ありふれた携帯獣と絶対王者   作:零の世界

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作者「いや……今年ももう終わりだねぇ……」

レイ「そうだね………じゃねぇよ!!いつまで第二章引っ張るつもりだよ!!」

作者「大丈夫だよ…一応次で第二章超クライマックスだし、一応結構書き進めてるから近いうちには出せると思うよ……」

レイ「なんだ…そうか…」

作者「やる気があれば」ボソッ

レイ「オイ!」

作者「あっ、それではどうぞ!」

レイ「聞けよ!!!」


明かされる真実

レイ「オスカー?」

 

オスカー「ああ、質問は許して欲しい。これはただの記録映像のようなものでね、生憎君の質問には答えられない。だが、この場所にたどり着いた者に世界の真実を知る者として、我々が何のために戦ったのか……メッセージを残したくてね。このような形を取らせてもらった。どうか聞いて欲しい。……我々は反逆者であって反逆者ではないということを」

 

そう言ってオスカーは語り始めた。

 

オスカー「神代の少し後の時代、世界は争いで満たされていた。人間と魔人、様々な亜人達が絶えず戦争を続けていた。争う理由は様々だ。領土拡大、種族的価値観、支配欲、他にも色々あるが、その一番理由は『神敵』だから…と……」

 

レイ「・・・・『神敵』」

 

レイはその言葉を聞いて少し苛立ちを覚える。

 

オスカー「今よりずっと種族も国も細かく分かれていた時代、それぞれの種族、国がそれぞれに神を祭っていたんだ…その神からの神託で人々は争い続けていたのだ。だが、そんな何百年と続く争いに終止符を討たんとする者達が現れたんだ…それが当時、『解放者』と呼ばれた集団だ。」

 

オスカー「彼らには共通する繋がりがあったんだ…それは全員が神代から続く神々の直系の子孫であったということだ。そのためか解放者のリーダーは、ある時偶然にも神々の真意を知ってしまったんだ。」

 

オスカー「神々は、人々を『駒』に遊戯のつもりで戦争を促していたんだ」

 

レイ「っ!!?」

 

オスカー「解放者のリーダーは、神々が裏で人々を巧みに操り戦争へと駆り立てていることに耐えられなくなり志を同じくするものを集めたのだ。彼等は、『神域』と呼ばれる神々がいると言われている場所を突き止めたんだ」

 

オスカー「解放者のメンバーでも先祖返りと言われる強力な力を持った七人を中心に、彼等は神々に戦いを挑んだ…しかし、その目論見は戦う前に破綻してしまった…」

 

雫「そんな……ことが……」

 

オスカー「神は人々を巧みに操り、解放者達を世界に破滅をもたらそうとする神敵であると認識させて人々自身に相手をさせんだ…。その過程にも紆余曲折はあったのだがね……」

 

オスカー「結局、守るべき人々に力を振るう訳にもいかず、神の恩恵も忘れて世界を滅ぼさんと神に仇なした反逆者のレッテルを貼られ解放者達は討たれていった。最後まで残ったのは中心の七人だけだった。世界を敵に回し、彼等は、もはや自分達では神を討つことはできないと判断した。そして、バラバラに大陸の果てに迷宮を創り潜伏することにしたのだ。試練を用意し、それを突破した強者に自分達の力を譲り、いつの日か神の遊戯を終わらせる者が現れることをそう願って…ね…。」

 

レイ「・・・・・」

 

オスカー「それともう一つ…伝えておきたいことがある……それは…『エヒトの目的』についてだ」

 

レイ「っ!?あの偽神のか!」

 

オスカー「ある日我々解放者の前に神が現れた…いや…人々を駒扱いしてる神ではない。…まあ、それらを偽神と仮定としようか…我々の目の前に現れたのは本当の神…『創造神様』だ」

 

レイ「っ!それって!」

 

オスカー「その名は……『アルセウス』」

 

恵理「っ!アルセウスって!あの!」

 

ハジメ「レイさんが言ってた!あの!」

 

レイ「何で…アルセウスが…」

 

オスカー「アルセウス様はこう仰っていた。エヒトは『私の体』を狙っている…とね」

 

レイ「っ!!?何だって!」

 

オスカー「恐らく歴史ではエヒトがアルセウスを倒したって事になっていることだと思うが、それは間違いだ。アルセウス様は現在『封印』されている」

 

ユエ「封印?」

 

オスカー「アルセウスは体を奪われないよう自ら封印したと仰っていた。自ら封印し、体を奪われなくしたはいいものの、このままでは身動きが取れない。そこでアルセウス様は『全てのプレート』を我々に預けた」

 

恵理「プレート?」

 

オスカー「『プレート』とはアルセウス様が生み出したとされる石版。そのプレートこそが封印解く鍵と仰っていた」

 

レイ「・・・・・・・」

 

オスカー「君が何者で何の目的でここにたどり着いたのかはわからない。君に神殺しを強要するつもりもない。ただ、知っておいて欲しかった。我々が何のために立ち上がったのか。……君に私の力と『プレート』を授ける。どのように使うも君の自由だ。だが、願わくば悪しき心を満たすためには振るわないで欲しい。もし、この話を聞いて私の願いを聞いてくれると言うのであれば………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オスカー「アルセウス様を助けてあげて欲しい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう話を締めくくり、オスカーの記録映像はスっと消えた。

 

レイ「・・・・・・・・」

 

ユエ「レイ……」

 

恵理「結構な壮大な話だったね……でもアルセウスは封印されているというのにどうして解放者の前に現れたの?なんか矛盾してない?」

 

レイ「………恐らくだけどそれは『分身体』だろうな……俺の時も分身体も寄越してきたからな……」

 

ハジメ「レイさん……コレからどうします?」

 

レイ「決まってんだろ……」

 

レイが一息つくと拳を強く握る。

 

レイ「偽神(エヒト)どもをぶっ飛ばしてアルセウスを助け出す」

 

雫「なら決まりね……私たちも協力するわよ」

 

ユエ「ん。シズクの意見に異議なし」

 

恵理「同じく」

 

ハジメ「僕ももちろん協力しますよ!」

 

レイ「お前ら…………まあ、乗り掛かった船だし…大人の意見としては正直お前らを危険な目に合わせたくはないんだが……止めても絶対無駄からな……しゃーないか…」

 

頭をガシガシ掻きながら呟く。

 

レイ「まあ…頼りにするぜオマエラ」

 

ニッと4人に笑顔を向けるとフッと4人は笑い返した。

 

レイ「と、言う訳でしばらくはお前らを鍛えるので、ここに暫くはここに留まる事とする!闇雲に行くのは危険だからな!兎に角ここで情報も色々集めておきたいしな、文句のある奴はいるか?」

 

恵理「ないでーす!」

 

雫「恵理に同じく」

 

ハジメ「僕もないです」

 

ユエ「ん。ない」

 

こうして5人は暫くの間、ここに留まることとなった。果たして5人はアルセウスを救い出せるのか?果てさてこの先、どうなります事やら。




作者「なんかオスカーと話しているっぽいけど一応ただ間に言葉を挟んでいるだけだから話してないよ!注意してね!」

レイ「何でこんな所で注意してんだコイツ……」

???「シラネ」

作者「来年は2025年!皆さん良いお年を!次回は泣いても笑っても第二章終わりでーす」

レイ「今年もう終わるんやけど……まあええわ、次回もおたのしみにね」
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