ありふれた携帯獣と絶対王者   作:零の世界

9 / 31
ハイ、描き終わりました。ここから第2章に入ります。
はてさてこれからどうなりますことやら
それでは…どうぞ!


第ニ章 オルクス大迷宮
攻略せよオルクス大迷宮!レイの弟子たちの実力!


現在、レイ達は【オルクス大迷宮】を攻略中であった。

 

レイのパーティは、レイをリーダーとし、雫、恵理、ハジメのパーティだ。

 

迷宮内では、ズバットやコラッタやイシツブテなどのポケモンがいた。

 

クラスメイトたちはポケモンたちを次々に倒していき、【オルクス大迷宮】を攻略していった。

 

倒すといっても気絶させれば倒したこととなるのでクラスメイトたちはホッとした様子で次々とポケモンたちを倒していったのだった。

 

休憩に入り、雫、恵理、香織、鈴で集まり休憩していた。

 

レイとハジメは何やら話しているようだった。

 

ふと、ハジメと香織は目があったのか、目があった瞬間、香織はハジメに手を振っていた。

 

雫「香織、なにハジメと見つめ合っているのよ? 迷宮の中でラブコメなんて随分と余裕じゃない?」

 

香織「もう、雫ちゃん! 変なこと言わないで! 私はただ、南雲くん大丈夫かなって、それだけだよ!それに雫ちゃんだって、レイさんから貰ったやつを見てずっとニヤニヤしてるじゃない!」

 

雫「なっ!?///そんなわけないでしょ!!」

 

鈴「いや〜、ついに雫ちゃんにも春が来ましたか。師匠と弟子の恋物語かぁ…」

 

雫「だから違うって!!」

 

香織「ふ〜んwww.ど〜だか」

 

鈴「因みに恵理ちゃんはレイさんのことはどう思ってるの?」

 

恵理「ん?僕?レイ兄ぃのことか…うーんとね、『正直よくわかんないね』」

 

鈴「わからない?」

 

恵理「確かにレイ兄ぃのことは好きだよ?…でもこれが恋愛対象なのか兄として好きなのか師匠として好きなのか全く自分でもわからないんだよね…」

 

香織「そうなんだ…」

 

恵理「ああ…あと言っとくけど多分師匠も雫を弟子としかまだ見てないと思うよ?その証拠にほらこれレイ兄ぃから今朝貰った」

 

そう言って取り出したのは、雫と同様の小包だった。その中身は虹色の石と薄い紫の薄い黒と赤の柄の石がそこにはあった。

 

香織「本当だ…雫ちゃんと同じのだ…」

 

鈴「なーんだ…ただの弟子へのプレゼントか」

 

香織「………あれ?もしかして雫ちゃん…拗ねてる?」

 

雫「……………拗ねてない」

 

そう言って顔を逸らした。

 

香織「ところでその石綺麗だね…これなんだんだろう?」

 

恵理「さぁ?僕もイマイチわかってないんだよね」

 

鈴「もう一つの石は雫ちゃんと恵理ちゃんのとは色が別だね…なんなんだろうね?」

 

雫「うーん…やっぱり師匠に…「おれがどうかしたか?」ひゃうん!!!」

 

声をかけたのはレイだった。

 

雫「師匠!?どうしてここに!ハジメと話をしてたんじゃないの!」

 

レイ「いや…なんか呼ばれたような気がして…」

 

恵理「まあ丁度良かったからいいや、レイ兄ぃこれ何なの?」

 

レイ「ん?ああそれか?それはだなぁ…「オーイ!そろそろ休憩は終わりにするぞ!お前ら次の準備をしろ!」」

 

メルド団長がそう叫んだ。

 

レイ「っと招集が掛かっちまったな。悪い、また後で詳しく話すわ」

 

恵理「やれやれ…仕方ないか…」

 

そう言ってクラスメイトたちは動き出した。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

一行は二十階層を探索していた。

 

迷宮の各階層は数キロ四方に及び、未知の階層では全てを探索しマッピングするのに数十人規模で半月から一ヶ月はかかるというのが普通だ。

 

現在、四十七階層までは確実なマッピングがなされているので迷うことはない。トラップに引っかかる心配もないはずだった。

 

二十階層の一番奥の部屋はまるで鍾乳洞のようにツララ状の壁が飛び出していたり、溶けたりしたような複雑な地形をしていた。この先を進むと二十一階層への階段があるらしい。

 

そこまで行けば今日の実戦訓練は終わりだ。神代の転移魔法の様な便利なものは現代にはないので、また地道に帰らなければならない。一行は、若干、弛緩した空気の中、せり出す壁のせいで横列を組めないので縦列で進む。

 

メルド「擬態しているぞ! 周りをよ~く注意しておけ!」

 

メルド団長の忠告が飛ぶ。

 

レイ「……………ゴローンか…」

 

前方でせり出していた壁からゴローンやイシツブテなどが現れた。

 

メルド「次は…お前たちか…」

 

レイのパーティが先頭に立ちゴローンやイシツブテと戦闘することとなった。

 

レイ「さて…やります…「師匠は下がってて」」

 

と雫がレイの前に立った。

 

雫「こんなやつら相手に師匠が相手する必要はない…それに今こそ私の力を魅せる時よ」

 

恵理「でも雫…ポケモンとあまり戦いたくはないんじゃないのかい?」

 

雫「そうね…でも知ってるかしら?目には目を、歯には歯を、ポケモンにはポケモンよ」

 

そう言って雫はボールを取り出した。

 

恵理「っ!なーるほどね!その手があったか!」

 

恵理もボールを取り出した。

 

雫「それじゃあ行くよ!来て!『エルレイド』!」

 

エルレイド「エルッ!」

 

雫が出したのは白を基調に頭や腕などに緑色が見られ、肘の部分は刀になっており、胸の辺りから背中にかけて赤いプレートのようなものが体を貫いている。やいばポケモンのエルレイドだった。

 

恵理「さあ出番だよ!『ゲンガー』!」

 

ゲンガー「ゲンゲーン!」キラーン

 

恵理が出したのはシャドーポケモンのゲンガーだった。通常では紫色の身体なのだが、恵理のゲンガーは薄い紫色のゲンガーであった。つまり…色違いのゲンガーだった。

 

雫「エルレイド!準備はいい?」

 

エルレイド「エルッ!!」

 

恵理「ゲンガーも行ける?」

 

ゲンガー「ゲンゲーン!」

 

雫「それじゃ行くよ!エルレイド!『サイコカッター!』」

 

エルレイド「エルッ!」

 

恵理「ゲンガー!『シャドーボール』!」

 

ゲンガー「ゲェェェェン!ガッ!」

 

ゴローン「「ゴッ!???」」

 

イシツブテ「「イッシ!??」」

 

エルレイドとゲンガーの攻撃にゴローンやイシツブテたちが倒れていく。

 

雫「エルレイド!」

 

恵理「ゲンガー!」

 

雫「『インファイト』!」

恵理「『シャドーボール』!」

 

最後の攻撃がゴローンたちに当たった。その結果、ゴローンたちは全滅した。

 

雫「お疲れ様エルレイド…ゆっくり休んで頂戴」

 

恵理「おつかれゲンガー…今は休んでね」

 

そう言って2匹をボールに戻した。

 

メルド「凄い…これが彼女たちの力なのか…」

 

メルド団長や兵士たちも驚いていた。

 

一同「流石ジムリーダー候補…伊達じゃないね」

「やっぱり何度見ても凄いわ…」

「流石学年最強の二人組だな…」

 

と、クラスメイト一同が二人を関心していた。

 

レイ「お疲れ、どうだった?」

 

雫「全然駄目ね…力が有り余るくらいだわ」

 

恵理「もっと数が多くても良かったよ」

 

レイ「………だと思った」

 

二人の戦いが終わり、俺たちは次に進むのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コラッタ「チュチュ!!」

 

レイ「っ!?しまった!まだ残っていやがったか!」

 

影にコラッタが隠れていたらしく、そのまま襲いかかってきた。しかしコラッタは俺たちを通り過ぎ…そして…

 

香織「………ひっ!」

 

雫「香織!!!」

 

コラッタ「チュチュ!!」

 

たまたま近くにいた香織が狙われ、コラッタの『いかりのまえば』が香織に当たってしまう………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハジメ「錬成!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コラッタ「チュチュ!?」

 

そんなことはなくコラッタの攻撃が香織に当たることなく、ハジメの錬成で壁を作り香織を守った。

 

レイ「っ!ナイスだハジメ!チコリータ!『エナジーボール』!」

 

チコリータ「チィィィ…コ!!」

 

コラッタ「チュチュ!!!??」

 

コラッタにチコリータのエナジーボールが当たりコラッタは気絶したのだった。

 

レイ「ふぅ……ナイスだハジメ…助かったわ」

 

ハジメ「いや、僕は何もしてませんよ。結局とどめを刺したのはレイさんじゃないですか」

 

レイ「いや、俺は最後の後始末をしただけさ。実際お前があの時錬成を使わなかったら助けられなかったからな…お前のお陰だ。誇っていいんだぜ」

 

ハジメ「レイさん…」

 

レイ「それに…お前もそう思ってるだろ?」

 

香織「そうだよ、助けてくれてありがとね南雲くん」

 

ハジメ「いや…当然の事をしたまでだよ…」

 

レイ「さてと、さっさと残ってるやつを片付けることとしますか」

 

レイが後ろを向くとラッタやコラッタなどがゾロゾロと現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光輝「貴様ら……よくも香織達を……許さない!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイ「っ!お前ら!伏せろ!!!」

 

光輝「万翔羽ばたき、天へと至れ――天翔閃!」

 

メルド「あっ、こら、馬鹿者!」

 

メルド団長の声を無視して、光輝は突然レイたちの前に出てきて大上段に振りかぶった聖剣を一気に振り下ろした。

 

その瞬間、詠唱により強烈な光を纏っていた聖剣から、その光自体が斬撃となって放たれた。逃げ場などない。曲線を描く極太の輝く斬撃が僅かな抵抗も許さずをラッタたちに当たり、更に奥の壁を破壊し尽くしてようやく止まった。

 

パラパラと部屋の壁から破片が落ちる。「ふぅ~」と息を吐きイケメンスマイルで香織達へ振り返った光輝。香織達を怯えさせたポケモンは自分が倒した。もう大丈夫だ! と声を掛けようとして、笑顔で迫っていたメルド団長の拳骨を食らった。

 

光輝「へぶぅ!?」

 

メルド「この馬鹿者が。気持ちはわかるがな、こんな狭いところで使う技じゃないだろうが! 崩落でもしたらどうすんだ!」

 

レイ「・・・・・・・・・」

 

雫「師匠…威圧はやめて頂戴。今回はこちらに非があるわ。私たちは大丈夫だから…」

 

レイ「…………わかった」

 

レイは「ふぅ…」とため息をつく。

 

その時、ふと香織が崩れた壁の方に視線を向けた。

 

香織「……あれ、何かな? キラキラしてる……」

 

その言葉に、全員が香織の指差す方へ目を向けた。

 

そこには青白く発光する鉱物が花咲くように壁から生えていた。まるでインディコライトが内包された水晶のようである。香織を含め女子達は夢見るように、その美しい姿にうっとりした表情になった。

 

メルド「ほぉ~、あれはグランツ鉱石だな。大きさも中々だ。珍しい」

 

グランツ鉱石とは、言わば宝石の原石みたいなものだ。特に何か効能があるわけではないが、その涼やかで煌びやかな輝きが貴族のご婦人ご令嬢方に大人気であり、加工して指輪・イヤリング・ペンダントなどにして贈ると大変喜ばれるらしい。求婚の際に選ばれる宝石としてもトップ三に入るとか。

 

香織「素敵……」

 

香織が、メルドの簡単な説明を聞いて頬を染めながら更にうっとりとする。そして、誰にも気づかれない程度にチラリとハジメに視線を向けた。もっとも、雫ともう一人だけは気がついていたが……

 

檜山「だったら俺らで回収しようぜ!」

 

そう言って唐突に動き出したのは檜山だった。グランツ鉱石に向けてヒョイヒョイと崩れた壁を登っていく。それに慌てたのはメルド団長だ。

 

メルド「こら! 勝手なことをするな! 安全確認もまだなんだぞ!」

 

しかし、檜山は聞こえないふりをして、とうとう鉱石の場所に辿り着いてしまった。

 

メルド団長は、止めようと檜山を追いかける。同時に騎士団員の一人がフェアスコープで鉱石の辺りを確認する。そして、一気に青褪めた。

 

兵士「団長! トラップです!」

 

メルド「ッ!?」

 

しかし、メルド団長も、騎士団員の警告も一歩遅かった。

 

檜山がグランツ鉱石に触れた瞬間、鉱石を中心に魔法陣が広がる。グランツ鉱石の輝きに魅せられて不用意に触れた者へのトラップだ。美味しい話には裏がある。世の常である。

 

魔法陣は瞬く間に部屋全体に広がり、輝きを増していった。まるで、召喚されたあの日の再現だ。

 

メルド「くっ、撤退だ! 早くこの部屋から出ろ!」

 

メルド団長の言葉に生徒達が急いで部屋の外に向かうが……間に合わなかった。

 

部屋の中に光が満ち、レイたちの視界を白一色に染めると同時に一瞬の浮遊感に包まれる。

 

レイたちは空気が変わったのを感じた。次いで、ドスンという音と共に地面に叩きつけられた。

 

どうやら、先の魔法陣は転移させるものだったらしい。現代の魔法使いには不可能な事を平然とやってのけるのだから神代の魔法は規格外だ。

 

レイたちが転移した場所は、巨大な石造りの橋の上だった。ざっと百メートルはありそうだ。天井も高く二十メートルはあるだろう。橋の下は川などなく、全く何も見えない深淵の如き闇が広がっていた。まさに落ちれば奈落の底といった様子だ。

 

橋の横幅は十メートルくらいありそうだが、手すりどころか縁石すらなく、足を滑らせれば掴むものもなく真っ逆さまだ。レイたちはその巨大な橋の中間にいた。橋の両サイドにはそれぞれ、奥へと続く通路と上階への階段が見える。

 

それを確認したメルド団長が、険しい表情をしながら指示を飛ばした。

 

メルド「お前達、直ぐに立ち上がって、あの階段の場所まで行け。急げ!」

 

雷の如く轟いた号令に、わたわたと動き出す生徒達。

 

しかし、迷宮のトラップがこの程度で済むわけもなく、撤退は叶わなかった。階段側の橋の入口に現れた魔法陣から大量のポケモンたちが出現したからだ。更に、通路側にも魔法陣は出現し、そちらからは一体の巨大なポケモンがいた。

 

そのポケモンは水色をベースとした巨大な身体で大きな茶色の甲羅があり、周りには赤い雲のようなものが浮かんでいた。

 

メルド「なんだんだ…あの魔物は…」

 

メルド団長が初めて見る姿らしく知らないようだった。しかし…一人だけこのポケモンを知ってる人がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイ「…………カジリガメ(・・・・・)

 

それは、キョダイマックスをしたカジリガメの姿がそこにはいた。




ここでキョダイマックスが登場!!
果たしてレイさんもキョダイマックスを使うのか。それとも…
それでは次回もお楽しみに!

タイトルどれがいいですか?

  • ありふれた職業と携帯獣
  • ありふれた携帯獣と絶対王者
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。