

 

ハジメ「おはよう白崎さん。昨日はちょっと調べ物をしていてね。ちょっと徹夜気味なんだよ」

 

と彼女に言葉を返すとまたも殺気が飛んできた。本当に面倒くさいなぁ…

 

そう思っているとまたも2人の男が近づいてきた。

 

???「香織、また彼の世話を焼いているのか? 全く、本当に香織は優しいな」

 

???「全くだぜ、そんなやる気ないヤツにゃあ何を言っても無駄と思うけどなぁ」

 

そう言って話しかけてきたのは、天之河光輝と坂上龍太郎だ。

 

天之河光輝は、容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能の完璧超人のクラスの人気者だ。

 

坂上龍太郎は、努力とか熱血とか根性とかそういうのが大好きな脳筋タイプの人なのだ。

 

 

ハジメ「おはよう、天之河くん、坂上くん。はは、まぁ、自業自得とも言えるから仕方ないよ」

 

 

光輝「それが分かっているなら直すべきじゃないか? いつまでも香織の優しさに甘えるのはどうかと思うよ。香織だって君に構ってばかりはいられないんだから」

 

と彼がそう言う。すると…

 

香織「? 光輝くん、なに言ってるの? 私は、私が南雲くんと話したいから話してるだけだよ?」

 

と彼女がそう答えた。

 

光輝「え? ……ああ、ホント、香織は優しいよな」

 

ハジメは面倒くさいなぁ…またもそう思っていると

 

???「その辺にしときなさい光輝。彼だって困っているでしょ?」

 

???「全くその通りだぜ。彼にだって夢があるんだ。君達が文句を言う権利はないぜ」

 

そう言ってくれるのは、八重樫雫と中村恵理だ。

 

八重樫雫は、ポニーテールにした長い黒髪がトレードマークである。切れ長の目は鋭く、しかしその奥には柔らかさも感じられるため、冷たいというよりカッコイイという印象を与える。

使用するポケモンは、かくとうタイプをよく使う。

 

中村恵理は、眼鏡でショートヘアーの僕っ子だ。

彼女自体が謎なので良くは知らないが、使用するポケモンは、ゴーストタイプをよく使う。

 

この2人は、なんとジムリーダー候補の2人で、僕の将来の夢を知っている数少ない友人だ。

 

龍太郎「夢?寝てばっかりいるコイツがか?どんなのか聞かせてくれ」

 

恵理「言ったところで出来っこないって笑うんだろ?少なくともお前みたいの脳筋ヤローに話してやる義理はないね」

 

龍太郎「………んだと?」

 

光輝「坂上…そんな安っぽい挑発にのるな…そんなことは絶対にしないから教えてくれないかな?」

 

と爽やかスマイルで答えを聞こうとするが…

 

恵理「バッカじゃねーの?そんな信用できっこない言葉なんて信じる訳ねーだろ。あとその顔辞めろ。気持ちが悪い。」

 

光輝「・・・・・・・・・・」

 

とピリついた空気が流れる。雫はそんな空気に深いため息をつく。

 

???「ちょっとダメだよ恵理ちゃん!そんな喧嘩越しで話しをしたらさ。そんな事より聞いた?今日うちのクラスに特別トレーナーさんが来てくれるんだって!どんな人かな?」

 

そう言ってこの空気の中現れたのは谷口鈴、一応恵理の友達だ。クラスのムードメイカーであり、たまにおっさん化してしまうことがある。

 

光輝「特別トレーナーかぁ…今回もジムリーダーなのかな?」

 

龍太郎「この学校って以外にレベル高いよな…この前来てくれたマチスさん……筋肉もポケモンも凄かったよな…」

 

そんな話をしていると香織が思い出したかの様にあっ、と声を上げた。

 

香織「そういえば思いだしたんだけども、今朝その特別トレーナーさんに会ったと思うよ」

 

鈴「えっ!本当!どんな人だった?」

 

香織「えっとね、男の人で黒髪で眼が赤目で、黒のフードパーカーを着ていて、それと…なんて言ってたっけ?あの大きな葉っぱが特徴のポケモン…」

 

ハジメ「もしかしてチコリータのこと?」

 

香織「そうそうチコリータだ。そのポケモンをフードの中に連れて歩いてたよ」

 

すると女性二名がピクっと反応した。

 

龍太郎「誰だソイツ…そんなやつジムリーダーの中に居たっけ?」

 

光輝「残念だけど…もしかしたらただの一般トレーナーかもしれないね」

 

ハジメ(黒髪で赤目で黒のフードパーカーでチコリータを連れて歩いてる?なんかどっかで聞いたことがあるような…)

 

雫、恵理「・・・・・・・・・・・」

 

鈴「ん?どうしたの?雫ちゃんに恵理ちゃん?」

 

雫「いや…なんか聞いたことがあるような人だったから」

 

恵理「いや…まさか…ね?」

 

そんな事を話しているとチャイムがなった。すると…

 

???「コラー!貴方達!チャイムが鳴ったんだから早く席に座りなさい!」

 

そう言ってきたのは担任の愛子先生。みんなからは親しみを込めて、愛ちゃん先生と呼ばれている。

 

そう言われて、みんなが席に着く。

 

愛子「はい、これから朝のホームルームを始める前に今日は特別トレーナーさんが来てくださいました。それではどうぞ入って下さい」

 

すると、先程言っていた、黒髪で赤目。服装は黒のフードパーカーの男性が教室に入ってきた。

 

レイ「えっと初めまして皆さん!一応特別トレーナーのレイと言います。皆さんよろしくお願いします」

 

愛子「はい、この方は実は…「「師匠(レイ兄ぃ)!?」」

 

と愛子先生が話を始めた瞬間二人の生徒が立ち上がった。そう…八重樫雫と中村恵理だ。

 

レイ「ん?おお!雫に恵理じゃないか!久しぶりだなぁ…元気だったか?二人とも」

 

チコリータ「チコ!」

 

と彼のフードからチコリータが出てきた。

 

雫、恵理「「師匠(レイ兄ぃ)!!」」

 

と彼女達が彼に向かって走り出す。どうやら知り合いらしく、久しぶりの再会でハグでもするのだろうか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雫、恵理「「今まで連絡も無しで何やってたのよバカ師匠(兄ぃ)!!!!!!!!」」

 

レイ「ブベラッ!!!」

 

全然違った。二人のダブルパンチが彼の顔面に突き刺さった。

 

愛子「ちょっと!?何してるんですか!?二人とも!?」

 

恵理「あっ、お構いなくとりあえずこのバカ兄ぃにはとっても大事な大事なお話があるので」

 

雫「そうね…このバカ師匠とは今まで連絡一つも寄越さないで私達をほっといた理由を根掘り葉掘り聞かなくちゃね」

 

レイ「いや別にほっといた訳じゃないんだけど、俺に拒否権は?」

 

雫、恵理「あるわけねーだろ!!バーカ!!」

 

レイ「ヒィィィィィィィィィ!!!」

 

愛子「ちょっと!二人とも落ち着いてくださーい!!」

 

チコリータ「チコ…」

 

とチコリータが哀れみな顔でレイの顔を見ていた。

 

一同「八重樫と中村の師匠?」

「やっぱりジムリーダーなのか?」

「でもあんなジムリーダー見たことないぞ?」

「やっぱりただの一般トレーナーじゃあないのか?」

「でも、あの二人が師匠って呼んでる程だし、ただのトレーナーじゃないでしょ」

 

愛子「えっと…この方はただのトレーナーじゃありません!実は…「ああああああああああああああああ!!!!!」」

 

と声を荒げたのはハジメだった。因みに愛子先生はまた私のセリフが…と呟いていた。

 

香織「えっと…どうしたのかな?南雲くん?」

 

とハジメに声を荒げた理由を聞く。

 

ハジメ「思い出した!(・・・・・・)その赤目!黒のフードパーカー!そしてチコリータ!その赤目がバトル時に鋭く光ることからついたあだ名が『漆黒の赤眼(しっこくのレッドアイズ)』!!イッシュ地方の最強と呼ばれる『イッシュ地方のチャンピオン(・・・・・・・・・・・・・)』のレイさんだよ!!」

 

愛子「あっ…私が言いたかったのに…」

 

一同「えええええええええええええええええええええええ!!???????」

 

教室内で大絶叫が起こった。

 

南雲ハジメ side out

 




如何だったかな?それではまた次回

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  • ありふれた職業と携帯獣
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