それではどうぞ
ハジメ「そうですか…やはりヒスイ地方に…」
現在レイ達は、メルド団長率いる騎士団員複数名と共に、【オルクス大迷宮】へ挑戦する冒険者達のための宿場町【ホルアド】にいた。新兵訓練によく利用するようで王国直営の宿屋があり、そこに泊まるのだ。
レイはハジメの部屋にいた。光輝の試合の後、何故存在しない筈のダイケンキを使ったのか話す約束だったので、ハジメの部屋で話すこととなったのだ。
レイ「ああ…幼い頃にな…アルセウスにヒスイ地方に飛ばされたんだよ…まあ、そこで数年間暮らしてたんだよ」
ハジメ「なるほど…そこであのダイケンキを仲間にしたと…ヒスイ地方に居たってことはつまりダイケンキだけじゃなく他にも仲間にしてるんですか?」
レイ「もちろんいるぜ、なんせヒスイ地方にいたからな…今じゃ見られないヒスイの姿のポケモン結構いたからなぁ…因みにだけどヒスイ地方にいたポケモンは全部捕獲したよ」
ハジメ「それは凄いですね!是非とも見せて欲しいです!」
レイ「まあ待て、流石にここでは無理だ。でも小さいポケモンとかなら平気か…スマホにあるポケモンボックス使えるかなぁ…あっ使えるわ」
レイがヒスイ限定のポケモン(小さいポケモン)を探していると…扉をノックする音が響いた。
香織「南雲くん、起きてる? 白崎です。ちょっと、いいかな?」
ハジメ「白崎さん?ちょっと待ってくださいね」
ハジメは鍵を外して扉を開けると、そこには純白のネグリジェにカーディガンを羽織っただけの香織が立っていた。
ハジメ「……なんでやねん」
香織「えっ?」
ある意味、衝撃的な光景に思わず関西弁でツッコミを入れてしまうハジメ。よく聞こえなかったのか香織はキョトンとしている。
レイ「あ〜俺そろそろ自分の部屋に戻るわ…それじゃあ…ごゆっくり……」
そそくさとハジメの部屋から立ち去ろうとした。
ハジメ「チョ…チョットマッテクダサイヨ!ヒスイ地方のポケモン見せてくれないんですか!?」
レイ「また今度な…それじゃ」
ハジメ「ちょ…待っ……」
バタンと扉を閉めてハジメの部屋を立ち去った。
レイ「…………積極的すぎだろあの子…今の女の子って…そうなのかなぁ…まあ、いいや…まだ眠れそうにないし、ちょっと外へ行くか…」
そうやって歩き出すとふとある視線に気づく。
レイ「・・・・・・・・・・・・・念のため注意しとくか」
そう言って歩き出す。
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外に出ると人のいない広場に出る。レイはスマホを出し、ポケモンボックスから一つのヒスイのモンスターボールを取り出す。
レイ「・・・・・・・出てこい『アルセウス』」
しかし、投げるもボールからポケモンは出ず…重力によりボールは下に落ちた。
レイ「・・・・・・・・やっぱり駄目か…「やっぱり師匠だ」うわっ!………なんだ雫か…」
落ちたボールを拾おうとすると…雫が現れた。
雫「どうしたの?ハジメと部屋で話しをするって言ってなかったっけ?」
レイ「いや…ちょっと白崎香織がな…ネグリジェにカーディガンを羽織った格好で来たから思わず話しを無理矢理切り上げてきたってわけよ」
雫「はぁ…あの子もあの子ね…それでわざわざ気を使ったってことね」
レイ「まあそうゆうわけだな…ところで雫はどうしたんだ?もしかしてお前も眠れないのか?」
雫「まあ…そうね…外に出ていく師匠が見えたから追いかけて来た」
レイ「そうか……」
雫「それで…聞こえちゃったんだけど…そのボールに『アルセウス』が居るの?」
レイ「ああ…でも『分身』だけどな…けどやっぱり反応が無かった」
雫「やっぱり…『エヒト』って神のせい?」
レイ「かもしれないな…」
雫「師匠がヒスイに居た時に仲間になったのね…ねぇ…師匠…幼いころにヒスイ地方に飛ばされたんだよね?」
レイ「前にも言った通りそうだが…それがどうしたんだ?」
雫「師匠は…
レイ「っ!?………………それは…答えたくない」
雫「えっ…どうし………っ!!」
雫は言葉に詰まってしまった…レイの顔が酷く悲しんでる顔をしていたからだ。
雫「……………ごめんなさい…なんか嫌なことだったのね」
レイ「いや…いいんだ…悪いな…」
雫「…………明日…いよいよ迷宮に行くのね?」
レイ「そうだな…不安か?」
雫「………そうね…やっぱり…ポケモンとはあまり戦いたくはないわね…」
レイ「なにもお前が戦うんじゃなくて、『お前たち』が戦えばいいんじゃないかな?」
雫「『お前たち』?………っ!そうね!そうすればいいんだわ!ありがとう師匠!」
レイ「別に感謝される事はしてないよ….明日は早いんだ。そろそろ戻ろうぜ」
雫「えぇ…そうね…」
二人は宿屋に戻ろうとすると…
レイ「あっ…そうだ…雫に渡すものがあったんだったわ」
雫「? 何かしら?」
レイから渡されたのは小さな小包だった。
レイ「それ…探すの大変だったんだぜ。けど…それはお前たちならきっとうまく使えるぜ。師匠からの贈り物だ。それじゃあ明日…お互い頑張ろうぜ」
そう言ってレイは自分の部屋に戻っていった。
自分も部屋に戻り、その小包をあける。
雫「……………綺麗」
そこには虹色に光る小さな石と緑とピンク色の柄の小さな石があった。
よし次回からはオルクス大迷宮編が始まるぞ。
頑張って描かなきゃなぁ………
次回もお楽しみに
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ありふれた職業と携帯獣
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ありふれた携帯獣と絶対王者