対決の詳細決め
学園祭でのLiella!とトマカノーテの対決が迫るある日……
― 鬼塚家 ―
夏美「……………………」
冬毬「……………………」
夏美(き、気まずい……会話が無いんですの……)
その後も、登校途中の電車の中でも、駅から学校まで歩く道のりでも、話しかけることはできずに別々と言って良い感じだった。
その頃――、
マルガレーテ「Liella!……私たちは、勝つ!」
かのん「…………………」
メイ・きな子・恋・奏・ライカ「「「「「…………………」」」」」
渚・四季・可可・すみれ・陽菜「「「「「………………」」」」」
千砂都「………負けないよ」
それぞれの想いが交錯する中、来る対決の時が近付いていた。
―――、
結ヶ丘の掲示板には、対決を閃電するポスターが掲示されていた。
生徒1「ふた組が対決!?」
生徒2「どうなっちゃうの!?」
― Liella!部室 ―
きな子「対決するんすね……」
すみれ「学園祭でのライブで、全てが決まる」
奏「ラブライブ!に出場できるのは一組だけ……」
四季「千砂都先輩とかのん先輩が決めた事……でも、」
メイ「マルガレーテも冬毬も譲れない目標がある。分かってるけど……」
可可「………?夏美?」
夏美「はっ!失礼しましたですの。ちょっと考え事を……」
可可「今大事な話をしてるんデスよ?」
夏美「聞いてましたですの。冬毬たちと戦う……ですのよね」
陽菜「上海で、一緒にライブしたのにね〜……」
恋「はい。大きな前進だと思ったのに……」
みんなが暗い顔をする。本音は――、
「でも、負けるわけには行かない」
きな子「そうっすよね……」
― 理事長室 ―
理事長「困った事になりました。生徒のみんなは、二組のグループに投票する事に、かなり抵抗があるようです」
かのん「……そうですか」
千砂都「でも、私たち一度ぶつかり合わなきゃいけないんです」
理事長「……生徒の案の中で1番多かったのは、同じ曲を上海の時の様にニ組で歌って欲しいという物でした」
かのん・千砂都「「同じ曲………?」」
理事長「ただ争うのではなく、結ヶ丘のスクールアイドルとして、同じ条件で競い合ってほしいと……そこで―――」
― トマカノーテ Side ―
マルガレーテ「何よそれ!」
夏美(っ!)
夏美は隠れて4人の様子を見ていた。
紗夜(あれ、夏美ちゃん?)
なお、紗夜には気配で気づかれていたが。
かのん「同じ歌を、Liella!と私たちでパート分けしてそれぞれ歌って欲しいってそしてそのライブの結果は、生徒の皆に決めてもらう」
マルガレーテ「なんか、協力しあってるみたいじゃない?」
冬毬「ですが、お互いにとって1番フェアなやり方かと」
紗夜「そうだね。条件は五分だと思うよ」
かのん「ちぃちゃんが、パートの歌い分けを作ってみようって」
紗夜「たとえば、Liella!が1番を歌うからトマカノーテは2番の歌詞……とかですかね?」
かのん「たぶんそんな感じだと思う。実際は少し変わるだろうけど」
マルガレーテ「まってよ、歌う曲はどうするの?Liella!の曲を歌うってことだったら、私たちに不利よ?」
かのん「その辺は抜かり無いよ。せっかくだから、新曲を作ってそれで勝負しようってことに……」
冬毬「ならば条件は……いや、どちらが作るかにもよりますね」
かのん「それなんだけど……2人に頼みがあるんだぁ〜」
マルガレーテ・冬毬「「嫌な予感……」」
― Liella! Side ―
きな子「協力して作る?」
「まあ、それでやっと本当に条件は五分か………」
千砂都「うん。各グループから2人ずつ代表を出して、合計4人で協力して作る。それを2年のメンバーに頼みたいんだ。どうかな?」
きな子「……は?」
千砂都「私たちは今年で卒業。次を担うのは皆なんだから!」
四季「……大役」
きな子「誰が担当するっすか〜!?」
陽菜「きな子ちゃん作詞やってみたら?」
メイ「ああ。良いと思う」
きな子「ええ〜っ!?」
――すると、
夏美「…………………っ!」
ガタッ!!
夏美が勢いよく立ち上がった。
夏美「夏美がやりますの!!」
ライカ「………夏美?」
すみれ「意外な展開ね……」
気圧される2人。
夏美「やってやりますのーー!!」
――放課後、音楽室でマルガレーテと冬毬がLiella!側のメンバーを待っていた。
マルガレーテ「なんでこんな事に……」
冬毬「同感です。………待つのは性に合いません。帰ります」
マルガレーテ「待ちなさいよ。曲作り、かのんに頼まれたんだから……」
冬毬「………………」
マルガレーテ「下級生に任せたい。なら、私たちしか居ないんだから……」
冬毬「今ならその話も無効にできるかと」
マルガレーテ「……アンタ、ひょっとしてLiella!側にお姉さんが来るんじゃないかと思ってんじゃないの?」
冬毬「っ!!」
マルガレーテ「図星ね……」
冬毬「それは………」
すると――
メイ「悪い、待たせた。……宜しく頼む」
夏美「………………」
Liella!側の代表者は、メイと夏美だった。
― つづく ―
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